北大文書館

  • 2016.09.27 Tuesday
  • 05:45
先週の集中講義の際、空き時間がある時には農学部のあたりをうろうろ散歩したりして時間をつぶしていました。農学部とクラーク会館の間には、かつて留学生会館として建てられた建物があります。数年前に引っ越した跡に何ができたのかよく知らなかったのですが、ふと見ると北大の文書(もんじょ)館に変身していました。ふーんと思って前庭を見ると、西洋アサガオの‘フライングソーサー’が咲いていたので思わずにやり。学生の時に、初めて西洋アサガオのものすごい成長ぶりを知って虜になってしまいました。その後‘ヘブンリーブルー’に飽きた頃、これに出会ってまた惚れ直した懐かしい花でした。
フライングソーサー

その回りを見ると、ゴーヤの実がぶら下がっているし、いろんな小果樹が植えられていて、なんとイチジクまでありました。どう見てもここの職員が植えたものでしょうが、なんとも不思議な趣味をお持ちのようで。
イチジク

車廻しをぐるりと廻ると、ハスの鉢があるその下に、ハギの苗がずらりと植えられているのに気付きました。これだけの苗を自費で購入したら結構な金額になるので、よほどのハギのファンなのでしょうねぇ♪
ハギ

ラベルが付いているのでよく見ると、‘ムサシノハギ(武蔵野萩)’とありました。こんなハギのことは聞いたことがなかったので、戻って調べてみると、あちこちの通販サイトで売られています。ヤマハギの絞り咲きのような花だけど、‘江戸絞り’ほどはっきりした絞り咲きではなく、淡い変化のような花でした。
むさしのハギ

その隣は今度は関西に飛んで‘飛鳥野萩’となっています。これも似たような花を咲かせるみたいですが、これは昨年園芸店で見つけて某所に植えているので、そろそろ花を確かめに行かなくては。それにしてもいろんなハギの品種があるものです。
飛鳥野萩

せっかくなので文書館の中を覗いてみると、ロビーではいろんな展示が所狭しと並んでいます。その中にはなんと「□マル」のヘルメットまで・・・
革マル

思わず目を背けて壁の写真を見ていると、珍しい写真が残っていました。かつて桑園駅から農学部の裏を通り、遙か北の教養部と恵迪寮まで石炭を運んでいた引き込み線の写真です。圃場の横の道路がその名残で、圃場の古い図面には、線路が描かれているものがありました。こんなのどかな時代もあったのですねぇ。
石炭列車

現地学習

  • 2016.09.24 Saturday
  • 05:56
集中講義最終日。午後から一つ講義をすませ、例年最後の2講を使って少し遠いところに現地学習を設定していました。これまでは滝野公園や百合が原公園、モエレ沼公園などに行っていたのですが、今年からは歩いて行ける範囲内で…となったので、創成川公園を遡って中島公園に行くことにしました。ところがあいにくの雨模様、行き先を変更しようかとみんなに聞いたら、このくらいの雨なら平気なので行きましょう!ということに。農学部前から傘をさして出発しました。このハルニレが次々と枯れてしまったら…なんて考えるだけ恐いですぅ〜
農学部前

札駅の地下をずっと通り抜け、創成河畔まで来ましたが、相変わらずしとしとと雨がやむ気配がありません。北3条通は、かつて「ケプロン通」と呼ぼうという運動があったけれど、その後音沙汰がないようですねぇ…札幌市の都心まちづくり計画では、「うけつぎの軸」と設定されています。
ケプロン通

創成川公園に来ると、ハギの花が真っ盛り。北半分はミヤギノハギモドキ(ケハギ)ですけれど、これだけ豪華に枝垂(しだ)れると見事です。今日明日は天気もいいので、ぜひご覧になっていただきたいです〜
創成川

ここの植栽では、ランダムに紫の中に白を挟んでいるので、ちょうどいい具合にアクセントが入りました。さとらんどや滝野公園では、同じ色でベタ植えにしているので、今となっては反省点となりました。これでスカッと秋晴れになれば見事でしょうねぇ〜
ハギ

南の方には本物のミヤギノハギが入っていますが、さかのぼるに連れて水面が近づいてくるため、ハギの枝が水没してしまってました。植える位置は、こういうことも考えて決めなければなりませんねぇ。
ミヤギノハギ

今回は二人で交互に解説できるので、少し楽をさせてもらいました。狸二条広場では、雨の中たくさん出店があったけれど、この天気では気の毒な状態に。
解説

午後からは回復基調だったはずなのに、鴨々川をさかのぼる頃から雨脚が強くなってきました。本当はずっと河畔を歩きたかったけれど、これではとても厳しいので、真っ直ぐ中島公園を目指すことに。
鴨々川

私たちの恩師が計画したパークホテルの庭園を、最後に見てもらおうと向かいました。私たちがこの夏期集中講義の第一期生で、40数年前の最後の講義でもここに連れてこられ、いろいろと話を伺ったことがありましたから。ところがちょうどウェディングが入っており、庭園内にもテラスにも出ることができず残念無念。用意したパウチでの説明だけになってしまいました。
パークホテル

この集中講義を担当するようになって、早くも10年が経ちました。初めの頃は準備が大変だったし、あれこれ思い込みが多すぎて、聞いている方も大変だったことでしょうね…(^^;) 初年度は娘がまだ大学院に残っていたので、あれこれ厳しい指摘ももらいましたが、親から子に単位を与えるという滅多にできない経験もさせてもらいました。この集中講義がまだ続くのかは分かりませんが、造園・ランドスケープの世界の面白さを、少しでも感じてもらえればと願っています。

ハルニレの危機

  • 2016.09.23 Friday
  • 05:59
集中講義も三日目ともなると、さすがにかなり疲れてきます。力を振り絞って午後からの2講を片付けると、声がすっかり涸れてしまいました。このため3講目の現地学習ではギガホンを付けてしゃべることに。
農学部横のハルニレ林に入ると、わりと小さな切り株がありました。樹齢は50年ほどなので、ハルニレなら若木と言えるでしょう。鋸屑が散らばっているところを見るとまだ伐ったばかり。しかも腐朽部がなくて立ち枯れしているのです。昆虫の研究室から受講している学生から、博物館の昆虫の先生が、ハルニレの立ち枯れ病が広まっているらしいと言ってましたよと教えてくれました。そんな怖い病気が広がったら大変なことになります。
立ち枯れ株

そういえば、一昨日年輪を数えた切り株も、腐朽部がほとんどなかったので、これも同じ病気で枯れたのでしょうか… 調べてみると、ニレの立ち枯れ病というのは、アメリカやヨーロッパでニレに壊滅的な被害を出した『ダッチエルム』のことで、我が国のニレには抵抗性があると言われるけれども、菌そのものは既に広く分布しているのだとか。このプレスリリースの時点ではまだ被害の発生は見られていないとのことですが、それから6年経ち、実際にこのように立ち枯れが広がり始めていれば、これは大変なことになります。被害木は切除なり伐採していくしかないので、ニレの多い札幌ではより深刻な事態になりかねません。
180年株

中央食堂の前にある切り株で、学内の研究者がキノコを採取していました。話を伺ってみると、この木はハリギリで、樹齢100年の比較的生育のいい木だったけれど、ベッコウタケに感染して危険なことから伐採されたものだとか。ベッコウタケは枯れた部分だけに広がるのではなく、健康な組織にもどんどん広がり、特に根を腐朽させるので危険な菌類のようです。
ハリギリ株

切り株をよく見ていると、なんと2本の木が寄り添って生育していたものが、20年ほど前からお互いの年輪が合体し、一つの木になっていたのです!そんなうるわしい関係だったこの木をベッコウタケが攻撃して、ついに伐採の憂き目に合ってしまったのかと思うと、なんだかうるうるとしてしまいました。でもこんなことってあるのですねぇ〜
合体状況

ずっとポプラ並木のところまで行き、2004年の18号台風の被害のことを話しました。あのあとここのポプラから苗木を作り、植えたものが既にこんなに大きくなっていることに驚いてました。10年ほどで10mをはるかに超える樹高になっているのです。左側の並木のうちの2本は、全国から集まった募金を使い、わざわざ引き起こされたものが混じっています。こんなことに莫大なお金かけるのはもったいないと思いましたが…
ポプラ

農学部の方に戻って来ると、旧演習林庁舎に絡まっているナツヅタが、先の方から紅葉し始めていました。たった1本のツルからこれだけの枝葉を伸ばすのですから、これはもう大木と言ってもよいでしょう。本当にツルもの恐るべし…という感じがします。
ナツヅタ

現地学習

  • 2016.09.22 Thursday
  • 06:00
朝から夕方までずっと話を聞いているのもつらいので、最後の5講目は現地学習として農学部周辺を歩きながら、歴史や植物や地形の話をして歩いていると、まるでブラタモリみたい…と言われました。こちらの方が元祖なんですけどね…(^^;) 二日目の現地学習は、札駅周辺の現場巡りでした。エルプラザの回りの植栽を見て、北口の自転車置き場屋上にあるラベンダーを、屋上緑化の例として見てもらおうと上がったら、なんと自転車置き場になっていました。そういえば昨年工事していて上がれなかったので、西側のラベンダーを見てもらったけれど、その工事だったのね…
ラベンダーが…

北口広場の植栽は本当にぼろぼろ。駅前をこんなひどい状態にしておいて恥ずかしくないのかなぁ…と思ってしまいます。ビンカの植えられている植えますは雑草の海になっていて、中でたくさんのスズメがメヒシバのタネをついばんでいました。
雑草だらけ

植え込みのハイブリッド・ルゴサ(多分‘フラウ・ダグマー・ハスラップ’)は、台芽のカニナが伸び放題だし、枝の更新剪定を全く行わないで盆栽のように丸めるばかり。なんともあわれな状態になっていました。
HRg

駅を抜けてエスタ屋上の「そらのガーデン」へ。これ無料なんですかぁ?と聞かれ、誰も来たことがなかったのにはびっくり。サワサワとグラスが揺れて気持ちよく、芝生もバッチリの管理状態だったので、みんなのお気に入りスポットになったみたいです。
cok

駅前通に面した公開空地。ここのハルニレは年々支柱が食い込んでかわいそうな状態に。今度置き手紙しておかないとダメなようですねぇ…
支柱食い込み

その隣にある雪印パーラーは、相変わらず豪華なパフェがてんこ盛りになっていました。札幌に来た時に先輩におごられたことがあったけれど、それ以降一度も食べてなかったなぁ。値段見てびっくりでしたが、インバウンド対応価格になっているのかしらん?
雪印パーラー

赤れんがテラスの展望所から下を見下ろすと、日差しのまぶしいこと。今年は西日がやけにギラギラとまぶしく感じます。剪定の効果が出ている株と、今一度手を入れなければならない木がまだあるようですが、樹木の勢いはしっかりとしてきているのに安心させられました。
赤れんがテラス

最後に道庁構内まで行って解散しました。ある程度知っている場所でも、隠された秘密を聞きながら歩くとたくさんの発見があったようです。赤れんが前の広場に作られている花壇。こういう花壇はシンプルに派手目なものが似合うのでしょう。たくさんの外国人が取り囲んでいました。インバウンド圧力に呑み込まれつつある北海道を、象徴する花壇かもしれません。
道庁

集中講義始まる

  • 2016.09.21 Wednesday
  • 05:50
いよいよ集中講義が始まりました。四日間で20講を二人で分けていますが、私が6割なので3講分しゃべりっぱなしになります。初日はまず朝いちでオリエンテーション。造園・ランドスケープの世界では、どんなことをやってきたのかお話ししておきました。その後一つ空いて、私は午後からの担当になるので、その間構内を散歩してくることに。まず向かったのはいつもの圃場です。ハギやアスターなど花数が少なくなっている中で、コルチカムが草の中から咲いて来ていました。いよいよ秋ですねぇ。
コルチカム

工学部にはほとんど行ったことがなかったので、大野池の横を通ると、回りの木々が少し黄ばみ始め、スイレンの花もなくなっていました。
大野池

工学部の共用実験棟は、建築都市コースのラボを中心とした実験的な建築。小林英嗣先生設計のユニークな建物ですが、間近でじっくり見たことがなかったのです。こんなすごい構造になっていたとは… 下から支える柱がないので、天上から吊り下げているのかな?ここに百人も入ったらかなり揺れそうな気もするのですが、どんな使い勝手なんでしょうねぇ。
共用実験棟

博物館が月曜休みだったので、クラーク会館に行こうとハルニレ林を歩いていると、わりと小さな切り株がありました。全然腐っていないので、これなら年輪が計測できそうだと、精度を上げてしっかりと撮しておきました。あとで画面上で超拡大しながら年輪を数えると、なんと180年前後もあったのです。この太さなら百年ちょっとかなと思ったのですが。
切り株

そのすぐ横にある、構内では最も巨大な株なら、こりゃ500〜600年あっても全然おかしくないなぁと思ってしまいました。
ハルニレ

クラ館の食堂に行くと、卒業生を迎えるホームカミングデーを記念してエルムとカレッジが復活とあるので、早速エルムを頼んでみました。学生の時には、とても高くて滅多に食べられなかったエルムですからねぇ。
エルムランチ

ところが190円はおかずと小鉢だけの値段で、小ライスと味噌汁を付けると286円にもなるのです。どうりでエルムランチとなっていなかったはずだわ。当時のエルムランチは220円、カレッジランチは180円で、ライス味噌汁も付いておかずももっと豪華に感じましたがねぇ。40数年の歳月を感じます。
セット

食べ終わって外に出ると、植えますに植えられているハウチワカエデだけが真っ赤に色付いていました。こんな窮屈で水分の当たらないところに植えられているのを見ると、本当にかわいそうだと思ってしまいます。
ハウチワカエデ

北大構内秋景色

  • 2015.11.03 Tuesday
  • 05:52
日曜日は小樽から朝帰り。小樽駅からバスで円山まで帰り道、前日の寒さがうそのようなポカポカ陽気に、ついうとうとしてしまいました。昼前に事務所まで戻ったものの、とても仕事する気にはなれず、かみさん呼び出して北大構内の紅葉見物に行くことに。滅多に連れて行くこともないので、たまには罪滅ぼしをしておかないと…(^_^;)

北13条門からイチョウ並木を見ると、入り口のケヤキが褐色に色付いていました。ケヤキの紅葉はもう少し黄色い色かと思っていたので、ちょっと意外でした。
13条門

イチョウ並木は、少し散り始めくらいがちょうどいいあんばい。先週日曜の歩行者天国は、大嵐で散々だったそうなので、この日がベストになったようです。みんな車道を歩いているので、ゲートのガードマンが声をからして注意してました。
イチョウ並木

構内を南北に貫く中央通には、ハルニレが両側に植えられていますが、こちらはもう完全に裸んぼ。学生の頃は若木だったのに、40年も経つと立派な並木道になりました。あと20年もすれば、きれいなトンネルになることでしょう。
中央通

工学部脇の大野池では、さすがにスイレンの花は咲いていなかったものの、たくさんのカモがいるので結構な人だかり。この黄葉している木は何か確認してきませんでした。
大野池

ポプラ並木の手前にある旧花木園では、入り口に植えられたアカナラのうち、右側の木が真っ赤に色付いていました。これならアカナラと名付けられた理由がよく分かりますが、左側の木は褐色になり、全然似ていません。こんなにきれいに紅葉するアカナラも珍しいかも。
アカナラ

ポプラ並木は相変わらず冴えない色で、きれいに黄色くならないまま、だらだらと散っていくようです。
ポプラ並木

理学部脇の抜け道を通って農学部の前に出ると、こちらのハルニレも木の葉は閑散としており、かえって建物がよく見えました。農学部前には、ハルニレ以外の木は絶対に植えてはならないという申し合わせがあるので、他の学部と違ってとてもすっきりしているのです。
農学部

クラーク像裏の中央ローンでは、ヤマモミジが真っ赤に色付き、たくさんのカメラマンがベストショットを狙っていました。高そうなカメラをかついでいるのはだいたい高齢者で、若者はほとんどスマホになってしまったようです。
中央ローン

旧本部前には、記念植樹で植えられたルブルムカエデやサトウカエデがありますが、ルブルムカエデの紅葉は本当に見事。右側にあるイタヤカエデの黄色とのコントラストがいい具合です。
アメリカハナノキ

今日文化の日は植物園も最終日だし、北大構内の紅葉もそろそろ終わりになってきました。週末は天気が崩れるので、秋を楽しめるのも今日が最後かもしれません。

プロパー同期会(2)

  • 2015.11.02 Monday
  • 06:00
午後からの見学先は「余市ハル農園」。みんなが行きたいというのでセッティングしました。一行を迎えてくれたのは‘しるこ’と‘ずんだ’。すっかりずんだも大きくなり、母親と同じサイズになりました。寒さに弱いので、まもなくハウスに避難することになります。
しるこ

本当はブドウ狩りを楽しんでもらおうと思っていたのですが、先日の台風や爆弾低気圧で、生食用ブドウはほぼ全滅… ワインブドウの最後の出荷用ロットが残っているだけで、畑もすっかり寂しくなりました。
ワインブドウ

メンバーの中には、農業試験場の研究員や農業改良普及員、農薬メーカー勤務など、それぞれ専門家がいるので、寒風吹きすさぶ園内では結構真面目な議論が飛び交っておりました。
レクチャー

一時間近く畑にいたので、冷え切った体を暖めようと向かったのが余市駅前のニッカ。マッサン効果もさすがにこの時期ではかなり収まってきたようで、ごった返すほどの見学者はおりませんでした。
ニッカ

それでも工場見学コースには、50数名もの参加があり、早くに予約入れたにもかかわらず結構ぎりぎりだったとか。何度もガイドは聞いているのですが、遠来の者や久しぶりの者もいるので予約して正解。かまどの近くまで寄れるので、しっかりと体を温めることができてなによりでした。
蒸留

いつも呑んだくれていた仲間なので、安いハイニッカにはずいぶん世話になったなぁと。私たちはヒヒニッカと呼んでいたのは、最初の頃のラベルにはHiHiとダブっていたからなのでした。
ヒヒニッカ

コースの試飲コーナーはさっさと飲み干し、また舞い戻って来たのは博物館の中にある原酒のカウンター。やはりこれでなくちゃねぇと、21年ものの原酒をいただいてきました。マッサン効果でウヰスキー製品が売れ過ぎ、原酒が足らなくなってしまったので、原酒のボトル販売はなくなってしまいました。スタッフに聞いてみると、もう復活することはないでしょうとのこと。残念です。
試飲コーナー

外に出ると四時半で真っ暗に。再びバスに乗って向かった先は朝里川温泉街。宴会では、昨年ハル農園で委託生産したワインを飲んでもらいました。ツヴァイゲルトレーベ2014 はなかなか好評で、来年以降も後押ししてくれるとの力強い言葉をもらいました。ありがたいことです。
小春ワイン

持ち込んだたくさんの日本酒をすべて飲み尽くし、夜中まで久しぶりで心地良い酒にひたりながら盛り上がりました。本当にうれしい仲間たちとの交歓に、今年の疲れが吹き飛んだようです。

プロパー同期会(1)

  • 2015.11.01 Sunday
  • 11:33
昨日は農学部の同期会でした。今は全く違う名前だし、学科もバラバラになってしまいましたが、私たちの時代はまだ農学部農学科で、札幌農学校以来の基幹学科として「プロパー」と呼ばれていました。73年にプロパーに移行した時の仲間は25名、行方が分からないものが何名かいるものの、みんな健在なので、定期的に同期会を行っています。今回の舞台は小樽・余市方面になり、小樽駅に集合でした。
小樽駅

今回の参加者は10名で、小さなバスに乗ってまず向かったのは、小樽の穴場的空間で、紅葉の名所である中野植物園です。
入り口

今年『北の造園遺産』に認定したので、ぜひ入り口に掲示して下さいと、パウチしたものも用意して送っていたところ、ちゃんと玄関に貼ってくれていました。ありがたいです。
北の造園遺産

昭和初期に作られて、毎年ペンキを塗り重ねてきた各種の遊具が、色付いた紅葉に映えて不思議な雰囲気に。
遊具

おじさんたちは早速廻転の具合を確かめに乗ってみましたが、スムーズに廻転してくれました。
回転遊具

ここはとにかくたくさんのモミジが植えられているので、いろんな色づき具合が見事。まだ来週まで大丈夫そうでした。
遊具と紅葉

あいにくの曇り空だったので、写真で見るよりも色は冴えなかったのですが、それでもみなさん大感激、遊具と紅葉の名所で入場料が200円ですから、絶対に見逃せないところです。
もみじ

昼食は余市に移動して、駅前の徳島屋旅館で。ここには何度もお世話になっていますが、本当に美味しい料理の数々を堪能しました。私たちの歳になると、近くの○き○きなんかよりは、こんな具合がちょうどいいのです。(つづく)
徳島屋

黄葉 真っ盛り

  • 2015.10.25 Sunday
  • 06:24
夜中はすごい雷に何度も起こされ、朝方からは霰状の雪が吹き付けて、真っ白になってしまいました。気温が高いので、まだ夏タイヤで走れるのですが、今日の現場も坂の上なので、四時半からタイヤ交換。まぁ慣れているので一時間あまりで片付けましたが、いよいよ冬なんだなぁ…としみじみ思います。

昨日は北大のボランティア作業の予定でしたが、あいにくの天気なのでみなさんには中止の連絡をして、一人でできることだけを片付けに行きました。今年は落葉が特に早いように感じます。回りの木々の葉がほとんど落ちきり、ローンの上に吹きだまっていました。
ローン

中央のサンクンの回りに植えているバラのうち、フォルトゥーナ(F、Kordes、Ger、2002)は今が真っ盛り。初夏の花よりも色が濃いので、この時期特に目立ちます。
フォルトゥーナ

もう一つのスプリングコサージュ(F、J&P、USA、2009)も、まだたくさんのつぼみを付けていました。これが本当にFなの?と思ってしまうほど立派な花が咲いてきます。
スプリングコサージュ

一時間半ほど作業して帰ろうとすると、圃場内のヤマモミジは真っ赤に色付いてきているのに気付きました。ポプラ並木はまだ全然、右側にある旧花木園のアカナラは、右側の木が少し赤くなってきているものの、左側はまだほんのり茶色程度です。外来種の低温に対する反応はかなり違うようです。
ポプラ

ちょうどお昼だったので、中央食堂に食べに行くと、生協が前にテントを張って土産物を売っていました。イチョウ並木が見ごろになってきたので、観光客目当ての出店なんですね。
売店

隣にあるファカルティハウス「エンレイソウ」は、土日は休みなのでだめかなと覗いてみると、臨時営業していました。ここのレストランはグランドホテルがテナントなので、リーズナブルな学食とは違う意味で結構人気のスポットです。やはり観光客目当てで開店していたのでした。
エンレイソウ

ランの王国展は左側のギャラリーで。本来閉まっているはずなので、表示は休みになっていましたが、誰もいないので展示を見てきました。国内産種がたくさんあるので、とてもよかったです。
ランの王国展

入構したときは小雨で薄暗かったのに、帰りは日が差してイチョウ並木がキラキラと輝いていました。今年は黄葉が少し早いようで、本日25日に車両を通行止めにして一般開放するそうです。あいにくの天気なのでもったいないですが。年によって一週間程度ずれるようです。大学のHPで色づき具合を確認できますので、今週天気のよいときにお出かけ下さい。
イチョウ並木

現地見学会

  • 2015.09.26 Saturday
  • 06:00
集中講義の最終には、2コマ使って現地研修に出かけています。これまで植物園、円山動物園、滝野公園などに行ってましたが、今年は北の方角の百合が原公園とモエレ沼公園に行くことに。車2台に分乗してまず百合が原公園に向かいました。

ここではふだん公開されていないリサイクルヤードを見せていただくことにしていたので、ユリ園を通って向かっていると、何やらつるものに覆い被さられて、もがいているモンタナマツがありました。
モンタナマツ

よく見ると小さな花が咲いており、なんとヘクソカズラだったのです。本州から持ち込まれた苗木の根鉢に付いてきたものでしょう。さっそく葉をもんで、そのかぐわしい香りを楽しんでもらいましたぁ…(^^;)
ヘクソカズラ

細かく区切られているリサイクルヤードでは、どんな材料をどのように堆肥化し、どんな所にどうやって使用しているのか、その内容を解説していただきました。これだけ細かく、しっかりとリサイクルされている公園は他にはないでしょう。
リサイクルヤード

世界の庭園を見学していると、中に植えられている花木の中で、マグノリア・マクロフィルラ・アシェイ(Magnolia macrophylla var. ashei)の花が狂い咲きしていました。これはフロリダに自生し、ここでは耐寒性がぎりぎりのため、厳重な冬囲いしてようやく咲かせているものです。それが夏に伸びる新梢の先にできた花芽が狂い咲きしたようで、本来の花ほどではありませんが、それでもホオノキより大きな巨大な花が見られました。
アシェイ

最後に久しぶりにサイロに登りました。子供が小さい頃以来なので、20数年振りでしょうか。回りに植えられている木が大きくなり、花壇の眺望も何も見えなくなってしまっているのです。日陰を作るものはどんどん除伐しているけれど、全然追いつかないとか。
サイロから

次にモエレ沼公園に回ってガラスのピラミッドへ。そういえば、最近はいつも冬に来ていたので、正面から入ったことがなかったかも。
ピラミッド

ちょうど噴水が出るところだったので先ずはそちらから。噴水の回りに植えられているカラマツも、随分と大きくなったものだとよく見ると、これらはすべてグイマツだったのですねぇ。グイマツのコーンはカラマツの半分もないのですぐに分かります。なぜカラマツでなくグイマツを植えたのか、誰かに聞いてみなくては。
グイマツ

噴水を見たあと雪冷房施設を見学させていただき、屋上に。ここに来たのもかなり昔のことだったような。昔は回りに何もなかったのに、ずいぶんと工場や住宅などが増えたのですねぇ。40年前の学生の時に、ここを公園化するにあたっても植物調査に来たことが懐かしく思い出されました。
屋上から

園路脇に鮮やかにアワダチソウが咲いているので、さっそく葉を触ってみるとザラザラでした。花期がオオアワダチソウより約一ヶ月遅いセイタカアワダチソウの出番になったようです。
セイタカアワダチソウ

四日間で20講もの濃密な集中講義を、二人で分担してこなすのも大変ですが、ずっと聞いている方も大変だったことでしょう。実際に造園・ランドスケープの現場に就職することはあまりないのですが、私たちの生活の中でどんなことが起きているのか、少しでも理解できればいいのかなと思っています。

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