最後の作業

  • 2018.10.17 Wednesday
  • 05:53
昨日は、創成川公園の最後の作業指導。前日に気付いたミヤギノハギモドキの花を再度しげしげと見たけれど、二度咲きではなくずっと咲き続けたもののようです。今年はいろんな花の咲き方がおかしくなりました。
ミヤギノハギモドキ

ここのシラハギはちょうど見ごろ。滝野のようにほとんど咲かなかったのに比べて、普通通りに咲くというのも不思議です。
シラハギ

前日のレクチャーの中で、創成川公園には北京植物園のザンシュウインさんが作出した‘四季藍’という品種が植えられていると紹介しました。ここまで案内せずに大通公園に向かってしまったけれど、失敗でした。あと50m歩けばこの時期にも咲く花も見られたのに。
四季藍

狸二条広場には、外国人がたくさん集まって、情報交換したり土産物の整理をしていました。二条市場にもたくさんの人が途切れなく入っており、ようやく観光客も戻ってきたようです。
二条市場

私の作業指導も、今年はこれが最終回。前回やり残した所まで移動し、南に移動しながらライラックのムダ枝取りを進めていきました。これいるかい?落としてもいいよね?などとみんなで相談しながら、賑やかに作業を進めていました。
ライラック剪定

這性ビャクシンも、根が落ち着いてくると枝がどんどん伸びて来るので、芯を抜きながら枝数を増やしていきます。初めの頃のポヤポヤの株が、よくもこんなに密になったものだと思います。
芽摘み

人数は少なかったけれど、狸二条広場の南の区画もすべて手を入れて、200本のライラックの手入れを完了しました。あとは品種名のないライラックが20本近くあるので、みなさんにやってもらうことに。広場に戻っていくと、すっきりした樹形のハルニレと、真っ赤に紅葉したチシマザクラ、黄色く色付いてきたイタヤカエデが広場を彩っています。整備して8年が経過し、年月を経た姿にしばし見とれてしまいました。
狸二条広場

これからもボランティアのみなさんの力が不可欠なので、来年もまたよろしくお願いいたします〜

見どころ探訪ツアー

  • 2018.10.15 Monday
  • 06:01
昨日は、中島公園の見どころ探訪ツアー。朝のうちは晴れていたし、昼過ぎに事務所を出た時は、曇ってきたなぁ…と思っていたら、地下鉄から園内に上がると、何と小雨になっていました…(>_<) ここまで「雨男」になると、もう笑うしかありませんねぇ…(^^;)

もう14日だというのに、イチョウの黄葉がほとんど始まっておりませんでした。銀杏を付けた雌の木がほんのり黄色くなっている程度。昨年は10月15日に実施しており、かなり黄色くなっていたのに。
イチョウ

児童会館の前の花壇が、まだモリモリと咲いていました。ホウセンカがこの時期まで元気でいるなんて、ちょっとびっくりでした。タウンガーデナーさん達の活動が定着し、植栽のレベルもどんどん上がっているようです。
児童会館

イポメアの色違いが、うまく組み合わされていました。テラスライムと葉の形が違うと思ったら、どうも‘ソーラーパワー’という品種のようで、ブラックとライムの色違いがありました。まだ全然傷みが見られないですねぇ。
テラスライム

今年から参加費が500円になったので、定員が埋まるかなぁと心配していたら、ちゃんと埋まっていました。ありがたいことです。
参加者

私も傘を持っていなかったので、何本か事務所から持ってきてもらい、小雨の中をガイドしていきました。木下成太郎(しげたろう)像も無事に退院して戻ってきていたし、山内壮夫の作品群も、雨に濡れて輝いていました。
解説

彌彦(いやひこ)神社脇に並んでいるケヤキには、今年もケヤキフシアブラムシがびっしりと。これがユキムシと同じ仲間で、ケヤキとササの根を行ったり来たりしていると説明したら、ええっという感じ。ユキムシは冬の到来を告げる風物詩としてもてはやされるのに、こちらは嫌われ者なんだから、ちょっとかわいそう…
ケヤキ

園内のあちこちにまだ倒木処理の山が。台風の直後に地震があったために、全然報道されていませんでしたが、市内各所でものすごい数の倒木が発生し、処理が全然終わっていないのです。
倒木処理

Kitara脇を天文台に向かっていたら、切り株の形が、まるで北海道のようなものを見つけました。支持根の部分が出っ張るけれど、こんな形になっているものはなかなか珍しいでしょう。円盤が取れれば面白かったのに。
切り株

予定の時間を少しオーバーして無事に終了。そんなにひどい雨にはならずに済みましたが、みなさん熱心に聞き入っていただき、ガイドもやりやすかったです。やや肌寒い中、本当にお疲れ様でした〜

秋バラ

  • 2018.10.06 Saturday
  • 04:01
昼過ぎに区役所へ行ったついでに、大通のバラ園に寄ってきました。空気はやや冷えていたものの、日差しがあればちょうどいいくらいの気候でした。入り口にチャリを置いて西側から見ていくと、やはりハイブリッドティーの大きな花はよく目立ちます。特にこの‘宴’は、株がでかくなるし花も大きいので、存在感抜群です。
宴

表から見るとこんな具合。彼女の頭には、かわいそうにハトかカラスが糞を垂れていました。さすが忠良さん、このアングルは本当に様になります。
正面から

バラ園のサンクンの中には、北側にアメリカの品種、南側にドイツの品種が植えられており、真ん中のカナールの上でバチバチ火花を散らしています。(な訳ないか…(^^;)) 生育ぶりは圧倒的にドイツの勝ち。押され気味のアメリカ系の品種の中では、‘オレンジ・スプラッシュ’が一人気を吐いていました。
オレンジスプラッシュ

外周になる上の段では、‘アイス・バーグ’(別名‘シュネービッチェン’)がたくさんの花を咲かせて目立ちます。もう少し日当たりがよければ、もっときれいだろうに…
アイスバーグ

ドイツ系の品種の中では、真ん中にある‘フォルトゥーナ’が無数の花を咲かせて目立ってました。北大の圃場にも植えていますが、咲き始めが遅いものの、雪の降るまでずっと咲き続けています。冬枯れも起こさないので、本当に丈夫なバラだと思います。
フォルトゥーナ

花数は少ないものの、暖かいピンクとふっくらした花容がよく目立つ‘ホーム&ガーデン’。ドイツ系の品種とは思えない名前ですが、れっきとした Kordes の作出品種です。
ホーム&ガーデン

株が一番大きく、花も素晴らしいのが‘ポンポネッラ。一番西にあり、抱え咲きのうっとりするような花を咲かせます。せっかくの素敵な秋バラも、日曜の台風で叩かれてしまうのでしょうか。最後の花を楽しめるのは今日しかありませんよ〜
ポンポネッラ

これから所用で函館に出かけるので、明日の更新は多分できません。台風にまともにぶち当たってしまうので、なんとか日曜のうちには帰ってきたいと思っていますが、どうなりますやら…

秋晴れの創成川公園

  • 2018.10.03 Wednesday
  • 05:58
我が家の壁はトタン貼りなので、横なぐりの雨が降るととても賑やかです。3時過ぎから土砂降りになり、こりゃとても走れないなぁ…とあきらめてしまいました。こんな予報だったかと、タブレットで雨雲を確認すると、2時間ほどで通過しそうな雲行きでした。
6時前には雨も上がったので、予定どおり創成川公園の現場に行き、いつものように北の端から現場のチェックを。9月初めの台風で、ここでも少し倒木が出たそうですが、まだ木が小さいので大半は無事でなにより。北半分に植えられているミヤギノハギモドキは、早咲きのため風に花を吹き飛ばされたらしく、もうほとんど残っておりませんでした。
ミヤギノハギモドキ

南1条から南に植えられているのは、本物のミヤギノハギのため、台風後から咲き始めて今が盛り。見事に枝を川面に垂らし、ハギらしい風情を出しています。
ミヤギノハギ

以前は枝が繁りすぎて、ベンチに座れないと苦情が来たそうですが、7月始めに刈り取ることにより、半分ほどの枝の長さながら、同じ時期に見事に咲きそろってちょうどよくなっています。
夏刈り

集まったボランティアのみなさんは10人あまり。このくらいが作業指導にはちょうどいいのです。ライラックのムダ枝の処理や、ひこばえの活用法を中心に、狸二条広場を出発して北の方に進んでいきました。少し寒いくらいの風が吹いていましたが、だんだん収まってきました。
ひこばえ処理

テレビ塔の横では、近くの市立保育園の子供たちでしょう、てこてこと歩いているのを見ると、ついうちの孫くらいかなぁ…なんて見てしまいます。間もなく2号も2歳を迎えますからねぇ。
子供たち

古い幹が夏の間に枯れているものが多く、ていねいに切り取っていきました。元気な枝の所まで切り取る時の角度を、しっかりと覚えていただきましたが、かなり難しかったようです。
枯れ枝取り

半分過ぎたところでタイムアウトになり、残りは二週間後にやることにして、狸二条広場に戻ってきました。出発した時にはオータムフェスタの片付けで、ごちゃごちゃになっていたものが、きれいさっぱり資材がなくなり、ようやく安田さんの彫刻もすっきり見えていました。
広場

いつもの蕎麦屋で千鳥蕎麦を食べ、バスで帰ろうとして、またわしたショップに吸い寄せられてしまいました。ドラゴンフルーツやスターフルーツなどを見つけて奥の方に行くと、ちんすこうの詰め放題が。前回はシークワーサーだったので、こちらに挑戦。380円でぎゅう詰めのちんすこう、19個ををゲットしました〜(^^;)
わしたショップ

百合が原公園

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 05:48
昨日は車の12ヶ月点検があり、百合が原公園の隣にあるディーラーに車を預け、園内を一回り散策してきました。日差しは強かったけれど、木陰に入ればすっと涼しくなるという、北海道らしい夏に戻ってよかったです。西側のゲートから入ると、目の前にキササゲの花が満開に。百合が原公園では、昔の園長の方針で下枝を絶対に払わないため、こういう花が間近に見られるというメリットはあるけれど、歩きづらくて邪魔くさい枝がたくさんあります…(^^;) アメリカキササゲに比べれば、うんと小さな花だけど、よ〜く見るとなかなか味のある花です。
キササゲ

カツラの生け垣に囲まれたユリの見本園では、もうほとんどのユリが咲き終わり、オリエンタル系の‘ル・レーブ’だけが優しい花を咲かせていました。カントリーガーデンでも植えたことがあるけれど、あんまり寿命が長くなかったなぁ…
ル・レーブ

咲き残っているユリを求めて歩いて行くと、すっかり葉が溶けているものの、花だけ見れば清楚な気品を漂わせているマドンナリリーがありました。かつてはエジプトやギリシャでも神聖のシンボルとあがめられ、キリスト教では聖母の純潔を象徴する白ユリとして、永らくマドンナリリーが確固たる地位を担っていました。ところが強健なテッポウユリが我が国からもたらされると、一般的な場所ではたちまちその地位を奪われてしまったのです。
マドンナリリー

池を渡って温室の方に歩いて行くと、あれれ…サイロの横の木が、既にサイロより大きくなっているのに気付きました。これでは展望台として役に立たなくなってしまうのに…樹木の成長は着実に進んでいくものですね。
サイロ

あとでサイロの足元に行って気付いたのですが、イワガラミがずっと上まで這い上がり、展望台のところまで上っていたのです。暑いのを嫌がるように、日陰の方にくっついていくものだから、全然気付きませんでした。凸凹の多い軟石だから、うまくくっつくことができたのでしょう。
イワガラミ

ロックガーデンやビーチヘッジの方も見て歩きましたが、花も少ないし、なんと言っても日差しが熱い!踏切を渡ってハルニレの木陰に逃げ込みました。これらのハルニレは初めから植えられたものではなく、北区のシンボルがハルニレになった時に、区長からここにハルニレの森を造るように指示が出たのでした。どのあたりがいいかなぁと、当時の園長と歩いたことを思い出します。それからもう20年以上、ゆったりと枝を広げて、最高の木陰を提供してくれています。デイサービスのご老人たちも、きっと居心地がよかったことでしょう。
ハルニレの木陰

世界の庭園前の星形花壇では、まだなんとかラベンダーの花が残っていました。南側はもう茶色だけど、こちらからだとなんとか見られる状態です。
ユリ園

せっかくなので、130円払って世界の庭園へ。実はお目当ては庭園ではなく、この花です。葉っぱもホオノキの倍くらい、最大級の花を咲かせるマグノリア・アシェイ(Magnolia ashei)は、北アメリカ原産だけど、Zone-No.は5〜9で、けっこう越冬性はぎりぎり。手厚い冬囲いを行ってなんとか花芽を維持し、かなり遅めに花を咲かせます。ホオノキのようなパカッと開けば、もっと迫力が出るでしょうが、こんな感じに咲くのがこの花の魅力なのでしょう。
アシェイ

春の到来

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 05:54
昨日の朝も真っ白に霜が下りていましたが、日が昇るにつれて急速に気温が上がっていきました。札幌の最高気温は16.6℃まで上がっているので、ようやく春の到来を実感できそうです。昨日は創成川公園のボランティア指導なので、いつものように北側から見ていきました。気になるチシマザクラを見てみると、早くもつぼみが割れてピンクの花弁が覗いてました。このあとしばらく高温傾向が続くので、週末には咲いてくるのではないでしょうか。
チシマザクラ

芝生の中に植えられているチオノドクサは、今年はなんだか花数が少ないように思いましたが、固まって咲いていると本当にきれいです。ここに植えられているのはすべてルキリエ種です。
チオノドクサ

狸二条広場に行くと、ちょうど作業員が安田侃さんの『生誕』のカバーをはずしているところでした。こんなに急に暖かくなると、いろんな準備が慌ただしくなっていることでしょう。
天秘

広場の脇にあるハルニレには、無数の花が。高枝切りがあったので一枝取ってみると、みなさんどれが花?と怪訝そうな顔。このつぶつぶがみんな花だなんて、分からないですよねぇ。
ハルニレの花

参加されたボランティアは10名ほど。8年目の方から2年目の方まで幅広いので、どの枝をなぜ切らなければならないか、一つずつ確認しながら整枝をやっていきました。枝配りを見極めるのって、やっぱりなかなか難しいようですねぇ…(^^;)
剪定

じゃあみなさんでやって下さいと離れていると、自信をもって切れる枝と、切っていいのかなぁ?と迷うものが混在してなかなか大変。剪定・整姿を続けてきているので、枝振りもしっかりしてきているし、花芽も少し減らしていったので、今年のライラックは見事な花を咲かせてくれると思います。
剪定

西半分を片付けたところで時間になり、広場まで戻っている途中、キタコブシのつぼみが割れて、真っ白な花弁がほんわか膨らんできていました。これなら2〜3日中に満開になってきそうです。
コブシの花

事務所に帰ろうと大通公園を歩いていると、老夫婦がなんの花だろうとカツラを見上げていました。ちょうど樹名板が付いていたので、カツラだわ!これが花なの?としばし見上げておりました。これも花弁はない花だけど、これだけ目立つ真っ赤な雄しべがたくさん垂れ下がると、本当に目立ちます。円山のカツラも間もなく色付いてくることでしょう。
カツラ

百合が原公園の花

  • 2018.02.21 Wednesday
  • 05:55
百合が原公園の温室には、これからたくさんの花が咲いてきそうですが、現時点でも結構楽しめました。コレクションのメインだったツバキ類は、大きなものはかなり整理されたようだけど、まさに陰々滅々とした常緑広葉樹林の中にいるようではちっとも楽しめないので、鉢植えにされたものを間近で見る方が楽しめます。ヤブツバキの銘花‘玉之浦’がちょうど咲いて来てました。
玉之浦

サザンカともツバキとも言えない、なんとも不思議な花には‘夢’という名札が。戻って調べてみると、新潟大学にいた萩屋薫先生が作出した品種でした。萩屋先生は、新潟周辺の民家にひっそりと栽培されていたユキツバキの品種を発掘し、広く紹介した方で、たくさんの品種も作られ、それらは県立植物園(新潟市秋葉区金津)の「萩屋薫コレクション保存園」として今に残されているそうです。北大の圃場にあるユキツバキも、新潟大学から北大に学位を取るために進学された方が、新潟から持ってきたもの名残なのです。この品種は、中国原産のカメリア・ユーシエネンシス×カンツバキ‘獅子頭’(Camellia.yuhsienensis x C.hiemalis 'Shishigashira' )によって作り出されたものでした。
夢

海外でもカメリアは大人気だけれど、なんというか大雑把というか、ツバキらしくないというか、手の平大のこんな咲き方が多いのです。ラベルには「ロイス シナート」と書かれていたけれど、カメリア‘ロイス シノールト’(Camellia 'Lois Shinault' (C.granthamiana × C.reticulata) )のようでした。
ロイス・シノールト

大きなギンヨウアカシアは、いまいち調子が悪くて今年はお休みだけど、足元にある小さな株は元気に花を咲かせています。一年休めば、来年にはまた華やかな花に包まれることでしょう。
ミモザ

その足元に並んでいる鉢物を見てあらら… シネラリアは「死ね」と付くから売れないと、昔の花屋が「サイネリア」と名付けたそう。それなら「災」に通じるのではないのかなぁ。アシは「悪し」に通じるからとヨシと言い換えたものが、なんと正式名になってしまいました。私は絶対に使いませんが。花屋さんならともかく、緑のセンターではこんなラベル付けてほしくありませんねぇ。
シネラリア

販売コーナーにも、いろんな春を先取りする花たちが並んでいましたが、思わずなにこれ?と顔を近づけてしまうものが。ラベルにはパルマスミレ‘オーロラ’と付いていたけれど、これは一体なに?
パルマスミレ

売店にはもっとすごいものが。これがパンジーだって!とM店長に問いただしてしまいました。フリル咲きもここまでくれば手毬咲きとしかいいようがない。佐藤勲さんという方が作り出した「ドラキュラ」という品種だそうですが、なかなか入手困難な希少品が500円で売られてましたよ〜
八重パンジー

プリムラ・ポリアンタの花にも、最近は素晴らしいものが出てきています。こういう品種ものは庭に植えておいてもちゃんと咲くのかなぁ?育種家の根気にはただただ脱帽してしまいます。
ポリアンタ

カラーリーフ展のなごり

  • 2018.02.19 Monday
  • 05:57
豊平公園緑のセンターでは、華やかなアザレアが咲き誇っていましたが、その他にも様々な見どころがあります。入り口を入った風除室には小輪のカメリア類が咲いていたし、内側の扉を入ると、様々なアマリリスが並んでいます。赤や白の見慣れた花の中に、こんな渋い花色の品種がありました。アマリリスのパピリオ(Hippeastrum papilio)という、ブラジル南部原産の原種です。球根栽培で有名な小森谷ナーセリーが導入しているようですが、こんな原種がまだあるのですねぇ。
アマリリス

2階に上がると、随分と大きくなったドンベヤにたくさん花が咲いてると思ったら、ボランティアのみなさんが作った造花でした…(^^;) 本物の花が咲いていない時には、ピンチヒッターで吊り下げるのだそう。まだつぼみがあるので、本物もまた咲いて来そうです。
ドンベヤ

その横では、白花のカリアンドラが咲いていました。ネムノキの花を一回り大きくしたような花で、和名はその通りのオオベニゴウカン(大紅合歓)です。
カリアンドラ

先週までやっていたカラーリーフ展のなごりもあちこちに見られました。観葉植物がほとんどなので、一年中どこかにあるものばかりですが。鮮やかな斑が入っているのは、ストロマンテ‘トリオスター’(Stromanthe sanguinea 'Triostar')。ブラジル原産の原種から作出された品種のようです。最低気温は高いけれど、強光線を嫌うので、今の室内なら格好の観葉植物になるでしょう。
ストロマンテ

小部屋になっている高温室では、洋ランがちらほら咲いていますが、それ以上に強烈な葉の色を持っているのがクロトンです。札幌近辺には高温室がなくなってしまったので、こんな小部屋ですが貴重な環境となりました。クロトンの葉型には様々なものがあり、これは鉾葉(ほこば)クロトンの系統です。
クロトン

わりと背が高いアナナス類のグズマニア‘オスタラ’(Guzmania 'Ostara')。花は真ん中に目立たなく咲くだけなのに、その回りの葉(苞)が赤く色付き、数ヶ月も楽しめるお得な花。当然葉や苞の中に水を溜めておかなければなりません。
グズマニア

帰りに売店の片隅で、ナギ(Nageia nagi)のポット苗が売られていたのを見つけました。これでも立派な針葉樹で、マキ科ナギ属(マキ属とされることも)の高木で、四国〜九州の南岸、南西諸島、台湾、海南島に点在しているそうです。「その名が凪に通じるとして特に船乗りに信仰されて葉を災難よけにお守り袋や鏡の裏などに入れる俗習がある。(Wikiより)」とのことですが、葉が引きちぎるのが難しいほど強靱なため、ラベルには恋愛成就と書かれていました。耐陰性は抜群なので観葉植物としても使えるし、たった280円で買えるのですから、変なお守りより安くて効果がありそうです〜(^^;)
ナギ

緑のセンターが新築移転して二冬目。ようやく環境になじんで、植物達が元気な姿を見せてくれるようになりました。ここは裏方さんの努力で、昔ながらの「発見の楽しみ」が残っていてとても楽しめます。地下鉄直結になって行きやすくなったので、気分転換にぜひお立ち寄りください。

温室リニューアル

  • 2018.02.17 Saturday
  • 05:57
昨日は百合が原公園へ。車の六ヶ月点検の案内が1月末に来ていたけれど、温室がまだ閉鎖中だったので半月遅らせ、リニューアルオープンに合わせて行くことにしました。朝から北の方角は雪雲に覆われていたので、少し積もったみたいでしたが、東区に入ると道路脇の雪山の高さが全然違います。場所によっては一車線になり、結構時間がかかってしまいました。
道路

ディーラーに車を置いて、公園の裏口から歩いて行くと、まぶしい日差しを浴びてシラタマミズキのカラーステムが鮮やかに燃えていました。これだけ見えているということは、このあたりの雪も例年より少ないのでしょうか。
カラーステム

130円を払って温室に入ると、例年のようにアザレアがどっと咲き誇っていました。ガラスの交換はそんな枚数ではなかったそうですが、汚れきったガラスで薄暗かった館内がすっかり明るくなっていました。オープン3日目なので来園者も少し落ち着いたけれど、前日は駐車場には入れなかったほどだったとか。どうりで冬は閉鎖している手前の駐車場も開けていました。
中温室

右の小温室では、市民ラン展が行われ、いろんな種類のランが花盛り。時期のせいなのか、派手で華やかな種類が少なく、わりと地味な感じがしました。コテージガーデンで運営しているガーデンショップも、まだ本格的な品揃えではありませんが、珍しい花も見られましたよ〜
ラン展

大温室に入ると、日差しがあったこともあり、かなり明るく暖かく感じました。以前なら絶対に『温室』という言葉は使ってほしくないほどの冷え込みでしたからね。あとは昔から植えられてジャングルになっていたツバキなどがかなり間引かれて、すっきりしています。メインの「ミモザ」(ギンヨウアカシア)は、半年以上覆いがかかっていたので、息も絶え絶えになっていますが、一年経てばまた元に戻るでしょう。
大温室

ガラス以外に変わったのが床の舗装でしょうか。火山礫を土壌硬化剤で固めた?ような舗装で、わりと自然ぽい雰囲気になっています。こちらも少し汚れてくれば、落ち着いてくるでしょう。行くのなら、なるべく平日の天気のいい日を選ぶことですね。
毛氈

オープンに合わせて雪割草展が始まっており、愛好家が出品したたくさんの珍しい花が見られます。それらについてはまた後日紹介しましょう。
雪割り草展

ミニ大通

  • 2017.12.18 Monday
  • 05:54
資料を探していたら、えらく古いパンフレットが出てきました。通称『ミニ大通』と呼ばれる北4条歩専道が出来た時のパンフレットです。本ものではなく、当時のカラーコピーなので画質がひどいですが、できたばかりの様子がよく分かります。完成が1974(S49)年11月となっているので、完成時はまだ大学3年の時だけれど、その時のものではなくて、豊平の緑のセンターにいた時に、見つけてコピーした記憶がありました。
パンフレット

それにしても40年の歳月は、植えられた樹木をとんでもなく大きく育てるものです。めちゃくちゃ過密に植えられていたので、その後適切な間引きにやらないからもやしになった時期もありましたが、なんとか競争に勝ったものが大きく育っているのです。ここはあくまで道路なので土木部の管理下であり、公園や都市緑地でもなく、緑の統計には引っかからないけれど、これだけ見事な通りになると存在感は抜群です。
鬱蒼とした緑

こんな緑になったお陰で、今では毎年お祭りも開かれるようになりました。今では沿道はマンションだらけになったけれど、しゃれた店がたくさん貼り付いてきており、のんびり散歩するにはいい道になっています。
お祭り

場所はちょうど植物園の裏手から18丁目まで。植物園に裏口を作れという話も出たけれど、沙汰やみになってしまいました。二丁ずつ連続化したために、南北に通り抜けられない道が3本できました。それほど交通量がないので、問題なかったようです。
場所

植栽の内訳を見ると、オンコ(イチイ)とか、サンナシ(ズミ)、エリマキ(ツリバナ)なんて俗称のままなので、どこかの植木屋に適当に見つくろわせたのかもしれません。サクランボ、プラム、クリ、クルミなんて植えていたのですね。問題だったのはシンジュを46本も植えていたこと。これらが巨木化して回りを被圧し、タネを振りまいてあの辺りをシンジュだらけにしてしまいました。当時の植栽は、そんなものだったのでしょうね。
植栽内訳

ともあれ、だだっ広い道路にこんなものを造ったお陰で、今では立派な緑のコリドーができました。そういう発想を持ってくれた方に感謝しなければなりません。
疎林

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