社内研修会

  • 2019.03.13 Wednesday
  • 05:42
今朝もうっすらみぞれが積もってましたが、中央区土木センターの積雪深は昨日朝で1cm、多分今日中に積雪0cmになってしまうでしょう。管区気象台は14cmなので、このままいけば来週にはなくなりそうなので、新記録になるのではないでしょうか。

日頃つきあいの多いY造園から、社内研修をやりたいのでぜひ講師を引き受けてほしいと頼まれたので、昨日の午前中にやってきました。昨年新社屋になったばかりで、玄関ホールに植えられているベンジャミンなども、すっかり落ち着いて元気に新芽を伸ばしていました。
ベンジャミン

壁面緑化のカセットもそれぞれ大きくなり、すき間が埋まってきて元気に育っています。このくらいの照度でも十分生育可能なようです。
壁面緑化

新社屋には、グループの研修機能も入っているため、7〜80人規模の講義室がありました。社員や現場職員など60名もの人が集まっているのにびっくり。社長以下熱心に聴き入っていたので、緊張しながら2つの話題についてお話しさせていただきました。
研修会

パワーポイントを作りながら、若い時からずっとご縁があったことに改めて気がつきました。豊平公園の管理もやっていたので、緑のセンター時代には常駐していたOさんにはいろいろと教えられたし、植木屋時代に百合が原公園の日本庭園を造った時、この会社とJVを組んで現場に入ったけれど、当時の私は入社2年目で要領を得ないままうろうろしていたため、何度現場代人のMさんにどやされたことか。この写真は、数年前に会社を片付けていて出てきたと、前の会社から送られてきたもの。工事現場なのにヘルメットを被っていないのですから、どやされるはずです…(^^;)
百合が原公園

コンサルに移ってからは、96年に滝野公園で行われた「みどりの愛護の集い」の会場整備では、Y造園とY種苗の二社が全力で当たってくれたので、式の前日にようやく完成するという離れ業を成し遂げることができました。このとき雅子様が、会場を大変気に入っていただいたお陰で、その後カントリーガーデンの造成をすべて任せられることになったものです。
滝野公園

北3条広場の整備では、なんと100年近く前に、この会社の初代がこのイチョウを植えたことを今回初めて知りました。そのイチョウの保全が最大のテーマであったことから、こんなところで恩返しができたというのも不思議なご縁です。イチョウの枝が落下しないよう、思い切って枝の整理をやった時に、高所作業車を自在に操ってどんどんやってくれたのもこの会社の職人たちでした。
北3条広場

私がやって来た成果は、このようにたくさんの人の力があったからこその結果でもあります。こうやって恩返しをやっていくことも、これからは大切なことだと改めて感じました。

緑花懇話会

  • 2019.03.10 Sunday
  • 05:54
昨日は研究会の例会があったので、豊平公園へ。今からちょうど30年前の1月。樹木を扱う生産者、流通業界、コンサルタント、そして役所の人達の横断的な勉強会をやろうと、十数名が集まったのが、平成に変わって10日目の夜でした。最近では冬の研修会と夏の見学会の2回体制で、昨日が第74回目の集まりとなりました。20年を機に取りまとめた冊子から、あっという間に10年が経ったのですね。
会誌

それともう一つ。ここの緑のセンターが開園したのが、ちょうど40年前の1979年3月10日なので、記念すべき40年目の節目でもあったのです。いろんな思いが脳裏を去来した一日となりました。
  緑のセンター
ところが、センターにはなにもそんなことが書かれていなくて、ええっ40周年の記念イベントやってないの?と聞いたら、そろそろかなぁとは思っていたけれど、特になにも予定はしていなくて…との返事。お祝いにシダレザクラを飾ってありますからと、玄関に背丈くらいのサクラが満開になっておりました。きっと春になれば、何かやってくれることでしょう。
シダレザクラ

研修会では、メンバーがやっていることの報告や、新しい技術や取り組みの紹介など、5件の話題提供があって、極めて充実した3時間となりました。今回は新しく若いメンバーが三人も増え、ますます充実していけそうです。
話題提供

最後に、この会を始めた長老から、極めて重たいお言葉をいただきました。私も来年は90歳になるので、出てこられなくなるかもしれない。戦後すぐにアメリカに渡り、戻って来たのが30際の時で、それから30年は種苗会社で緑に関わってきて、それからまた30年経った。ずっと関わってきたモンゴルの緑化では、それなりに成果も見えてきているけれど、とにかく今の地球は緑をせっせと植え続けないと壊れてしまうのは明らかなので、君たちも精一杯がんばってくれと、叱咤激励のお言葉を頂戴しました。うーーん、重たいなぁ…
長老

その後は地下鉄ですすきのに移動しましたが、ちょうど隣の北海きたえーるでイベントか試合があったのか、改札を抜けられないほどの混雑振り。ようやくホームに下りると、札幌ドームからのお客でどれも超満員で、分散してようやく乗ることができました。コンサが大勝したので、どどっとススキノに繰り出したようで。私たちも楽しい第二ラウンドを過ごすことができました。
宴会

お花畑は今

  • 2018.11.25 Sunday
  • 05:56
昨日もこの時期恒例の、高山植物保護ネットによる、『お花畑は今 2018』の市民フォーラムがありました。クラーク会館で昼食を取り、北に向かって歩いて行くと、スカッと晴れた青空をバックに、古河講堂が格好よく輝いていました。いい場所に建てたものだと、いつも思ってしまいます。
古河講堂

旧昆虫学・養蚕学教室裏にある、多分構内で一番大きなハルニレは、9月の台風で右側の枝がかなりやられていました。こういうのは葉が落ちないと分からないものです。樹勢はまだしっかりしているので、また枝を吹いてくれることを期待したいです。
ハルニレ

構内にはアカナラがたくさん植えられており、一番最後まで葉っぱが残っていましたが、この雪で一斉に落ち始めました。茶色の葉なので、あまり美しくはありませんが、雪の上にかわいいシルエットを残していました。
アカナラの落ち葉

このフォーラムは、講演と若手研究者による研究事例発表会があるのですが、目玉には梅沢さんによる花旅の紹介があります。このため広い教室が、毎年埋まるほどの盛況になります。
高山植物保護ネットワーク

梅沢さんはいつも早く来るので、先日ようやく購入した新版の『北海道の草花』に、サインをしてもらいました。この「うめしゅん」がないと、やっぱりさまにならないですからねぇ。この本の情報量はものすごいけれど、完全にAPG体系に準拠しているので、なかなか使いこなせません。本当に大変です…(>_<)
うめしゅんサイン

今回のブータンとネパールの旅では、体力などと相談して、とうとうデジカメに切り替えたのだそうです。大きさも重さも半分くらいになって、とても楽になったけれど、いろいろとまだ使いこなせなくて大変だったとか。
デジカメ

たくさんのメコノプシスが登場した中で、初めて見つけたのがこのマナスルエンシス種だそうです。マナスルの山麓のある一角だけに咲いており、首尾よく見つけたものの、図鑑に載っている姿とは全然違っていて、本当かなぁ?と困惑している姿でしょうか?こんな色のメコノプシスもあるのですねぇ。
メコノプシス・マナスルエンシス

本邦初公開の植物が、この赤く色付くレウム(セイタカダイオウ)(Rheum nobile)です。高山の冷気や強風から花を守るために、白い苞葉が暖かくテントを作るので、温室植物とも呼ばれます。今回の旅で、赤く色付いているものが4株あったそう。標高5,000mにチャレンジしての収穫ですが、ヒマラヤ通いはまだまだ続くのかなぁ…
赤いレウム

北京市研修団

  • 2018.10.16 Tuesday
  • 06:00
昨日は、北京市から都市緑化や緑化樹に関した視察に見えられた方たちに、最近関わっている都心緑化の技術的な課題についてレクチャーをしました。本来は北京市役所だけの予定らしかったですが、いろいろあって2/3は民間企業の方たちでした。
北京市

普通このような視察だと、お付き合いできている人がろくに話も聞かず、居眠りばかりしているものですが、今回の方達はものすごく熱心。通訳の方が、日本で学位を取ってこちらで仕事しており、的確に内容が伝わっているのでしょう。びっしりとメモをとり続けていました。
講義

講義は3時間。どうしても通訳に同じ時間かかるので、長くなってしまいましたが、かなり盛りだくさんな内容をお伝えすることができました。質問が途切れないので、午後からまた続けましょうと、お弁当をいただきました。
昼食

午後の部は近くの創成川公園から。ミヤギノハギモドキの花が二度咲きしたのか?、まだ一部咲いていました。
創成川公園

視察は何と二週間。かなりの強行軍の第1日目とあって、初めは緊張していましたが、現場を歩いて行くとワイワイと賑やかになっていき、観光モードもちらりと。
記念撮影

野外彫刻はまだ馴染みがないのか、こんな所にこんな高額の物が置かれているなんて?とびっくりしていました。上がってもいいよ〜と見本を見せてあげると、一番若い子がさっそくポーズを取っていました。
彫刻

大通公園に入ったあたりから。空が真っ暗になり、雨がぽつぽつと。昼寝して油断していた奴が、私を見つけてあわてて雨を降らし始めたようです。
大通公園

駅前通を案内して北3条広場に着いた頃には、かなりの雨模様。通り雨とはいえ、本当に不安定な天気が続きます。やむなく赤れんがテラスに入ると、ちょうどテーブルが二つ空いており、質疑応答の続きを。団長の女性から次々と質問があったので、丁寧に答えてあげました。私たちが積み重ねてきたノウハウが、北京の街並み整備にかなり役立ちそうなので、これからもできるだけの協力をしていきたいと思います。
北3条広場

来年北京に招待するので、是非時間を作って下さいと言われましたが…うーーん。

講演 こぼれ話

  • 2018.03.23 Friday
  • 06:00
昨日夕方、ご老人から事務所に電話がありました。北海道新聞の夕刊見て、この方なら長年持ち続けてきた疑問を解決できるはずと、新聞社に無理を言って連絡先を教えてもらったんだそう…(^^;)

お話をうかがうと、茨戸川のほとりで川釣りをするのが趣味で、長年通っているのだけれど、北大ボート部の艇庫を過ぎたところにポプラの大木が並んでいるのが、なんのために植えられたものだか気になって仕方ない。あなたなら知っているのではと思って電話させていただいたとのこと。電話聴きながらGoogleマップで確認すると、どうもここのことのようです。
茨戸湖畔

確かに防風林ではないし、河畔にわざわざ木を植える理由も思い当たらないけれど、さすがに生振(おやふる)の歴史や樹木の由来までは知りませんからねぇ… 「私も80過ぎて先が短いので…」なんておっしゃるものだから、とりあえず連絡先を伺っておいて、調べて見ることにしましょうと電話を切りました。Google Earth で見ても、確かに大きな木が並んでいるように見えます。また宿題ができましたねぇ。
ポプラ並木

あとで夕刊を確認すると、こんな大きくカラー版で紹介されたんだとびっくり。でも、話は札幌における公園等の形成の歴史を話したのであって、ハルニレのことは最後の「こぼれ話」的にしゃべったんだけどなぁ。室内で話しているだけでは絵にならないので、帰り際にハルニレのところで説明したことの方がインパクトがあると考えたのでしょう。ちょっと心外でしたが、ハルニレのことを大きく宣伝してくれたわけですからありがたい話。そろそろハルニレプロジェクトの方も、真剣に取り組んでいかなければなりません。

道新夕刊

札幌の緑の歴史

  • 2018.03.22 Thursday
  • 05:52
関東周辺では、せっかくサクラが咲いたというのに、また雪景色に。札幌も朝はかなり冷え込みましたが、日差しはそれなりに暖かく、穏やかなお彼岸を迎えることができました。春分の日は、今年来年は21日だけれど、その次2年はまた20日となり、最近20日の方が多いように感じます。かみさんの誕生日なので、21日が休みでないと困るんだけどなぁ…

昨日は先日案内した『札幌百科』でお話をしてきました。人前で話することは今でも苦手だけれど、こういう機会を通じて資料整理が進んだり、新しい発見があるのも面白いところ。こういう機会を頂戴した札幌建築鑑賞会のみなさんには、心からお礼を申し上げたいです。会場は市民ホールなので、まずはハルニレにご挨拶を。青空を背景に、きりっと引き締まった姿でした。
ハルニレ

市民ホールに向かうと、なんだか長蛇の列が… 満席だとは聞いていたけれど、ここまで列があふれるとは…と、びっくりしたら、ずいぶん若い人達ばかりでした。何かホールでコンサートがあったみたい…(^^;)
行列

80名の募集に、かなりあふれる申込みがあったらしく、スタッフ入れて90名近くの超満員状態でした。話は「札幌緑の歴史 こぼれ話」というテーマで、開拓使が設置されて約50年の間に、札幌の町がどのように広がって行き、その中にどんな公園や庭園ができていったのか、順を追って説明していきました。普通三コマくらいの分量を一つにまとめるのですから、かなりのスピードで話しなければならず、かなり聞きづらかったかもしれません。m(__)m
満席

せっかくなので最後にハルニレの話も。この場所は、島義勇が本府を築こうと乗り込んできたときに、本陣を設置した場所なので、このハルニレはこの町の象徴的な存在なのです。町のど真ん中にあり、町の変遷を見続けてきた存在なわけですから、この木を最大限活かしていく必要があると思っています。
豊平館前庭

終わってからハルニレのところに行き、どんな状態になっているか、みなさんにもよく見ていただきました。多分ほとんどの方が、ここにこんな木があることを知らなかったかもしれません。歴史の中で忘れ去れてきたようなものを、これからも少しずつ光を当てていかなければと思ってしまいました。
ハルニレの説明

恵庭のシンポジウム

  • 2018.03.18 Sunday
  • 05:48
昨日は恵庭市であった「花と緑のまちづくり推進シンポジウム」に行ってきました。地下鉄とJRを乗り継いでちょうど一時間。恵庭駅から町を見下ろすと、全然雪が降っていなくて、道路はすっかり乾いていました。やはり石狩湾から離れると、こんなにも違うものなんですね。昨年は日陰にはまだ結構雪が残っていたけれど、今年は歩道も雪道に会わずに市民会館まで行けました。
町の風景

途中の恵庭大通では、気持ち悪いほどテングス病に罹ったソメイヨシノが…(>_<) 恵庭市内にはかなりソメイが植えられているので、他の場所もきっとこんな状態なんでしょう。早く植え替えてくれればいいですが。
テングス病

会場に着くと、いつものみなさんが迎えてくれました。毎年この時期に講演会が開かれるので、結構顔を出しています。プロのIさんが活けた会場の花はさすがに見事でした。こんな色合いの花があれば、会場の空気が一気になごみますからね。
盛り花

壇上のアレンジメントには、大きなコブシの枝が活けられていました。本州送りだそうですが、朝はまだつぼみが膨らんだくらいだったのに、みるみるほころんできたそうです。本州ならもう咲いてくる頃なので、冷蔵して抑えていたのでしょう。
アレンジメント

会場内には、昨年写された「花とも写真展2017」のパネルが並んでいました。今年からデータ化してパネルにしたので、見栄えが全然違います。いろんなイベントに使っていくので、これなら元が取れそうです。
写真展

肝心の講演とシンポは、とっても面白かったし勉強になりました。これからの公園や緑のあり方を、国交省のトップが分かりやすく解説してくれるのですから、こんなにお得な話はありません。道庁や札幌市からもっと来ればよかったものを… ホントもったいない。シンポも抜群に勉強になりました。いろいろと考えさせられる、充実した時間をありがとうございました。
シンポ

配布物の中に、花のまちづくりプランの概要版が。10年おきに作成してきて、これが3期目のプランになります。新聞に出たばかりの拠点整備も進められるので、ますます魅力ある町になっていくことでしょう。
花のまちづくりプラン

北方山草会

  • 2018.03.11 Sunday
  • 07:04
今日は3.11.早くも7年が経ちました。私にとっての7年は盛りだくさん過ぎて、思い返すのも大変なくらいなのに、被災された方たちにとっては、とてつもなく重たい年月だったことでしょう。いまだ見つからない方もいれば、仮設に暮らすことを余儀なくされている形がまだ1万人以上もいらっしゃるし、原発で故郷を追われた方たちだって何万人もいるという現実。その一方で復興予算をジャブジャブ注ぎ込んで、巨大な防潮堤は植生も風景も踏みつぶしながらどんどんできているし、原発が次々と再稼働しているのですから、この国の政治が狂ってきていることだけは紛れもない事実として受け止めなければ。ともあれ今日は、心静かに冥福を祈る一日にしたいと思います。

昨日は北方山草会の総会。入会して20年以上経つけれど、最近は完全に幽霊会員。ここ数年総会にも出られなくて、4年振りくらいの参加になりました。道内にはもう一つ、北海道山草会があり、こちらは実際に山草を栽培する方たちの団体で、歴史も大変古く、そろそろ百周年くらいではないのかな?北方山草会は、会則には「本会は自然保護を肝に銘じて、山野草の研究や培養・繁殖に取り組む人たちの楽しくなごやかな集まりとする。」とありますが、培養や繁殖をやっている方は少なくなり、近年では道内各地のフィールドに出て、植物を観察するのがメインの活動といえるでしょう。表紙はずっと坂本直行さんの絵でしたが、いよいよ原画がなくなってしまい、5年くらい前から現在顧問である鮫島淳一さんの植物画になっています。
表紙

今回発行の会誌が35号で、小特集はキンポウゲ科の植物となっていました。道南特有のセンニンソウやクサボタン、キクバオウレンなど、道央では見慣れないものもありました。
グラビア

今回の講演会は、事務局のIさんからキンポウゲ科の植物の紹介と、釧路の会員のSさんから、「釧路のスミレ」の出版記念講演があるはずでした。ところが今回の豪雨被害でJRが止まってしまって来ることができなくなり、急遽Iさんから引き続き、現在出版準備中の「道内植物の分布型」について、話題提供をいただきました。

道内には黒松内低地帯や石狩低地帯などの区切りによって植物の分布が区切られたり、そのまま日本海岸を北上したり、日高地方から道東の方に広がるものなど、様々な分布型が見られます。これらを実際に調査しながら地図にプロットし、類型化を図っているものです。本にまとまるのが楽しみです。(説明に使用した分布図は私も持っているけれど、見つからなかったので少し違うものを挙げておきます。)
分布型

梅沢さんに挨拶したら、あなたにぴったりのカレンダーを見つけたからあげるね〜と、咲くやこの花館のカレンダーをいただきました。植物のカレンダーはいくつあって嬉しいです♪
これはベトナム原産のカイドウツバキ(Camellia amplexicaulis)。種小名のアンプレクシカウリスはいろんな植物に使われますが、調べてみると「茎を抱く」という意味なので、この場合は葉ではなく花弁が丸まって、雄しべの筒を抱いているという意味でしょうか。
カイドウツバキ

北方山草会では、新会員を募集しています。年会費は4千円で、毎年この時期に会誌が発行されるし、春〜秋に各地で行われる観察会に参加することができます。(詳しくはHPを参照下さい)

(なぜか自宅のWi-Fiが繋がらなくなったので、更新が遅れました。m(__)m)

案内あれこれ

  • 2018.03.09 Friday
  • 05:49
昨日の予報では、日本海岸南部には100mm以上の雨が降ると言っていたけれど、札幌はそれほどでもなく、10数ミリほどで雨雲が通り過ぎていったようです。帯広など道東ではその何倍も降っているので、融雪洪水が起きなければいいですが。この後も暖気が定期的にやってきそうなので、着実に春が近づいていることが実感されます。いよいよ3月も半ばに入り、いろんなイベントが盛りだくさんになってきました。

■恵庭市・花と緑のシンポジウム「北のガーデンシティをめざして」
パネリストとして参加される内倉さんから、熱いお誘いがありました。昨年の都市公園法の改正によって、公園空間をより積極的な活用を図る方向に大きく舵が切られました。恵庭市では、道の駅『花ロードえにわ』周辺の整備計画を立てており、そのきっかけ作りのシンポとして企画されたようです。

花はな通信

元締めである国の課長直々に、このような講演に見えられるのは滅多にないチャンスですし、最前線で活躍されている方達がパネリストとして参加されていますので、ぜひご参加下さい。(詳細はこちらを参照下さい。)

もう一つはもっと身近な講習会の案内です。昨年から始まった、イコロの森によるマルヤマクラスでの連続講習会。
■プランツマンの本格ベランダガーデン
初回は3月27日(火)で、テーマは「ベランダでバラを楽しむ」。工藤さんが熱く語ってくれますよ〜

イコロの森

同時開催として、庭づくり相談会やガーデンマーケットもありますので、なかなかイコロまで行けない…方にも絶好のチャンスです。秋までの連続講習会なので、目的に合わせてご参加下さい。(詳細はこちらから)

メニュー

札幌百科

  • 2018.02.16 Friday
  • 05:53
自分が話することをここであまり紹介したくはないのですが、まだ空きがあるとのことなので、やむなく紹介させていただきます。

主催は札幌建築鑑賞会という、1991年から熱心な活動を続けている団体です。「わが街の文化遺産を再発見」をテーマに、「大人の遠足」や「古き建物を描く会」などの行事を続けています。そこから、ぜひ札幌の公園の成り立ちなどを話してほしいと依頼がありました。代表のSさんは私の講習はほとんど顔を出しているので、今さら私が話するより、あなたが話した方が早いのにと押し問答したのですが、やむなく引き受けることになりました…(^^;)

チラシ

その中では、明治期の札幌の町の発展と共に造られてきた主要公園だけでなく、かつて創成川のほとりにあった東皐(とうこう)園についても是非とのことでしたが、私は通り一遍の情報しか持っておりません。ところが、4年前に厚別区の有志によって『厚別黎明期の群像』という分厚い歴史書がとりまとめられ、その中で東皐園を造った上島正(かみじま ただし)のことが詳細に調べられていることを教えていただいたのです。そしてその冊子をSさんから手配していただき、現在私の手元にあります。

厚別黎明期の群像
 (「厚別黎明期の群像」より 厚別中央地区町づくり会議・厚別中央歴史の会発行、2013)

上島は信濃からやってきて、創成川縁に東皐園を造って落ち着きましたが、信濃から次々と人を呼び寄せて厚別の地の開墾を進め、やがて美田に変えていることから、直接の入植者ではないものの、こうして大きく取り上げられているのでした。まだまだこの本を読みこなしてはおりませんが、なんとか3月までにはご紹介したいと思っています。
上島正
 (「東区今昔」より  札幌市東区総務部総務課、1979)

これまでの話とほとんどダブってしまいますが、場所を市民ホールに取っていただいたので、窓からハルニレを見ながらプロジェクトの紹介もしたいと思います。興味のある方はチラシに沿って申し込んでください。

留辺蘂へ

  • 2018.02.08 Thursday
  • 06:25
昨年清里であったフォーラムに留辺蘂商工会議所の方が見えられてて、是非ともこのような話を地元の方達に聞かせてやりたいと、熱烈なオファーをいただきました。ぎちぎちに詰まった予定がある程度解消する時期ということで、このような日程になった次第です。昼までに留辺蘂に行くには、7時前のオホーツクに乗らなければならず、早くに起きてちょっとバタバタ。事務所に降りていく車の温度計が−13℃だったので、結構な冷え込みだったのですね。ホームでは網走行きのオホーツクと、釧路行きのおおぞらが発車するので、こんな時間でも大賑わい。車両は国鉄時代生まれのキハ183系だけど、いかつい初期系ではなく、丸っこい後期系に変わっていました。3月のダイヤ改正で、函館本線の183系北斗が新型車に置き換わってしまうので、状態のいい車両のお古がやってくるのでしょう。
オホーツク

さすがに雪まつり期間中だし、流氷観光真っ盛りなことから、札幌駅で既に満席。しかもでかいスーツケースを持ったアジア系の観光客が2/3を占めているので、網棚やスーツケース置き場は満杯になり、通路が半分くらい埋まってしまったので、トイレの移動も大変でした。1両増結していたけれど、この時期はもう少し考えなくてはいけないでしょう。
車内

中空知は厚く雪に覆われて、しんとした静寂の世界。真っ白になった樺戸山地は、いつ見ても本当にきれいです。いつもより早く3時半に起きて走ってきたので、この頃からうとうとし始め、旭川に着く直前に目が覚めました。かなりの数が降りたので少し空くのかと思いきや、入れ替わりにドッと乗り込んできて、また満杯に。
樺戸山地

永山新川を渡って射的山が見えたので、上野さぁぁんと手を振っておき、上川の少し手前に見えるエスポワールの鐘が見えたところでは、森のガーデンのガーデナー達に素通りでごめんよ〜と、心の中で謝っておきました。なんか後ろめたいものですねぇ…(^_^;)
エスポワールの銿

上川を過ぎると、急坂を登っていくので途端にのろのろ運転になってしまいます。線形が急だし勾配もあるので、新型車両を導入しても早くなる訳ではないのかもしれませんが、これでは特急の名が廃ります。そのおかげで山の様子がよく分かるのはいいのですが、めぼしい木を伐り尽くした寒々しい森が続くので、ちょっと幻滅してしまいました。
森林地帯

浮島峠を少し抜けたあたりでは、高規格の旭川紋別道が線路を大きくまたいでいきます。まさに交通機関の主役が入れ替わった姿を象徴するかのような、居丈高な存在感に威圧されてしまいました。
高規格

白滝、丸瀬布と通り抜けてようやく遠軽到着。ここまでで約3時間半。ここで方向転換するのに、スーツケースがぎちぎちに詰まった車内で、半分以上外国人だし、けっこう大騒動してシートを回転させました。冬の瞰望岩(がんぼういわ)を見たのは初めてだったかも。これはアイヌ語で「エンカルシペ」(遠くを見はらす場所)。藻岩山も本来この名前だったのに、モイワ(小さな山)という名前だった山を円山と名付けた際に、お古を押しつけられて藻岩山になってしまったのです。遠軽はちゃんと町の名前に取り込んで、その謂われを今に伝えているのが素晴らしいと思います。
エンカルシペ

留辺蘂には4時間15分でようやく到着。降りた客は二人でした。町の中心にある商工会館でのセミナーなので、ほぼこの近所の方ばかりだったけれど、わざわざ北見市内からやってきた方もいらっしゃいました。天気もよく、路面の状態がよくてなによりでした。
セミナー

参加者は20名あまりとちょうどよく、テーマのとおり、長く続く仕組みづくり、できるだけ少ない手間でしっかり植物のパフォーマンスを発揮させる基礎的な技術、そして,一年草だけでなく、安定してスペースを確保し、一年草をより美しく見せるための宿根草の組み合わせなどについて、時間いっぱいしっかりとお話しをさせていただきました。事前に現地の写真をいただいていたので、それに沿って具体的な話をしていったので、分かりやすく感じられたようです。
終わってから、毎日ブログを拝見しておりますと挨拶されて、顔から火が出る思いでした…(>_<)
コメントまで頂戴して本当にありがとうございます。みなさん早速実践に移したいとおっしゃっていたので、少しずつ変わっていくことをお祈りいたします。
会場内

さすがに日帰りはきついので、温根湯温泉に泊まっております。長湯して更新が少し遅れましたが、ポカポカと暖まりました♪

フラワースキルアップ講習会

  • 2017.11.25 Saturday
  • 06:00
昨日は、北海道フラワースキルアップ講習会。北海道花き振興協議会の主催となっていますが、実質的な運営は日本ハンギングバスケット協会北海道支部が担っています。花修景の知識や技術のスキルアップを図ることにより、北海道の花の魅力アップを図り、結果的に花の流通の拡大を図るものというのが表だった目的。会場はかでるの大会議室なので、こんな大きな入れ物にはたしてどれだけやってくるのか心配になりましたが、次々と顔見知りの方たちがやってきました。二つの専門学校生も団体でやってきたので、ほとんどぎっしりになるほどでした。
入り口

会場には、さすがハンギングバスケット協会らしく、すばらしいハンギングが飾られておりました。あの小さな容器で、どうしてこんなにボリュウム感が出るんだろうと思っていたら、あとでその種明かしもしてくれました。
ハンギングバスケット

ステージの前には、ずらりとプランターが飾られ、殺風景な冬枯れの風景しか見ていないので、やはり嬉しくなりますねぇ。しかもこの容器は伊藤商事の新製品だそうで、小さな容器ながらボリュウムが大きく見える工夫がされているとのこと。さすがです。
プランター

講演はその伊藤商事の社長から。伊藤さんとはカントリーガーデンの開園直後に何度かお目にかかったけれど、それ以来だったので十数年振りでしょうか。北海道はハンギングに最適な場所なんだから、いいものどんどん飾ってや〜とハッパかけられたことを思い出します。今では毎年支部会員による最高レベルのハンギングが見られるのですから、その役割を果たしているでしょうか。社長はもう歳だからと言いながら、相変わらずのアイデアマンで、国内はもとより、中国各地で相当活躍されているようでした。
伊藤社長

その後、マスターのNさんから、ハンギングとプランターの作成意図や特徴などの解説がありました。こういう説明があると大変分かりやすく、なるほどと感心することが多いので、滝野公園のハンギングも解説をやってほしいなぁ…(^^;)
中野さん

肝心のパネルディスカッションは、パネリストに梅木さん、高野さん、大森さんをお迎えしているので、私から何をお願いすることもなく、面白くてしばし聞き惚れてしまい、あわてて我に返ってコーディネーターの仕事に戻る始末。私自身も大変勉強になり、スキルアップ講習会の名に恥じない内容といえるのではないでしょうか。みなさん、本当にありがとうございました。
パネル

斜里岳の麓で

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 05:58
昨日は清里町でのセミナー。千歳から女満別に飛んで、迎えに来ていただいた車で清里町へ向かいました。収穫を終えた畑では、ゴロゴロしたビートが山積みされ、回収を待っていました。TPPによっては、乳製品と共に砂糖もかなり影響を受けるはずなので、大きな影響を受けることになるでしょう。工業製品の売り込みのことしか考えないバカな奴らには、そんなことは分からないでしょうが。
到着したのは、焼酎工場の隣にできたばかりの情報館「きよーる」。道の駅みたいに売店や軽食コーナーや情報提供ブースがあります。
焼酎

十数年前フラワーマスターの講習で来た時には、ここの焼酎は普通の瓶に入った普通の味だったけれど、数年前に瓶のデザインを一新し、味も以前に比べてかなりよくなっているとのこと。試飲コーナーもあったけれど、仕事の前に味見する訳にもいかず、我慢して終わってから来ることにしました。(あとで味見したら、本当に美味しかったです♪)
試飲コーナー

麦わらで作ったヒンメリが飾られていました。町内にこれを作っている方がいらっしゃるそうです。豊かな町には豊かな生活を営んでいる方がいるのですねぇ。
ヒンメリ

会場は立派な造りの生涯学習センター。ロビーを入っていくと、吹き抜けの正面に斜里岳がどーーんと迫っていました。快晴で風もなく、澄み切った青空に、既に真っ白になった山がくっきりと見えているのです。
会場

ここに住んでいる方にとっては、毎日見慣れているでしょうけれど、町外から来る人達は、見事な山だなぁとみなさんおっしゃっていました。本当に町の財産です。山容に陰影があるので、とても1,500mの山には見えない迫力があり、しばし眺めておりました。
斜里岳

セミナーには、オホーツク管内の各地だけでなく、釧路からも10名の参加があり、急遽会場を大きな部屋に変更したそう。壇上にいると汗ばむほどの熱気になりました。前半は十勝千年の森の新谷さんから、園内の案内と共に、一年間の作業を丁寧に解説していただきました。ここまでしっかり腰を据えてガーデンを維持されていることに、改めて感服することばかりでした。
新谷さん

オホーツク管内は、フラワーマスターの数も断トツに多く、各地で熱心な活動が続けられている地域です。今回のセミナーが、少しでも役立つことになればうれしいかぎり。このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。

浦河で講習会

  • 2017.08.28 Monday
  • 06:01
今年のフラワーマスター認定講習会は、7月に美幌と札幌でやり、3箇所目が昨日浦河でありました。前日入りしなければならないため、ぎりぎりまで仕事してから,夕方のペガサス号で浦河を目指すことに。これに乗るのは初めてだし、夜のバスなんて陽水の歌みたいでちょっとウキウキでしたが、夜行バスは外がなんにも見えないわ、座席はかなり狭くて堅いわで、3時間半はけっこうきつかったです…(>_<)
夜のバス

意外と暑くて寝苦しく、途中でエアコン入れてしまいました。この二日は日高では珍しく暑い日だったそう。夜明けの浦河の町は雲が消えていき、また暑くなりそうな空模様でした。
夜明け

5時半から朝の散歩へ。行き当たりばったり歩いていると、日高線の高架がありましたが、もうここを列車が走ることはないのでしょうね。大人達は普段から乗らないので影響は少ないけれど、通学に乗っていた高校生達の負担が大変だということです。
日高線

浦河の町には、大きなお寺がたくさんありました。国道沿いにはお東さんのお寺が、その奥に曹洞宗の大きなお寺さんがありました。なかなか古くて由緒ありそうな寺で、立派な庭園もあるのです。何か謂われでも知っているかと、散歩に来ていたご老人に尋ねてみると、これは5,6年前に造られたものなんだよ〜と言われてがっくり。由緒ありげな亀島にだまされてしまいました…(^_^;)
石亀

あんまり手入れの行き届いていない庭に、ハンゴンソウとオオハンゴンソウが隣同士に生えていたのでパシャリ。ハンゴンソウにしては背が低いけれど、なかなか隣同士のショットは撮せないものです。町の郊外はどこもオオハンゴンソウの黄色い海になっていました。これだけ大規模に生えているのは初めてで、ちょっとびっくり。
ハンゴンソウ

海岸に出て、浦河港をぐるりと回って国道に戻ると、花をもりもりに飾っている理容室が。ここでも花屋さんよりほかの業種の方の方が熱心なようです。
理容店

受講者は浦河町内からのみで、ちょっと寂しかったけれど、町内で熱心な活動をしている「華・花倶楽部」の面々なので熱心に受講されていました。質問もたくさんいただきましたが、これからの活動に少しでもお役に立てればと思います。
講習会

あつべつ花フェスタ

  • 2017.06.02 Friday
  • 05:50
昨日も講演会。厚別区では、9年前から花のまちづくり応援事業を展開しており、ガーデニングコンテストや、国道12号の花植え活動などを行って来ています。その一環としての講演会が毎年企画されており、それが私のところにやって来てしまいました。
ちらし

会場は新札幌のアークシティホテル。70名ほどの申込みで、ちょうど話しやすい規模になりました。厚別区にはあんまり知り合いいないかと思っていたら、昔滝野公園でガイドやっていた方や、創成川公園のボランティアなど、次々と挨拶されてしまいました。
会場

ホールの後ろには、講演の終了後に行われるバザーの品がずらりと。地元の「まちづくりサルビア会」のみなさんが、自宅で育てている植物をチャリティ価格でお裾分けをするものです。ポット一つが50円なので、みなさん早速品定めをしておりました。
バザー1

いろんなところで採取されたタネは、無料での配付とのこと。いろんなしくみが既に出来ており、さてどんなことを期待されているのやら…
タネ

こうも連続して全く違う話をしていると、ふと、話の中身が途中で混線しそうになることがありますが、ある程度話し始めると頭も舌の回転も滑らかになり、時間通りピッタリに終わることができました。ちょっとはずした話題も混じったかなぁと心配になりましたが、こんな状況なのでご勘弁願えればと思っております。m(__)m
講習

講演終了後は、少しの休憩を挟んでバザーの開始。こうなるとおばさんパワー炸裂で、まるでバーゲン会場の賑わいとなってしまいました〜(笑) 私も負けじと割って入り、あらま先生まで!と笑われてしまいましたが、エダウチチゴユリの苗をしっかりゲットできました。
サルビア会

学会や講演会などが続いてしまい、日常の仕事にメチャしわ寄せが来ております。しばし落ち着いて仕事を片付けたいと思っておりますが、さてどうなりますやら…(^^;)

サイエンスフォーラム

  • 2017.05.15 Monday
  • 05:47
寒い風が吹きすさんだ日曜でした。買い物ついでにホームセンターに寄ったら、野菜の苗が店内に避難していました。これでは植えられた苗も冷たい風に叩かれて、風邪を引くものが出てくる心配があります。サトザクラが散り始めるまでは野菜苗は植えてはいけないと教えられていたけれど、やっぱりそんな謂われにも、根拠があるのでしょう。

今日は珍しく、講演会のお知らせを。サイエンス・フォーラムinさっぽろという、札幌科学談話会と中央図書館、博物館活動センターの三者で構成するサイエンス・コンソーシアム札幌が主催している連続講演会があります。2010年にスタートして以来、今回がなんと43回目。講師はほとんどが大学や博物館の研究者で、私のような民間人がやるのは珍しいようです。「ホットな科学の話題をやさしく・深く・おもしろく」話せるかどうか不安がありますが、今回は申込み不要だし、150席も用意があるので、ご案内しても大丈夫でしょう。

  チラシ表

主役はもちろん「市民ホール前のハルニレ」だし、開府以来150年のまちや緑地・公園の成立の歴史を振り返るのですから、これまでお話ししてきたことの寄せ集めになってしまいそう…(^^;)
実はまだ何も手を付けられないでいるので、いろいろとひねりを効かせなければと焦っています。
  チラシ裏
画像を集めていて、これまで随分たくさんの木々に接してきたんだと振り返ってしまいました。一つ一つその時のことはもちろん、その謂われを調べて新しい発見があったり、様々な思い出があります。そんな話になってしまうかもしれませんねぇ。
カツラ

 ◆日時  2017年5月27日(土曜日)14時〜16時  開場13時30分
 ◆場所  札幌市中央図書館3階講堂 中央区南22条西13丁目1-1  011-512-7320
 ◆備考  入場無料、予約不要。
      駐車場はございませんので、市電等公共交通機関でお越しください。

カルチャートーク

  • 2017.05.11 Thursday
  • 06:01
昨日は資料館でカルチャートークがありました。せっかくなので12丁目を見ておこうと東側から入ると、そんなに花も咲いていないのに外国人観光客が姉妹都市のサインを見たりしていました。少しは知られてきているのかな?ちょうどマグノリアが散り始めくらいだけど、樹形が崩れてしまってちょっと残念。せっかくのシンボル樹木だけに、もう少し丁寧に扱ってほしいです。
瀋陽コーナー

よく「シモクレン」と紹介されることもあるけれど、あえて和名で呼べば「サラサモクレン」になります。面倒なので、マグノリアとしておくのが一番楽だと思いますが。
マグノリア

この時期の楽しみは、南側にずらりと植栽されているカスミザクラ。既にエゾヤマザクラは葉桜になっているので、この時期だけ明確に区別することができるのです。なんでここにこれだけ集まったのでしょうか。全くの偶然としても、本当に不思議です。
桜

その中にずいぶんと色の濃いカスミザクラがあり、毎度本当にカスミザクラなの?と、確かめに行ってしまいますが、花柄(かへい)がちゃんと枝を打っているので、間違いなくカスミザクラです。こういう変りものから品種が生まれてくるのですが、最近そういうことをする人がいなくなりました。
カスミザクラ

資料館の敷地は教育委員会の管轄なので、市内の造園会社が植物管理を行っています。昨年秋にたまたまここを通った時に、ライラックが丸く刈り込まれているのを見て仰天してしまいました。既に花芽ができているものをそんな時期に刈り込むなんて…)^o^( その結果がこんな状態です。こんなライラックを見て何が面白いものか‼ 樹木の手入れを業者にさせるのはとても危険!と、常々言っているのがお分かりかと。
ライラック

2階から大通公園を見下ろすと、10丁目のマンションがいやが応にも目に飛び込んできます。せっかく都市景観形成地区の指定をかけているのに、高さ制限がかけられていないからこういうことに。なんとかならないものか、本当に残念です。
俯瞰

昨日のお話は「札幌のまちとともに歩んだ公園」として、大通、中島、円山の三公園の話をしてほしいとのことでした。人が集まらなければここでも紹介しようかと思ったら、一日で満杯になってしまったとか。盛りだくさん詰め込み過ぎて深みのない話になってしまったかと反省しきり。でも終了後、とても面白かったと 何人もの方から言われて救われました。こういう話はもう少し余裕がある時でないといけませんが、いつになったらそんな日がやって来るのでしょうね〜
セミナー

テーマパークに学ぶ

  • 2017.03.20 Monday
  • 05:52
恵庭に着くと、日当たりのいい歩道はすっかり雪が融けていました。恵庭は今年かなり雪が多かったと聞いていたので、市民会館まで歩いて行くのに難儀するかと心配でしたが、これなら大丈夫。
駅前

駅前通を歩いていると、古い民家を改装した「山猫花店」というあやしげな店が。賢治の童話を見て名付けたのかなぁ?と思って、帰ってから調べてみるとピンポンでした。『注文の多い料理店』では、「お店がお客に対し無理な注文を多々していく内容ですが、私達のお店はそれを逆にとらえ、お客様の様々な注文にお答えできるよう」にするためにこの名前にしたそうです。
山猫花店

会場は市民会館の二階。以前呼ばれた時と同じ会場でした。スクリーンを取り囲むように、半円形に並べた椅子も同様です。
会場

会場を飾る大きなアレンジメントは、花いっぱい文化協会の会長であるIさんの作品。この季節らしく、暖かみのある色彩によって春を演出しておりました。
花

会場の壁には、昨年のオープンガーデンの様子がずらりと貼り出され、市内の方達は熱心に見入ってました。市内であるからこそ、意外と見て歩かないので新鮮なのかもしれません。
オープンガーデン

恵庭花のまちづくり推進会議副会長の土谷さんの司会で、まずは会長の内倉さんの挨拶があり、いよいよ山本さんの講演が始まりました。札幌や月形など近郊だけでなく、函館や十勝からの参加者もあり、関心の高さが窺われました。
山本さん

「テーマパークに学ぶ…」とはどういうことなのか?と思っていました。氏の手がけたTDLの植栽計画においては、ウォルト・ディズニーの思いを綿密に分析し、ちょっと信じられないくらい緻密なプランが組み立てられていたのです。造園が、生きた素材である植物を扱う以上、時間軸と対象地の環境条件を踏まえたものにしなければなりません。
ディズニー語録1

通常の造園工事ではあり得ない枠組み。土木や建築と同等、あるいはそれ以上の重みを造園サイドがもちながら、さらに成長する素材である植物の質を高めていくための管理の重要さまでプランに組み込んでいく仕組みづくりは、まさに今のまちづくりにも必要なことなのです。今の恵庭が直面する課題に対し、とても分かりやすいアプローチの道筋を提示していただきました。
ディズニー語録2

30数年前山本さんに出会った時に、植物との関わりを武器にしたコンサルがあるんだ!とびっくりさせられた、その時の感動が甦える思いでした。いつまでも背中を追い続けなければならないようです。

恵庭の講演会

  • 2017.03.14 Tuesday
  • 05:52
恵庭市では、毎年この時期に花と緑のまちづくり講演会が行われます。私も昔、呼ばれてお邪魔したことがあったなぁと調べてみると、2005年ですからもう12年前にお話ししたことになります。今年は誰かな?と思って探したら、なんと山本紀久さんのお話ではないですか!
恵庭講演会

私が山本さんと出会ったのは、1985(S60)年のことでした。まだ植木屋時代のことで、開発局にいた先輩から、現在計画中の国営公園の植栽基本計画を立てているのだけれど、東京のコンサルがこちらの植物に詳しい人を探しているので、手伝ってあげてくれとのこと。私はまだ30ちょっとの若造でしたが、山本さんは一回り年上なので、まさに脂の乗りきったバリバリの技術者でした。
滝野公園1

たいしたお手伝いにもならなかったのですが、こんなシーンにふさわしい植物はなんだろうと、寒冷地で育つものを当てはめていったくらいでした。でもこの時、山本さんに出会っていなかったら、今の私は絶対に存在していなかったのです。
滝野公園3

当時は植木屋に入って4〜5年目くらいで、ようやく現場にも慣れてきていたし、庭づくりや植木の管理などの設計や現場だけでなく、営業部長としてゼネコンの下請け工事や公共工事にも手を広げて、かなり大きな現場も手がけるようになっていました。でもこのまま一生植木屋を続けて行くのもなぁ…と悩み始めていた時だったのです。当時の道内のコンサルは、私に言わせれば「図面書き屋」でしかなく、まして植物をメインにしたコンサルがあるなんて、とても想像できませんでした。なので、山本さんの仕事ぶりを見ていて、「まぶしい」なんてものではなかったのです。
滝野公園2
(「積雪寒冷地における植栽技術調査」報告書より  昭和61年3月、北海道開発局・(財)公園緑地管理財団)

あのまま独り者で身軽だったら、山本さんを慕って東京に行っていたかもしれません。まもなく結婚して子供ができたことや、たまたま緑系のコンサル部門を作りたいという方に出会って、そちらにお世話になることに。その後山本さんの「愛植物設計」を目標に、道内ではどこにも負けない植物をメインにしたコンサルを造り上げることになったのです。なので、私の進むべき道筋を示していただいた山本さんは、私の恩人といえるでしょう。この時期なかなか時間が取れないのですが、万難を排して聴きにいこうと思っています。

   花と緑のまちづくり講演会「テーマランドに学ぶ花と緑まちづくり」
            株式会社愛植物設計事務所 山本紀久氏
     ■開催日 3月18日(土)13時開場、13:30〜
     ■場 所 恵庭市新町10番地 恵庭市民会館2F大会議室
     (詳しくはこちらから)

Kitaraで研修会

  • 2016.11.10 Thursday
  • 05:56
やはりトランプが勝ちましたねぇ… わが国も同じだけど、何か威勢のいいことを垂れ流すだけで、本質なんかどうでもいい奴に流されてしまう。あの歴史が、また繰り返されてしまうのではないかと恐ろしくなります。あと四年間、地球が、日本が壊れてしまう恐怖にさいなまれるのでしょうか…

Kitaraのボランティアから、Kitaraのある中島公園のことをもっと知りたいので、ぜひお話を聞かせてほしいとの依頼があり、昨日研修会の講師を務めてきました。Kitaraに着くと、立派な貴賓室に案内されましたが、立派な調度より興味があったのが、パイプオルガンの部品でした。説明用にいろんなタイプの発音部があるのですねぇ。
パイプオルガン

ボランティアは80数名いるそうですが、普段熱心に参加してくれる半分ほどの方が、ほとんど参加されたようです。例によってあちこち話が飛んでいきながら、時間をかなりオーバーしてしまったけれど、たくさんのうろこが目から取れたようでした。このような機会を与えていただき、本当に感謝です。
研修会

帰り道、山鼻小学校脇の行啓通を通ると、名物のイロハモミジがすっかり色付いていました。例年であれば、ポカポカ陽気の小春日和には、格好の散歩道になるのに、今年の天気は本当に最悪です。湿雪害がなかっただけでもなによりでした。
イロハモミジ

事務所まで戻ってくる途中、大きく枝が垂れている街路樹を見つけました。よく見るとナナカマドのまだ若い木が、湿雪が乗っかって又のところから裂けてしまったようです。在来種でも葉がまだ落ちきらないのが、今年の天気の特徴でしょうか。
ナナカマド

よく見てみると、昨日のギンカエデと同じような分かれ方をしていて、股裂き状態になっていました。こうなると、もう助けることができないので、この木は植え替えるしかありません。本来であれば苗木の生産段階で、このような股割れしやすい苗木をはねてほしいのですが、そんな面倒なことやってくれませんからねぇ。
股割れ

2004年9月11日に札幌を襲った台風18号の被害では、このような股割れ被害が結構ありました。この時初めて、この危険性に気付かされたのです。このような被害を引き起こす天災は、本来何十年に一度と言われて来ましたが、最近ではそのサイクルがどんどん短くなっているようです。
台風被害
 (まさに股裂き状態になったキタコブシ  大通公園で、2004.9.11)

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