道央圏連絡道路
- 2023.12.20 Wednesday
- 05:49
毎日のニュースでラピダスに関するものはいくらでもあるのですが、こんな記事を見てちょっと懐かしくなりました。道央圏連絡道路なんて言葉を聞くことは、本当に久しぶり。確かに小樽・石狩から、札幌を通らずに千歳・苫小牧を結ぶこの道路の重要性は、これからますます高まってくることでしょう。
(Yahoo!ニュースから拝借…m(__)m、2023.12.18日付け)
この道路を造り始めてまもなく、ここを担当していた道路事務所の所長から相談を受け、大事な道路だから機能的にも修景的にもしっかりとして植栽をやりたいとの話がありました。このAさんという所長は、今までで一番気持ちよく仕事ができた方で、打合せに所長が出てくることはまずないのですが、この方は土木屋さんなのに緑に関心が高く、しっかりとチェックしてくれて、とてもいい仕事ができました。1998年にやった業務なので、もう25年も経っているのですか…
JHが造る高速道路の仕事はやったことがありませんが、開発局が造る高規格道路の仕事はこれを皮切りに、このあと函館新道、留萌道、広尾道、旭川紋別道と各地の道路緑化を手がけることになりました。この時は初めてだったので、本州でやられている事例などを調べると共に、積雪寒冷地特有の事象にも配慮した計画を立てていきました。
冬季の風雪下でも分岐の視認性を確保するために、標識の背後に常緑の針葉樹で樹叢を作ったり、間隔を少しずつ狭めて列植することにより、視線誘導を発揮させるようにしたりと、いろんな工夫をしたことを思い出します。この写真は植栽後5年目の2005年に写したもので、木がまだ小さいのでうまく効果が出ていませんが、今なら相当な樹高になっていることでしょう。
ここは空港の目の前なので、コンクリートの遮蔽植栽も求められました。今は道路内部に入れないので、上のような写真は車の中から撮すしかありませんが、擁壁部分は外から写せるはずです。JRからちらちらとは見ていましたが、こんな話題性のある道路の起点となったので、来年しっかりと見てこようと思います。
(Yahoo!ニュースから拝借…m(__)m、2023.12.18日付け)
この道路を造り始めてまもなく、ここを担当していた道路事務所の所長から相談を受け、大事な道路だから機能的にも修景的にもしっかりとして植栽をやりたいとの話がありました。このAさんという所長は、今までで一番気持ちよく仕事ができた方で、打合せに所長が出てくることはまずないのですが、この方は土木屋さんなのに緑に関心が高く、しっかりとチェックしてくれて、とてもいい仕事ができました。1998年にやった業務なので、もう25年も経っているのですか…
JHが造る高速道路の仕事はやったことがありませんが、開発局が造る高規格道路の仕事はこれを皮切りに、このあと函館新道、留萌道、広尾道、旭川紋別道と各地の道路緑化を手がけることになりました。この時は初めてだったので、本州でやられている事例などを調べると共に、積雪寒冷地特有の事象にも配慮した計画を立てていきました。
冬季の風雪下でも分岐の視認性を確保するために、標識の背後に常緑の針葉樹で樹叢を作ったり、間隔を少しずつ狭めて列植することにより、視線誘導を発揮させるようにしたりと、いろんな工夫をしたことを思い出します。この写真は植栽後5年目の2005年に写したもので、木がまだ小さいのでうまく効果が出ていませんが、今なら相当な樹高になっていることでしょう。
ここは空港の目の前なので、コンクリートの遮蔽植栽も求められました。今は道路内部に入れないので、上のような写真は車の中から撮すしかありませんが、擁壁部分は外から写せるはずです。JRからちらちらとは見ていましたが、こんな話題性のある道路の起点となったので、来年しっかりと見てこようと思います。