お花畑は今

  • 2018.11.25 Sunday
  • 05:56
昨日もこの時期恒例の、高山植物保護ネットによる、『お花畑は今 2018』の市民フォーラムがありました。クラーク会館で昼食を取り、北に向かって歩いて行くと、スカッと晴れた青空をバックに、古河講堂が格好よく輝いていました。いい場所に建てたものだと、いつも思ってしまいます。
古河講堂

旧昆虫学・養蚕学教室裏にある、多分構内で一番大きなハルニレは、9月の台風で右側の枝がかなりやられていました。こういうのは葉が落ちないと分からないものです。樹勢はまだしっかりしているので、また枝を吹いてくれることを期待したいです。
ハルニレ

構内にはアカナラがたくさん植えられており、一番最後まで葉っぱが残っていましたが、この雪で一斉に落ち始めました。茶色の葉なので、あまり美しくはありませんが、雪の上にかわいいシルエットを残していました。
アカナラの落ち葉

このフォーラムは、講演と若手研究者による研究事例発表会があるのですが、目玉には梅沢さんによる花旅の紹介があります。このため広い教室が、毎年埋まるほどの盛況になります。
高山植物保護ネットワーク

梅沢さんはいつも早く来るので、先日ようやく購入した新版の『北海道の草花』に、サインをしてもらいました。この「うめしゅん」がないと、やっぱりさまにならないですからねぇ。この本の情報量はものすごいけれど、完全にAPG体系に準拠しているので、なかなか使いこなせません。本当に大変です…(>_<)
うめしゅんサイン

今回のブータンとネパールの旅では、体力などと相談して、とうとうデジカメに切り替えたのだそうです。大きさも重さも半分くらいになって、とても楽になったけれど、いろいろとまだ使いこなせなくて大変だったとか。
デジカメ

たくさんのメコノプシスが登場した中で、初めて見つけたのがこのマナスルエンシス種だそうです。マナスルの山麓のある一角だけに咲いており、首尾よく見つけたものの、図鑑に載っている姿とは全然違っていて、本当かなぁ?と困惑している姿でしょうか?こんな色のメコノプシスもあるのですねぇ。
メコノプシス・マナスルエンシス

本邦初公開の植物が、この赤く色付くレウム(セイタカダイオウ)(Rheum nobile)です。高山の冷気や強風から花を守るために、白い苞葉が暖かくテントを作るので、温室植物とも呼ばれます。今回の旅で、赤く色付いているものが4株あったそう。標高5,000mにチャレンジしての収穫ですが、ヒマラヤ通いはまだまだ続くのかなぁ…
赤いレウム

北京市研修団

  • 2018.10.16 Tuesday
  • 06:00
昨日は、北京市から都市緑化や緑化樹に関した視察に見えられた方たちに、最近関わっている都心緑化の技術的な課題についてレクチャーをしました。本来は北京市役所だけの予定らしかったですが、いろいろあって2/3は民間企業の方たちでした。
北京市

普通このような視察だと、お付き合いできている人がろくに話も聞かず、居眠りばかりしているものですが、今回の方達はものすごく熱心。通訳の方が、日本で学位を取ってこちらで仕事しており、的確に内容が伝わっているのでしょう。びっしりとメモをとり続けていました。
講義

講義は3時間。どうしても通訳に同じ時間かかるので、長くなってしまいましたが、かなり盛りだくさんな内容をお伝えすることができました。質問が途切れないので、午後からまた続けましょうと、お弁当をいただきました。
昼食

午後の部は近くの創成川公園から。ミヤギノハギモドキの花が二度咲きしたのか?、まだ一部咲いていました。
創成川公園

視察は何と二週間。かなりの強行軍の第1日目とあって、初めは緊張していましたが、現場を歩いて行くとワイワイと賑やかになっていき、観光モードもちらりと。
記念撮影

野外彫刻はまだ馴染みがないのか、こんな所にこんな高額の物が置かれているなんて?とびっくりしていました。上がってもいいよ〜と見本を見せてあげると、一番若い子がさっそくポーズを取っていました。
彫刻

大通公園に入ったあたりから。空が真っ暗になり、雨がぽつぽつと。昼寝して油断していた奴が、私を見つけてあわてて雨を降らし始めたようです。
大通公園

駅前通を案内して北3条広場に着いた頃には、かなりの雨模様。通り雨とはいえ、本当に不安定な天気が続きます。やむなく赤れんがテラスに入ると、ちょうどテーブルが二つ空いており、質疑応答の続きを。団長の女性から次々と質問があったので、丁寧に答えてあげました。私たちが積み重ねてきたノウハウが、北京の街並み整備にかなり役立ちそうなので、これからもできるだけの協力をしていきたいと思います。
北3条広場

来年北京に招待するので、是非時間を作って下さいと言われましたが…うーーん。

講演 こぼれ話

  • 2018.03.23 Friday
  • 06:00
昨日夕方、ご老人から事務所に電話がありました。北海道新聞の夕刊見て、この方なら長年持ち続けてきた疑問を解決できるはずと、新聞社に無理を言って連絡先を教えてもらったんだそう…(^^;)

お話をうかがうと、茨戸川のほとりで川釣りをするのが趣味で、長年通っているのだけれど、北大ボート部の艇庫を過ぎたところにポプラの大木が並んでいるのが、なんのために植えられたものだか気になって仕方ない。あなたなら知っているのではと思って電話させていただいたとのこと。電話聴きながらGoogleマップで確認すると、どうもここのことのようです。
茨戸湖畔

確かに防風林ではないし、河畔にわざわざ木を植える理由も思い当たらないけれど、さすがに生振(おやふる)の歴史や樹木の由来までは知りませんからねぇ… 「私も80過ぎて先が短いので…」なんておっしゃるものだから、とりあえず連絡先を伺っておいて、調べて見ることにしましょうと電話を切りました。Google Earth で見ても、確かに大きな木が並んでいるように見えます。また宿題ができましたねぇ。
ポプラ並木

あとで夕刊を確認すると、こんな大きくカラー版で紹介されたんだとびっくり。でも、話は札幌における公園等の形成の歴史を話したのであって、ハルニレのことは最後の「こぼれ話」的にしゃべったんだけどなぁ。室内で話しているだけでは絵にならないので、帰り際にハルニレのところで説明したことの方がインパクトがあると考えたのでしょう。ちょっと心外でしたが、ハルニレのことを大きく宣伝してくれたわけですからありがたい話。そろそろハルニレプロジェクトの方も、真剣に取り組んでいかなければなりません。

道新夕刊

札幌の緑の歴史

  • 2018.03.22 Thursday
  • 05:52
関東周辺では、せっかくサクラが咲いたというのに、また雪景色に。札幌も朝はかなり冷え込みましたが、日差しはそれなりに暖かく、穏やかなお彼岸を迎えることができました。春分の日は、今年来年は21日だけれど、その次2年はまた20日となり、最近20日の方が多いように感じます。かみさんの誕生日なので、21日が休みでないと困るんだけどなぁ…

昨日は先日案内した『札幌百科』でお話をしてきました。人前で話することは今でも苦手だけれど、こういう機会を通じて資料整理が進んだり、新しい発見があるのも面白いところ。こういう機会を頂戴した札幌建築鑑賞会のみなさんには、心からお礼を申し上げたいです。会場は市民ホールなので、まずはハルニレにご挨拶を。青空を背景に、きりっと引き締まった姿でした。
ハルニレ

市民ホールに向かうと、なんだか長蛇の列が… 満席だとは聞いていたけれど、ここまで列があふれるとは…と、びっくりしたら、ずいぶん若い人達ばかりでした。何かホールでコンサートがあったみたい…(^^;)
行列

80名の募集に、かなりあふれる申込みがあったらしく、スタッフ入れて90名近くの超満員状態でした。話は「札幌緑の歴史 こぼれ話」というテーマで、開拓使が設置されて約50年の間に、札幌の町がどのように広がって行き、その中にどんな公園や庭園ができていったのか、順を追って説明していきました。普通三コマくらいの分量を一つにまとめるのですから、かなりのスピードで話しなければならず、かなり聞きづらかったかもしれません。m(__)m
満席

せっかくなので最後にハルニレの話も。この場所は、島義勇が本府を築こうと乗り込んできたときに、本陣を設置した場所なので、このハルニレはこの町の象徴的な存在なのです。町のど真ん中にあり、町の変遷を見続けてきた存在なわけですから、この木を最大限活かしていく必要があると思っています。
豊平館前庭

終わってからハルニレのところに行き、どんな状態になっているか、みなさんにもよく見ていただきました。多分ほとんどの方が、ここにこんな木があることを知らなかったかもしれません。歴史の中で忘れ去れてきたようなものを、これからも少しずつ光を当てていかなければと思ってしまいました。
ハルニレの説明

恵庭のシンポジウム

  • 2018.03.18 Sunday
  • 05:48
昨日は恵庭市であった「花と緑のまちづくり推進シンポジウム」に行ってきました。地下鉄とJRを乗り継いでちょうど一時間。恵庭駅から町を見下ろすと、全然雪が降っていなくて、道路はすっかり乾いていました。やはり石狩湾から離れると、こんなにも違うものなんですね。昨年は日陰にはまだ結構雪が残っていたけれど、今年は歩道も雪道に会わずに市民会館まで行けました。
町の風景

途中の恵庭大通では、気持ち悪いほどテングス病に罹ったソメイヨシノが…(>_<) 恵庭市内にはかなりソメイが植えられているので、他の場所もきっとこんな状態なんでしょう。早く植え替えてくれればいいですが。
テングス病

会場に着くと、いつものみなさんが迎えてくれました。毎年この時期に講演会が開かれるので、結構顔を出しています。プロのIさんが活けた会場の花はさすがに見事でした。こんな色合いの花があれば、会場の空気が一気になごみますからね。
盛り花

壇上のアレンジメントには、大きなコブシの枝が活けられていました。本州送りだそうですが、朝はまだつぼみが膨らんだくらいだったのに、みるみるほころんできたそうです。本州ならもう咲いてくる頃なので、冷蔵して抑えていたのでしょう。
アレンジメント

会場内には、昨年写された「花とも写真展2017」のパネルが並んでいました。今年からデータ化してパネルにしたので、見栄えが全然違います。いろんなイベントに使っていくので、これなら元が取れそうです。
写真展

肝心の講演とシンポは、とっても面白かったし勉強になりました。これからの公園や緑のあり方を、国交省のトップが分かりやすく解説してくれるのですから、こんなにお得な話はありません。道庁や札幌市からもっと来ればよかったものを… ホントもったいない。シンポも抜群に勉強になりました。いろいろと考えさせられる、充実した時間をありがとうございました。
シンポ

配布物の中に、花のまちづくりプランの概要版が。10年おきに作成してきて、これが3期目のプランになります。新聞に出たばかりの拠点整備も進められるので、ますます魅力ある町になっていくことでしょう。
花のまちづくりプラン

北方山草会

  • 2018.03.11 Sunday
  • 07:04
今日は3.11.早くも7年が経ちました。私にとっての7年は盛りだくさん過ぎて、思い返すのも大変なくらいなのに、被災された方たちにとっては、とてつもなく重たい年月だったことでしょう。いまだ見つからない方もいれば、仮設に暮らすことを余儀なくされている形がまだ1万人以上もいらっしゃるし、原発で故郷を追われた方たちだって何万人もいるという現実。その一方で復興予算をジャブジャブ注ぎ込んで、巨大な防潮堤は植生も風景も踏みつぶしながらどんどんできているし、原発が次々と再稼働しているのですから、この国の政治が狂ってきていることだけは紛れもない事実として受け止めなければ。ともあれ今日は、心静かに冥福を祈る一日にしたいと思います。

昨日は北方山草会の総会。入会して20年以上経つけれど、最近は完全に幽霊会員。ここ数年総会にも出られなくて、4年振りくらいの参加になりました。道内にはもう一つ、北海道山草会があり、こちらは実際に山草を栽培する方たちの団体で、歴史も大変古く、そろそろ百周年くらいではないのかな?北方山草会は、会則には「本会は自然保護を肝に銘じて、山野草の研究や培養・繁殖に取り組む人たちの楽しくなごやかな集まりとする。」とありますが、培養や繁殖をやっている方は少なくなり、近年では道内各地のフィールドに出て、植物を観察するのがメインの活動といえるでしょう。表紙はずっと坂本直行さんの絵でしたが、いよいよ原画がなくなってしまい、5年くらい前から現在顧問である鮫島淳一さんの植物画になっています。
表紙

今回発行の会誌が35号で、小特集はキンポウゲ科の植物となっていました。道南特有のセンニンソウやクサボタン、キクバオウレンなど、道央では見慣れないものもありました。
グラビア

今回の講演会は、事務局のIさんからキンポウゲ科の植物の紹介と、釧路の会員のSさんから、「釧路のスミレ」の出版記念講演があるはずでした。ところが今回の豪雨被害でJRが止まってしまって来ることができなくなり、急遽Iさんから引き続き、現在出版準備中の「道内植物の分布型」について、話題提供をいただきました。

道内には黒松内低地帯や石狩低地帯などの区切りによって植物の分布が区切られたり、そのまま日本海岸を北上したり、日高地方から道東の方に広がるものなど、様々な分布型が見られます。これらを実際に調査しながら地図にプロットし、類型化を図っているものです。本にまとまるのが楽しみです。(説明に使用した分布図は私も持っているけれど、見つからなかったので少し違うものを挙げておきます。)
分布型

梅沢さんに挨拶したら、あなたにぴったりのカレンダーを見つけたからあげるね〜と、咲くやこの花館のカレンダーをいただきました。植物のカレンダーはいくつあって嬉しいです♪
これはベトナム原産のカイドウツバキ(Camellia amplexicaulis)。種小名のアンプレクシカウリスはいろんな植物に使われますが、調べてみると「茎を抱く」という意味なので、この場合は葉ではなく花弁が丸まって、雄しべの筒を抱いているという意味でしょうか。
カイドウツバキ

北方山草会では、新会員を募集しています。年会費は4千円で、毎年この時期に会誌が発行されるし、春〜秋に各地で行われる観察会に参加することができます。(詳しくはHPを参照下さい)

(なぜか自宅のWi-Fiが繋がらなくなったので、更新が遅れました。m(__)m)

案内あれこれ

  • 2018.03.09 Friday
  • 05:49
昨日の予報では、日本海岸南部には100mm以上の雨が降ると言っていたけれど、札幌はそれほどでもなく、10数ミリほどで雨雲が通り過ぎていったようです。帯広など道東ではその何倍も降っているので、融雪洪水が起きなければいいですが。この後も暖気が定期的にやってきそうなので、着実に春が近づいていることが実感されます。いよいよ3月も半ばに入り、いろんなイベントが盛りだくさんになってきました。

■恵庭市・花と緑のシンポジウム「北のガーデンシティをめざして」
パネリストとして参加される内倉さんから、熱いお誘いがありました。昨年の都市公園法の改正によって、公園空間をより積極的な活用を図る方向に大きく舵が切られました。恵庭市では、道の駅『花ロードえにわ』周辺の整備計画を立てており、そのきっかけ作りのシンポとして企画されたようです。

花はな通信

元締めである国の課長直々に、このような講演に見えられるのは滅多にないチャンスですし、最前線で活躍されている方達がパネリストとして参加されていますので、ぜひご参加下さい。(詳細はこちらを参照下さい。)

もう一つはもっと身近な講習会の案内です。昨年から始まった、イコロの森によるマルヤマクラスでの連続講習会。
■プランツマンの本格ベランダガーデン
初回は3月27日(火)で、テーマは「ベランダでバラを楽しむ」。工藤さんが熱く語ってくれますよ〜

イコロの森

同時開催として、庭づくり相談会やガーデンマーケットもありますので、なかなかイコロまで行けない…方にも絶好のチャンスです。秋までの連続講習会なので、目的に合わせてご参加下さい。(詳細はこちらから)

メニュー

札幌百科

  • 2018.02.16 Friday
  • 05:53
自分が話することをここであまり紹介したくはないのですが、まだ空きがあるとのことなので、やむなく紹介させていただきます。

主催は札幌建築鑑賞会という、1991年から熱心な活動を続けている団体です。「わが街の文化遺産を再発見」をテーマに、「大人の遠足」や「古き建物を描く会」などの行事を続けています。そこから、ぜひ札幌の公園の成り立ちなどを話してほしいと依頼がありました。代表のSさんは私の講習はほとんど顔を出しているので、今さら私が話するより、あなたが話した方が早いのにと押し問答したのですが、やむなく引き受けることになりました…(^^;)

チラシ

その中では、明治期の札幌の町の発展と共に造られてきた主要公園だけでなく、かつて創成川のほとりにあった東皐(とうこう)園についても是非とのことでしたが、私は通り一遍の情報しか持っておりません。ところが、4年前に厚別区の有志によって『厚別黎明期の群像』という分厚い歴史書がとりまとめられ、その中で東皐園を造った上島正(かみじま ただし)のことが詳細に調べられていることを教えていただいたのです。そしてその冊子をSさんから手配していただき、現在私の手元にあります。

厚別黎明期の群像
 (「厚別黎明期の群像」より 厚別中央地区町づくり会議・厚別中央歴史の会発行、2013)

上島は信濃からやってきて、創成川縁に東皐園を造って落ち着きましたが、信濃から次々と人を呼び寄せて厚別の地の開墾を進め、やがて美田に変えていることから、直接の入植者ではないものの、こうして大きく取り上げられているのでした。まだまだこの本を読みこなしてはおりませんが、なんとか3月までにはご紹介したいと思っています。
上島正
 (「東区今昔」より  札幌市東区総務部総務課、1979)

これまでの話とほとんどダブってしまいますが、場所を市民ホールに取っていただいたので、窓からハルニレを見ながらプロジェクトの紹介もしたいと思います。興味のある方はチラシに沿って申し込んでください。

留辺蘂へ

  • 2018.02.08 Thursday
  • 06:25
昨年清里であったフォーラムに留辺蘂商工会議所の方が見えられてて、是非ともこのような話を地元の方達に聞かせてやりたいと、熱烈なオファーをいただきました。ぎちぎちに詰まった予定がある程度解消する時期ということで、このような日程になった次第です。昼までに留辺蘂に行くには、7時前のオホーツクに乗らなければならず、早くに起きてちょっとバタバタ。事務所に降りていく車の温度計が−13℃だったので、結構な冷え込みだったのですね。ホームでは網走行きのオホーツクと、釧路行きのおおぞらが発車するので、こんな時間でも大賑わい。車両は国鉄時代生まれのキハ183系だけど、いかつい初期系ではなく、丸っこい後期系に変わっていました。3月のダイヤ改正で、函館本線の183系北斗が新型車に置き換わってしまうので、状態のいい車両のお古がやってくるのでしょう。
オホーツク

さすがに雪まつり期間中だし、流氷観光真っ盛りなことから、札幌駅で既に満席。しかもでかいスーツケースを持ったアジア系の観光客が2/3を占めているので、網棚やスーツケース置き場は満杯になり、通路が半分くらい埋まってしまったので、トイレの移動も大変でした。1両増結していたけれど、この時期はもう少し考えなくてはいけないでしょう。
車内

中空知は厚く雪に覆われて、しんとした静寂の世界。真っ白になった樺戸山地は、いつ見ても本当にきれいです。いつもより早く3時半に起きて走ってきたので、この頃からうとうとし始め、旭川に着く直前に目が覚めました。かなりの数が降りたので少し空くのかと思いきや、入れ替わりにドッと乗り込んできて、また満杯に。
樺戸山地

永山新川を渡って射的山が見えたので、上野さぁぁんと手を振っておき、上川の少し手前に見えるエスポワールの鐘が見えたところでは、森のガーデンのガーデナー達に素通りでごめんよ〜と、心の中で謝っておきました。なんか後ろめたいものですねぇ…(^_^;)
エスポワールの銿

上川を過ぎると、急坂を登っていくので途端にのろのろ運転になってしまいます。線形が急だし勾配もあるので、新型車両を導入しても早くなる訳ではないのかもしれませんが、これでは特急の名が廃ります。そのおかげで山の様子がよく分かるのはいいのですが、めぼしい木を伐り尽くした寒々しい森が続くので、ちょっと幻滅してしまいました。
森林地帯

浮島峠を少し抜けたあたりでは、高規格の旭川紋別道が線路を大きくまたいでいきます。まさに交通機関の主役が入れ替わった姿を象徴するかのような、居丈高な存在感に威圧されてしまいました。
高規格

白滝、丸瀬布と通り抜けてようやく遠軽到着。ここまでで約3時間半。ここで方向転換するのに、スーツケースがぎちぎちに詰まった車内で、半分以上外国人だし、けっこう大騒動してシートを回転させました。冬の瞰望岩(がんぼういわ)を見たのは初めてだったかも。これはアイヌ語で「エンカルシペ」(遠くを見はらす場所)。藻岩山も本来この名前だったのに、モイワ(小さな山)という名前だった山を円山と名付けた際に、お古を押しつけられて藻岩山になってしまったのです。遠軽はちゃんと町の名前に取り込んで、その謂われを今に伝えているのが素晴らしいと思います。
エンカルシペ

留辺蘂には4時間15分でようやく到着。降りた客は二人でした。町の中心にある商工会館でのセミナーなので、ほぼこの近所の方ばかりだったけれど、わざわざ北見市内からやってきた方もいらっしゃいました。天気もよく、路面の状態がよくてなによりでした。
セミナー

参加者は20名あまりとちょうどよく、テーマのとおり、長く続く仕組みづくり、できるだけ少ない手間でしっかり植物のパフォーマンスを発揮させる基礎的な技術、そして,一年草だけでなく、安定してスペースを確保し、一年草をより美しく見せるための宿根草の組み合わせなどについて、時間いっぱいしっかりとお話しをさせていただきました。事前に現地の写真をいただいていたので、それに沿って具体的な話をしていったので、分かりやすく感じられたようです。
終わってから、毎日ブログを拝見しておりますと挨拶されて、顔から火が出る思いでした…(>_<)
コメントまで頂戴して本当にありがとうございます。みなさん早速実践に移したいとおっしゃっていたので、少しずつ変わっていくことをお祈りいたします。
会場内

さすがに日帰りはきついので、温根湯温泉に泊まっております。長湯して更新が少し遅れましたが、ポカポカと暖まりました♪

フラワースキルアップ講習会

  • 2017.11.25 Saturday
  • 06:00
昨日は、北海道フラワースキルアップ講習会。北海道花き振興協議会の主催となっていますが、実質的な運営は日本ハンギングバスケット協会北海道支部が担っています。花修景の知識や技術のスキルアップを図ることにより、北海道の花の魅力アップを図り、結果的に花の流通の拡大を図るものというのが表だった目的。会場はかでるの大会議室なので、こんな大きな入れ物にはたしてどれだけやってくるのか心配になりましたが、次々と顔見知りの方たちがやってきました。二つの専門学校生も団体でやってきたので、ほとんどぎっしりになるほどでした。
入り口

会場には、さすがハンギングバスケット協会らしく、すばらしいハンギングが飾られておりました。あの小さな容器で、どうしてこんなにボリュウム感が出るんだろうと思っていたら、あとでその種明かしもしてくれました。
ハンギングバスケット

ステージの前には、ずらりとプランターが飾られ、殺風景な冬枯れの風景しか見ていないので、やはり嬉しくなりますねぇ。しかもこの容器は伊藤商事の新製品だそうで、小さな容器ながらボリュウムが大きく見える工夫がされているとのこと。さすがです。
プランター

講演はその伊藤商事の社長から。伊藤さんとはカントリーガーデンの開園直後に何度かお目にかかったけれど、それ以来だったので十数年振りでしょうか。北海道はハンギングに最適な場所なんだから、いいものどんどん飾ってや〜とハッパかけられたことを思い出します。今では毎年支部会員による最高レベルのハンギングが見られるのですから、その役割を果たしているでしょうか。社長はもう歳だからと言いながら、相変わらずのアイデアマンで、国内はもとより、中国各地で相当活躍されているようでした。
伊藤社長

その後、マスターのNさんから、ハンギングとプランターの作成意図や特徴などの解説がありました。こういう説明があると大変分かりやすく、なるほどと感心することが多いので、滝野公園のハンギングも解説をやってほしいなぁ…(^^;)
中野さん

肝心のパネルディスカッションは、パネリストに梅木さん、高野さん、大森さんをお迎えしているので、私から何をお願いすることもなく、面白くてしばし聞き惚れてしまい、あわてて我に返ってコーディネーターの仕事に戻る始末。私自身も大変勉強になり、スキルアップ講習会の名に恥じない内容といえるのではないでしょうか。みなさん、本当にありがとうございました。
パネル

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