十勝千年の森

  • 2017.08.17 Thursday
  • 05:56
お盆前のガーデン巡りで、十勝の最後に行ったのが千年の森でした。昨年は洪水被害を受けて、しばらく閉園を余儀なくされたというので、ずっと気になっていた所です。入り口にあるヤナギは、ガーデンショーの時に差し込まれたものがそのまま活着しています。このまま放置していてよいものでしょうか?やはり手入れが必要なのかなぁ?
ヤナギ

森の中の道は、相変わらず涼しくて気持ちがいいのですが、植物にあんまり興味のない方には、ただただ遠い道のりでしかないのでしょうか。植物にラベルでも付いていればまだしも、なんの花だか分からないとなると、どうしてもそういう気持ちになってしまいそうです。こういうところは各ガーデンのポリシーなので、一番難しいところでしょう。咲いている花も、夏から秋に移行している最中で、ツリガネニンジンやミソガワソウなどがちらほら咲いていました。
ツリガネニンジン

開放的なメドウに出ると、いつもながらそのスケールには圧倒されます。一般受けという点では、これも評価の分かれるものになっているのでしょう。ここにもヤマユリがたくさん咲いていました。なんでこんなに人気が出たんだろう?
メドウ

キッチンガーデンはどれももりもり。カボチャやズッキーニがたくさんなっていました。トマトはようやくこれからという感じ。ここの売りの一つ、イギリス風のヤナギの造形的な支柱がつけられています。
キッチン

思ったほど洪水の被害は見当たらないなと思いましたが、帰り道に川に近い道を歩いて行くと、あちこちで大きくえぐられた跡がそのまま残っていました。洪水が荒れ狂っている最中はどんなだったことでしょう…
洪水跡

一番気になっていたのが、ガーデンショーの時に作られてそのまま残されている、ダン・ピアソンの作品でした。近づくに連れたくさんの風鈴があちこちの木の枝に取り付けられ、涼しさを通り過ぎるくらいのにぎやかさ。一体どうやってこんなにたくさんの風鈴を付けたのでしょうか。
風鈴

久しぶりに見た『クロッシング』。やはりガーデンショーの中では白眉の作品でした。制作されてもう5年が経ち、さすがに手すりにはキノコがびっしり着いて、今にも崩れ落ちそうになっていましたが、真下を流れるせせらぎと相まって、見事な存在感を示しています。これを制作した重野さんと太四郎の森の泉さんの腕がなかったら、とても実現できなかった作品でもありました。
ガーデンショー
 (「北海道ガーデンショー」オフィシャルガイドブックより)

ここは流れがまっすぐだったことが幸いして、被害の跡は見られなくてホッとしました。手すりはまた新しくして、これだけはいつまでも残しておいてほしいと思います。
クロッシング

森から出て入り口に向かうと、セグウェイフィールドは大賑わい。ここはガーデンはほんの一部で、様々なアクティビティがメインの施設。気持ちよく時間を過ごせるためには、何が必要なのか、これからの施設造りの方向性を示した場所と言えるでしょう。
セクウェイ

Hana Letter 30号!

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 05:58
藤川さんから送られてくる Hana Letter Magazine がいよいよ30号に。第1号は2012年4月16日発行で、「上川町に新しいガーデンができます。」なんて記事があるので、もうそんなに経ったんだぁ〜と、感慨にふけってしまいました。この頃は毎月発行していたのですね。
ハナレター1号

そして今回の30号。絵のタッチは、変わっていないようで、より特徴が強く表現されているように思います。この5年間に、一体どれだけの絵を描いてきたことでしょうね。藤川さんの絵の特徴は、なんといっても独自の視点からの観察眼にあるのでしょう。私のようになまじ植物をかじってしまうと、もう絶対に植物の見方をフレキシブルに変えることなんかできません。
ハナレター-1
それにしても本当に「売れっ子作家」になったのですね。この秋も全国を飛び歩く日々が続きます。滝野公園では、9月16日〜18日の三連休に、展示とイラスト教室が予定されています。ちょうどコスモスが見頃を迎えているので、好天に恵まれれば最高に賑わうことでしょう。夏の宿題がまだ一枚も描けていないみたいですが、北海道は来週初めには始業式ですからね〜(笑)
ハナレター-2

お盆なので、午後から早めに仕事を切り上げて、親父の遺骨を分骨している東本願寺の御廟に墓参り。そのあと町中まで出かけて、鎌田さんの個展を見てきました。葉書に使っていた阿波踊りがどんなサイズなのか興味津々でしたが、なんと百号を超える大作でした。背景の黒も鉛筆で塗りつぶしているとのこと、想像を絶する作業の積み重ねです。これが約一ヶ月かかったのに対し、左の絵はもっとかかったとのこと。佐渡にあるスギの大木の根元の様子で、いずれも取材に行って、自分で撮影した来たものをベースに描いたとのことでした。
鎌田芳治展

使用する鉛筆は、いろいろ試して結局ユニの2Bに落ち着いたそう。それをナイフで削り、紙で丸めて描いていくという作業の積み重ねでここまで表現出来るものなんですねぇ。大作が三点と、これまで描き溜めてきた小品がずらりと展示されています。20日までやっていますので、町中にお出かけのおりにはぜひ覗いてみてください。
阿波踊

緑のゆび

  • 2017.08.14 Monday
  • 05:58
芽室で給油して、千年の森に向かいました。昨年車を替えた時にハイブリッドにしたら、満タン30〜35リットル程度で、長距離なら800キロ近く走ってしまいます。これだから、スタンドがどんどんつぶれるはずですね。

清水町に入ると間もなく御影なので、ちょっと寄り道して「small garden 緑のゆび」へ。昨年、店が分かりやすいところ移転したというのです。前の店は、昔一度探してとうとう見つけられなかったことがありました…(>_<) 店の前で花の手入れをしている人は、山口さんではないけれど…と、声をかけたら、なんと昨年までコテージにいたSさんではありませんか!ご主人の転勤で十勝に来られたのですが、まさかここで会うなんて〜)^o^(
酒井さん

ほどなく山口さんが見えられて、いろんな話を伺うことができました。この店は、ずっと昔に閉店したストアの跡で、確かに外壁をよく見ると「てつなんストア」と読むことができます。鉄道の南側を鉄南地区というのでした。
鉄南ストア

店の中も陳列棚などはそのまま活用され、運び出せなかった大型の冷蔵ケースは、そのまま改装されて展示棚に変身しています。駐車スペースこそ店の前だけですが、いろんな物が有効に活用されていました。
冷蔵ケース

売られている品物も、よく考えてセレクトされているものばかり。十勝で盛んに作られているナタネの油を絞った油かすをボカシ肥料にしているものや、地元の製糖工場で使用される濾過材の牛の骨を、焼成してできた「骨炭(こったん)」など、単に肥料効果を求めるだけでなく、地域性にもかなりこだわった品が並べられています。
油かすと骨粉

いったん花や芝生を植えられから土壌改良をしようとすると、大変な手間がかかってしまうので、つい尻込みしてそのままにしてしまいがちですが、この「スーパーグリーンフード+農研1号」は、上に撒いておくだけでも効果が発揮されるという優れもの。さすが農業大国十勝には、こういう会社がいろんな工夫をして、ユニークかつ効果的な製品を作っているのですね。
土改材

園芸材料だけでなく、蕎麦茶やソバのハチミツ、豆製品など、十勝の品のオンパレードでした。この地域「ビレッジ御影」のおすすめマップやFacebookも作って、地域の情報発信センターになっている様子。こういう方がいる地域には、自然とユニークな人材が集まってくることでしょう。
そば茶

ちょっとびっくりだったのは、苗のコーナーに‘斑入りイワミツバ’が鉢物で展示され、昨年道条例によってフランスギクと共に指定外来種に指定され、扱いには注意が必要なことがしっかりと説明されていました。今回の指定には入っていませんが、危険だと思われるリシマキア・キリアータ‘ファイアクラッカー’も、同様に慎重な扱いが必要と明記されています。
斑入りイワミツバ

園芸店が目指すべき方向性を、しっかりと見据えられた様々な取り組みに、あれこれ感心させられることばかり。山口さんのご活躍をこれからも期待したいです〜

夕暮れの紫竹ガーデン

  • 2017.08.13 Sunday
  • 06:10
ヒルズで結構粘ったので、夜までにあと一つ大事なところに行かなきゃと、紫竹ガーデンに車をすっ飛ばしました。霧雨が降っているし、足元が悪いだろうと長靴を履いて園内に入ろうとしたら、なんと紫竹さんが車を洗っていました。何もこんな天気の悪い日に…と言ったら、気になる汚れがあると、すぐにやらなきゃ気がすまない性分なのよねぇと店内に拉致されてしまいました。
洗車中

よく来て下さったと、ハーブティーを入れていただき、いろんな話に盛り上がりました。平成元年62歳の時にガーデン造りを始めたので、あっという間に29年も経っちゃったのよ〜とあっさりおっしゃいました。ガーデンの真ん中にある白樺5本以外は、すべてそれから植えたものだというので、29年の重みはやはりすごいです。
ハーブティー

すっかり話が盛り上がってしまいましたが、暗くなる前にガーデン見てきますとお断りして、ようやくガーデンへ。目の前の広場には、今年作ったばかりというレイズドベッドのミニチュアガーデンが、三つも置かれていました。ここは特に外国人観光客に根強い人気があるので、その方達に特に人気が高いそう。10ヶ国の挨拶とその国の歌を覚えていて、いつも帰りの時に挨拶しているとのこと。紫竹さんのもてなしの心は、本当に素晴らしいです〜♪
ミニチュアガーデン

あちこちにオリエンタルリリーが咲いていましたが、中にヤマユリも植えられており、最近これに人気が出ているのでしょうか。
ヤマユリ

宿根ボーダーは夏花が絶好調で、これにダリアの花が加わればさらに賑やかになることでしょう。これだけ圧倒的な植栽があると、誰だって満足させてくれる力があります。
宿根ボーダー

この花壇の一番奥に、見晴のきく小さな丘があるのに初めて気がつきました。そこから見晴らしてみると、細かい雑草なんて気にならなくて、とてもいい感じに見えるのです。こういう場所も必要なんですねぇ。その脇に2mくらいのサンショウバラを見つけました。花の咲いた形跡がないのであとで聞いてみたら、こんなものに気付いてくれたのは先生が初めてだわ。植えて10年一度も咲かなかったので、もう切るからねと脅したら、翌年素晴らしい花が咲いたのよ。ところがその後2年また咲かなくなったのはどうして?と聞かれてしまいました。そんなこともあるのですねぇ。脅しは二度目は効かないだろうし…(^^;)
見晴台

バラとクレマチスの花壇の脇に、ずらりとノリウツギ(多分ライムライト)が植えられていました。こんなにたくさんあったのですねえ。ここもやっぱり花木類の剪定を全然やっていないので、枝がぼうぼうに…ちょっともったいないです。
ライムライト

アイスの小屋の前にギョリュウがあるのに気づきました。十勝では二回しか咲かないそうですが、ここには本当にいろんなものが隠れているものです。来年はいよいよ30周年。盛大にお祝いしなくては。いつまでもお元気でいて下さいね。たくさんの楽しいお話ありがとうございました〜
ギョリュウ

スキルアップ研修(その3)

  • 2017.07.18 Tuesday
  • 05:54
スキルアップ研修の三つ目の訪問先は、恵庭市にある銀河庭園。この三つを1日で回るのですから、かなりぜいたくなバスツアーと言えるでしょう。あの暑さの中、一日しゃべり続けるのはなかなか大変でしたが…(^^;)

銀河庭園ではちょうどバラまつりの真っ最中。こちらの到着予定が14時30分だったのに、なんと「吉谷桂子さんと巡る銀河庭園」ツアーも同じ時間スタートでした。バスの到着が少し遅れたので、入り口でのバッティングは回避できましたが、このままではすぐに追いついてしまいそう…
入り口

そこで、左の道からブラック&ホワイトガーデンに入り、オーチャードからメイズを抜けて先回りすることにしました。メイズではキバナカワラマツバ?が見ごろで気持ちよかったです。
メイズ

それからローズガーデンのミストを浴びて一息つき、ボートレースガーデンへ。このルートはあんまり日陰がなくて大変でしたが、デザイン的にも植物的にも見どころが多いので、みなさんも楽しまれたのではないでしょうか。
ボートレースガーデン

丘のゾーンの入り口に当たるドラゴンガーデンは、全貌がよく把握できる見晴らしスポットから見ていただきました。ここも吉谷さんのリニューアルポイントになるので、どのように変わっていくのか楽しみなところです。
ドラゴンガーデン

丘のゾーンは個々のガーデンががっちり組み合わされているけれど、そのすき間にうまくビスタラインが通っているので、歩いていてもいろんな発見があるのが楽しみなところです。このあたりの造り方がさすがです。
ビスタ

廃材で作られた作品群は、いつ見ても楽しいです。オーナーの庄司さんは結構波瀾万丈の生涯を生きた方でしたが、こういうアーティストを、いろんな所で見つけてくるところがすごかったと思います。
サルベージ

8の字型の経路でロズビィのバラ園まで来ると、ほどよい木陰で一息つけました。ちょうど吉谷さんのツアーもここで終了だったので、せっかく北海道に来ていただいたのに、こんなに暑くてすみません〜とお詫びしておきましたが…(^^;)
ロズビィのバラ園

最後にようやく、現在吉谷さんの手がけているフラワーボーダーを見ることができました。こういう形でリニューアルを手がけるのは大変なことだと思いますが、どんな変化が生まれるのかとても楽しみです〜
フラワーボーダー

予定時分ぴったりに札幌に帰着。札幌ほどではなかったにせよ、暑い中の移動とガーデン巡りお疲れ様でした。何かしら得るものがあれば幸いです〜

スキルアップ研修(その2)

  • 2017.07.17 Monday
  • 05:51
二番目の訪問先は、同じ苫小牧市内のノーザンホースパークにあるK'sガーデン。どう見ても千歳市内と思われがちですが、苫小牧の北端に位置しています。相変わらずバスがずらりと並んでいる駐車場で下り、シラカバの小径を抜けてガーデン正面に向かいました。アニバーサリーのお馬さんのモニュメント。こういうのは、観光客には絶対に必要なものでしょう。
アニバーサリー

ガーデナーズハウスの前には、チーゼルがたくさん植えられていて、みなさん恐る恐る触っていました。とっても面白いけれど、とっても痛い植物です。
チーゼル

三尺バーベナはまだ咲き始めなので、まだモリモリ感が出ていませんが、色といいこのユニークな草姿といい、こんな便利で植栽効果の高い素材はなかなかないでしょう。
三尺バーベナ

バラ園のバラは、一番花が終わりかけでしたが、真ん中に植えられているクラウンベッチにみんなの目が注がれていました。これもなかなか便利な素材です。
クラウンベッチ

シーズンズも、花の切り替わり時期のためちょっと花が少なかったけれど、植え替えられたばかりなのですっきりしていました。それにしても、大きな木がたくさん枯れているのはどうしてなんでしょう?
シーズンズ

さすがにカンカン照りの中を歩くのがつらくなり、木々の中を抜けてシェードの道を進んでいきました。回りに植えられた高木や低木がびっくりするほど大きくなってきて、すっかり落ち着いた雰囲気になっています。やはり10年を越えると、一つの節目がやってくるようです。
シェード

昼食は、ガーデンのレストランではなく奥にあるバックヤードグリルで。みなさん肉を焼いてもりもり食べておりましたが、食の細い私は一口いただいただけ。こういう時にはしっかり食べないと、夏バテするかなぁ…(^^;)
バックヤードグリル

ロータリーの中には、ほとんどの方は気がつかないで通り過ぎてしまいますが、勇払原野に自生している野草のコーナーがあります。ちょうどウラジロタデが真っ白な花を咲かせていました。珍しくこの苗を作っている業者さんがいたので、昨年滝野公園に植えておきましたが、これは本当にいいものですよ〜
ウラジロタデ

スキルアップ研修(その1)

  • 2017.07.16 Sunday
  • 06:10
昨日はガーデニング検定合格者のスキルアップ研修で、道央地区の三つのガーデンを巡るツアーがありました。こんな暑さなので、キャンセル続出かと思いきや、ちゃんとみなさん集合して出発。札幌市内よりは絶対に涼しいはずっ!と励ましながら、最初の訪問地であるイコロの森に向かいました。毎度不安になるような長いアプローチですが、涼しげな緑陰が迎えてくれるのがありがたかったです。
アプローチ

ちょうどバラが見ごろということもあるけれど、やはり涼しいうちにと、朝からけっこうな来園者がありました。毎度のことながら、靴を履いたまんま入ってもいいのでしょうか?と聞きたくなるほどの素晴らしい芝生です。
芝生

バラ園は本当にもりもり。この陽気で一気に咲いてきたようで、少し後に取っておきたいくらいでした。
バラ園

自分では絶対に植えたくない棘だらけのメギも、ここでは自由奔放に枝を伸ばさせてもらっているので、格好のアクセントになっています。
紫メギ

前にも聞いたけどすっかり忘れてしまった、ウラジロタデ(Aconogon sp.)の仲間の園芸品種。ホワイトガーデンももりもりになっています。ただ、侵入木であるヤマグワなどが放置されているのがもったいなく、あとでガーデナーのTさんにそれとなく文句をいっておきました〜(笑)
ペルシカリア

ウッドランドガーデンでは、自生のスズダケの開花が見られ、もう花は終わって果実が稔ってきているのを確認してもらいました。以前この近くで調査した時にも、開花後に大面積で枯死していたので、この辺りのスズダケもかなり衰退してくるかもしれません。
スズダケ

90mの超ロングボーダーは、ちょうど木もれ日を浴びて、しっとりした雰囲気になっていました。部分的にどんどん植え替えを進めているので、また違った雰囲気に生まれ変わっていくことでしょう。
宿根ボーダー

一回りご案内してしばしの自由時間には、さっそくアイスを食べる人もおりましたが、やはり木陰が一番と、芝生の特等席に集まっておられました。どこが居心地がいいのか、やはりちゃんと分かるところが面白いです〜
緑陰

暑い十勝

  • 2017.07.13 Thursday
  • 06:00
昨日の朝5時の気温は、24.8℃と熱帯夜寸前でしたが、今日は21.4℃とかなり涼しくなりました。でも最高気温は32℃の予報なので、今日も汗を絞る一日になりそうです。そんな昨日は所用で十勝へ。午前中は曇っていてそんなでもなかったけれど、午後になるとやっぱりかんかん照りになって、猛烈に暑くなりました。今回の暑さは、前線に向かって南から湿った風が吹き上がるため、蒸し暑いのが特徴になっています。

午後からせっかくなので六花の森に寄ってみると、入り口の案内サインに、「ハマナシ」と訂正されているので、あれ?確かショップの名前もハマナスだったのにと思ったら、こちらもハマナシになっていました。
ハマナシ

日向を歩いている人はほとんどおらず、日陰を求めて移動している人ばかり。この時期に咲いているのは、ヤナギランやヤマブキショウマ、エゾノシモツケソウなどで、日向に咲き誇っている「ハマナシ」は、さすがに誰も見る人はおりませんでした。今年はどこもハバチのような虫に新芽をやられて、一番花はほとんど咲かなかったけれど、それから伸びた二番花は虫の発生時期とずれるため、このようにちゃんと咲いてくれています。
花

ハマナス−ハマナシ論争は昔からあるもので、ハマナスが定着しているとはいえ、こだわる人はハマナシで通せばいいと思います。私も「ヨシ」なんて変な名前は使わないで、「アシ」で通していますから。『豊葦原瑞穂の国』が『豊ヨシ原瑞穂の国』ではさまになりませんからねぇ…
サイン

園内で一番気持ちのよかったのは、なんといっても端っこを流れている川縁です。このまま足を突っ込んで涼んだら、気持ちいいだろうなぁ…と心底思ってしまいました。
河畔

帯広に向かって戻る途中、「十勝ヌップクガーデン」の看板が見えたので寄ってみることに。「ヌップク」とはアイヌ語で「野原を流れるもの・川」という意味なんだそうです。けっこうな規模ながら、入園無料で人気を集めているという話は何年も前から聞いていたのですが、ついぞ寄ることがありませんでした。
ヌップク

レストランの脇から、あんまり入り口らしい雰囲気のない感じで園内に入ると、目の前に滝が流れ落ちていました。この落とし方だと、レストランから見ると相当違和感があるのでは…という感じ。池にはニシキゴイやニジマスが泳いでいるものの、護岸のコンクリートがむき出しのまんまで、ちょっと興ざめでした。
滝

洋風庭園があるので覗いて見ると、パーゴラの突き当たりに怪しげな石像があるばかり… この頃が暑さのピークだったこともあり、頭はくらくらするわ、カメラもかなりよれてしまいました。
西洋庭園

一番奥のバラ園にたどり着いたところが、地上部がほとんど冬枯れでなくなり、地際から伸びたシュートに花が咲いておりました。まぁアナベルみたいなものと考えればよいのでしょう。
バラ園

最も豪華だったのが群植されている宿根フロックス。色はまだピンクのみ咲いていましたが、いろんな色がありそうだし、途中の園路際には、背丈ほどの超高性のものも植えられていました。十勝にはなんとも不可思議なガーデンがあるものだなぁ〜という印象を受けてしまいました。
フロックス

大通公園

  • 2017.06.26 Monday
  • 05:57
予定では昨日から、恒例の大島調査に出かけているところでしたが、あいにく海況が悪くて船が出せないため、一日延期になりました。このため、わやくちゃになっていた部屋の片付けやら書類の整理やら、調査の荷造りをじっくりやることができました。今回は完全な無人島状態ではなく、既に現地で工事が始まっているので、ご飯も風呂も付いている、ちょっとぜいたくな環境です。といっても離島には違いないので、絶対に忘れ物のないように準備ができて何よりでした。

土曜日は、午後から大通花壇の審査会がありました。この審査員になってもう20年以上になるので、そろそろ辞めさせてくれとお願いしているのですが、なかなか許してくれません。とてもいい花壇ばかりならやりがいもあるのですが、溜息の出るようなものもあるのです…
大通花壇

ここは3年市長賞を取ったので、2年間審査対象から外れる参考花壇。それでも手を抜かないで、しっかりした花壇を作っていました。狙いをしっかり定めてデザインしているので、好き嫌いはあってもレベルは高いのです。
市川造園

ここも毎度斬新なアイデアを提供してくれるところ。今回はエアプランツを多用して、思いきり立体的な花壇を作っていました。
四宮造園

ちょうど花フェスタの開幕に当たったため、各丁目にはいろんなブースが並んでいました。5丁目には道内の農業系高校生による「ガーデニング甲子園」。こちらの審査の方がやりがいがあるんだけどなぁ…(^^;)
高校生

各校とも、毎度いろんな工夫をした素晴らしい花壇を作っているので、こちらはぜひご覧になっていただきたいと思います。
岩農

6丁目では、恒例の日本ハンギングバスケット協会北海道支部による展示。ひょっとして、ミニチュア鉄道でも走っているかと、そおっと覗き込んでしまいました…(^^;)
ハンギング

いつもより少し狭くなったかな?と思いましたが、相変わらずレベルの高い作品がずらりと並んでいます。いわゆるハンギングよりも、このようなタブロータイプのものが増えたなぁと感じます。
タブロー

こちらのコーナーには、さらに凝った展示が。こういうものをなんと呼ぶのか分かりませんが、ここまで仕上げるのに一体どれだけ手間をかけたのでしょう。審査の合間にチラッと見るだけだっので、島から帰ってきたらまたじっくり見に来なくては。
ファンタジー

ということで、今日から四日ほど渡島大島に出かけてきます。調査に行き始めて今年で28年目。避難港完成まであと4年だそうですから、もうひと踏んばりというところ。戻るまで更新ができませんので、よろしくお願いします〜

花盛りの横浜

  • 2017.05.23 Tuesday
  • 05:50
ミュシャ展を見終わって、やや放心状態で渋谷に行き、さて4時の飛行機までどこに行こうかしばし思案ながら遅い昼飯をかけこみました。羽田に近いところとなると、やっぱり学会で横浜市の方が宣伝していた都市緑化フェアを覗いてみるかと、東横線で一気に元町まで。会場はあちこちに分散しているため、とても全部は見て歩けないので、眺めのよさそうな港の見える丘公園に行くことにしました。入り口のぐったりした花壇を見て、ここで大丈夫かなぁと不安になりましたが、時間もないことだしと、右手に見える階段を上り始めると、一体何段あるんだぁ〜と汗が噴き出してきました。
入り口

木陰なのがまだ救いですが、途中で休んでいるお年寄りをたくさん追い越して、ようやく上の広場に到達。するとここはハンギングバスケット協会会員が作っているエリアでした。こちらもやはりミニチュアガーデン。全国的に会員の中で流行っているのかな?
HBM

これはやはり、ジオラマモードで撮らなくてはと、切り替えてみると、ちゃんと奥行きが出てうまく写っておりました。
ミニチュア

さすがに車や人はおりませんでしたが、これだけの規模で作るのはかなり大変だし、建物は本物の洋館のミニチュアになっているので、カメラマンが群がる人気スポットになっていました。
ジオラマ

肝心のハンギングバスケットは、会期も終了間近(〜6.4)だし、この暑さでさすがにぐったりしていましたが、設置場所がベンチの後ろのものは、日陰を求めてぎっしりとベンチが占められているのでよく見えず、ベンチ際の植え込みはお尻の下敷きになっているものもあり、なんともいたわしい状態でした。
ハンギング

その奥はずっとバラ園が広がっています。市の花がバラだけに、普段から相当力を入れて造られていたところに、一年草や球根、宿根草を間にこれでもかと詰め込んでいるので、超豪華版のバラ園になっていました。
バラ園

黄色のつるバラがこんな風になるなんて…と、うらやましくなるような風景です。黄色系は寒さに弱いものが多いので、道内ではなかなか厳しいでしょう。
つる

地形差がある上、あちこちにある建物は本物やそれらしく作られた洋館タイプだし、コニファーや景観樹もしっかり配植されているので、どちらを向いても絵になる風景。ここでは落差を活かしたイタリア風の露段式庭園にバラが組み込まれていました。
テラス

シンメトリーに配置された整形式のバラ園では、ポール仕立てのバラが満開となり、むせかえるような空間となっていました。藤川さんもこんな所で麦わら帽子かぶり、せっせとスケッチしているのかなぁ?なんて考えてしまいました。
ポール仕立て

この花が終わったあとは、梅雨と猛暑の夏に入り、秋遅くまでバラ園に立ち寄る人もいなくなるのでしょう。その前の盛り上がりは、道内では絶対に味わえない迫力があります。本州のバラ園は、今頃どこもこんなに盛り上がっているのでしょう。もう少ししのぎやすい気温で見たかったなぁ…と思ってしまいました。
アーチ

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM