お別れの会

  • 2024.01.13 Saturday
  • 05:51
先日の鮫島先生とのお別れの会。会場に入ってまずあれっ?と思ったのは、お棺を取り囲んでいるのは花ばかり。仏式でも神式でもキリスト教式でもなく、ろうそくも立っていません。これは無宗教式で行われるのかなと、まずは思いました。

式場

椅子に座っておもむろに会葬の礼状を取り出し、開けてまたびっくり。喪主からののことばではなく、なんと本人のお礼のことばだったのです。これを読んでいくと目の前に先生がいるかのような気持ちになり、胸が熱くなりました。あとで伺ったのですが、正月まで普通の生活をしていたところ、五日の日に誤嚥で急に具合が悪くなって入院し、七日の日に亡くなられていました。その間にしたためたもののようです。
(こんなものをここで公開するなんて!とお叱りを受けそうですが、このように素晴らしいお礼のことばを残して行かれた方がいたことを知っていただきたいと思いました。)

お礼のことば

白い封筒には、2003年に出された『藻岩山の観音さま』の冊子が入っていました。入口には先日紹介した「北国の花暦」「ミズバショウ日記」「回想の風景・札幌」の3冊が山と積まれ。どうぞご自由にお持ちくださいと。一般の書店に出回らなかったので、みなさん喜んで持ち帰ったようです。

観音さま2観音さま1

一番長く調査に付き合われたS先生のお別れの言葉を聞きながら、私もこんな風に爽やかなお別れをしたいものだなぁ…としみじみ思ってしまいました。でもきっと最後までジタバタしているだろうし、山ほどいらないものを残してみんなに迷惑をかけそうだし、こんな素敵な文章は絶対に書けないしなぁ…(>_<)

能登との縁

  • 2024.01.08 Monday
  • 05:54
能登半島での地震被害は拡大する一方で、この寒さの中まともな避難生活ができなければ、災害関連死が際限なく広がりそうで怖いです。一日でも早く、安心して過ごせる環境を提供していただきたいです。

石川県には全く知り合いもいなくて、仕事でも半日ほど金沢に行った程度でした。そういえばとふと思い出したが、私の祖母に当たる人が石川県の方だったと。2年前に母が亡くなったあと、いろんな手続きをする中で母の原戸籍簿を取らなければならなくなりました。母は東京生まれで、今の新宿区西落合にいたことは知っていたので新宿区役所に手紙を書いたら、ちゃんと調べてくれました。母の生母は戦前早くに亡くなっているため(私の祖父と同じくらいでした…)、話を聞いたこともなく、全然イメージがなかったのです。

戸籍

その戸籍簿で初めて、祖母が石川県の出身であることが分かったのです。その住所をネットで調べて見たら、今は七尾市になっている能登島の東端にある町だということが分かりました。ここだと津波の直撃はなかったかもしれないけど、地震被害は結構あったようなので心配です。

能登島

なにぶんにも古い住所なので、どのあたりかははっきりと分からないのですが、同じ苗字の方がその町で民宿をやっていることが分かりました。私の仕事が一段落したら、のんびり旅行で行って見れば、もう少し詳しいことが分かるかもしれないねと言っていたところだったのです。

民宿

報道を見るたびに溜息が出るような被害状況なので、無傷でいられる方などほとんどいないでしょう。とにかく暖かくて清潔な環境を提供していただければと祈るばかりです。

新年会

  • 2024.01.03 Wednesday
  • 06:01
昨日は我が家の新年会。昨年は喪中だし、その前は私の喜寿のお祝いを年末にやったので、3年振りに集まることに。総勢16名となり、子供たちが大きくなっていくので、我が家ではもうぎりぎりのスペースになってきて、今年は机を一枚増やしてもう限界です。
準備

お雑煮をいただく塗り椀は、我が家に昔から伝わっている輪島塗。だんだん被害が大きくなっていくので、しみじみと見てしまいました。
輪島塗

みんなが集まる昼までに、なんとかお節を一式揃えることができました。かみさんが作って私が盛り付けるルーチンワークが続いてきているけれど、あと何年続けられることやらです。
お節

乾杯をして孫たちにお年玉を配ってから新年会をスタート。孫たちが年々大きくなるにつれ、いくらお年玉を渡せばよいのかエクセルでシミュレーションしてみました。子供たちに渡してきた金額を参考に設定してみると、高校3年までに1人十数万、8人いるので百数十万にもなってしまいます。私が90才までがんばって、はたして年金だけでまかなえるのか…8人もいるとなかなか大変です…(^^;)
新年会<

一休みしてから、夕方からは恒例の利き酒会。今回は粒ぞろいの酒ばかり集まったため、なかなか区別がつきにくく、みんな正解は一つずつという結果になりました。品揃えを少し考えないと難しいです。
利き酒会

孫たちは、7歳の3人組と、4,5歳の第二グループ、それ以下の第三グループに分かれて遊んでいるようです。まだ走り回ってもそんなに響かないけれど、もう少ししたらドスドス大変なことになりそう。二人ともへろへろになってしまいましたが、楽しい新年会となりました。
カルタ

元旦の行事

  • 2024.01.02 Tuesday
  • 06:01
新年早々大変な地震被害が発生してしまいました。一年で一番くつろいでいるであろう時間に、こんな被害が発生するとは…被災された方々にはなんともいいようがありませんが、一日も早く落ち着いた生活が取り戻せることを祈るしかありません。

元旦は朝からピーカンに晴れ渡り、遠くのピンネシリを中心にした樺戸山地がくっきりと見えました。これなら月形や岩見沢方面の方も、気持ちよく新年を迎えられたことでしょう。
樺戸山地

みんなが集まるのは2日なので、元旦は二人だけで迎えます。お節を少しずつ盛り付けて、静かに新年を祝いました。このお酒は以前一度呑んだことがあり、今年の正月の祝い酒に買っておいたもの。新潟の酒らしく、キリッとした味でほろ酔いになりました、
お祝い

一服して新年の仕事初めは鯛の調理を。先日買ってきた鯛を並べてみると、少し差があるのでちょうど夫婦鯛でめでたしめでたし。寸法を測って、小さい方を塩焼き用に、大きい方を刺身用にすることにしました。
夫婦鯛

出刃がよく切れるので、三枚おろしは簡単ですが、鱗を取るときにひれに刺され、手の平に三つ穴が空いてしまいました。やはり初めにハサミで落としておかないと危険です。
三枚おろし

お昼頃に年賀状が来たのでチェックし、事務所宛の賀状を取りに歩いて下りました。20年前に円山の事務所を開設して以来の恒例行事です。
坂道

事務所までは35分から40分ほど。毎朝走っている時間より短いので、苦にはなりませんがとっても寒かったです。神宮前は相も変わらず駐車場待ちの車の大行列。みなさん辛抱強いのには感心させられます。私は明治天皇なんか拝みたくないので、こんな神社には絶対に行きませんが…
神宮前

最後の買い物

  • 2023.12.31 Sunday
  • 05:45
年末の買い物は、だいたい29日に片付けています。そのついでに日本酒を数本買っておこうと、旭ヶ丘の西友近くにある酒屋さんに初めて行きました。この「酒舗七蔵(しちくら)」という店は全然知らなかったけれど、ランセッカのワインを置いていただいているというのです。まずは2階のワインコーナーに行って見ると、一番手前に置かれていました♪ 日本酒のコーナーは激混みでしたが、あらかじめHPでねらいを定めておいたのですぐにゲット。全国の銘酒がずらりと並んでいるので、これからはわざわざ旭川の土井商店から取る必要もなさそうです。
ワイン

昨日は朝いちで餅屋さんへ。我が家のお供え餅は、昔は円山の米屋(よねや)さんで買っていたけれど、十数年前に菓子専門にして餅は扱わなくなったしまったために、二十四軒にある餅屋さんにお願いしています。目立たない小路にあるけれど、外まで並ぶほどの賑わい振りでした。
餅屋

いつもお願いしているのは、シンプルな一升の鏡餅。メニューにはないので、こんなものを買う人はいないのかもしれませんが、我が家のお供えは意地でもこれにしています。餅は餅屋というように、餅米をしっかり搗いた餅なので、あとでかき餅にすると最高に美味しいのです。
鏡餅

それから西野のスーパーに移動し、開店と同時に魚売り場に直行。ここは必ず愛媛の鯛を置いています。塩焼き用にグリルに入るくらいのサイズを選び、もう一匹は刺身用。以前は母が夫婦鯛を送ってくれていたので、これをさばくが私の最後の仕事でした。今年は二日にみんなが集まるので、元旦の初仕事になりそうです。
鯛

クリスマス

  • 2023.12.26 Tuesday
  • 05:55
昨日は我が家でもささやかなクリスマスを。生活クラブの美味しい鳥の足を焼いてくれました。ケーキがないのは寂しいので、セコマで一番小さなケーキを。イチゴは包んでいるラップに描かれているだけで、ちっちゃなチョコが一つ載っているだけですが、まぁ儀式だから我慢しましょう。崩れたケーキよりは、この方がしっかりしていて安心です。

クリスマス

ワインはもちろん娘のところで作っているスパークリング。ナイヤガラベースに、キャンベルアーリーなどで色づけしていて、とてもきれいです。これは昨年のもので、1本だけ取っておいたものです。

スパークリング

この「早花咲月(さはなさづき)」は今年のものがすでにリリースしているようです。
2,600本と少ないので、どれだけ出回っているのか分かりませんが、爽やかな風味なので、よかったら飲んでみて下さい。(取り扱い販売店はこちらです。)
さはなさずき

日曜仕事

  • 2023.12.25 Monday
  • 05:50
今年はドングリやヤマブドウなどが大不作で、クマさんたちが里にでてくることが多かったのですが、近くの山際にあるクリは豊作年で、毎朝道路に落ちているのを拾っていました。それらはそのまま冷凍庫に入れっぱなしでしたが、ようやくその一部を取り出してきました。
クリ

凍ったまま熱湯に数分間漬けて取り出し、すぐに剥くと鬼皮も渋皮も簡単にむくことができます。5,6個ずつやったので少し手間がかかりましたが、ほとんどがするりとむくことができました。
皮むき

さっそく砂糖を入れてひと煮すれば、クリの甘煮のできあがり。これを瓶詰めにして、正月の栗きんとんに使ってもらいます。もう正月仕事も秒読みになってきました。
砂糖煮

毎朝の果物の皮むきは私の仕事なので、いただいていた富有柿をむいておきました。私の育った松山の家には大きな富有柿が1本あり、毎日学校から帰ったら10個くらい取ってきて、日の当たる縁側でせっせとむいて食べていたのです。ばあちゃんも柿が大好きで、入れ歯をカクカクいわせながら柿を食べていたことを思い出してしまいました。
富有柿

満月とお産

  • 2023.12.07 Thursday
  • 05:51
昨日の朝は気温が−2℃くらいでそんなに寒くなく、空気が澄んで夜景がきれいに見えました。神社山の陰になって町の中心部は見えませんが、札駅のJRタワーから北の方がよく見えます。北口から東区にかけてマンションが建ち並んだせいで、航空障害灯の赤いランプが乱立しています。

夜景

真上には月が輝いていましたが、満月から9日も経っているので、本当はかなり欠けています。それでも空気が澄んでいるので、すごく明るく感じました。(夜景モードで写しても、うまく写せませんでしたが…(>_<))

月

先月の出産前に、娘が「予定日は4日だけど、三人目だし満月が27日なので早く産まれそう…」と言っていたとおりに、26日に生まれました。その前後は月が見えなくて、あとでお月様を拝んでおきましたが、満月出産説は科学的には否定されているそうです。ちなみに私の生まれたときの月を調べて見ると、満月の二日前なので、あながち否定はできないのかもしれません。ところが牛の場合では、科学的に有意であるとの論文があってびっくりでした。石狩地方の428頭のホルスタインの出産を調べたものです。

論文

余市に帰ったものの、ワインの瓶詰めや畑の片付けなどでS君は寝る暇もなく働いているし、娘も寝ているわけにもいかず大変そうなので、週末にまた手伝いに行ってきます。核家族化した農家の子育ては大変ですね…

助産所生まれ

  • 2023.12.03 Sunday
  • 05:42
8号は体重もしっかりあり、順調に経過していて一安心。木曜には無事退院して家に連れて帰ってきました。ちびちゃん達は大喜びで、お人形さんのようにいじくり回していました。

退院

ひとしきりいじくっていたら、6号がそろりとお母さんのところに近づいて懐に入り、黙って甘えていました。まだ4歳前なので、本当はもっと甘えたいけれど、じっと我慢していたのでしょう。初めて5日間も母親と離れていたのに、一度もぐずらなかったのですからえらいものです。

甘え

6号も今回と同じ助産所で生まれましたが、低体重のためすぐに病院に運ばれてしまい、しばらく入院することになりました。今回は無事に生まれ、すっかり助産師さんのお世話になって娘も安心していたことでしょう。

ちょうど30日の夕刊にこんな記事がありました。現在では助産所を利用するのは全体の1%未満しかないけれど、そこで得られるものは大変大きいと、ドキュメンタリーの映画を作った方がいるのです。娘は絶対の信頼を置いているし、余市まで様子を見に来てくれるそうで、もっと利用してほしいと願っていました。(朝日新聞夕刊より拝借…m(__)m 2023.11.30)

助産所

お産の間ずっとちびちゃん達を預かっていたので、その疲れからかみさんは風邪をこじらせてダウンしてしまい、予定より一日早く、昨日余市に帰っていきました。娘の誕生祝もできなかったので、いただいていた「紅まどんな」を飾って食べてもらいました。なかなか冬の間は見に行けませんが、母子共に健康に過ごしてほしいです。

姫まどんな

8号誕生

  • 2023.11.27 Monday
  • 06:01
26日の早朝に、娘のところに女の赤ちゃんが誕生しました。子供たちは女の子がほしかったそうで、かわいくて仕方がない様子。けっこう難産だったらしく、娘はぐったりしていました。

誕生

場所は札幌市内にある産院で、二番目に続いて取りあげてくれました。こういうところの方が信頼関係があるので、娘は安心できるのでしょう。3人で一番体重があり、しっかりとした重たい赤ちゃんでした。私にとっては8人目の孫で、男男男男男と生まれたときにはどうなるかと思いましたが、そのあとは女女女と続きました。我が家では18歳で酒は解禁することにしているので、孫たちみんなと酒が飲めるまでとなると、90歳近くまでがんばらなければなりません。それを目指して私も精進しなくては。

週末仕事

  • 2023.11.14 Tuesday
  • 05:50
鉢植えで育てているムラサキシキブが、普通は鮮やかな黄色に色付くのに、日陰のせいか白くなり、だんだん紫に色付いて来ていました。
ムラサキシキブ

ところが土曜に初雪が降り、がっちり凍り付いてしまいました。屋根の下に入れておけばよかったのにあとの祭り。でもこの寒さではチリチリになっていたことでしょう。
積雪

この週末は寒さの中でも大忙し。息子の家の冬囲いに行き、一通りやったと思ったらまだ裏にもあるよ〜と。去年はまだ小さくて囲う必要がなかったアジサイが、しっかり大きく育っていました。でも葉が青々して全然しおれていません。今年の秋の陽気で、寒さが来ることを忘れていたのでしょう。
アジサイ

これでは囲えないので、葉むしりをしようと思ったらまだがっちりくっついて離れません。仕方なく葉を鋏で落としてから囲うことに。花芽がゴロゴロ出来ていたけれど、ちゃんと越冬できるのでしょうか?
葉むしり

我が家にはほとんど冬囲いする木はないけれど、雪を積むところだけはがっちり囲ってやらなければなりません。いつも悩むのが、灯油タンクの下に生えてきたエゾアジサイ。別のところにあった株が枯れてしまったら、入れ替わるようにここに芽生えてきて、毎年たくさんの花を咲かせます。
エゾアジサイ

花芽を見ながら剪定し、古枝も抜いておきました。灯油の配達の方の邪魔にならないよう、ヘンテコな格好ですが、なんとか囲っておきました。
冬囲い

日曜にはまだ紅玉が半分残っていたので、リンゴジャム作りの第2弾。ブラムリーを15%ほど混ぜて、レモン代わりの酸味に。今回は水分飛ばしのドライヤーを使わず、マッシャーでしっかり混ぜながら固まりがないようにつぶしていきました。砂糖の量はグラム単位まできっちり計っているけれど、今回の方がより滑らかに仕上がったようです。
紅玉 ジャム作り

クマ対策

  • 2023.10.05 Thursday
  • 04:26
昨日は朝からてんやわんやに。事務所に着いて Mac を立ち上げようとしたら、キーボードがうんともすんとも反応がなく、このためパスワードを入れることができないので起動できません。マウスは使えるので、困ったときの再起動を何回繰り返してもダメでした。仕方なく付属品として付いてくる、テンキーなしのキーボードを引っ張り出してきました。
キーボード

買ったのがヨドバシカメラで、まだ一年経っていないので連絡してみると、うちはアップル製品のサポートは一切していませんとけんもほろろ…札幌の窓口はビックカメラがやっているので、そちらへ行ってくださいとのことでした。それも面倒なので、とりあえずアップルサポートで手がかりがないか連絡しました。

アップルサポート

キーボードには、ライトニングケーブルの穴と小さなスイッチしかないので、物理的に壊れることは考えられません。程なくするとサポートから連絡があり、考えられる対策をあれこれやってみましたがどれもダメ。すると、有線で繋いでキーボードが使えるか試して下さいといわれ、やってみると使えたのです。無線の Bluetooth のせいかもしれないと、調べてみるので少々お待ちくださいといわれたので、その間にケーブルを抜いてもう一度認識するかやってみるとちゃんと繋がりました。何がよかったのか分からないけれど、とりあえず大丈夫なのでようやく解放。半日振り回されてしまいましたが、サポート体制がしっかりしているのには本当に感謝です。
問い合わせ

相変わらず朝の4時から走っていますが、(今朝は雷雨で断念…)この間まであんなに明るく暑かったのに…と思うほど、真っ暗闇になってしまいました。先週からは盤渓方面には行かず、動物園めがけて降りる冬のコースになっています。先週山の手に親子グマが三日続けて出没し、その後の動きがありませんでした。3年前に峠の手前で至近距離で遭遇しており(下の図の×印の位置)、その時は7月なので明るかったけれど、こんな暗闇で親子グマに遭遇したら絶対にアウトでしょう。
報道

その後の動きが分からなかったけれど、1日にまた山の手方面で目撃されています。多分別のクマが五天山方面にも繰り返し出没しているので、とても盤渓方面には行くことができないのです。住宅地の中を通るだけなので面白味はありませんが、どうせ真っ暗なので星でも眺めながら汗をかくことにしましょう。
周辺状況

晴れ舞台

  • 2023.09.26 Tuesday
  • 05:51
先日話題にしたハギの‘江戸絞り’。裏の階段では花を見ることができないので、なんとか表に持ってくることができないか?考えていました。何かしっかりした台になるものがあれば、それに鉢を載せることができるのです。

裏口

あれこれ考えていたら、物置にしまっている鉢のことを思い出しました。昔知り合いの園芸店が店を閉じるというので挨拶に行ったとき、ゴミになるので何でも持って行ってよと、これなんかいいんじゃない!と半ば押しつけられたのがこのベトナム製の大鉢でした。ものすごく重たいのを二つもいただき、やっとのことで持って帰り物置の奥の方に突っ込んでいたのです。

大鉢

よっこらせと玄関脇に据え付け、江戸絞りの鉢を載せるとまさにぴったり。枝垂れた枝がちょうどいい案配に四方に垂れてくれました。

玄関脇

ここだと玄関のすぐ脇なので、これで朝出掛ける時に花の咲き具合を楽しむことができます。あと一週間くらいで散ってしまうでしょうが、なんとか間に合ってよかったです。

満開

そして日曜日には、市内にいる長男次男一家が来襲。孫5人が入り乱れてプラレール遊びを。やっぱり兄弟が集まってしまうのは仕方ないけれど、いとこ同士毎年このように遊んでいけば、いろんな思い出が蓄積されていくことでしょう。

孫達

静寂を破られたこまめは、ロフトや梁の上、棚の上をうろうろと。一番の古手だから、みんなの赤ちゃんの時から見守ってくれているけれど、まだまだ闘争心は衰えていないようで、ちびが一人シャァッっと引っかけられそうになって逃げていたそうです。その元気が老化防止にはいいのかもしれません。

こまめ

誕生日

  • 2023.09.04 Monday
  • 05:58
今年の誕生日は、少し変則になってしまいました。31日で円山のパールモンドールが閉店してしまい、その最後の姿は函館出張のため見ることはできませんでした。頼んでいたケーキをかみさんに取りに行ってもらったら、炎天下に恐ろしいほどの長蛇の列が店を取り囲んでいたそうです。予約していたのはやはり『洋菓子の心』。これこそがモンドールの味です。
洋菓子の心

そんなに置いておけないので、前の日に祝ってくれました。小さなろうそく7本と、少し太い1本立てるとものすごく熱くなるので、あわてて吹き消してしまいました。
前夜祭

余市の娘からは、好物である地物のモモを毎年贈ってくれるのですが、今年は熟すのが思い切り早くなり、半月前に届いてしまいました。代わりに娘が担当している白ワインの『ポンニタイ』を開けることに。昨年醸造まもない時期に飲んだときには、まだ味が全然こなれていて心配になりましたが、飲んでびっくりするほど味がまろやかになっていました。娘が醸したワインで乾杯できるのですから、幸せなことです。
ポンニタイ

当日の夜は、松前の酒屋で買ってきた『豊盃(ほうはい)』を。青森の酒ですが、道内ではここと砂川の2軒でしか手に入らない日本酒です。この味を知ってからは、大島に行く楽しみができました。一升瓶1本と四合瓶2本を、重たい思いをして担いできただけに、とても美味しかったです。
豊盃

そして昨日は、夕方市内にいる長男と次男の一家がやって来ました。日本酒好きの長男からは、やはりレアな日本酒を。我が家の豊盃やまんさくと飲み比べておりました。
日本酒

次男一家からは、つまみに最高な柿の種のセットが。なかなか美味しかったです。孫5人が次々と降ってくるし、みんなどんどん大きく重たくなってくるので、じじはヘトヘトになってしまいました。
柿の種

最後に買ってきた愛媛産の鯛をさばき、とろけるような刺身でお酒が進んでしまいました。こんな長丁場の誕生日で夏の疲れもすっかりリセットできたので、新たな気持ちで後半戦に突入していきたいです。
鯛

秋の気配

  • 2023.08.23 Wednesday
  • 05:46
夏至からもう2ヶ月が経ち、朝起きた時にはまだ真っ暗で、盤渓から戻る頃にようやく明るくなってきます。実際はもっと暗いのですが、4時50分ころの町の様子です。夏至の頃には札駅周辺のビル群の左から太陽が昇っていたのに、今では神社山の向こうなので、なかなか日が昇ってきません。
夜明け

毎日うんざりするほどの暑さが続きますが、庭の花は少しずつ秋の花に移り変わってきました。鉢で育てている白花エゾオヤマノリンドウが、今年も1本だけ花を付けてくれました。高山植物なので、このくらいの方が似合っているのでしょう。
リンドウ

近所の方から3年前にいただいたカルセオラリア。本家の方は除草剤がかかってなくなったそうですが、我が家ではあちこちで猛烈に増えています。来年は本家に戻してあげなくては。
カルセオラリア

ヤマハギの江戸絞りも、ちらほら花が咲いて来ました。以前地植えにしていたときには、陽当たりが悪くてほとんど咲かなかったけれど、鉢植えにしてよく日が当たるようになって、株の勢いがよくなりました。今年もたくさん咲いてくれそうです。
江戸絞り

エゾトリカブトは暗くてうまく撮らなかったので、出かけるときに撮しに行くと、強光線が差し込んでますますひどい写真に…秋の花なんだから、ひんやりした空気の中で咲いてほしいと思います。
トリカブト

雨天練習場

  • 2023.08.21 Monday
  • 05:44
毎朝ランニングに出かける前に、必ず Yahoo天気の雨雲ズームレーダーで雨雲の確認をします。昨日は45分後に雨が降り始めますとあったので、なんとかなると出かけたのですが、盤渓側を下り始めたところで雨が降り始めました。向こう側には雨宿りできる場所がないので宮の森側まで戻り、大きく張り出している木の下でしばし雨宿り。すぐに小雨になってきたので家まで帰りましたが、たまにこういう失敗があります。

雨が降りそうだったり降っていれば、傘を差して反対側の小別沢トンネルを目指します。今年は雨が多いので、何度もこちらにお世話になりました。
小別沢トンネル

今はこんな立派なトンネルになりましたが、20年前までは車1台がやっと通れる手掘りのトンネル。先にトンネルに入ってライトを点けた方が勝ちで、子供たちも「勝った!」「あ〜あ負けたよ…」と大騒ぎしたものです。かつては市内有数の心霊スポットとして知られていましたが、こんな空間では幽霊の隠れる所がありません。
内部

この銘板にある通り、こんな短いトンネルながらNATM(ナトム)工法で掘られていました。これは先端のシールドマシンで掘り進みながらすぐにコンクリートを吹き付け、ロックボルトを打ち込んで壁を補強しながら掘り進んでいくもので、30年くらい前に道内に入ってきています。こんな短いトンネルだと、却って割高になったのでは…
NATM

このトンネルの長さは231.5mなので、5往復で2.4kmとなり、ちょうど盤渓との往復くらいになるのです。以前はススキノからの朝帰りとおぼしき実車のタクシーがよく通りましたが、コロナ禍でピタリと止まり、今でもめったに車は通りません。
銘板

かつてのトンネルは、宮の森側入り口からやや左向きに真っ直ぐ掘られていて、トンネルを抜けてこの右の道を下りて来ていました。昔の出口前に今も建築家が住んでいますが、40数年前には芸術家のグループが住んでいて、ここで朝まで飲み明かしたことがありました。昔のトンネルの記憶と共に、いろんなことを思い出してしまう場所です。
西区側

片付け

  • 2023.08.17 Thursday
  • 05:55
昨日も終日事務所で仕事をしていましたが、一区切りついたところで少し片付けものをやりました。引き出しの一つが一杯になり、いらないものを捨てなければならなくなったのです。するとまぁいらないものばかりたくさん出てくるもので、9割方は紙ゴミになり、引き出しもスカスカになってなにより。
なんでこんなものが?というものも出てきてびっくりでした。この切符は、銚子電鉄が経営危機を迎えているというニュースを見て、何かを買ったときのお礼に入っていたもの。こういうニュースには、鉄ちゃんは弱いのです。

切符

こんな不思議な絵も。独身時代に年賀状に使った記憶があるので、40年以上も前に手に入ったものでしょう。アルチンボルド風のガーデナーの絵で、こんな人になりたかったのかなぁ…?気持ちは分かりますが。
  アルチンボルド風

もう一箇所片付けたのが、母の関係の書類入れ。亡くなって一年半以上経ったけれど、なんとなく後回しにして手を付けていませんでした。必要なものは既にファイル化していたので、ほとんど捨てていいものですが、毎月発行される施設の月報だけはスキャンして残していました。最後の号にちらと顔が写っていて、いろんなことを思い出してしまいました。

月報

亡くなる直前に届いた通知では、面会が再び中止になっていました。この次の日に入院し、5日後に亡くなっているので、この通知は有名無実でしたが… 最後の何年かはコロナであまり顔を出せなかったので、寂しい思いをさせてしまったことが心残りでした。医者の妻だから、感染対策で仕方がないことは理解していたのですが、認知機能が弱くなっていくにつれ、なんで顔を出さないのかと不満ももらすようになっていて、気持ちよく見送れなかったことが心残りです。

コロナ通知

墓参り

  • 2023.08.13 Sunday
  • 05:50
お盆らしいといえばそうですが、なんとも暑い日々が続きます。昨日は墓参り。みんなで集まれるのはこの日しかないので、お盆前ではありますが、両親の分骨をしている北海御廟へお参りに行きました。あらためて町を見下ろすと、JRタワーが全然目立たなくなったねぇという声が。確かにタワマンが林立し、スカイラインが変わってしまいました。
眺望

昨日は一人欠けて総勢14名。焼香の順番待ちも混み合います。子供たちがどんどん大きくなっていけば、すごい光景になりそうです。
墓参り

下りは孫達が我先に走り下りていきました。子供たちが小さい時と同じ光景なのでなので、ちょっと感慨深いものがあります。
下り

昼食は事前にどこも予約が取れなかったけれど、飛び込みで入ったファミレスで14人分の席が取れました。このあとはずっと待たされていたので超ラッキー。こちらの年少組はまだ食が細くてかわいいもの。
年少組

ところがこちらの一年生コンビは、大人メニューをぱくぱくと平らげてしまい、あちこちからまだつまんでいました。これ以上体が大きくなると、こういう席では入りきらなくなるので、一同集まる会食も場所探しが大変そうです…(^^;)
一年生

雨上がり

  • 2023.07.08 Saturday
  • 05:45
昨日の朝は、前夜に降った雨はあがったものの、どんより曇ってしっとりしていました。こんな天気であれば、きっとマダラコウラナメクジがうようよ出ているに違いないと、怖さ半分期待半分で出かけると、さっそく町内のSさん宅の前で太いのが一匹。Sさんは園芸好きなので、資材などから持ち込まれたのか、毎度ここで見つけてしまいます。
ナメクジ

バス通りに出ると、まだ街灯が点いていました。(明るく写っていますが、実際はかなり薄暗いです。)夏至から約半月、確実に日が短くなっているのが分かります。
街灯

ところがお寺さんを過ぎて峠に至るまでに一匹も見つけられず、条件は前回よりもいいはずなのにと首をかしげながら盤渓から戻って来ました。峠と寺の間に分譲地があるので、寄ってみることに。半分くらいは菜園ですが、資材置き場が数カ所、あとは草ボウボウの原野になり、たくさんいそうですが、ここでも見つけることはできませんでした。北大の研究では「平年よりも気温が高く、風速が弱く、降雨量が多く、大気圧が低い日の翌日に多く見られる」とされていて、ぴったりの条件だったのに?
菜園分譲

ここでは荒れ地にコゴメバオトギリが群生しています。以前は寺の前の道路法面が真っ黄色になるほど繁茂していましたが、今ではすっかりオオイタドリに占有され、こちらに引っ越してきたようです。ハーブの世界ではセントジョンズワートと呼ばれ、花のエキスには収斂・鎮静作用があり、疲労回復に効果があるのでランナーが用いると聞いたことがあります。
コゴメバオトギリ

我が家の玄関脇では、鉢植えのヤマアジサイ‘くれない’が色付いて来ました。毎日変化するこの時期が一番魅力的です。
くれない

3年前に町内の方からいただいたカルセオラリアは、微細なタネを無数に振りまくので、いろんな鉢などから株が発生してきます。鹿児島県内で最初に帰化が確認されていますが、この様子であれば道内でも十分定着できそうです。とてもかわいいですけれど。
カルセオラリア

友人宅

  • 2023.07.02 Sunday
  • 05:48
昨日は友人宅へ。古くからの知り合いで、仕事も一緒にしていました。でも数年前に仕事を若手に譲って引退し、近郊の土地に家を建てて住み始めたのです。敷地は思い切り広く、ここから見えている木々もすべて敷地の中だそう…
室内から

古い造成地なので、既存木といってもそれから生えた木が主体で、大径木はあまりありません。でも辺りから飛んでくるのか、いろんな樹種が生えてきていました。湿った土地のためヤナギ類やヤチダモが多いのですが、周りの乾いたところにはエゾイタヤ(右)やアカイタヤ(左)が同時に生えていたり、キタコブシがたくさん生えてきていて、年々森が豊かになっていきそうです。
カエデ

野鳥が多いので、このマユミのように鳥散布型の稚樹もたくさん発生しています。広い敷地なので、しばらく見ないと風景がどんどん代わっていきそうです。
マユミ

敷地の片隅には、大きなバイオネストが作られていて、落ち葉堆肥を作っては畑に入れているそう。園芸や農業とは全く違う世界で生きてきたのに、こういうことまでしっかり取り組んでいるのがさすがでした。
バイオネスト

のんびりした隠遁生活を楽しんでいるのかと思いきや、毎日やることがたくさんあって、やってもやっても片付かないんだと。でもそれがとてもうれしそうで、こういう生活をしてみたいなぁと心底うらやましく思いました。同い年なので、お互い健康でいようと別れてきましたが、定期的に訪れて変化を楽しんでいきたいと思います。
畑

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