知事公館

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 05:47
先週自転車をしまおうとして、出張中に雪が積もってしまいました。ようやく融けたので、しまう前に最後のお出かけをと、お昼にうどん屋に行きついでに、知事公館に寄ってきました。ここは30日の金曜日で閉園になってしまいます。村橋久成の胸像には、ノムラモミジの葉っぱが、ワッペンのようにくっついていました。これは、ビール園かファクトリーに建てた方がよかったのに。
残響

ちょうど冬囲いの作業をやっていましたが、建物のファサードを観察するには、葉の落ちたこの時期が一番でしょう。公館自体は、冬季間も平日には公開されていますが、ずいぶん寒かったような・・・
知事公館

館内には入らず、建物の左の木戸から庭園に入ると、芝生の上に雪の塊が点々と。先日雪が積もったときに、誰かがせっせと雪だるまを作って遊んだのでしょう。安田 侃さんの「意心帰」にはカバーが掛けられていましたが、フォルムはそのままなので、まねて作ったのかもしれません。
芝生広場

大きなカラマツの前には、今年亡くなられた流 政之さんの「サキモリ」が一対置かれています。2000年と2002年の製作だけど、設置されたのは2005年となっているので、どんな経緯があったのでしょうか?
サキモリ

常緑広葉樹の大きな木があるので、なんだろうと近寄ってみたら、ツルマサキの大木でした。自分では立てないものだから、ほかの木にしがみついてなんとか4mくらいまでよじ登り、宿主に遠慮してその高さから枝を広げたみたいです。こんな樹形とこれだけの枝張りは珍しいです。
ツルマサキ

その奥にはユリノキの大木がありました。上の方にはたくさんの果実がまだくっついているけれど、松笠のようにぼとりとは落ちないで、種子が少しずつ剥がれて、遠くに飛んでいくようです。赤丸の中にとんがっているのが、果実の真ん中の軸です。
ユリノキ

ここは本来キムクシメムと呼ばれた湧水地帯なので、ハルニレを主体とした樹林だったはずですが、本州以南からの移入種や外来種、園芸種など、実に様々な樹木が植えられています。庭園内部はほとんどがこのような樹種になっており、自生種は北側西側のほんの一部に限られています。真ん中あたりにある高みには、ブナかな?と思って近づいてみると、ケヤキでした。ケヤキもハルニレの親戚なので、このような立派な根張りを持っていて、絶対に風倒しないでがんばれそうです。
ケヤキ

冬囲いされた低木から、白い実がぶらぶらと風に揺れていました。俗にシラタマノキと呼ばれて困るのですが、正しくはセッコウボク(雪晃木)(Symphoricarpos albus)です。英名が Snowberry なので、こちらの方がピンと来やすいでしょう。あんまりあちこちに植えられてはおりませんが、地味ながら風情のある低木です。こんなところにも植えられていたなんて、全然気がつきませんでした。
スノーベリー

この暖かさも数日で終わり、週の後半からはまた寒気が入ってきそうです。週末からもう12月なので、そろそろどかんとやってきそうです〜

久しぶりのさとらんど

  • 2018.10.30 Tuesday
  • 06:00
北区の奥の方に用事があったので、さとらんどに寄ってみました。9月の台風でかなりの倒木があったというので、気になっていたのです。この時期さすがに駐車場には数台しか止まっておらず、それも仕事サボって寝ているやつか…
駐車場回りには倒木の痕跡は見当たらず、ハーブガーデンから広場に入ろうと歩いて行くと、川沿いに植えられたコンコロールモミも全然傷んでおりませんでした。この足元に広がっているヒースガーデンは、予想外に状態がよく、春先には見事に花のカーペットになりそう。
ヒースガーデン

コンコロールモミに珍しく樹名板が付けられているので、なにげに見ると「プンゲンストウヒ」になっていました。親切なのはありがたいけれど、ウソのラベル付けないでよね〜(^^;)
コンコロールモミ

川を渡ってメインの広場に出ると、ようやくポプラの伐採された切り株を見つけました。とはいえ根返りしたわけでもなく、途中からポッキリ折れたのかなぁ?
伐採

この辺りでも、倒木被害はこの他に見つからず、幹線園路脇のポプラもこの1本を除いて健在でした。ここの植栽設計をやったのが92年なので、もう26年も前のこと。木が植えられて25年もすれば、立派に育つものだなぁと改めて感心してしまいます。今から植えても25年後の姿はこの目で見られそうもないけれど、やっぱり1本でも植え続けなくてはいけませんねぇ。
ポプラ並木

広場の真ん中に、紅葉の見事なヤマモミジの大木が。これは私が植えたものではなく、当時の担当者が十勝の農家さんの庭にあるものを手に入れて、結構なお金をかけて運搬してきたものです。排水の悪い場所なので心配だったけれど、傷みもなくしっかりと育っています。
ヤマモミジ

池の回りに2箇所、メタセコイアの群植を植えたのは私の仕業。これも頭が飛ぶのではと心配したけれど、傷みもなくすくすくと大きくなってくれました。間もなく真っ黄色に黄葉してくれることでしょう。
メタセコイア

なんだ、全然被害もないじゃないかと帰ろうとしたら、さとらんどセンターの前のプンゲンストウヒが、みんな傾いていました。植えます内は根張りが弱いので、こんな姿になってしまったけれど、うまく引き起こせるのかなぁ…
プンゲンストウヒ

ここの植栽では、当時の農務部長から「お願いだからモエレ沼公園の二の舞はしないで、立派な緑を作ってね」と厳命されました。風衝地での植栽のセオリーとして、防風ネットの設置と、やや過密気味に植えておき、成長に伴って間引きしていくようにしたのです。間引きはちゃんと行ってくれなかったけれど、ときおり起きる風倒によって自然に間引かれていったのか、うまい具合によく育った樹林になっています。これからも時々見守ってあげなくてはいけませんねぇ。

百合が原公園の花

  • 2018.10.28 Sunday
  • 06:00
昨日の昼前には、やや強い雨が降りましたが、エリアメールがバンバン入ってきてびっくり。初めのうちは南区の奥の方、滝野公園や常盤、石山などでの避難準備だったのが、土砂警戒や避難所の開設など、ひっきりなしに入ってくるのでいささかうんざり。中央区なんて関係ないのになんで?と思っていたら、藻岩下から山鼻、伏見、旭ヶ丘と近づいてきて、昼頃にようやく止まりました。そんなに被害がなかったようでなによりでしたが、あんまり発信し過ぎでも、却って逆効果にならないのかなぁ…

さて百合が原公園の続き。この時期でも、園内にはたくさんの見どころがあります。花だけでなくグラス類も、あちこちで個性的な姿の競演が見られました。リリートレインの駅前にあるグラスガーデンでは、ブルーフェスク(Festuca glauca)が青味を増していました。程よい間隔に植えられているので、ゆがんでおりません。
フェスク

近くの宿根ボーダーでは、いつ見ても花に埋もれているカラミンタ‘ホワイトクラウド’(Calamintha nepeta ssp. glandulosa 'White Cloud')が。いったいどこから、こんなに花が湧き出て来るのでしょうね。
カラミンタ

ロックガーデンの入り口脇に、同じように白い小さな花が咲いていました。なぜか一斉に横を向いて咲いています。
パラヘーベ

手を伸ばして花のアップを写してみると、まるでウェロニカ(ベロニカ)の花で、ラベルを探してみたら、パラヘーベ・ライアリー(Parahebe lyallii)とありました。パラヘーベはニュージーランド原産で、昔小金湯にあった農業センターのロックガーデンで見て以来のご対面でした。こんな時期まで咲き続けるのですね。
花のアップ

ロックガーデンの陰になっている山草コーナーでは、シクラメン・ヘデリフォリウムが満開になっていました。これも小金湯から持ってきた生き残りでしょうか。タネが飛んであちこちに花が咲いており、一番大株は園路を越えてヒースガーデンの中に、満開の花を咲かせています。まさか一株ではないでしょうねぇ…?
シクラメン

線路を渡ってバラ花壇の残り花の向こう側に、満開のコスモス畑がありました。まだ全然弱っていないところを見ると、かなり遅くタネを播いたのでしょうか。この調子なら、11月に入っても咲き続けていそうです。
コスモス

その端っこに、ススキの穂がさわさわと風になびいています。本州系のススキの園芸品種は、出穂するのが10月に入ってからと遅く、今がちょうどいい感じです。こうしてみると、左のタカノハススキは背が高くなりすぎで、穂までとなると2m近くあります。これに対して右のシマフススキは半分近くの高さで、庭に植えるなら断然こちらでしょうね。
ススキ比較

今週後半には天気も回復してくるとのことなので、のんびり散策するにはもってこいの場所になることでしょう。

晩秋の百合が原公園

  • 2018.10.27 Saturday
  • 05:48
7月末に行った定期点検で、タイヤを支える部分にグリースもれが見つかり、部品交換しなければならないといわれました。あいにく繁忙期でなかなか車を工場に入れることができず、ようやく昨日修理に行ってきました。メーカー保証なので費用はかかりませんが、面倒なものです。私の担当が百合が原公園の隣なので、修理している間に園内を一回り。大半の落葉樹は葉を落としている中で、モミジが鮮やかな紅葉を見せてくれました。
紅葉

道路側の防風植栽に植えられていたポプラ類やニセアカシアなどが、9月の台風によって見事にまとめて倒木。恐らく前の道路も通れなくなったに違いありません。
倒木

園内の支障のある倒木は既に処理されていましたが、伐根されてしまうとなかなか分からないもの。ただでさえ密植されていたので、思い切り減ってちょうどよくなったことでしょう。センター近くまで行くと、なんとも不気味に禿げているプンゲンストウヒが。手前にあった木が倒れてしまい、きれいに伐根されているけれど、お互いぎゅう詰めになっていたので、内側の枝が枯れてしまっていたのです。こんな状態で残されても、こちら側に芽が吹いてくるわけではないので、いっそまとめて処理した方がよかったのに…
プンゲンストウヒ

コテージガーデンの売店は、パンジー・ビオラ類とハボタンがメインになっていました。まだ秋植え球根もたくさん並んでいるので、逃さないように今が買い時ですよ〜
売店

様々なバラが楽しめるローズウォークでも、針葉樹がたくさん倒れていました。ただでさえ日陰を作っていたので、バラにとっては生育環境が劇的によくなることでしょう。
ローズウォーク

ロックガーデンを過ぎてヒースガーデンに行くと、ずいぶんきれいにみんな刈り込まれていました。ここでは電動トリマーを使って生垣などを刈り込んでいるので、こういう刈り込みはお手のものだけど、花の終わったカルーナやエリカ・ワガンスだけならまだしも、つぼみがびっしり着いているエリカ・カルネアまできれいに刈り込んでいいのかなぁ…(>_<)
ヒースガーデン

踏切を渡って広々としたローンに出ると、まだ1時台なのに日差しがずいぶん低く差して、ハルニレの影が長〜く伸びていました。いくら暖かい日が続いているとはいえ、確実に暦は進んでいるのですね。
ローン

約束の時間が近づいていたので、ユリ園の真ん中を突ききって帰ろうとしたら、2m以上ある巨大モンタナマツが真っ黄色に色付いたつる草に覆われてものすごいことに。ヒルガオかな?と思ってよく見ると、なんとヘクソカヅラのツルでした。この一角が生垣も含めてすべて覆われているのです。緑色をしていると気がつかないものですねぇ。本州から持ち込まれた苗木にくっついて侵入したものでしょうが、ここまですごいと怖くなってしまいます。
ヘクソカヅラ

最後の作業

  • 2018.10.17 Wednesday
  • 05:53
昨日は、創成川公園の最後の作業指導。前日に気付いたミヤギノハギモドキの花を再度しげしげと見たけれど、二度咲きではなくずっと咲き続けたもののようです。今年はいろんな花の咲き方がおかしくなりました。
ミヤギノハギモドキ

ここのシラハギはちょうど見ごろ。滝野のようにほとんど咲かなかったのに比べて、普通通りに咲くというのも不思議です。
シラハギ

前日のレクチャーの中で、創成川公園には北京植物園のザンシュウインさんが作出した‘四季藍’という品種が植えられていると紹介しました。ここまで案内せずに大通公園に向かってしまったけれど、失敗でした。あと50m歩けばこの時期にも咲く花も見られたのに。
四季藍

狸二条広場には、外国人がたくさん集まって、情報交換したり土産物の整理をしていました。二条市場にもたくさんの人が途切れなく入っており、ようやく観光客も戻ってきたようです。
二条市場

私の作業指導も、今年はこれが最終回。前回やり残した所まで移動し、南に移動しながらライラックのムダ枝取りを進めていきました。これいるかい?落としてもいいよね?などとみんなで相談しながら、賑やかに作業を進めていました。
ライラック剪定

這性ビャクシンも、根が落ち着いてくると枝がどんどん伸びて来るので、芯を抜きながら枝数を増やしていきます。初めの頃のポヤポヤの株が、よくもこんなに密になったものだと思います。
芽摘み

人数は少なかったけれど、狸二条広場の南の区画もすべて手を入れて、200本のライラックの手入れを完了しました。あとは品種名のないライラックが20本近くあるので、みなさんにやってもらうことに。広場に戻っていくと、すっきりした樹形のハルニレと、真っ赤に紅葉したチシマザクラ、黄色く色付いてきたイタヤカエデが広場を彩っています。整備して8年が経過し、年月を経た姿にしばし見とれてしまいました。
狸二条広場

これからもボランティアのみなさんの力が不可欠なので、来年もまたよろしくお願いいたします〜

見どころ探訪ツアー

  • 2018.10.15 Monday
  • 06:01
昨日は、中島公園の見どころ探訪ツアー。朝のうちは晴れていたし、昼過ぎに事務所を出た時は、曇ってきたなぁ…と思っていたら、地下鉄から園内に上がると、何と小雨になっていました…(>_<) ここまで「雨男」になると、もう笑うしかありませんねぇ…(^^;)

もう14日だというのに、イチョウの黄葉がほとんど始まっておりませんでした。銀杏を付けた雌の木がほんのり黄色くなっている程度。昨年は10月15日に実施しており、かなり黄色くなっていたのに。
イチョウ

児童会館の前の花壇が、まだモリモリと咲いていました。ホウセンカがこの時期まで元気でいるなんて、ちょっとびっくりでした。タウンガーデナーさん達の活動が定着し、植栽のレベルもどんどん上がっているようです。
児童会館

イポメアの色違いが、うまく組み合わされていました。テラスライムと葉の形が違うと思ったら、どうも‘ソーラーパワー’という品種のようで、ブラックとライムの色違いがありました。まだ全然傷みが見られないですねぇ。
テラスライム

今年から参加費が500円になったので、定員が埋まるかなぁと心配していたら、ちゃんと埋まっていました。ありがたいことです。
参加者

私も傘を持っていなかったので、何本か事務所から持ってきてもらい、小雨の中をガイドしていきました。木下成太郎(しげたろう)像も無事に退院して戻ってきていたし、山内壮夫の作品群も、雨に濡れて輝いていました。
解説

彌彦(いやひこ)神社脇に並んでいるケヤキには、今年もケヤキフシアブラムシがびっしりと。これがユキムシと同じ仲間で、ケヤキとササの根を行ったり来たりしていると説明したら、ええっという感じ。ユキムシは冬の到来を告げる風物詩としてもてはやされるのに、こちらは嫌われ者なんだから、ちょっとかわいそう…
ケヤキ

園内のあちこちにまだ倒木処理の山が。台風の直後に地震があったために、全然報道されていませんでしたが、市内各所でものすごい数の倒木が発生し、処理が全然終わっていないのです。
倒木処理

Kitara脇を天文台に向かっていたら、切り株の形が、まるで北海道のようなものを見つけました。支持根の部分が出っ張るけれど、こんな形になっているものはなかなか珍しいでしょう。円盤が取れれば面白かったのに。
切り株

予定の時間を少しオーバーして無事に終了。そんなにひどい雨にはならずに済みましたが、みなさん熱心に聞き入っていただき、ガイドもやりやすかったです。やや肌寒い中、本当にお疲れ様でした〜

秋バラ

  • 2018.10.06 Saturday
  • 04:01
昼過ぎに区役所へ行ったついでに、大通のバラ園に寄ってきました。空気はやや冷えていたものの、日差しがあればちょうどいいくらいの気候でした。入り口にチャリを置いて西側から見ていくと、やはりハイブリッドティーの大きな花はよく目立ちます。特にこの‘宴’は、株がでかくなるし花も大きいので、存在感抜群です。
宴

表から見るとこんな具合。彼女の頭には、かわいそうにハトかカラスが糞を垂れていました。さすが忠良さん、このアングルは本当に様になります。
正面から

バラ園のサンクンの中には、北側にアメリカの品種、南側にドイツの品種が植えられており、真ん中のカナールの上でバチバチ火花を散らしています。(な訳ないか…(^^;)) 生育ぶりは圧倒的にドイツの勝ち。押され気味のアメリカ系の品種の中では、‘オレンジ・スプラッシュ’が一人気を吐いていました。
オレンジスプラッシュ

外周になる上の段では、‘アイス・バーグ’(別名‘シュネービッチェン’)がたくさんの花を咲かせて目立ちます。もう少し日当たりがよければ、もっときれいだろうに…
アイスバーグ

ドイツ系の品種の中では、真ん中にある‘フォルトゥーナ’が無数の花を咲かせて目立ってました。北大の圃場にも植えていますが、咲き始めが遅いものの、雪の降るまでずっと咲き続けています。冬枯れも起こさないので、本当に丈夫なバラだと思います。
フォルトゥーナ

花数は少ないものの、暖かいピンクとふっくらした花容がよく目立つ‘ホーム&ガーデン’。ドイツ系の品種とは思えない名前ですが、れっきとした Kordes の作出品種です。
ホーム&ガーデン

株が一番大きく、花も素晴らしいのが‘ポンポネッラ。一番西にあり、抱え咲きのうっとりするような花を咲かせます。せっかくの素敵な秋バラも、日曜の台風で叩かれてしまうのでしょうか。最後の花を楽しめるのは今日しかありませんよ〜
ポンポネッラ

これから所用で函館に出かけるので、明日の更新は多分できません。台風にまともにぶち当たってしまうので、なんとか日曜のうちには帰ってきたいと思っていますが、どうなりますやら…

秋晴れの創成川公園

  • 2018.10.03 Wednesday
  • 05:58
我が家の壁はトタン貼りなので、横なぐりの雨が降るととても賑やかです。3時過ぎから土砂降りになり、こりゃとても走れないなぁ…とあきらめてしまいました。こんな予報だったかと、タブレットで雨雲を確認すると、2時間ほどで通過しそうな雲行きでした。
6時前には雨も上がったので、予定どおり創成川公園の現場に行き、いつものように北の端から現場のチェックを。9月初めの台風で、ここでも少し倒木が出たそうですが、まだ木が小さいので大半は無事でなにより。北半分に植えられているミヤギノハギモドキは、早咲きのため風に花を吹き飛ばされたらしく、もうほとんど残っておりませんでした。
ミヤギノハギモドキ

南1条から南に植えられているのは、本物のミヤギノハギのため、台風後から咲き始めて今が盛り。見事に枝を川面に垂らし、ハギらしい風情を出しています。
ミヤギノハギ

以前は枝が繁りすぎて、ベンチに座れないと苦情が来たそうですが、7月始めに刈り取ることにより、半分ほどの枝の長さながら、同じ時期に見事に咲きそろってちょうどよくなっています。
夏刈り

集まったボランティアのみなさんは10人あまり。このくらいが作業指導にはちょうどいいのです。ライラックのムダ枝の処理や、ひこばえの活用法を中心に、狸二条広場を出発して北の方に進んでいきました。少し寒いくらいの風が吹いていましたが、だんだん収まってきました。
ひこばえ処理

テレビ塔の横では、近くの市立保育園の子供たちでしょう、てこてこと歩いているのを見ると、ついうちの孫くらいかなぁ…なんて見てしまいます。間もなく2号も2歳を迎えますからねぇ。
子供たち

古い幹が夏の間に枯れているものが多く、ていねいに切り取っていきました。元気な枝の所まで切り取る時の角度を、しっかりと覚えていただきましたが、かなり難しかったようです。
枯れ枝取り

半分過ぎたところでタイムアウトになり、残りは二週間後にやることにして、狸二条広場に戻ってきました。出発した時にはオータムフェスタの片付けで、ごちゃごちゃになっていたものが、きれいさっぱり資材がなくなり、ようやく安田さんの彫刻もすっきり見えていました。
広場

いつもの蕎麦屋で千鳥蕎麦を食べ、バスで帰ろうとして、またわしたショップに吸い寄せられてしまいました。ドラゴンフルーツやスターフルーツなどを見つけて奥の方に行くと、ちんすこうの詰め放題が。前回はシークワーサーだったので、こちらに挑戦。380円でぎゅう詰めのちんすこう、19個ををゲットしました〜(^^;)
わしたショップ

百合が原公園

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 05:48
昨日は車の12ヶ月点検があり、百合が原公園の隣にあるディーラーに車を預け、園内を一回り散策してきました。日差しは強かったけれど、木陰に入ればすっと涼しくなるという、北海道らしい夏に戻ってよかったです。西側のゲートから入ると、目の前にキササゲの花が満開に。百合が原公園では、昔の園長の方針で下枝を絶対に払わないため、こういう花が間近に見られるというメリットはあるけれど、歩きづらくて邪魔くさい枝がたくさんあります…(^^;) アメリカキササゲに比べれば、うんと小さな花だけど、よ〜く見るとなかなか味のある花です。
キササゲ

カツラの生け垣に囲まれたユリの見本園では、もうほとんどのユリが咲き終わり、オリエンタル系の‘ル・レーブ’だけが優しい花を咲かせていました。カントリーガーデンでも植えたことがあるけれど、あんまり寿命が長くなかったなぁ…
ル・レーブ

咲き残っているユリを求めて歩いて行くと、すっかり葉が溶けているものの、花だけ見れば清楚な気品を漂わせているマドンナリリーがありました。かつてはエジプトやギリシャでも神聖のシンボルとあがめられ、キリスト教では聖母の純潔を象徴する白ユリとして、永らくマドンナリリーが確固たる地位を担っていました。ところが強健なテッポウユリが我が国からもたらされると、一般的な場所ではたちまちその地位を奪われてしまったのです。
マドンナリリー

池を渡って温室の方に歩いて行くと、あれれ…サイロの横の木が、既にサイロより大きくなっているのに気付きました。これでは展望台として役に立たなくなってしまうのに…樹木の成長は着実に進んでいくものですね。
サイロ

あとでサイロの足元に行って気付いたのですが、イワガラミがずっと上まで這い上がり、展望台のところまで上っていたのです。暑いのを嫌がるように、日陰の方にくっついていくものだから、全然気付きませんでした。凸凹の多い軟石だから、うまくくっつくことができたのでしょう。
イワガラミ

ロックガーデンやビーチヘッジの方も見て歩きましたが、花も少ないし、なんと言っても日差しが熱い!踏切を渡ってハルニレの木陰に逃げ込みました。これらのハルニレは初めから植えられたものではなく、北区のシンボルがハルニレになった時に、区長からここにハルニレの森を造るように指示が出たのでした。どのあたりがいいかなぁと、当時の園長と歩いたことを思い出します。それからもう20年以上、ゆったりと枝を広げて、最高の木陰を提供してくれています。デイサービスのご老人たちも、きっと居心地がよかったことでしょう。
ハルニレの木陰

世界の庭園前の星形花壇では、まだなんとかラベンダーの花が残っていました。南側はもう茶色だけど、こちらからだとなんとか見られる状態です。
ユリ園

せっかくなので、130円払って世界の庭園へ。実はお目当ては庭園ではなく、この花です。葉っぱもホオノキの倍くらい、最大級の花を咲かせるマグノリア・アシェイ(Magnolia ashei)は、北アメリカ原産だけど、Zone-No.は5〜9で、けっこう越冬性はぎりぎり。手厚い冬囲いを行ってなんとか花芽を維持し、かなり遅めに花を咲かせます。ホオノキのようなパカッと開けば、もっと迫力が出るでしょうが、こんな感じに咲くのがこの花の魅力なのでしょう。
アシェイ

春の到来

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 05:54
昨日の朝も真っ白に霜が下りていましたが、日が昇るにつれて急速に気温が上がっていきました。札幌の最高気温は16.6℃まで上がっているので、ようやく春の到来を実感できそうです。昨日は創成川公園のボランティア指導なので、いつものように北側から見ていきました。気になるチシマザクラを見てみると、早くもつぼみが割れてピンクの花弁が覗いてました。このあとしばらく高温傾向が続くので、週末には咲いてくるのではないでしょうか。
チシマザクラ

芝生の中に植えられているチオノドクサは、今年はなんだか花数が少ないように思いましたが、固まって咲いていると本当にきれいです。ここに植えられているのはすべてルキリエ種です。
チオノドクサ

狸二条広場に行くと、ちょうど作業員が安田侃さんの『生誕』のカバーをはずしているところでした。こんなに急に暖かくなると、いろんな準備が慌ただしくなっていることでしょう。
天秘

広場の脇にあるハルニレには、無数の花が。高枝切りがあったので一枝取ってみると、みなさんどれが花?と怪訝そうな顔。このつぶつぶがみんな花だなんて、分からないですよねぇ。
ハルニレの花

参加されたボランティアは10名ほど。8年目の方から2年目の方まで幅広いので、どの枝をなぜ切らなければならないか、一つずつ確認しながら整枝をやっていきました。枝配りを見極めるのって、やっぱりなかなか難しいようですねぇ…(^^;)
剪定

じゃあみなさんでやって下さいと離れていると、自信をもって切れる枝と、切っていいのかなぁ?と迷うものが混在してなかなか大変。剪定・整姿を続けてきているので、枝振りもしっかりしてきているし、花芽も少し減らしていったので、今年のライラックは見事な花を咲かせてくれると思います。
剪定

西半分を片付けたところで時間になり、広場まで戻っている途中、キタコブシのつぼみが割れて、真っ白な花弁がほんわか膨らんできていました。これなら2〜3日中に満開になってきそうです。
コブシの花

事務所に帰ろうと大通公園を歩いていると、老夫婦がなんの花だろうとカツラを見上げていました。ちょうど樹名板が付いていたので、カツラだわ!これが花なの?としばし見上げておりました。これも花弁はない花だけど、これだけ目立つ真っ赤な雄しべがたくさん垂れ下がると、本当に目立ちます。円山のカツラも間もなく色付いてくることでしょう。
カツラ

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