百合が原公園の花

  • 2019.04.20 Saturday
  • 05:47
夏タイヤが坊主になっていたので、タイヤ交換ついでに入れ替えることに。それに合わせたかのように、車のエアコンが効かなくなり、それも見てもらうことにしました。あの暑い2日間、ずっと窓を開けて走る羽目になってましたので…(>_<) 木曜午後から百合が原公園に隣接しているディーラーに持っていきました。

車を置いて西口から園内に入ると、ツツジの植え込みの足元に烏葉(からすば)のアズマイチゲの塊が幾つもありました。山草の世界では、銅葉になることを烏葉というのです。でも花の咲いている株は普通の緑葉なので、不思議なコントラストに。花が咲いたから緑に戻ったのかなぁ…?
アズマイチゲ

池のほとりにコブシが咲いているのかと近寄って見たら、シデコブシの‘ロイヤルスター’という品種でした。キタコブシよりも早く咲くのですね。
シデコブシ

園内のあちこちにチオノドクサが野生化して、ちょうど満開に。これはすべてルキリエ種の‘ギガンテア’のようですが、少しだけ白花の‘アルバ’も咲いていました。タネをアリが運ぶので、あと10年もすれば園内が素晴らしい景観になることでしょう。
チオノドクサ

ロックガーデンの裏手に当たる木陰では、ミスミソウが満開に。ここは日陰を好む山草類が群生しており、中でも原種シクラメンで秋咲きのヘデリフォリウム種と春咲きのコウム種が見事です。
ミスミソウ

ところが、コウムもあちこちにタネが運ばれているのか、ヒースガーデンの中や回りの樹林内の方がいい花を咲かせています。相当でかい球根に育っているようですね。
コウム

温室脇のコテージの売店は、陽気に誘われるようにたくさんのお客さんで大賑わい。最後のシーズンを迎えて、M店長もがんばってました。トレーをいくつも台車に乗せて駐車場に運んでいる方もいたり、春を迎えたい気持ちがよく分かります。いいものからどんどんなくなっていくので、お早めにお買い求め下さいませ。
店長

せっかくなので温室の中も見てきました。ちょうど横山さんの講義をやっており、満員御礼のようでした。その入り口脇には、なんとメコノプシス・グランディスの花が。ある程度しっかりした苗であれば、ゆっくり加温していけば花を咲かせることは容易なのでしょう。そういえば、「青いケシの写真展」は来週23日からですよ〜
メコノプシス

大温室の中は、ミモザが咲き終わり、ツバキ類がまだたくさんの花を咲かせていました。その中に、何とも不思議な造花のような花を咲かせているのが、テロペア・スペキオッシマ(Telopea speciosissima)です。オーストラリア大陸の花は、なんとも異様な花が多いです。
テロペア

新品の夏タイヤになって、気味悪いほど静かに走れるようになりました。エアコンはガスが抜けていて、連休中に部品交換の必要があるとのこと。保証期間内なので経費はかからないけれど、また百合が原公園に行かなくてはいけません。こうなったら花見でもしようかな?

緑のセンター

  • 2019.03.11 Monday
  • 05:35
豊平公園緑のセンターがオープンしたのは、1979年3月3日です。昨年発掘されたその年の日記を改めてめくってみると、10日は私の記憶間違いで、正しくは3日でした。改めて訂正させていただきます…m(__)m

入り口には、昨日紹介したシダレザクラやツバキ、アマリリス、アザレアなどが賑やかに咲いていました。そんな中に、地味ながら個性的な花を咲かせているツバキが。こんな花だから渋い名前かなとラベルを見ると、‘ナイトライダー’というぶっ飛んだ名前が…ちょっと違うと思いますが。
ツバキ

特に企画展示が行われていなかったけれど、アザレアの鉢物が寄せられて、暖かい色調の固まりを作っていました。
アザレア

その中にあれっ?と思わせる花が。アザレアの花冠は、筒状になっている合弁花の典型的な形をしているのに、切れ込みが付け根まで入り、まるで離弁花のような花でした。‘ももか’というかわいい名前のアザレアです。
ももか

アザレアは日本人好みの色合いが多く、白いものを見飽きた北国の人達には、特にこの時期にはホッとさせられます。
チャチャ

少し早く行って、二階のベンチでお昼を食べていたら、なんか背後に気配を感じるので振り返ってみたら、思わずビクッとしてしまいました。いつからこんなところにシカの頭が置かれていたのでしょう。どこに移動しても目がこちらを向くので気味悪いです…(>_<)
剥製

いろんな観葉ものが置かれているので、ラベルを見ながら記憶をたどっていくと、これはいつからシェフレラ(Schefflera elegantissima)になったの?ホンコンカポックの仲間だって!私の記憶ではディジゴセカ(Dizygotheca elegantissima)だったのに…と思って、帰ってから調べて見たら、なんと今はプレランドラ(Plerandra elegantissima)になっておりました、うーーん。通称「モミジバアラレア」のほうが通りがいいし、学名に振り回されなくて済むようです。
チャチャ

これも昔はクテナンテ・オッペンハイミアナ‘クアドリカラー’(Ctenanthe oppenheimiana ‘Quadricolor’)だったのに、今はストロマンテ・サングィネア‘トリオスター’(Stromanthe sanguinea “Triostar”)だって! どう見ても同じものだけど、違う品種なのかなぁ…? もうこの歳になると、新しく覚え直すのが至難の業なので、こういうものはスルーするしかありませんねぇ…(^^;)
クテナンテ

百合が原公園

  • 2019.01.12 Saturday
  • 05:58
昨日は午前中にドカッと雪が積もり、久しぶりにしっかりと雪かきをしました。それでも今朝になると、何ごともなかったように除雪された道路に。さすが世界一の除雪体制を持っているだけあります。もちろん二百数十億もの費用をかけているわけですが。今年の雪は、北に流れて南空知にどさっと降らせるパターンかと思いきや、気まぐれに南寄りに降らすこともあるようです。
午後から車の定期点検があったので、ちゃんとたどり着けるかな?と恐る恐る車を走らせていくと、意外と北区や東区はそんなに積もっておりませんでした。車を預けて百合が原公園に歩いて行くと、石狩湾方面から手稲山方面に雪雲はあるものの、スカッと青空が出ていました。
青空

こんな天気なので、温室にはもう一人、カメラ担いだおばさんが一人のみ。あまりにひっそりして不気味なくらいでした。入り口のホールには、真ん中に地味な花ながら、どっしりと構えているキンビジウム・トラキアヌム(Cymbidium tracyanum)と、柑橘類が展示されていました。
温室

ずいぶん地味な色合いだなぁと思ったら、壁側に少しだけシクラメンやシネラリア、カルーナなどが飾られていて、ちょっと一息。全然「温室」ではないので、少しでも目に暖色がないと凍えてしまいそう…(>_<)
シクラメン

大温室に入ると、さらに気温が下がってブルッと震えが来ました。ここでは「葉ボタンと育種ビオラの素敵な世界」の展示が始まっていました。パンジー・ビオラ類は滝野公園でおなじみのものですが、組み合わせたリースやコンテナで楽しめます。
パンジービオラ展

ガラス屋根に雪が載っかって、寒い上に薄暗く、鑑賞するには最悪の条件でしたが、ビオラたちにとっては心地よい環境なのかな。
ラビット

人気の‘ドラキュラ’もたくさん展示と販売がされていたけれど、家庭内でちょうどいい環境を見つけられるのか、心配になります。
ドラキュラ

鉢植えのミモザは少し花が開いていたけれど、大木になったメインの木はまだまだ堅いつぼみのまま。その横に、まだネリネの花が咲き残っていました。
ネリネ

ツバキ・サザンカ類もちらほら咲いていて、こちらの方が風情があります。地植えになった‘昭和侘助’は、株の回りにぽとりと落ちた花冠が散らばり、苔の上ではないけれどなかなか風情があります。私にとっては明治が遠い昔のイメージだったように、新しい世代は昭和が同じように遠〜い昔のイメージになるのかなぁ…なんて、余計なことを考えてしまいました。
侘助

知事公館

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 05:47
先週自転車をしまおうとして、出張中に雪が積もってしまいました。ようやく融けたので、しまう前に最後のお出かけをと、お昼にうどん屋に行きついでに、知事公館に寄ってきました。ここは30日の金曜日で閉園になってしまいます。村橋久成の胸像には、ノムラモミジの葉っぱが、ワッペンのようにくっついていました。これは、ビール園かファクトリーに建てた方がよかったのに。
残響

ちょうど冬囲いの作業をやっていましたが、建物のファサードを観察するには、葉の落ちたこの時期が一番でしょう。公館自体は、冬季間も平日には公開されていますが、ずいぶん寒かったような・・・
知事公館

館内には入らず、建物の左の木戸から庭園に入ると、芝生の上に雪の塊が点々と。先日雪が積もったときに、誰かがせっせと雪だるまを作って遊んだのでしょう。安田 侃さんの「意心帰」にはカバーが掛けられていましたが、フォルムはそのままなので、まねて作ったのかもしれません。
芝生広場

大きなカラマツの前には、今年亡くなられた流 政之さんの「サキモリ」が一対置かれています。2000年と2002年の製作だけど、設置されたのは2005年となっているので、どんな経緯があったのでしょうか?
サキモリ

常緑広葉樹の大きな木があるので、なんだろうと近寄ってみたら、ツルマサキの大木でした。自分では立てないものだから、ほかの木にしがみついてなんとか4mくらいまでよじ登り、宿主に遠慮してその高さから枝を広げたみたいです。こんな樹形とこれだけの枝張りは珍しいです。
ツルマサキ

その奥にはユリノキの大木がありました。上の方にはたくさんの果実がまだくっついているけれど、松笠のようにぼとりとは落ちないで、種子が少しずつ剥がれて、遠くに飛んでいくようです。赤丸の中にとんがっているのが、果実の真ん中の軸です。
ユリノキ

ここは本来キムクシメムと呼ばれた湧水地帯なので、ハルニレを主体とした樹林だったはずですが、本州以南からの移入種や外来種、園芸種など、実に様々な樹木が植えられています。庭園内部はほとんどがこのような樹種になっており、自生種は北側西側のほんの一部に限られています。真ん中あたりにある高みには、ブナかな?と思って近づいてみると、ケヤキでした。ケヤキもハルニレの親戚なので、このような立派な根張りを持っていて、絶対に風倒しないでがんばれそうです。
ケヤキ

冬囲いされた低木から、白い実がぶらぶらと風に揺れていました。俗にシラタマノキと呼ばれて困るのですが、正しくはセッコウボク(雪晃木)(Symphoricarpos albus)です。英名が Snowberry なので、こちらの方がピンと来やすいでしょう。あんまりあちこちに植えられてはおりませんが、地味ながら風情のある低木です。こんなところにも植えられていたなんて、全然気がつきませんでした。
スノーベリー

この暖かさも数日で終わり、週の後半からはまた寒気が入ってきそうです。週末からもう12月なので、そろそろどかんとやってきそうです〜

久しぶりのさとらんど

  • 2018.10.30 Tuesday
  • 06:00
北区の奥の方に用事があったので、さとらんどに寄ってみました。9月の台風でかなりの倒木があったというので、気になっていたのです。この時期さすがに駐車場には数台しか止まっておらず、それも仕事サボって寝ているやつか…
駐車場回りには倒木の痕跡は見当たらず、ハーブガーデンから広場に入ろうと歩いて行くと、川沿いに植えられたコンコロールモミも全然傷んでおりませんでした。この足元に広がっているヒースガーデンは、予想外に状態がよく、春先には見事に花のカーペットになりそう。
ヒースガーデン

コンコロールモミに珍しく樹名板が付けられているので、なにげに見ると「プンゲンストウヒ」になっていました。親切なのはありがたいけれど、ウソのラベル付けないでよね〜(^^;)
コンコロールモミ

川を渡ってメインの広場に出ると、ようやくポプラの伐採された切り株を見つけました。とはいえ根返りしたわけでもなく、途中からポッキリ折れたのかなぁ?
伐採

この辺りでも、倒木被害はこの他に見つからず、幹線園路脇のポプラもこの1本を除いて健在でした。ここの植栽設計をやったのが92年なので、もう26年も前のこと。木が植えられて25年もすれば、立派に育つものだなぁと改めて感心してしまいます。今から植えても25年後の姿はこの目で見られそうもないけれど、やっぱり1本でも植え続けなくてはいけませんねぇ。
ポプラ並木

広場の真ん中に、紅葉の見事なヤマモミジの大木が。これは私が植えたものではなく、当時の担当者が十勝の農家さんの庭にあるものを手に入れて、結構なお金をかけて運搬してきたものです。排水の悪い場所なので心配だったけれど、傷みもなくしっかりと育っています。
ヤマモミジ

池の回りに2箇所、メタセコイアの群植を植えたのは私の仕業。これも頭が飛ぶのではと心配したけれど、傷みもなくすくすくと大きくなってくれました。間もなく真っ黄色に黄葉してくれることでしょう。
メタセコイア

なんだ、全然被害もないじゃないかと帰ろうとしたら、さとらんどセンターの前のプンゲンストウヒが、みんな傾いていました。植えます内は根張りが弱いので、こんな姿になってしまったけれど、うまく引き起こせるのかなぁ…
プンゲンストウヒ

ここの植栽では、当時の農務部長から「お願いだからモエレ沼公園の二の舞はしないで、立派な緑を作ってね」と厳命されました。風衝地での植栽のセオリーとして、防風ネットの設置と、やや過密気味に植えておき、成長に伴って間引きしていくようにしたのです。間引きはちゃんと行ってくれなかったけれど、ときおり起きる風倒によって自然に間引かれていったのか、うまい具合によく育った樹林になっています。これからも時々見守ってあげなくてはいけませんねぇ。

百合が原公園の花

  • 2018.10.28 Sunday
  • 06:00
昨日の昼前には、やや強い雨が降りましたが、エリアメールがバンバン入ってきてびっくり。初めのうちは南区の奥の方、滝野公園や常盤、石山などでの避難準備だったのが、土砂警戒や避難所の開設など、ひっきりなしに入ってくるのでいささかうんざり。中央区なんて関係ないのになんで?と思っていたら、藻岩下から山鼻、伏見、旭ヶ丘と近づいてきて、昼頃にようやく止まりました。そんなに被害がなかったようでなによりでしたが、あんまり発信し過ぎでも、却って逆効果にならないのかなぁ…

さて百合が原公園の続き。この時期でも、園内にはたくさんの見どころがあります。花だけでなくグラス類も、あちこちで個性的な姿の競演が見られました。リリートレインの駅前にあるグラスガーデンでは、ブルーフェスク(Festuca glauca)が青味を増していました。程よい間隔に植えられているので、ゆがんでおりません。
フェスク

近くの宿根ボーダーでは、いつ見ても花に埋もれているカラミンタ‘ホワイトクラウド’(Calamintha nepeta ssp. glandulosa 'White Cloud')が。いったいどこから、こんなに花が湧き出て来るのでしょうね。
カラミンタ

ロックガーデンの入り口脇に、同じように白い小さな花が咲いていました。なぜか一斉に横を向いて咲いています。
パラヘーベ

手を伸ばして花のアップを写してみると、まるでウェロニカ(ベロニカ)の花で、ラベルを探してみたら、パラヘーベ・ライアリー(Parahebe lyallii)とありました。パラヘーベはニュージーランド原産で、昔小金湯にあった農業センターのロックガーデンで見て以来のご対面でした。こんな時期まで咲き続けるのですね。
花のアップ

ロックガーデンの陰になっている山草コーナーでは、シクラメン・ヘデリフォリウムが満開になっていました。これも小金湯から持ってきた生き残りでしょうか。タネが飛んであちこちに花が咲いており、一番大株は園路を越えてヒースガーデンの中に、満開の花を咲かせています。まさか一株ではないでしょうねぇ…?
シクラメン

線路を渡ってバラ花壇の残り花の向こう側に、満開のコスモス畑がありました。まだ全然弱っていないところを見ると、かなり遅くタネを播いたのでしょうか。この調子なら、11月に入っても咲き続けていそうです。
コスモス

その端っこに、ススキの穂がさわさわと風になびいています。本州系のススキの園芸品種は、出穂するのが10月に入ってからと遅く、今がちょうどいい感じです。こうしてみると、左のタカノハススキは背が高くなりすぎで、穂までとなると2m近くあります。これに対して右のシマフススキは半分近くの高さで、庭に植えるなら断然こちらでしょうね。
ススキ比較

今週後半には天気も回復してくるとのことなので、のんびり散策するにはもってこいの場所になることでしょう。

晩秋の百合が原公園

  • 2018.10.27 Saturday
  • 05:48
7月末に行った定期点検で、タイヤを支える部分にグリースもれが見つかり、部品交換しなければならないといわれました。あいにく繁忙期でなかなか車を工場に入れることができず、ようやく昨日修理に行ってきました。メーカー保証なので費用はかかりませんが、面倒なものです。私の担当が百合が原公園の隣なので、修理している間に園内を一回り。大半の落葉樹は葉を落としている中で、モミジが鮮やかな紅葉を見せてくれました。
紅葉

道路側の防風植栽に植えられていたポプラ類やニセアカシアなどが、9月の台風によって見事にまとめて倒木。恐らく前の道路も通れなくなったに違いありません。
倒木

園内の支障のある倒木は既に処理されていましたが、伐根されてしまうとなかなか分からないもの。ただでさえ密植されていたので、思い切り減ってちょうどよくなったことでしょう。センター近くまで行くと、なんとも不気味に禿げているプンゲンストウヒが。手前にあった木が倒れてしまい、きれいに伐根されているけれど、お互いぎゅう詰めになっていたので、内側の枝が枯れてしまっていたのです。こんな状態で残されても、こちら側に芽が吹いてくるわけではないので、いっそまとめて処理した方がよかったのに…
プンゲンストウヒ

コテージガーデンの売店は、パンジー・ビオラ類とハボタンがメインになっていました。まだ秋植え球根もたくさん並んでいるので、逃さないように今が買い時ですよ〜
売店

様々なバラが楽しめるローズウォークでも、針葉樹がたくさん倒れていました。ただでさえ日陰を作っていたので、バラにとっては生育環境が劇的によくなることでしょう。
ローズウォーク

ロックガーデンを過ぎてヒースガーデンに行くと、ずいぶんきれいにみんな刈り込まれていました。ここでは電動トリマーを使って生垣などを刈り込んでいるので、こういう刈り込みはお手のものだけど、花の終わったカルーナやエリカ・ワガンスだけならまだしも、つぼみがびっしり着いているエリカ・カルネアまできれいに刈り込んでいいのかなぁ…(>_<)
ヒースガーデン

踏切を渡って広々としたローンに出ると、まだ1時台なのに日差しがずいぶん低く差して、ハルニレの影が長〜く伸びていました。いくら暖かい日が続いているとはいえ、確実に暦は進んでいるのですね。
ローン

約束の時間が近づいていたので、ユリ園の真ん中を突ききって帰ろうとしたら、2m以上ある巨大モンタナマツが真っ黄色に色付いたつる草に覆われてものすごいことに。ヒルガオかな?と思ってよく見ると、なんとヘクソカヅラのツルでした。この一角が生垣も含めてすべて覆われているのです。緑色をしていると気がつかないものですねぇ。本州から持ち込まれた苗木にくっついて侵入したものでしょうが、ここまですごいと怖くなってしまいます。
ヘクソカヅラ

最後の作業

  • 2018.10.17 Wednesday
  • 05:53
昨日は、創成川公園の最後の作業指導。前日に気付いたミヤギノハギモドキの花を再度しげしげと見たけれど、二度咲きではなくずっと咲き続けたもののようです。今年はいろんな花の咲き方がおかしくなりました。
ミヤギノハギモドキ

ここのシラハギはちょうど見ごろ。滝野のようにほとんど咲かなかったのに比べて、普通通りに咲くというのも不思議です。
シラハギ

前日のレクチャーの中で、創成川公園には北京植物園のザンシュウインさんが作出した‘四季藍’という品種が植えられていると紹介しました。ここまで案内せずに大通公園に向かってしまったけれど、失敗でした。あと50m歩けばこの時期にも咲く花も見られたのに。
四季藍

狸二条広場には、外国人がたくさん集まって、情報交換したり土産物の整理をしていました。二条市場にもたくさんの人が途切れなく入っており、ようやく観光客も戻ってきたようです。
二条市場

私の作業指導も、今年はこれが最終回。前回やり残した所まで移動し、南に移動しながらライラックのムダ枝取りを進めていきました。これいるかい?落としてもいいよね?などとみんなで相談しながら、賑やかに作業を進めていました。
ライラック剪定

這性ビャクシンも、根が落ち着いてくると枝がどんどん伸びて来るので、芯を抜きながら枝数を増やしていきます。初めの頃のポヤポヤの株が、よくもこんなに密になったものだと思います。
芽摘み

人数は少なかったけれど、狸二条広場の南の区画もすべて手を入れて、200本のライラックの手入れを完了しました。あとは品種名のないライラックが20本近くあるので、みなさんにやってもらうことに。広場に戻っていくと、すっきりした樹形のハルニレと、真っ赤に紅葉したチシマザクラ、黄色く色付いてきたイタヤカエデが広場を彩っています。整備して8年が経過し、年月を経た姿にしばし見とれてしまいました。
狸二条広場

これからもボランティアのみなさんの力が不可欠なので、来年もまたよろしくお願いいたします〜

見どころ探訪ツアー

  • 2018.10.15 Monday
  • 06:01
昨日は、中島公園の見どころ探訪ツアー。朝のうちは晴れていたし、昼過ぎに事務所を出た時は、曇ってきたなぁ…と思っていたら、地下鉄から園内に上がると、何と小雨になっていました…(>_<) ここまで「雨男」になると、もう笑うしかありませんねぇ…(^^;)

もう14日だというのに、イチョウの黄葉がほとんど始まっておりませんでした。銀杏を付けた雌の木がほんのり黄色くなっている程度。昨年は10月15日に実施しており、かなり黄色くなっていたのに。
イチョウ

児童会館の前の花壇が、まだモリモリと咲いていました。ホウセンカがこの時期まで元気でいるなんて、ちょっとびっくりでした。タウンガーデナーさん達の活動が定着し、植栽のレベルもどんどん上がっているようです。
児童会館

イポメアの色違いが、うまく組み合わされていました。テラスライムと葉の形が違うと思ったら、どうも‘ソーラーパワー’という品種のようで、ブラックとライムの色違いがありました。まだ全然傷みが見られないですねぇ。
テラスライム

今年から参加費が500円になったので、定員が埋まるかなぁと心配していたら、ちゃんと埋まっていました。ありがたいことです。
参加者

私も傘を持っていなかったので、何本か事務所から持ってきてもらい、小雨の中をガイドしていきました。木下成太郎(しげたろう)像も無事に退院して戻ってきていたし、山内壮夫の作品群も、雨に濡れて輝いていました。
解説

彌彦(いやひこ)神社脇に並んでいるケヤキには、今年もケヤキフシアブラムシがびっしりと。これがユキムシと同じ仲間で、ケヤキとササの根を行ったり来たりしていると説明したら、ええっという感じ。ユキムシは冬の到来を告げる風物詩としてもてはやされるのに、こちらは嫌われ者なんだから、ちょっとかわいそう…
ケヤキ

園内のあちこちにまだ倒木処理の山が。台風の直後に地震があったために、全然報道されていませんでしたが、市内各所でものすごい数の倒木が発生し、処理が全然終わっていないのです。
倒木処理

Kitara脇を天文台に向かっていたら、切り株の形が、まるで北海道のようなものを見つけました。支持根の部分が出っ張るけれど、こんな形になっているものはなかなか珍しいでしょう。円盤が取れれば面白かったのに。
切り株

予定の時間を少しオーバーして無事に終了。そんなにひどい雨にはならずに済みましたが、みなさん熱心に聞き入っていただき、ガイドもやりやすかったです。やや肌寒い中、本当にお疲れ様でした〜

秋バラ

  • 2018.10.06 Saturday
  • 04:01
昼過ぎに区役所へ行ったついでに、大通のバラ園に寄ってきました。空気はやや冷えていたものの、日差しがあればちょうどいいくらいの気候でした。入り口にチャリを置いて西側から見ていくと、やはりハイブリッドティーの大きな花はよく目立ちます。特にこの‘宴’は、株がでかくなるし花も大きいので、存在感抜群です。
宴

表から見るとこんな具合。彼女の頭には、かわいそうにハトかカラスが糞を垂れていました。さすが忠良さん、このアングルは本当に様になります。
正面から

バラ園のサンクンの中には、北側にアメリカの品種、南側にドイツの品種が植えられており、真ん中のカナールの上でバチバチ火花を散らしています。(な訳ないか…(^^;)) 生育ぶりは圧倒的にドイツの勝ち。押され気味のアメリカ系の品種の中では、‘オレンジ・スプラッシュ’が一人気を吐いていました。
オレンジスプラッシュ

外周になる上の段では、‘アイス・バーグ’(別名‘シュネービッチェン’)がたくさんの花を咲かせて目立ちます。もう少し日当たりがよければ、もっときれいだろうに…
アイスバーグ

ドイツ系の品種の中では、真ん中にある‘フォルトゥーナ’が無数の花を咲かせて目立ってました。北大の圃場にも植えていますが、咲き始めが遅いものの、雪の降るまでずっと咲き続けています。冬枯れも起こさないので、本当に丈夫なバラだと思います。
フォルトゥーナ

花数は少ないものの、暖かいピンクとふっくらした花容がよく目立つ‘ホーム&ガーデン’。ドイツ系の品種とは思えない名前ですが、れっきとした Kordes の作出品種です。
ホーム&ガーデン

株が一番大きく、花も素晴らしいのが‘ポンポネッラ。一番西にあり、抱え咲きのうっとりするような花を咲かせます。せっかくの素敵な秋バラも、日曜の台風で叩かれてしまうのでしょうか。最後の花を楽しめるのは今日しかありませんよ〜
ポンポネッラ

これから所用で函館に出かけるので、明日の更新は多分できません。台風にまともにぶち当たってしまうので、なんとか日曜のうちには帰ってきたいと思っていますが、どうなりますやら…

秋晴れの創成川公園

  • 2018.10.03 Wednesday
  • 05:58
我が家の壁はトタン貼りなので、横なぐりの雨が降るととても賑やかです。3時過ぎから土砂降りになり、こりゃとても走れないなぁ…とあきらめてしまいました。こんな予報だったかと、タブレットで雨雲を確認すると、2時間ほどで通過しそうな雲行きでした。
6時前には雨も上がったので、予定どおり創成川公園の現場に行き、いつものように北の端から現場のチェックを。9月初めの台風で、ここでも少し倒木が出たそうですが、まだ木が小さいので大半は無事でなにより。北半分に植えられているミヤギノハギモドキは、早咲きのため風に花を吹き飛ばされたらしく、もうほとんど残っておりませんでした。
ミヤギノハギモドキ

南1条から南に植えられているのは、本物のミヤギノハギのため、台風後から咲き始めて今が盛り。見事に枝を川面に垂らし、ハギらしい風情を出しています。
ミヤギノハギ

以前は枝が繁りすぎて、ベンチに座れないと苦情が来たそうですが、7月始めに刈り取ることにより、半分ほどの枝の長さながら、同じ時期に見事に咲きそろってちょうどよくなっています。
夏刈り

集まったボランティアのみなさんは10人あまり。このくらいが作業指導にはちょうどいいのです。ライラックのムダ枝の処理や、ひこばえの活用法を中心に、狸二条広場を出発して北の方に進んでいきました。少し寒いくらいの風が吹いていましたが、だんだん収まってきました。
ひこばえ処理

テレビ塔の横では、近くの市立保育園の子供たちでしょう、てこてこと歩いているのを見ると、ついうちの孫くらいかなぁ…なんて見てしまいます。間もなく2号も2歳を迎えますからねぇ。
子供たち

古い幹が夏の間に枯れているものが多く、ていねいに切り取っていきました。元気な枝の所まで切り取る時の角度を、しっかりと覚えていただきましたが、かなり難しかったようです。
枯れ枝取り

半分過ぎたところでタイムアウトになり、残りは二週間後にやることにして、狸二条広場に戻ってきました。出発した時にはオータムフェスタの片付けで、ごちゃごちゃになっていたものが、きれいさっぱり資材がなくなり、ようやく安田さんの彫刻もすっきり見えていました。
広場

いつもの蕎麦屋で千鳥蕎麦を食べ、バスで帰ろうとして、またわしたショップに吸い寄せられてしまいました。ドラゴンフルーツやスターフルーツなどを見つけて奥の方に行くと、ちんすこうの詰め放題が。前回はシークワーサーだったので、こちらに挑戦。380円でぎゅう詰めのちんすこう、19個ををゲットしました〜(^^;)
わしたショップ

百合が原公園

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 05:48
昨日は車の12ヶ月点検があり、百合が原公園の隣にあるディーラーに車を預け、園内を一回り散策してきました。日差しは強かったけれど、木陰に入ればすっと涼しくなるという、北海道らしい夏に戻ってよかったです。西側のゲートから入ると、目の前にキササゲの花が満開に。百合が原公園では、昔の園長の方針で下枝を絶対に払わないため、こういう花が間近に見られるというメリットはあるけれど、歩きづらくて邪魔くさい枝がたくさんあります…(^^;) アメリカキササゲに比べれば、うんと小さな花だけど、よ〜く見るとなかなか味のある花です。
キササゲ

カツラの生け垣に囲まれたユリの見本園では、もうほとんどのユリが咲き終わり、オリエンタル系の‘ル・レーブ’だけが優しい花を咲かせていました。カントリーガーデンでも植えたことがあるけれど、あんまり寿命が長くなかったなぁ…
ル・レーブ

咲き残っているユリを求めて歩いて行くと、すっかり葉が溶けているものの、花だけ見れば清楚な気品を漂わせているマドンナリリーがありました。かつてはエジプトやギリシャでも神聖のシンボルとあがめられ、キリスト教では聖母の純潔を象徴する白ユリとして、永らくマドンナリリーが確固たる地位を担っていました。ところが強健なテッポウユリが我が国からもたらされると、一般的な場所ではたちまちその地位を奪われてしまったのです。
マドンナリリー

池を渡って温室の方に歩いて行くと、あれれ…サイロの横の木が、既にサイロより大きくなっているのに気付きました。これでは展望台として役に立たなくなってしまうのに…樹木の成長は着実に進んでいくものですね。
サイロ

あとでサイロの足元に行って気付いたのですが、イワガラミがずっと上まで這い上がり、展望台のところまで上っていたのです。暑いのを嫌がるように、日陰の方にくっついていくものだから、全然気付きませんでした。凸凹の多い軟石だから、うまくくっつくことができたのでしょう。
イワガラミ

ロックガーデンやビーチヘッジの方も見て歩きましたが、花も少ないし、なんと言っても日差しが熱い!踏切を渡ってハルニレの木陰に逃げ込みました。これらのハルニレは初めから植えられたものではなく、北区のシンボルがハルニレになった時に、区長からここにハルニレの森を造るように指示が出たのでした。どのあたりがいいかなぁと、当時の園長と歩いたことを思い出します。それからもう20年以上、ゆったりと枝を広げて、最高の木陰を提供してくれています。デイサービスのご老人たちも、きっと居心地がよかったことでしょう。
ハルニレの木陰

世界の庭園前の星形花壇では、まだなんとかラベンダーの花が残っていました。南側はもう茶色だけど、こちらからだとなんとか見られる状態です。
ユリ園

せっかくなので、130円払って世界の庭園へ。実はお目当ては庭園ではなく、この花です。葉っぱもホオノキの倍くらい、最大級の花を咲かせるマグノリア・アシェイ(Magnolia ashei)は、北アメリカ原産だけど、Zone-No.は5〜9で、けっこう越冬性はぎりぎり。手厚い冬囲いを行ってなんとか花芽を維持し、かなり遅めに花を咲かせます。ホオノキのようなパカッと開けば、もっと迫力が出るでしょうが、こんな感じに咲くのがこの花の魅力なのでしょう。
アシェイ

春の到来

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 05:54
昨日の朝も真っ白に霜が下りていましたが、日が昇るにつれて急速に気温が上がっていきました。札幌の最高気温は16.6℃まで上がっているので、ようやく春の到来を実感できそうです。昨日は創成川公園のボランティア指導なので、いつものように北側から見ていきました。気になるチシマザクラを見てみると、早くもつぼみが割れてピンクの花弁が覗いてました。このあとしばらく高温傾向が続くので、週末には咲いてくるのではないでしょうか。
チシマザクラ

芝生の中に植えられているチオノドクサは、今年はなんだか花数が少ないように思いましたが、固まって咲いていると本当にきれいです。ここに植えられているのはすべてルキリエ種です。
チオノドクサ

狸二条広場に行くと、ちょうど作業員が安田侃さんの『生誕』のカバーをはずしているところでした。こんなに急に暖かくなると、いろんな準備が慌ただしくなっていることでしょう。
天秘

広場の脇にあるハルニレには、無数の花が。高枝切りがあったので一枝取ってみると、みなさんどれが花?と怪訝そうな顔。このつぶつぶがみんな花だなんて、分からないですよねぇ。
ハルニレの花

参加されたボランティアは10名ほど。8年目の方から2年目の方まで幅広いので、どの枝をなぜ切らなければならないか、一つずつ確認しながら整枝をやっていきました。枝配りを見極めるのって、やっぱりなかなか難しいようですねぇ…(^^;)
剪定

じゃあみなさんでやって下さいと離れていると、自信をもって切れる枝と、切っていいのかなぁ?と迷うものが混在してなかなか大変。剪定・整姿を続けてきているので、枝振りもしっかりしてきているし、花芽も少し減らしていったので、今年のライラックは見事な花を咲かせてくれると思います。
剪定

西半分を片付けたところで時間になり、広場まで戻っている途中、キタコブシのつぼみが割れて、真っ白な花弁がほんわか膨らんできていました。これなら2〜3日中に満開になってきそうです。
コブシの花

事務所に帰ろうと大通公園を歩いていると、老夫婦がなんの花だろうとカツラを見上げていました。ちょうど樹名板が付いていたので、カツラだわ!これが花なの?としばし見上げておりました。これも花弁はない花だけど、これだけ目立つ真っ赤な雄しべがたくさん垂れ下がると、本当に目立ちます。円山のカツラも間もなく色付いてくることでしょう。
カツラ

百合が原公園の花

  • 2018.02.21 Wednesday
  • 05:55
百合が原公園の温室には、これからたくさんの花が咲いてきそうですが、現時点でも結構楽しめました。コレクションのメインだったツバキ類は、大きなものはかなり整理されたようだけど、まさに陰々滅々とした常緑広葉樹林の中にいるようではちっとも楽しめないので、鉢植えにされたものを間近で見る方が楽しめます。ヤブツバキの銘花‘玉之浦’がちょうど咲いて来てました。
玉之浦

サザンカともツバキとも言えない、なんとも不思議な花には‘夢’という名札が。戻って調べてみると、新潟大学にいた萩屋薫先生が作出した品種でした。萩屋先生は、新潟周辺の民家にひっそりと栽培されていたユキツバキの品種を発掘し、広く紹介した方で、たくさんの品種も作られ、それらは県立植物園(新潟市秋葉区金津)の「萩屋薫コレクション保存園」として今に残されているそうです。北大の圃場にあるユキツバキも、新潟大学から北大に学位を取るために進学された方が、新潟から持ってきたもの名残なのです。この品種は、中国原産のカメリア・ユーシエネンシス×カンツバキ‘獅子頭’(Camellia.yuhsienensis x C.hiemalis 'Shishigashira' )によって作り出されたものでした。
夢

海外でもカメリアは大人気だけれど、なんというか大雑把というか、ツバキらしくないというか、手の平大のこんな咲き方が多いのです。ラベルには「ロイス シナート」と書かれていたけれど、カメリア‘ロイス シノールト’(Camellia 'Lois Shinault' (C.granthamiana × C.reticulata) )のようでした。
ロイス・シノールト

大きなギンヨウアカシアは、いまいち調子が悪くて今年はお休みだけど、足元にある小さな株は元気に花を咲かせています。一年休めば、来年にはまた華やかな花に包まれることでしょう。
ミモザ

その足元に並んでいる鉢物を見てあらら… シネラリアは「死ね」と付くから売れないと、昔の花屋が「サイネリア」と名付けたそう。それなら「災」に通じるのではないのかなぁ。アシは「悪し」に通じるからとヨシと言い換えたものが、なんと正式名になってしまいました。私は絶対に使いませんが。花屋さんならともかく、緑のセンターではこんなラベル付けてほしくありませんねぇ。
シネラリア

販売コーナーにも、いろんな春を先取りする花たちが並んでいましたが、思わずなにこれ?と顔を近づけてしまうものが。ラベルにはパルマスミレ‘オーロラ’と付いていたけれど、これは一体なに?
パルマスミレ

売店にはもっとすごいものが。これがパンジーだって!とM店長に問いただしてしまいました。フリル咲きもここまでくれば手毬咲きとしかいいようがない。佐藤勲さんという方が作り出した「ドラキュラ」という品種だそうですが、なかなか入手困難な希少品が500円で売られてましたよ〜
八重パンジー

プリムラ・ポリアンタの花にも、最近は素晴らしいものが出てきています。こういう品種ものは庭に植えておいてもちゃんと咲くのかなぁ?育種家の根気にはただただ脱帽してしまいます。
ポリアンタ

カラーリーフ展のなごり

  • 2018.02.19 Monday
  • 05:57
豊平公園緑のセンターでは、華やかなアザレアが咲き誇っていましたが、その他にも様々な見どころがあります。入り口を入った風除室には小輪のカメリア類が咲いていたし、内側の扉を入ると、様々なアマリリスが並んでいます。赤や白の見慣れた花の中に、こんな渋い花色の品種がありました。アマリリスのパピリオ(Hippeastrum papilio)という、ブラジル南部原産の原種です。球根栽培で有名な小森谷ナーセリーが導入しているようですが、こんな原種がまだあるのですねぇ。
アマリリス

2階に上がると、随分と大きくなったドンベヤにたくさん花が咲いてると思ったら、ボランティアのみなさんが作った造花でした…(^^;) 本物の花が咲いていない時には、ピンチヒッターで吊り下げるのだそう。まだつぼみがあるので、本物もまた咲いて来そうです。
ドンベヤ

その横では、白花のカリアンドラが咲いていました。ネムノキの花を一回り大きくしたような花で、和名はその通りのオオベニゴウカン(大紅合歓)です。
カリアンドラ

先週までやっていたカラーリーフ展のなごりもあちこちに見られました。観葉植物がほとんどなので、一年中どこかにあるものばかりですが。鮮やかな斑が入っているのは、ストロマンテ‘トリオスター’(Stromanthe sanguinea 'Triostar')。ブラジル原産の原種から作出された品種のようです。最低気温は高いけれど、強光線を嫌うので、今の室内なら格好の観葉植物になるでしょう。
ストロマンテ

小部屋になっている高温室では、洋ランがちらほら咲いていますが、それ以上に強烈な葉の色を持っているのがクロトンです。札幌近辺には高温室がなくなってしまったので、こんな小部屋ですが貴重な環境となりました。クロトンの葉型には様々なものがあり、これは鉾葉(ほこば)クロトンの系統です。
クロトン

わりと背が高いアナナス類のグズマニア‘オスタラ’(Guzmania 'Ostara')。花は真ん中に目立たなく咲くだけなのに、その回りの葉(苞)が赤く色付き、数ヶ月も楽しめるお得な花。当然葉や苞の中に水を溜めておかなければなりません。
グズマニア

帰りに売店の片隅で、ナギ(Nageia nagi)のポット苗が売られていたのを見つけました。これでも立派な針葉樹で、マキ科ナギ属(マキ属とされることも)の高木で、四国〜九州の南岸、南西諸島、台湾、海南島に点在しているそうです。「その名が凪に通じるとして特に船乗りに信仰されて葉を災難よけにお守り袋や鏡の裏などに入れる俗習がある。(Wikiより)」とのことですが、葉が引きちぎるのが難しいほど強靱なため、ラベルには恋愛成就と書かれていました。耐陰性は抜群なので観葉植物としても使えるし、たった280円で買えるのですから、変なお守りより安くて効果がありそうです〜(^^;)
ナギ

緑のセンターが新築移転して二冬目。ようやく環境になじんで、植物達が元気な姿を見せてくれるようになりました。ここは裏方さんの努力で、昔ながらの「発見の楽しみ」が残っていてとても楽しめます。地下鉄直結になって行きやすくなったので、気分転換にぜひお立ち寄りください。

温室リニューアル

  • 2018.02.17 Saturday
  • 05:57
昨日は百合が原公園へ。車の六ヶ月点検の案内が1月末に来ていたけれど、温室がまだ閉鎖中だったので半月遅らせ、リニューアルオープンに合わせて行くことにしました。朝から北の方角は雪雲に覆われていたので、少し積もったみたいでしたが、東区に入ると道路脇の雪山の高さが全然違います。場所によっては一車線になり、結構時間がかかってしまいました。
道路

ディーラーに車を置いて、公園の裏口から歩いて行くと、まぶしい日差しを浴びてシラタマミズキのカラーステムが鮮やかに燃えていました。これだけ見えているということは、このあたりの雪も例年より少ないのでしょうか。
カラーステム

130円を払って温室に入ると、例年のようにアザレアがどっと咲き誇っていました。ガラスの交換はそんな枚数ではなかったそうですが、汚れきったガラスで薄暗かった館内がすっかり明るくなっていました。オープン3日目なので来園者も少し落ち着いたけれど、前日は駐車場には入れなかったほどだったとか。どうりで冬は閉鎖している手前の駐車場も開けていました。
中温室

右の小温室では、市民ラン展が行われ、いろんな種類のランが花盛り。時期のせいなのか、派手で華やかな種類が少なく、わりと地味な感じがしました。コテージガーデンで運営しているガーデンショップも、まだ本格的な品揃えではありませんが、珍しい花も見られましたよ〜
ラン展

大温室に入ると、日差しがあったこともあり、かなり明るく暖かく感じました。以前なら絶対に『温室』という言葉は使ってほしくないほどの冷え込みでしたからね。あとは昔から植えられてジャングルになっていたツバキなどがかなり間引かれて、すっきりしています。メインの「ミモザ」(ギンヨウアカシア)は、半年以上覆いがかかっていたので、息も絶え絶えになっていますが、一年経てばまた元に戻るでしょう。
大温室

ガラス以外に変わったのが床の舗装でしょうか。火山礫を土壌硬化剤で固めた?ような舗装で、わりと自然ぽい雰囲気になっています。こちらも少し汚れてくれば、落ち着いてくるでしょう。行くのなら、なるべく平日の天気のいい日を選ぶことですね。
毛氈

オープンに合わせて雪割草展が始まっており、愛好家が出品したたくさんの珍しい花が見られます。それらについてはまた後日紹介しましょう。
雪割り草展

ミニ大通

  • 2017.12.18 Monday
  • 05:54
資料を探していたら、えらく古いパンフレットが出てきました。通称『ミニ大通』と呼ばれる北4条歩専道が出来た時のパンフレットです。本ものではなく、当時のカラーコピーなので画質がひどいですが、できたばかりの様子がよく分かります。完成が1974(S49)年11月となっているので、完成時はまだ大学3年の時だけれど、その時のものではなくて、豊平の緑のセンターにいた時に、見つけてコピーした記憶がありました。
パンフレット

それにしても40年の歳月は、植えられた樹木をとんでもなく大きく育てるものです。めちゃくちゃ過密に植えられていたので、その後適切な間引きにやらないからもやしになった時期もありましたが、なんとか競争に勝ったものが大きく育っているのです。ここはあくまで道路なので土木部の管理下であり、公園や都市緑地でもなく、緑の統計には引っかからないけれど、これだけ見事な通りになると存在感は抜群です。
鬱蒼とした緑

こんな緑になったお陰で、今では毎年お祭りも開かれるようになりました。今では沿道はマンションだらけになったけれど、しゃれた店がたくさん貼り付いてきており、のんびり散歩するにはいい道になっています。
お祭り

場所はちょうど植物園の裏手から18丁目まで。植物園に裏口を作れという話も出たけれど、沙汰やみになってしまいました。二丁ずつ連続化したために、南北に通り抜けられない道が3本できました。それほど交通量がないので、問題なかったようです。
場所

植栽の内訳を見ると、オンコ(イチイ)とか、サンナシ(ズミ)、エリマキ(ツリバナ)なんて俗称のままなので、どこかの植木屋に適当に見つくろわせたのかもしれません。サクランボ、プラム、クリ、クルミなんて植えていたのですね。問題だったのはシンジュを46本も植えていたこと。これらが巨木化して回りを被圧し、タネを振りまいてあの辺りをシンジュだらけにしてしまいました。当時の植栽は、そんなものだったのでしょうね。
植栽内訳

ともあれ、だだっ広い道路にこんなものを造ったお陰で、今では立派な緑のコリドーができました。そういう発想を持ってくれた方に感謝しなければなりません。
疎林

オホーツク公園

  • 2017.11.15 Wednesday
  • 05:48
盤渓峠を少し越えたところで、ウサギ(エゾノユキウサギ)が道端にいるのに気付きました。既に冬毛になっているため、あんな真っ白な姿では、真っ暗闇の中でもすぐに見つかってしまいます。これまでシカやキツネ、タヌキ、テン、エゾリスなどに出くわしましたが、ウサギは初めてでした。こんな身近なところにもいるのですねぇ。

昨日の泊まりは、網走で最も新しいホテル。最近のビジネスホテルでは、朝食が無料は当たり前。さらにここでは平日のみですが、18時から先着限定30食に限り、夕食の提供までありました。まだあります! 21時半から23時までの間「夜泣きそば」の提供があり、23時から25時の間はカップ麺版夜泣きそばの提供まであるのです。あんまり至れり尽くせりなので、予約がほとんど取れないそう。びっくりでした。夜が明けると、眼下には網走川が雨上がりの朝日を浴びて輝いておりました。
網走川

飛行機の時間までに少しあったので、天都山の上にある道立公園を見てくることに。すると公園内施設である道立民族博物館の前にある立派なプンゲンストウヒが、軒並み頭をちょん切られておりました。なんでこんな無茶な剪定が平気で行われるのでしょうか…
ぶつ切り剪定

道立オホーツク公園は、キャンプ場やパークゴルフの営業は既に終わり、宿根草花壇もきれいに刈り取られておりました。展望台からふと足元を見ると、ここでもニオイヒバの生垣が、強く切り詰められて白骨化してました。こんな無残な姿を晒しているのは、却って逆効果ではないのかなぁ…
生垣の白骨

前日と違って、もやっとして展望はききませんでしたが、右手の斜里岳、左の海別(うなべつ)岳を起点に知床連山がずらりと連なっておりました。
知床半島

冬季間は、4月にセンターハウスに増築整備されたばかりの室内遊戯施設「ころころひろば」がメインの利用施設になります。寒冷地では、室内遊戯施設は不可欠のようで、平日でもかなりの利用率だそうです。
室内公園

これはボーネルンドの製品。エアーの力で跳ね上がるように走れるので、一番の人気になっているそうです。
ボーネルンド

球ころ遊具は幼児には大人気。うちの孫たちもみんな一歳を過ぎたので、そろそろこういうところにデビューできるのでしょうか。
球ころ

飛行機はボンバルディア製のプロペラ機。昔よく乗ったYS11より少しだけ長い程度で、中の感じはそっくりです。日高山脈を越えてから降下を始めてまもなく、強い雨雲に突入し、久しぶりにメチャクチャ揺れました。足を踏んばり、肘掛けをつかんでいないと体が動くほどで、ようやく地面が見えてホッとしました。これは千歳川遊水池の一つである根志越(ねしこし)遊水池のようです。地元の方は、やがて遊水池にタンチョウが引っ越してくることを願っているのですが、うまく定着してくれるでしょうか。
遊水池

見どころ探訪ツアー

  • 2017.10.19 Thursday
  • 05:54
日曜日には、中島公園での見どころ探訪ツアーが予定されていました。通夜に出るには予定をキャンセルしなければならないけれど、定員をオーバーする方が申し込まれているので中止は忍びなく、通夜には遅参することにしました。南9条入り口から伸びるイチョウ並木は、ものによっては真っ黄色、雌の木には鈴生りに銀杏がなっていました。
イチョウ並木

パークホテルの庭園は、日曜なのでウェディングがあり、入ることができませんでした。このため菖蒲池のほとりからこの公園の設計意図をお話しすることにしました。スカッと晴れていれば、園内の木々と池越しの借景になる藻岩山のコントラストがもっと素敵に映ったでしょう。
借景

この寒空の中、定員を超える24名もの方が早くから集まりました。何度も来ている方がいるので、そんなに来られても同じ話だよ〜といっても、大丈夫!家に帰ったら忘れてるから…と言われてもねぇ…(>_<)
参加者

いつものように時計回りに回ろうと、ボート乗り場からハウチワカエデの ‘舞孔雀’を経由して、木下成太郎像のところに。木々の葉が少し落ちて明るくなり、ちょうどいい雰囲気になっていました。
木下成太郎像

旧百花園を通り、中島球場跡地に広がる芝生広場の中には、ケヤキがたくさん植えられています。近寄ってみると、ケヤキフシアブラムシは既に樹皮にしがみついたまま死んでいました。例年よりもかなり早いようです。雪虫は北国の風物詩になっているのに、同じ生活史を持っているケヤキフシアブラムシは見向きもされず、気持ち悪る〜と嫌われてばかりなのはかわいそうかも。
ケヤキ

彌彦(いやひこ)神社の横手には、伊藤組の開祖である伊藤亀太郎が植えた、株立のケヤキの大木があります。そのすぐ横に、なぜかホウキ立ちのケヤキの品種である ‘むさしの1号’があります。誰がいつここに植えたのか、全く不明の木なんですが、隣にある普通のケヤキとのコントラストが面白いので、近くを通った際にはよく見比べて下さい。
むさしの1号

Kitaraの裏手を通って鴨々川沿いに出ると、ウルシの木が真っ赤に紅葉し始めていました。これも誰が何のためにここに植えたものか分からない、不思議な木です。屯田兵村まで遡るほど太くはないので、岡田花園時代としても、なんの目的でと疑問符が付きます。この時期には鮮やかな紅葉が目立つので、かぶれないよう遠目にお楽しみ下さい。
ウルシ

天文台の前にもなぜかクコが二株。いくつか真っ赤な実が付いているけれど、ナス科特有の花がまだ無数に開花していました。市内でも時折見かけはするけれど、公園の中にわざわざ植えるものでもなく、全く不思議なものが多い公園なんですねぇ。
クコ

紅葉輝く

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 06:30
15日に通夜、16日に葬儀告別式。そして火葬、お骨上げを済ませ、夜の特急で戻ってきました。身近な人の死は、ただ悲しいだけでなく、いろんなことを考えさせられるものです。なんとなく鼻がぐずぐずしていたものが、この数日の間に本格的な風邪になってしまったようで、帰りの車内では咳が止まらず、大変苦しい思いをしました。車内ががらがらだったのが幸いでしたが…(>_<)

そして昨日は創成川公園の作業指導の最終日。日程をずらすことができないので、咳き込みながら出かけましたが、予報では雨だったし、かなりの寒さだったので、参加人数は一ケタになりました。
ボランティア

今年から参加した方が二人いたので、ちょうど目の前にある満開のシラハギと、隣にまだ咲き残っている白花ミヤギノハギの違いや、このように紫の花が混じるソメワケハギのことなどを説明しておきました。
ソメワケハギ

前回の終わりは、北端を折り返したところだったので、そこまで歩いて行きました。途中に‘四季蘭’(Sijilan)が狂い咲きしていました。この品種は、93年に札幌に招いた、中国科学院植物研究所植物園の臧淑英(ざん しゅういん)先生が作出した品種です。
四季藍

この時期の剪定は、ライラックの無駄な枝を丁寧に取り除き、余計な花を咲かせないことにあります。爪楊枝程度の細い枝は徹底して落とし、つぼみのたくさん点いている枝は切り詰めて開花数を減らします。今年は雨が多くて生育がいいため、花芽の数が例年よりたくさん着いていると思います。全部咲かせると、花房が大きいために枝に負担がかかるのです。
ライラックの剪定

横では作業員の方が、咲き終わったハギの刈り取りをしていました。そういえば、ボランティア最初の7年前には、みなさんに刈り取りをやってもらいましたが、株が大きくなってしまったので、今では刈り取りもチェンソーで行っています。
ハギの刈り取り

創成橋のところまで来ると、シダレヤナギの剪定をやってほしいとのこと。かつてここにあったヤナギのうち、一番きれいに枝垂れるものから枝を取り、水挿しして保存していたものを育ててここに植え戻したものです。
整枝前

枝垂れものは、枝を上に上に伸ばしていかなければならないので、垂れ下がるムダ枝を透かしていきます。まだ高枝切り鋏で剪定できるけれど、だんだんしんどくなってきますねぇ。
整枝後

ライラックの剪定はまだ少し残ってしまったけれど、ボランティアのみなさんの作業はまだ続くので、あとを託して最後の作業指導を終えました。毎度熱心な作業をありがとうございました。事務所に帰ろうと大通公園を通ると、雲が吹き飛んで暖かい日差しが戻り、2丁目広場のサトウカエデが真っ赤に色づいていました。今年は見事な紅葉を、どこに行っても楽しめます。
サトウカエデ

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