秋の陽殖園

  • 2017.09.18 Monday
  • 05:46
昨日は北海道造園懇話会の現場見学会で、滝上町の陽殖園まで行ってきました。会員の集まりが少なかったために、このブログで参加を募ったところ、なんと20名近くの参加者が集まり、賑やかなツアーになりました。札幌からだと片道3時間半の運転はなかなか大変なので、行きにくかった方が多かったようです。車は予定の時間通り浮島ICで高速を下り、浮島トンネルを抜けたあたりから、少し早い昼食をいただきました。
弁当

ここから滝上町までの国道は、北海道らしいまっすぐな直線道路が続き、運転していても気持ちのいい道路です。50人乗りの大型バスは、制限速度をきっちり守り、自分で運転するより楽だなぁとしみじみ思ったツアーとなりました。
滝上

滝上の道の駅でトイレタイム。ここで梅木さんが合流して、一緒に陽殖園に向かいました。長い坂道を登って行くと、駐車場には車が四台。ナンバーを見ると、道内のいろんな地域からやってきています。武市さんには簡単に挨拶していただき、園内のガイドは私がやることに。順路と見どころをマークしたマップを作ってもらったので、それを見ながらの案内となりました。
武市さん

園路が狭く、42名もの参加者なので列が長〜く伸びてしまうため、なるべく園路の分かれ目や膨らんだところでの案内となりました。それでも声が聞きづらかった場面があったかもしれません…m(__)m ハギがあちこちで満開になり、斜面では花のシャワーになっているので、初めての方はきっと感激されたことでしょう。
ハギ

昔の井戸のあたりでは、一面樹木が伐採されてすっかり明るくなっているのにびっくり。あとで聞くと、昨年から今年にかけて伐採したそうです。日当たりのよくなった斜面には、いろんな植物の苗が植え込まれていて,新たな魅力づくりに励んでいる様子でした。
井戸の跡

小島池の滝が,どのようなしくみで流れているのか、いろんな造園技術者がいるにもかかわらず、その秘密が解明できませんでした。武市さんにとっての企業秘密なので、絶対に教えてくれないのです。
小島池

最後にトンボ池からエリカ山を通って入り口に戻りました。所要時間1時間40分なので、ちょうどいいペースで回ったことになります。入り口でしばし懇談し、記念撮影してお別れしました。みなさん聞きたいことはたくさんあったようですが、それは来月の支部大会の講演で詳しくお話が聞けるので、続きはそちらでどうぞ。
エリカ山

再び道の駅でのトイレタイム。買い物をしたりソフトクリームを食べたり、こちらもみなさん満足されたようです。本当は帰りに森のガーデンに寄りたかったのですが、時間的に厳しいので断念。後ろ髪を引かれる思いで帰途につきました。
道の駅

大沼エプイ

  • 2017.09.14 Thursday
  • 05:59
昨日は道南の現場回り。その一つ「大沼鶴雅オーベルジュエプイ」は、昨年夏にオープンして、まだ一度も見たことがありませんでした。手前にある線路際の駐車場に車を置いて、ガーデンの入口から。ここのアプローチは、フッキソウと銀葉のラミウムを縞状に植えており、かなり雰囲気は出ていましたが、あちこち枯れが目立つ状態でした。大沼の黒土はねばねばどろどろで、農業でも手こずる面倒な土。これには参りました。
アプローチ

ここの目玉の一つであるドレスガーデンは、花いっぱいではなく、多肉やグラス類の地味目なドレス。これは私の植栽ではありません。
ドレスガーデン

その横にしつらえられたハーブテーブルは、様々なハーブを楽しみながら食事ができる特等席になっています。
ハーブテーブル

ちょうど午後の休み時間だったので、レストランの個室から中庭を見せていただきました。元々ある鉄道防雪林を背景に、ハウチワカエデやヤマボウシなどが、額縁効果でうまく収まっておりました。
レストランから

右手にあるホテルの入口には、函館のK造園にお願いして植えていただいたコンテナが、両側にうまく収まっていました。しっとりした雰囲気なので、ちょうどいいアクセントになっています。
コンテナ

バーの奥から外に出ることができ、以前はそのデッキからバードウォッチングなどができるようになっていました。ところがその奥の沼の方までずっと木道が延びていたのでびっくり。あちこちの役所との折衝を重ねてなんとか許可を取り、このデッキを造ることができたそうです。
木製デッキ

折悪しくにわか雨が降ってきたのでゆっくりできませんでしたが、このデッキでの特別なメニューも用意されているとか。まだようやく一年ですが、着実に人気スポットになっていきそうです。
湖岸

研修旅行

  • 2017.09.10 Sunday
  • 06:04
昨日は、滝野公園フラワーガイドボランティアの研修旅行で十勝に行って来ました。本当は昨年に予定していたのですが、折悪しく台風の来襲により交通が寸断され、ガーデンにも被害が出たために、一年延期したものです。真駒内で半分、大通のNHK前で残り半分乗車し、一路十勝に向かいました。トマムくらいまではどんよりしていたのですが、峠を越える頃にはピーカンに晴れて、さすが十勝です。
トマム

事故や渋滞もなく、予定より10分早く真鍋庭園に到着。入口はすっかりハロウィンモードになっていました。勝手知ったる場所なので、私がガイドをやりながら、のんびりと園内を見て歩くことに。
真鍋庭園

植物に興味のある方ばかりなので、とても熱心に見ていました。ここのブッドレアの方が樹形がコンパクトだし、滝野公園にない色なので、みなさんの要望が高かったです。それにしても今年はクジャクチョウがたくさん発生し、ここでも乱舞していました。
ブッドレア

ここも平らなところにあるガーデンだけに、視線の変化には十分心得ており、びっくりするほど高い展望テラスがあります。ここから見れば、確かに地上の印象とは違って見えるから不思議です。50周年イベントでは、高所作業車を用意し、15mと30mの高さからガーデンを俯瞰するイベントもやってましたが、怖いけれど見てみたいですねぇ。
展望台

社員のみなさんで造ったツリーハウス。これは森のガーデンでも十勝ヒルズにもほしい施設なんですが、なかなか手が回りません… 場所と資材を提供しますので、誰か造ってみたい人はおりませんかねぇ?
ツリーハウス

真鍋庭園からは10分ほどでヒルズに移動。昼食には少し時間があったので、支配人から園内の概要を解説していただきました。丸勝という豆問屋が、なんでガーデン経営をすることになったのか、みなさんにも納得していただけたようです。
支配人

昼食は四分分度でいただきました。男性陣はみんな豚丼定食、私と女性陣は豆御膳でした…(^_^;) みなさん豆ドレッシングが気に入ったと見えて、帰りにたくさん買い求めいただきました。午後からさっそく園内に出ると、スカイミラーのブルーサルビアは、強風被害もなく今が絶好調。日高山脈は霞んでいましたが、素晴らしい景観を楽しんでいただけました。アルフレスコのゆったりとした宿根ボーダー、たくさんのバラが咲いているローズガーデンと見て歩き、すっかり変わったガーデンを確認していただきました。以前の日新の丘時代しか知らない方や、工事の真っ最中に来た方など、いろんな時期に来ている方ほど、その変わりようにびっくりされていたようです。
スカイミラー

せっかく来たので、やはりビッグファームへご案内。かわいい瓜ん坊と、巨体を揺すってぶひぶひやり合っている親ブタとのコントラストが面白かったようです。
マンガリッツァ

この頃が暑さもピークになったようで、日向では少し汗ばむほどでした。さすが十勝という感じ。アニーカ、トンボ池、フラワーアイランズとご案内し、あとは自由散策にしましたが、やはりポタジェに興味を持たれる方が多かったようです。しゃべり続けて声が涸れ、喉もからからになったので、私もショップに駆け込んで、アイスを食べてクールダウン。コリウスの色と同じだなぁ。
アイス

みなさんショップでいろいろ買い込んでいただき、エントランスサインで記念写真を撮して帰途につきました。みなさん長くガイド活動を続けられ、しっかりした観察眼を持っている方達なので、どんな反応を示すのかびくびくものでしたが、十分満足されてホッとしました。規模は違うけれど雰囲気はよく似ていると思います。伸びやかで居心地のいい空間づくり。これからもますます磨き上げていかなくてはと、改めて思ってしまいました。

陽殖園へのツアー

  • 2017.09.06 Wednesday
  • 05:56
先日お伝えした通り、今年の造園学会北海道支部大会では、陽殖園の高橋武市さんをお招きして、講演いただくことになりました。道内の造園関係者が集う『造園懇話会』という歴史ある団体では、それに合わせて今年の現場見学会を陽殖園に設定しております。ところが、今一つ申込みが少なく、まだバスに余裕があるものですから、会員以外からも参加者を募ることになりました。
看板

ただし、全くの一般者をバスに乗せることはいろいろ面倒になるので、あくまで会員の(私の!)同伴者に限らせていただきます。なかなか行きづらい陽殖園に、私のガイド付きで、しかも3,000円の費用で行くことができます。人数が限られておりますので、打ち切りになってしまうかもしれません。是非お早めに申し込んで下さい。


    平成29年度「現場視察見学会」開催のご案内

 残夏の候、会員各位におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、平成29年度「現場視察見学会」のご案内をいたします。
 詳細は次のとおりです。ご参加くださいますようご案内いたします。

                 記

  日  時:平成29年9月17日(日) 7時45分 集合
  集合場所:JR札幌駅北口広場(貸切バスターミナルから出発) 北都交通(造園懇話会)
  定  員:50 名(定員になり次第、締め切ります。)
  見学場所: 「陽殖園」 所在:紋別郡滝上町あけぼの町
         8:00出発 (昼食:バス内)
        11:30到着「陽殖園」(滞在時間約2時間)
        13:45出発 17:30到着 JR札幌駅北口広場
  参 加 費:見学会のみ参加 @3,000円(バス代、昼食代、入園料、保険代を含む)
       参加費は当日の車中で頂きます。(釣り銭のないように)
  申込期限:9月11日(月) 12時まで
  申 込 先:((一社)北海道造園緑化建設業協会内 北海道造園懇話会) (事務局:古瀬さん)
        電 話(011)221-4451 FAX(011)232-5611

       申込みに際しては、「笠の紹介です」と必ず伝えて下さい。

  そ の 他:(1)バス利用のため定員 50 名になり次第締切ります。
       (2)雨天決行(雨の場合、傘はもちろん、合羽、長靴がお勧めです。)
       (3)参加資格は会員及び同伴者、会員の指導する高校生・大学生等
       (4)申込後に欠席の場合は、必ず事前に連絡ください。

申込みは、この申込用紙を画面から保存して印刷の上、必要事項を記入してFAXするか、こんな内容を別途記入の上、必ず「笠の紹介です。」と添えてFAXして下さい。
申込み

天候は私のことですから全く保証できませんが、ハギが咲き誇る季節なので、いろいろと見どころが多いです。なかなか行きにくいところなので、いいチャンスです。遠慮なくお早めに申し込んで下さい。よろしくお願いいたします。
入り口

月形番外編

  • 2017.09.04 Monday
  • 06:03
月形への移動は2時間以上かかりましたが、せっかくの小旅行。しっかりと楽しむことにしました。岩見沢までは各駅停車で、ロングシートの735系電車だったので窓が広く、のんびりと沿線の風景を楽しむことができます。40分かけてようやく岩見沢に着くと、昔のままのレールでできた跨線橋を渡ります。マニアはこのレールの刻印を仔細に調べ、明治初期の外国製のレールを見つけては喜んでいるのです。
跨線橋

岩見沢駅は何度も利用したことがありますが、いつも夕方か夜なので、明るいときに見たのは初めてだったような。いろんな賞を受賞した開放的で明るい駅舎です。
岩見沢駅

駅前には、岩見沢市のシンボルフラワーであるバラが、たくさんの花を咲かせていました。あんまり被害を受けていないようだったので、あとで工藤さんに聞いたら、建物近くで雪が吹きだまったりして、ほとんど傷まなかったそうな。
駅前のバラ

いわみざわ公園で熱心な活動をしているボランティアの「トムテ」のみなさんが、ここでもしっかりと管理を続けています。当然無農薬で管理しているでしょうに、全く病気が出ていないのです。
トムテ

45分もバスに揺られてようやく月形に到着し、道の向こう側にある月形小前の花壇を見てきました。毎年月形花倶楽部の方々が植え込んでおり、今年は雨が多かったと見えてあまり花も傷まず、信号待ちのドライバーの目の保養になっていることでしょう。
月形小前

旧店舗前の細長い植樹ますには、ベゴニアの回りにマツバボタンが咲いていました。これは以前手稲の曲長(かねちょう)通でやられていて感心し、フラワーマスターの講習会でいつも紹介しているやり方です。マツバボタンはぱらぱらタネを播くだけでいいし、乾燥に強いので環境的にもばっちりだし、ベゴニアにとっても根元回りを隠してくれるマルチング効果もあるのか、とてもよく育ってくれるようです。
マツバボタン

この辺りで何カ所もイモカタバミが咲いているので、月形で流行っているのでしょうか?近縁のムラサキカタバミは、木子(きご)を振りまいて厄介な雑草になってしまいますが、こちらはそれがなく、花の芯が濃いのでよく目立ちます。最近あちこちで見かけるようになりました。
イモカタバミ

国道から見た旧店舗。ナツヅタが生い茂り、さらにノブドウが絡まっているのでしょうか。現店舗の賑わいに比べて、ちょっと哀愁が漂う風景になってしまいました。昔ハウスが建っていた看板の左手、ご両親の家の隣で工事が進んでいるのは…?
旧店舗

十勝ガーデン巡り

  • 2017.09.01 Friday
  • 05:49
ヒルズでの仕事が終わって帯広にそのまま泊まり、昨日は森のガーデンのガーデナーズ研修で、十勝のガーデン巡りを行いました。7時半にホテルのロビーでおち合い、さっそく南に向けて出発。紫竹さんに行く途中なので、十勝ヌップクガーデンを覗いてきました。今の見どころは宿根フロックス。中でも生垣風に仕立てられているこの品種は、高さが2m近くになり、花も結構きれいだけど、私たちのガーデンではちょっと使えないでしょう…
フロックス

紫竹ガーデンに着くと、朝食付きコースがちょうど終わったところで、紫竹さんもたくさんのお客さんに囲まれておりました。初めに話し込むと時間がなくなるので、さっそくガーデンに。お盆前に来た時には、ダリアの花がほとんど咲いていなかったものが、あちこち満開になってとてもきれいです。花がら取り部隊がどんどん作業をしていて、かなりすっきりしていました。
紫竹ガーデン

園内を端から回っていると、向こうからカートもどきに乗った紫竹さんがお孫さんと現れました。最近は,これを押しながら園内を回っているのだとか。いろいろ教えてよ!というので、そのままカートに乗せて園内の分からない植物や管理方法などを説明していきました。こんなチャンスなんて滅多にあるものではないので、とても楽しかったです。
紫竹さん

園内を一回りしたあと、ゆず茶やハーブティーをいただきながら、しばし懇談。ガーデンの運営のこと、ガーデン街道のこと、いろいろここには書けないことまで、たくさんのお話を聞くことができ、ガーデナーのみなさんにも大変有意義だったのではと思います。
懇談

今度は再び十勝ヒルズに移動。珍しく二日連続で行ったので、なんか変な気分でした。ヘッドガーデナーのTさんに、作業や管理,植物などのことまで、あれこれ説明を受けながら、園内を回って行きました。どちらも私が管理指導をしているのですから、似ているところ違っているところがたくさん見つかって、かえって面白かったのではないでしょうか。
ヒルズ

ヴィーズで昼食を取った後、最後にヒルズの売りの一つあるポタジェの案内を受け、話が盛り上がっていました。確かに森のガーデンは、こういう植物との接し方楽しみ方を、あまり提供できていないかもしれません。
ポタジェ

予定時間を少しオーバーして、あわてて十勝千年の森に向かいました。災害復旧工事のため、先日通れた道路が通行止めになっており、少しロスをしてやっと到着。こちらもヘッドガーデナーのSさんに案内いただき、アプローチの森についてあれこれお話を伺うことが出来ました。開園から十年ずっと植物を見てきているので、その間に起きていることをしっかり把握している観察眼はさすがです。
千年の森

現在しきりに植え替え中のメドゥガーデンでは、それぞれの植物の特徴や維持管理の方法を、惜しげもなく懇切丁寧に教えていただきました。ここまではこだわれないよなぁ…というレベルは、さすがダン・ピアソンと密にやりとりしながら管理しているだけあります。
メドゥ

ガーデンそれぞれの特徴を十分に発揮させることはもちろんですが、維持管理していく上でのポリシーをしっかり持つことの大切さを教えられたガーデン巡りとなりました。忙しい中ご案内いただいたみなさまには、心より感謝致します。

浦河の花風景

  • 2017.08.29 Tuesday
  • 05:59
フラワーマスターの講習会では、午前の部をやっている間、受講者の方々が普段活動をしている場所を見せていただき、ピンポイントでアドバイスができるようにしています。最初に訪れたのは、町の中心部の背後にある「ルピナスの丘」。ここは受講されているSさんご夫婦が、18年かけてササやイタドリを掘り起こし、少しずつ花を植えていったのだそう。眼下に見えるのが浦河港で、会場の文化会館はこの真下になります。
ルピナスの丘1

そのロケーションの素晴らしさもさることながら、植えられている植物たちのセレクトも的確で、なんにもアドバイスすることなんかありませんでした。大きく育つヘリアンサスやロシアンセージなどが、しっかりと存在感を放っていました。ルピナスがだんだん青ばかりになっていくのが困っているとのこと。これはどこも同じでしょう。十分観光名所になりそうなガーデンでした。
ルピナスの丘2

次に向かったのは浦河駅前。運休して2年目になるけれど、なんにもなくなるのは寂しいのでと、これまで通りベゴニアが植えられていましたが、かえってわびしさを誘う風景になっていました。もう来年からは植えませんと…(>_<)
浦河駅前

丘の上にある日高振興局は、国道から踏切を渡って坂道を登っていきます。その入り口に大きな花壇が作られていました。メインに植えられているのがブッドレア。その横にはロサ・グラウカの大株が。ブッドレアをもう少し増やしたいとのことでしたが、合間に白いムクゲを入れてもよいかもしれません。
振興局前

国道を走っていると、市街地の背後がオオハンゴンソウの花で真っ黄色になっているのにびっくり。前日は夜のバスだったので、こんなすごいことになっているとは思いませんでした。講習では特定外来生物の話もするのですが、ここまですごいと何も言えませんからねぇ…(^^;)
オオハンゴンソウ1

郊外にいくに連れてますます密度が高まって行くように感じます。森がなくなっているので、この風景はもう変えようがないでしょう。地元では黄金草(おうごんそう)と呼ばれているとのこと。養蜂業者が集まってきて採蜜もやっているそうだけど、オオハンゴンソウのハチミツなんて売れるのだろうか?
オオハンゴンソウ2

最後に町の一番南の幌別から天馬街道に入り、西舎(にしちゃ)まで行ってきました。1980年代に元西舎小学校を改築し、「ピスカリ館」という洒落た町営の宿泊施設になっていたのです。日高方面の出張では三回ほど泊まったことがありましたが、教室を仕切って部屋になっているので、広々として気持ちよく、道路側にあったカフェも洒落ていました。庭には巨大なエゾヤマツツジが何株もあり、感激したものです。(これは1990年6月8日の写真です。)
昔のピスカリ館

ピスカリ館は97年に閉館し、その後乗馬インストラクター養成学校になっていたけれど、現在は空き家になっているとのこと。大正3年に建てられた築103年の建物だというのにびっくりでしたが、荒れ果てた姿はなんとも悲しいものでした。
ピスカリ館

この向かいにある「ピスカリの森」という樹木園も素晴らしい樹木がたくさんあり、特に春のツツジの季節は素晴らしかったです。すぐ奥には「うらかわ優駿ビレッジAERU」があり、その奥にはメチャクチャ広大なJRAの日高育成牧場もあるので、のんびり時間を過ごすのにはとてもいい場所になっています。

十勝千年の森

  • 2017.08.17 Thursday
  • 05:56
お盆前のガーデン巡りで、十勝の最後に行ったのが千年の森でした。昨年は洪水被害を受けて、しばらく閉園を余儀なくされたというので、ずっと気になっていた所です。入り口にあるヤナギは、ガーデンショーの時に差し込まれたものがそのまま活着しています。このまま放置していてよいものでしょうか?やはり手入れが必要なのかなぁ?
ヤナギ

森の中の道は、相変わらず涼しくて気持ちがいいのですが、植物にあんまり興味のない方には、ただただ遠い道のりでしかないのでしょうか。植物にラベルでも付いていればまだしも、なんの花だか分からないとなると、どうしてもそういう気持ちになってしまいそうです。こういうところは各ガーデンのポリシーなので、一番難しいところでしょう。咲いている花も、夏から秋に移行している最中で、ツリガネニンジンやミソガワソウなどがちらほら咲いていました。
ツリガネニンジン

開放的なメドウに出ると、いつもながらそのスケールには圧倒されます。一般受けという点では、これも評価の分かれるものになっているのでしょう。ここにもヤマユリがたくさん咲いていました。なんでこんなに人気が出たんだろう?
メドウ

キッチンガーデンはどれももりもり。カボチャやズッキーニがたくさんなっていました。トマトはようやくこれからという感じ。ここの売りの一つ、イギリス風のヤナギの造形的な支柱がつけられています。
キッチン

思ったほど洪水の被害は見当たらないなと思いましたが、帰り道に川に近い道を歩いて行くと、あちこちで大きくえぐられた跡がそのまま残っていました。洪水が荒れ狂っている最中はどんなだったことでしょう…
洪水跡

一番気になっていたのが、ガーデンショーの時に作られてそのまま残されている、ダン・ピアソンの作品でした。近づくに連れたくさんの風鈴があちこちの木の枝に取り付けられ、涼しさを通り過ぎるくらいのにぎやかさ。一体どうやってこんなにたくさんの風鈴を付けたのでしょうか。
風鈴

久しぶりに見た『クロッシング』。やはりガーデンショーの中では白眉の作品でした。制作されてもう5年が経ち、さすがに手すりにはキノコがびっしり着いて、今にも崩れ落ちそうになっていましたが、真下を流れるせせらぎと相まって、見事な存在感を示しています。これを制作した重野さんと太四郎の森の泉さんの腕がなかったら、とても実現できなかった作品でもありました。
ガーデンショー
 (「北海道ガーデンショー」オフィシャルガイドブックより)

ここは流れがまっすぐだったことが幸いして、被害の跡は見られなくてホッとしました。手すりはまた新しくして、これだけはいつまでも残しておいてほしいと思います。
クロッシング

森から出て入り口に向かうと、セグウェイフィールドは大賑わい。ここはガーデンはほんの一部で、様々なアクティビティがメインの施設。気持ちよく時間を過ごせるためには、何が必要なのか、これからの施設造りの方向性を示した場所と言えるでしょう。
セクウェイ

Hana Letter 30号!

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 05:58
藤川さんから送られてくる Hana Letter Magazine がいよいよ30号に。第1号は2012年4月16日発行で、「上川町に新しいガーデンができます。」なんて記事があるので、もうそんなに経ったんだぁ〜と、感慨にふけってしまいました。この頃は毎月発行していたのですね。
ハナレター1号

そして今回の30号。絵のタッチは、変わっていないようで、より特徴が強く表現されているように思います。この5年間に、一体どれだけの絵を描いてきたことでしょうね。藤川さんの絵の特徴は、なんといっても独自の視点からの観察眼にあるのでしょう。私のようになまじ植物をかじってしまうと、もう絶対に植物の見方をフレキシブルに変えることなんかできません。
ハナレター-1
それにしても本当に「売れっ子作家」になったのですね。この秋も全国を飛び歩く日々が続きます。滝野公園では、9月16日〜18日の三連休に、展示とイラスト教室が予定されています。ちょうどコスモスが見頃を迎えているので、好天に恵まれれば最高に賑わうことでしょう。夏の宿題がまだ一枚も描けていないみたいですが、北海道は来週初めには始業式ですからね〜(笑)
ハナレター-2

お盆なので、午後から早めに仕事を切り上げて、親父の遺骨を分骨している東本願寺の御廟に墓参り。そのあと町中まで出かけて、鎌田さんの個展を見てきました。葉書に使っていた阿波踊りがどんなサイズなのか興味津々でしたが、なんと百号を超える大作でした。背景の黒も鉛筆で塗りつぶしているとのこと、想像を絶する作業の積み重ねです。これが約一ヶ月かかったのに対し、左の絵はもっとかかったとのこと。佐渡にあるスギの大木の根元の様子で、いずれも取材に行って、自分で撮影した来たものをベースに描いたとのことでした。
鎌田芳治展

使用する鉛筆は、いろいろ試して結局ユニの2Bに落ち着いたそう。それをナイフで削り、紙で丸めて描いていくという作業の積み重ねでここまで表現出来るものなんですねぇ。大作が三点と、これまで描き溜めてきた小品がずらりと展示されています。20日までやっていますので、町中にお出かけのおりにはぜひ覗いてみてください。
阿波踊

緑のゆび

  • 2017.08.14 Monday
  • 05:58
芽室で給油して、千年の森に向かいました。昨年車を替えた時にハイブリッドにしたら、満タン30〜35リットル程度で、長距離なら800キロ近く走ってしまいます。これだから、スタンドがどんどんつぶれるはずですね。

清水町に入ると間もなく御影なので、ちょっと寄り道して「small garden 緑のゆび」へ。昨年、店が分かりやすいところ移転したというのです。前の店は、昔一度探してとうとう見つけられなかったことがありました…(>_<) 店の前で花の手入れをしている人は、山口さんではないけれど…と、声をかけたら、なんと昨年までコテージにいたSさんではありませんか!ご主人の転勤で十勝に来られたのですが、まさかここで会うなんて〜)^o^(
酒井さん

ほどなく山口さんが見えられて、いろんな話を伺うことができました。この店は、ずっと昔に閉店したストアの跡で、確かに外壁をよく見ると「てつなんストア」と読むことができます。鉄道の南側を鉄南地区というのでした。
鉄南ストア

店の中も陳列棚などはそのまま活用され、運び出せなかった大型の冷蔵ケースは、そのまま改装されて展示棚に変身しています。駐車スペースこそ店の前だけですが、いろんな物が有効に活用されていました。
冷蔵ケース

売られている品物も、よく考えてセレクトされているものばかり。十勝で盛んに作られているナタネの油を絞った油かすをボカシ肥料にしているものや、地元の製糖工場で使用される濾過材の牛の骨を、焼成してできた「骨炭(こったん)」など、単に肥料効果を求めるだけでなく、地域性にもかなりこだわった品が並べられています。
油かすと骨粉

いったん花や芝生を植えられから土壌改良をしようとすると、大変な手間がかかってしまうので、つい尻込みしてそのままにしてしまいがちですが、この「スーパーグリーンフード+農研1号」は、上に撒いておくだけでも効果が発揮されるという優れもの。さすが農業大国十勝には、こういう会社がいろんな工夫をして、ユニークかつ効果的な製品を作っているのですね。
土改材

園芸材料だけでなく、蕎麦茶やソバのハチミツ、豆製品など、十勝の品のオンパレードでした。この地域「ビレッジ御影」のおすすめマップやFacebookも作って、地域の情報発信センターになっている様子。こういう方がいる地域には、自然とユニークな人材が集まってくることでしょう。
そば茶

ちょっとびっくりだったのは、苗のコーナーに‘斑入りイワミツバ’が鉢物で展示され、昨年道条例によってフランスギクと共に指定外来種に指定され、扱いには注意が必要なことがしっかりと説明されていました。今回の指定には入っていませんが、危険だと思われるリシマキア・キリアータ‘ファイアクラッカー’も、同様に慎重な扱いが必要と明記されています。
斑入りイワミツバ

園芸店が目指すべき方向性を、しっかりと見据えられた様々な取り組みに、あれこれ感心させられることばかり。山口さんのご活躍をこれからも期待したいです〜

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