植物園温室
- 2024.01.20 Saturday
- 05:48
植物園の横を通ったら、温室が開いていたのでちょっと覗いてみました。コロナでずっと閉まっていたので、四年ぶりでしょうか。入口を入ったところには、クリーム色の花を咲かせているアメリカバンマツリ(Brunfelsia americana)が。開花したては真っ白で、少しずつ黄ばんでくる花のようです。
窓際ではトベラ(Pittosporum tobira)の花が。四国の海岸には普通に生えていたので、ちょっと懐かしく感じました。この花も初めは白く、やがて黄ばんできます。
なんだか怪しい花を付けているのは、オオバシダソテツ(Stangeria eriopus)というソテツの仲間。南アフリカが原産で、裸子植物らしい花はやっぱり雄花のようです。
かつては熱帯スイレンやオオオニバスが目を引いていた池には何もなくなり、オヒルギとメヒルギの鉢が置かれているだけ。なんとも寂しい限りです。ストレリッチア(ゴクラクチョウカ)(Strelitzia reginae)だけが派手な花を咲かせて一人気を吐いていました。
部屋の一番隅の方で、小さくて見逃してしまいそうな花を咲かせているのは、ウマノスズクサ科のアリストロキア・バエチカ(Aristolochia baetica)。イベリア半島からモロッコにかけて自生しており、まるで食虫植物のようです。
大温室で目を引くような花はこれだけで、なんとも寂しくなっていました。廊下にも鉢が一つもなくなり、北側はシダ室だけなので、せっかくたくさんの外国人が見に来ているのに、ちょっとかわいそうです。南側にある食虫植物室では、ムシトリスミレの仲間のピングィクラ ‘アフロディテ’(Pinguicula 'Aphrodite')が咲いていました。たくさんあるウツボカヅラの鉢はなんだか元気がなく、生きのいい捕虫葉がほとんどありません。湿度が足りないのかなぁ…
洋ラン室も目新しいものはなく、丈夫でいつも花を咲かせているものばかり。これはブラソカトレヤの‘マユミ’(Brassocattleya Maikai 'Mayumai' )。展示が目的の温室ではないとしても、今まで持っていたものをただ並べてあるだけでは、120円でもお金を取る価値はないように思えます。
一番奥にある多肉・サボテン室も回遊園路ができた分植栽スペースが狭くなっています。マユハケオモト(Haemanthus albiflos)を実生したのか、小さな株に咲いた花からまっ赤な果実が覗いていました。
恐らく札幌市民でここに来る人はほとんどいなくて、最近では来園者の半分以上は外国の方。都心でこれだけ緑を楽しめる唯一の場所なので、市民ボランティアの力を借りてでも、もう少し賑やかにできないものでしょうかねぇ…
窓際ではトベラ(Pittosporum tobira)の花が。四国の海岸には普通に生えていたので、ちょっと懐かしく感じました。この花も初めは白く、やがて黄ばんできます。
なんだか怪しい花を付けているのは、オオバシダソテツ(Stangeria eriopus)というソテツの仲間。南アフリカが原産で、裸子植物らしい花はやっぱり雄花のようです。
かつては熱帯スイレンやオオオニバスが目を引いていた池には何もなくなり、オヒルギとメヒルギの鉢が置かれているだけ。なんとも寂しい限りです。ストレリッチア(ゴクラクチョウカ)(Strelitzia reginae)だけが派手な花を咲かせて一人気を吐いていました。
部屋の一番隅の方で、小さくて見逃してしまいそうな花を咲かせているのは、ウマノスズクサ科のアリストロキア・バエチカ(Aristolochia baetica)。イベリア半島からモロッコにかけて自生しており、まるで食虫植物のようです。
大温室で目を引くような花はこれだけで、なんとも寂しくなっていました。廊下にも鉢が一つもなくなり、北側はシダ室だけなので、せっかくたくさんの外国人が見に来ているのに、ちょっとかわいそうです。南側にある食虫植物室では、ムシトリスミレの仲間のピングィクラ ‘アフロディテ’(Pinguicula 'Aphrodite')が咲いていました。たくさんあるウツボカヅラの鉢はなんだか元気がなく、生きのいい捕虫葉がほとんどありません。湿度が足りないのかなぁ…
洋ラン室も目新しいものはなく、丈夫でいつも花を咲かせているものばかり。これはブラソカトレヤの‘マユミ’(Brassocattleya Maikai 'Mayumai' )。展示が目的の温室ではないとしても、今まで持っていたものをただ並べてあるだけでは、120円でもお金を取る価値はないように思えます。
一番奥にある多肉・サボテン室も回遊園路ができた分植栽スペースが狭くなっています。マユハケオモト(Haemanthus albiflos)を実生したのか、小さな株に咲いた花からまっ赤な果実が覗いていました。
恐らく札幌市民でここに来る人はほとんどいなくて、最近では来園者の半分以上は外国の方。都心でこれだけ緑を楽しめる唯一の場所なので、市民ボランティアの力を借りてでも、もう少し賑やかにできないものでしょうかねぇ…