札幌百科

  • 2018.02.16 Friday
  • 05:53
自分が話することをここであまり紹介したくはないのですが、まだ空きがあるとのことなので、やむなく紹介させていただきます。

主催は札幌建築鑑賞会という、1991年から熱心な活動を続けている団体です。「わが街の文化遺産を再発見」をテーマに、「大人の遠足」や「古き建物を描く会」などの行事を続けています。そこから、ぜひ札幌の公園の成り立ちなどを話してほしいと依頼がありました。代表のSさんは私の講習はほとんど顔を出しているので、今さら私が話するより、あなたが話した方が早いのにと押し問答したのですが、やむなく引き受けることになりました…(^^;)

チラシ

その中では、明治期の札幌の町の発展と共に造られてきた主要公園だけでなく、かつて創成川のほとりにあった東皐(とうこう)園についても是非とのことでしたが、私は通り一遍の情報しか持っておりません。ところが、4年前に厚別区の有志によって『厚別黎明期の群像』という分厚い歴史書がとりまとめられ、その中で東皐園を造った上島正(かみじま ただし)のことが詳細に調べられていることを教えていただいたのです。そしてその冊子をSさんから手配していただき、現在私の手元にあります。

厚別黎明期の群像
 (「厚別黎明期の群像」より 厚別中央地区町づくり会議・厚別中央歴史の会発行、2013)

上島は信濃からやってきて、創成川縁に東皐園を造って落ち着きましたが、信濃から次々と人を呼び寄せて厚別の地の開墾を進め、やがて美田に変えていることから、直接の入植者ではないものの、こうして大きく取り上げられているのでした。まだまだこの本を読みこなしてはおりませんが、なんとか3月までにはご紹介したいと思っています。
上島正
 (「東区今昔」より  札幌市東区総務部総務課、1979)

これまでの話とほとんどダブってしまいますが、場所を市民ホールに取っていただいたので、窓からハルニレを見ながらプロジェクトの紹介もしたいと思います。興味のある方はチラシに沿って申し込んでください。

留辺蘂へ

  • 2018.02.08 Thursday
  • 06:25
昨年清里であったフォーラムに留辺蘂商工会議所の方が見えられてて、是非ともこのような話を地元の方達に聞かせてやりたいと、熱烈なオファーをいただきました。ぎちぎちに詰まった予定がある程度解消する時期ということで、このような日程になった次第です。昼までに留辺蘂に行くには、7時前のオホーツクに乗らなければならず、早くに起きてちょっとバタバタ。事務所に降りていく車の温度計が−13℃だったので、結構な冷え込みだったのですね。ホームでは網走行きのオホーツクと、釧路行きのおおぞらが発車するので、こんな時間でも大賑わい。車両は国鉄時代生まれのキハ183系だけど、いかつい初期系ではなく、丸っこい後期系に変わっていました。3月のダイヤ改正で、函館本線の183系北斗が新型車に置き換わってしまうので、状態のいい車両のお古がやってくるのでしょう。
オホーツク

さすがに雪まつり期間中だし、流氷観光真っ盛りなことから、札幌駅で既に満席。しかもでかいスーツケースを持ったアジア系の観光客が2/3を占めているので、網棚やスーツケース置き場は満杯になり、通路が半分くらい埋まってしまったので、トイレの移動も大変でした。1両増結していたけれど、この時期はもう少し考えなくてはいけないでしょう。
車内

中空知は厚く雪に覆われて、しんとした静寂の世界。真っ白になった樺戸山地は、いつ見ても本当にきれいです。いつもより早く3時半に起きて走ってきたので、この頃からうとうとし始め、旭川に着く直前に目が覚めました。かなりの数が降りたので少し空くのかと思いきや、入れ替わりにドッと乗り込んできて、また満杯に。
樺戸山地

永山新川を渡って射的山が見えたので、上野さぁぁんと手を振っておき、上川の少し手前に見えるエスポワールの鐘が見えたところでは、森のガーデンのガーデナー達に素通りでごめんよ〜と、心の中で謝っておきました。なんか後ろめたいものですねぇ…(^_^;)
エスポワールの銿

上川を過ぎると、急坂を登っていくので途端にのろのろ運転になってしまいます。線形が急だし勾配もあるので、新型車両を導入しても早くなる訳ではないのかもしれませんが、これでは特急の名が廃ります。そのおかげで山の様子がよく分かるのはいいのですが、めぼしい木を伐り尽くした寒々しい森が続くので、ちょっと幻滅してしまいました。
森林地帯

浮島峠を少し抜けたあたりでは、高規格の旭川紋別道が線路を大きくまたいでいきます。まさに交通機関の主役が入れ替わった姿を象徴するかのような、居丈高な存在感に威圧されてしまいました。
高規格

白滝、丸瀬布と通り抜けてようやく遠軽到着。ここまでで約3時間半。ここで方向転換するのに、スーツケースがぎちぎちに詰まった車内で、半分以上外国人だし、けっこう大騒動してシートを回転させました。冬の瞰望岩(がんぼういわ)を見たのは初めてだったかも。これはアイヌ語で「エンカルシペ」(遠くを見はらす場所)。藻岩山も本来この名前だったのに、モイワ(小さな山)という名前だった山を円山と名付けた際に、お古を押しつけられて藻岩山になってしまったのです。遠軽はちゃんと町の名前に取り込んで、その謂われを今に伝えているのが素晴らしいと思います。
エンカルシペ

留辺蘂には4時間15分でようやく到着。降りた客は二人でした。町の中心にある商工会館でのセミナーなので、ほぼこの近所の方ばかりだったけれど、わざわざ北見市内からやってきた方もいらっしゃいました。天気もよく、路面の状態がよくてなによりでした。
セミナー

参加者は20名あまりとちょうどよく、テーマのとおり、長く続く仕組みづくり、できるだけ少ない手間でしっかり植物のパフォーマンスを発揮させる基礎的な技術、そして,一年草だけでなく、安定してスペースを確保し、一年草をより美しく見せるための宿根草の組み合わせなどについて、時間いっぱいしっかりとお話しをさせていただきました。事前に現地の写真をいただいていたので、それに沿って具体的な話をしていったので、分かりやすく感じられたようです。
終わってから、毎日ブログを拝見しておりますと挨拶されて、顔から火が出る思いでした…(>_<)
コメントまで頂戴して本当にありがとうございます。みなさん早速実践に移したいとおっしゃっていたので、少しずつ変わっていくことをお祈りいたします。
会場内

さすがに日帰りはきついので、温根湯温泉に泊まっております。長湯して更新が少し遅れましたが、ポカポカと暖まりました♪

フラワースキルアップ講習会

  • 2017.11.25 Saturday
  • 06:00
昨日は、北海道フラワースキルアップ講習会。北海道花き振興協議会の主催となっていますが、実質的な運営は日本ハンギングバスケット協会北海道支部が担っています。花修景の知識や技術のスキルアップを図ることにより、北海道の花の魅力アップを図り、結果的に花の流通の拡大を図るものというのが表だった目的。会場はかでるの大会議室なので、こんな大きな入れ物にはたしてどれだけやってくるのか心配になりましたが、次々と顔見知りの方たちがやってきました。二つの専門学校生も団体でやってきたので、ほとんどぎっしりになるほどでした。
入り口

会場には、さすがハンギングバスケット協会らしく、すばらしいハンギングが飾られておりました。あの小さな容器で、どうしてこんなにボリュウム感が出るんだろうと思っていたら、あとでその種明かしもしてくれました。
ハンギングバスケット

ステージの前には、ずらりとプランターが飾られ、殺風景な冬枯れの風景しか見ていないので、やはり嬉しくなりますねぇ。しかもこの容器は伊藤商事の新製品だそうで、小さな容器ながらボリュウムが大きく見える工夫がされているとのこと。さすがです。
プランター

講演はその伊藤商事の社長から。伊藤さんとはカントリーガーデンの開園直後に何度かお目にかかったけれど、それ以来だったので十数年振りでしょうか。北海道はハンギングに最適な場所なんだから、いいものどんどん飾ってや〜とハッパかけられたことを思い出します。今では毎年支部会員による最高レベルのハンギングが見られるのですから、その役割を果たしているでしょうか。社長はもう歳だからと言いながら、相変わらずのアイデアマンで、国内はもとより、中国各地で相当活躍されているようでした。
伊藤社長

その後、マスターのNさんから、ハンギングとプランターの作成意図や特徴などの解説がありました。こういう説明があると大変分かりやすく、なるほどと感心することが多いので、滝野公園のハンギングも解説をやってほしいなぁ…(^^;)
中野さん

肝心のパネルディスカッションは、パネリストに梅木さん、高野さん、大森さんをお迎えしているので、私から何をお願いすることもなく、面白くてしばし聞き惚れてしまい、あわてて我に返ってコーディネーターの仕事に戻る始末。私自身も大変勉強になり、スキルアップ講習会の名に恥じない内容といえるのではないでしょうか。みなさん、本当にありがとうございました。
パネル

斜里岳の麓で

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 05:58
昨日は清里町でのセミナー。千歳から女満別に飛んで、迎えに来ていただいた車で清里町へ向かいました。収穫を終えた畑では、ゴロゴロしたビートが山積みされ、回収を待っていました。TPPによっては、乳製品と共に砂糖もかなり影響を受けるはずなので、大きな影響を受けることになるでしょう。工業製品の売り込みのことしか考えないバカな奴らには、そんなことは分からないでしょうが。
到着したのは、焼酎工場の隣にできたばかりの情報館「きよーる」。道の駅みたいに売店や軽食コーナーや情報提供ブースがあります。
焼酎

十数年前フラワーマスターの講習で来た時には、ここの焼酎は普通の瓶に入った普通の味だったけれど、数年前に瓶のデザインを一新し、味も以前に比べてかなりよくなっているとのこと。試飲コーナーもあったけれど、仕事の前に味見する訳にもいかず、我慢して終わってから来ることにしました。(あとで味見したら、本当に美味しかったです♪)
試飲コーナー

麦わらで作ったヒンメリが飾られていました。町内にこれを作っている方がいらっしゃるそうです。豊かな町には豊かな生活を営んでいる方がいるのですねぇ。
ヒンメリ

会場は立派な造りの生涯学習センター。ロビーを入っていくと、吹き抜けの正面に斜里岳がどーーんと迫っていました。快晴で風もなく、澄み切った青空に、既に真っ白になった山がくっきりと見えているのです。
会場

ここに住んでいる方にとっては、毎日見慣れているでしょうけれど、町外から来る人達は、見事な山だなぁとみなさんおっしゃっていました。本当に町の財産です。山容に陰影があるので、とても1,500mの山には見えない迫力があり、しばし眺めておりました。
斜里岳

セミナーには、オホーツク管内の各地だけでなく、釧路からも10名の参加があり、急遽会場を大きな部屋に変更したそう。壇上にいると汗ばむほどの熱気になりました。前半は十勝千年の森の新谷さんから、園内の案内と共に、一年間の作業を丁寧に解説していただきました。ここまでしっかり腰を据えてガーデンを維持されていることに、改めて感服することばかりでした。
新谷さん

オホーツク管内は、フラワーマスターの数も断トツに多く、各地で熱心な活動が続けられている地域です。今回のセミナーが、少しでも役立つことになればうれしいかぎり。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。

浦河で講習会

  • 2017.08.28 Monday
  • 06:01
今年のフラワーマスター認定講習会は、7月に美幌と札幌でやり、3箇所目が昨日浦河でありました。前日入りしなければならないため、ぎりぎりまで仕事してから,夕方のペガサス号で浦河を目指すことに。これに乗るのは初めてだし、夜のバスなんて陽水の歌みたいでちょっとウキウキでしたが、夜行バスは外がなんにも見えないわ、座席はかなり狭くて堅いわで、3時間半はけっこうきつかったです…(>_<)
夜のバス

意外と暑くて寝苦しく、途中でエアコン入れてしまいました。この二日は日高では珍しく暑い日だったそう。夜明けの浦河の町は雲が消えていき、また暑くなりそうな空模様でした。
夜明け

5時半から朝の散歩へ。行き当たりばったり歩いていると、日高線の高架がありましたが、もうここを列車が走ることはないのでしょうね。大人達は普段から乗らないので影響は少ないけれど、通学に乗っていた高校生達の負担が大変だということです。
日高線

浦河の町には、大きなお寺がたくさんありました。国道沿いにはお東さんのお寺が、その奥に曹洞宗の大きなお寺さんがありました。なかなか古くて由緒ありそうな寺で、立派な庭園もあるのです。何か謂われでも知っているかと、散歩に来ていたご老人に尋ねてみると、これは5,6年前に造られたものなんだよ〜と言われてがっくり。由緒ありげな亀島にだまされてしまいました…(^_^;)
石亀

あんまり手入れの行き届いていない庭に、ハンゴンソウとオオハンゴンソウが隣同士に生えていたのでパシャリ。ハンゴンソウにしては背が低いけれど、なかなか隣同士のショットは撮せないものです。町の郊外はどこもオオハンゴンソウの黄色い海になっていました。これだけ大規模に生えているのは初めてで、ちょっとびっくり。
ハンゴンソウ

海岸に出て、浦河港をぐるりと回って国道に戻ると、花をもりもりに飾っている理容室が。ここでも花屋さんよりほかの業種の方の方が熱心なようです。
理容店

受講者は浦河町内からのみで、ちょっと寂しかったけれど、町内で熱心な活動をしている「華・花倶楽部」の面々なので熱心に受講されていました。質問もたくさんいただきましたが、これからの活動に少しでもお役に立てればと思います。
講習会

あつべつ花フェスタ

  • 2017.06.02 Friday
  • 05:50
昨日も講演会。厚別区では、9年前から花のまちづくり応援事業を展開しており、ガーデニングコンテストや、国道12号の花植え活動などを行って来ています。その一環としての講演会が毎年企画されており、それが私のところにやって来てしまいました。
ちらし

会場は新札幌のアークシティホテル。70名ほどの申込みで、ちょうど話しやすい規模になりました。厚別区にはあんまり知り合いいないかと思っていたら、昔滝野公園でガイドやっていた方や、創成川公園のボランティアなど、次々と挨拶されてしまいました。
会場

ホールの後ろには、講演の終了後に行われるバザーの品がずらりと。地元の「まちづくりサルビア会」のみなさんが、自宅で育てている植物をチャリティ価格でお裾分けをするものです。ポット一つが50円なので、みなさん早速品定めをしておりました。
バザー1

いろんなところで採取されたタネは、無料での配付とのこと。いろんなしくみが既に出来ており、さてどんなことを期待されているのやら…
タネ

こうも連続して全く違う話をしていると、ふと、話の中身が途中で混線しそうになることがありますが、ある程度話し始めると頭も舌の回転も滑らかになり、時間通りピッタリに終わることができました。ちょっとはずした話題も混じったかなぁと心配になりましたが、こんな状況なのでご勘弁願えればと思っております。m(__)m
講習

講演終了後は、少しの休憩を挟んでバザーの開始。こうなるとおばさんパワー炸裂で、まるでバーゲン会場の賑わいとなってしまいました〜(笑) 私も負けじと割って入り、あらま先生まで!と笑われてしまいましたが、エダウチチゴユリの苗をしっかりゲットできました。
サルビア会

学会や講演会などが続いてしまい、日常の仕事にメチャしわ寄せが来ております。しばし落ち着いて仕事を片付けたいと思っておりますが、さてどうなりますやら…(^^;)

サイエンスフォーラム

  • 2017.05.15 Monday
  • 05:47
寒い風が吹きすさんだ日曜でした。買い物ついでにホームセンターに寄ったら、野菜の苗が店内に避難していました。これでは植えられた苗も冷たい風に叩かれて、風邪を引くものが出てくる心配があります。サトザクラが散り始めるまでは野菜苗は植えてはいけないと教えられていたけれど、やっぱりそんな謂われにも、根拠があるのでしょう。

今日は珍しく、講演会のお知らせを。サイエンス・フォーラムinさっぽろという、札幌科学談話会と中央図書館、博物館活動センターの三者で構成するサイエンス・コンソーシアム札幌が主催している連続講演会があります。2010年にスタートして以来、今回がなんと43回目。講師はほとんどが大学や博物館の研究者で、私のような民間人がやるのは珍しいようです。「ホットな科学の話題をやさしく・深く・おもしろく」話せるかどうか不安がありますが、今回は申込み不要だし、150席も用意があるので、ご案内しても大丈夫でしょう。

  チラシ表

主役はもちろん「市民ホール前のハルニレ」だし、開府以来150年のまちや緑地・公園の成立の歴史を振り返るのですから、これまでお話ししてきたことの寄せ集めになってしまいそう…(^^;)
実はまだ何も手を付けられないでいるので、いろいろとひねりを効かせなければと焦っています。
  チラシ裏
画像を集めていて、これまで随分たくさんの木々に接してきたんだと振り返ってしまいました。一つ一つその時のことはもちろん、その謂われを調べて新しい発見があったり、様々な思い出があります。そんな話になってしまうかもしれませんねぇ。
カツラ

 ◆日時  2017年5月27日(土曜日)14時〜16時  開場13時30分
 ◆場所  札幌市中央図書館3階講堂 中央区南22条西13丁目1-1  011-512-7320
 ◆備考  入場無料、予約不要。
      駐車場はございませんので、市電等公共交通機関でお越しください。

カルチャートーク

  • 2017.05.11 Thursday
  • 06:01
昨日は資料館でカルチャートークがありました。せっかくなので12丁目を見ておこうと東側から入ると、そんなに花も咲いていないのに外国人観光客が姉妹都市のサインを見たりしていました。少しは知られてきているのかな?ちょうどマグノリアが散り始めくらいだけど、樹形が崩れてしまってちょっと残念。せっかくのシンボル樹木だけに、もう少し丁寧に扱ってほしいです。
瀋陽コーナー

よく「シモクレン」と紹介されることもあるけれど、あえて和名で呼べば「サラサモクレン」になります。面倒なので、マグノリアとしておくのが一番楽だと思いますが。
マグノリア

この時期の楽しみは、南側にずらりと植栽されているカスミザクラ。既にエゾヤマザクラは葉桜になっているので、この時期だけ明確に区別することができるのです。なんでここにこれだけ集まったのでしょうか。全くの偶然としても、本当に不思議です。
桜

その中にずいぶんと色の濃いカスミザクラがあり、毎度本当にカスミザクラなの?と、確かめに行ってしまいますが、花柄(かへい)がちゃんと枝を打っているので、間違いなくカスミザクラです。こういう変りものから品種が生まれてくるのですが、最近そういうことをする人がいなくなりました。
カスミザクラ

資料館の敷地は教育委員会の管轄なので、市内の造園会社が植物管理を行っています。昨年秋にたまたまここを通った時に、ライラックが丸く刈り込まれているのを見て仰天してしまいました。既に花芽ができているものをそんな時期に刈り込むなんて…)^o^( その結果がこんな状態です。こんなライラックを見て何が面白いものか‼ 樹木の手入れを業者にさせるのはとても危険!と、常々言っているのがお分かりかと。
ライラック

2階から大通公園を見下ろすと、10丁目のマンションがいやが応にも目に飛び込んできます。せっかく都市景観形成地区の指定をかけているのに、高さ制限がかけられていないからこういうことに。なんとかならないものか、本当に残念です。
俯瞰

昨日のお話は「札幌のまちとともに歩んだ公園」として、大通、中島、円山の三公園の話をしてほしいとのことでした。人が集まらなければここでも紹介しようかと思ったら、一日で満杯になってしまったとか。盛りだくさん詰め込み過ぎて深みのない話になってしまったかと反省しきり。でも終了後、とても面白かったと 何人もの方から言われて救われました。こういう話はもう少し余裕がある時でないといけませんが、いつになったらそんな日がやって来るのでしょうね〜
セミナー

テーマパークに学ぶ

  • 2017.03.20 Monday
  • 05:52
恵庭に着くと、日当たりのいい歩道はすっかり雪が融けていました。恵庭は今年かなり雪が多かったと聞いていたので、市民会館まで歩いて行くのに難儀するかと心配でしたが、これなら大丈夫。
駅前

駅前通を歩いていると、古い民家を改装した「山猫花店」というあやしげな店が。賢治の童話を見て名付けたのかなぁ?と思って、帰ってから調べてみるとピンポンでした。『注文の多い料理店』では、「お店がお客に対し無理な注文を多々していく内容ですが、私達のお店はそれを逆にとらえ、お客様の様々な注文にお答えできるよう」にするためにこの名前にしたそうです。
山猫花店

会場は市民会館の二階。以前呼ばれた時と同じ会場でした。スクリーンを取り囲むように、半円形に並べた椅子も同様です。
会場

会場を飾る大きなアレンジメントは、花いっぱい文化協会の会長であるIさんの作品。この季節らしく、暖かみのある色彩によって春を演出しておりました。
花

会場の壁には、昨年のオープンガーデンの様子がずらりと貼り出され、市内の方達は熱心に見入ってました。市内であるからこそ、意外と見て歩かないので新鮮なのかもしれません。
オープンガーデン

恵庭花のまちづくり推進会議副会長の土谷さんの司会で、まずは会長の内倉さんの挨拶があり、いよいよ山本さんの講演が始まりました。札幌や月形など近郊だけでなく、函館や十勝からの参加者もあり、関心の高さが窺われました。
山本さん

「テーマパークに学ぶ…」とはどういうことなのか?と思っていました。氏の手がけたTDLの植栽計画においては、ウォルト・ディズニーの思いを綿密に分析し、ちょっと信じられないくらい緻密なプランが組み立てられていたのです。造園が、生きた素材である植物を扱う以上、時間軸と対象地の環境条件を踏まえたものにしなければなりません。
ディズニー語録1

通常の造園工事ではあり得ない枠組み。土木や建築と同等、あるいはそれ以上の重みを造園サイドがもちながら、さらに成長する素材である植物の質を高めていくための管理の重要さまでプランに組み込んでいく仕組みづくりは、まさに今のまちづくりにも必要なことなのです。今の恵庭が直面する課題に対し、とても分かりやすいアプローチの道筋を提示していただきました。
ディズニー語録2

30数年前山本さんに出会った時に、植物との関わりを武器にしたコンサルがあるんだ!とびっくりさせられた、その時の感動が甦える思いでした。いつまでも背中を追い続けなければならないようです。

恵庭の講演会

  • 2017.03.14 Tuesday
  • 05:52
恵庭市では、毎年この時期に花と緑のまちづくり講演会が行われます。私も昔、呼ばれてお邪魔したことがあったなぁと調べてみると、2005年ですからもう12年前にお話ししたことになります。今年は誰かな?と思って探したら、なんと山本紀久さんのお話ではないですか!
恵庭講演会

私が山本さんと出会ったのは、1985(S60)年のことでした。まだ植木屋時代のことで、開発局にいた先輩から、現在計画中の国営公園の植栽基本計画を立てているのだけれど、東京のコンサルがこちらの植物に詳しい人を探しているので、手伝ってあげてくれとのこと。私はまだ30ちょっとの若造でしたが、山本さんは一回り年上なので、まさに脂の乗りきったバリバリの技術者でした。
滝野公園1

たいしたお手伝いにもならなかったのですが、こんなシーンにふさわしい植物はなんだろうと、寒冷地で育つものを当てはめていったくらいでした。でもこの時、山本さんに出会っていなかったら、今の私は絶対に存在していなかったのです。
滝野公園3

当時は植木屋に入って4〜5年目くらいで、ようやく現場にも慣れてきていたし、庭づくりや植木の管理などの設計や現場だけでなく、営業部長としてゼネコンの下請け工事や公共工事にも手を広げて、かなり大きな現場も手がけるようになっていました。でもこのまま一生植木屋を続けて行くのもなぁ…と悩み始めていた時だったのです。当時の道内のコンサルは、私に言わせれば「図面書き屋」でしかなく、まして植物をメインにしたコンサルがあるなんて、とても想像できませんでした。なので、山本さんの仕事ぶりを見ていて、「まぶしい」なんてものではなかったのです。
滝野公園2
(「積雪寒冷地における植栽技術調査」報告書より  昭和61年3月、北海道開発局・(財)公園緑地管理財団)

あのまま独り者で身軽だったら、山本さんを慕って東京に行っていたかもしれません。まもなく結婚して子供ができたことや、たまたま緑系のコンサル部門を作りたいという方に出会って、そちらにお世話になることに。その後山本さんの「愛植物設計」を目標に、道内ではどこにも負けない植物をメインにしたコンサルを造り上げることになったのです。なので、私の進むべき道筋を示していただいた山本さんは、私の恩人といえるでしょう。この時期なかなか時間が取れないのですが、万難を排して聴きにいこうと思っています。

   花と緑のまちづくり講演会「テーマランドに学ぶ花と緑まちづくり」
            株式会社愛植物設計事務所 山本紀久氏
     ■開催日 3月18日(土)13時開場、13:30〜
     ■場 所 恵庭市新町10番地 恵庭市民会館2F大会議室
     (詳しくはこちらから)

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM