神宮から円山公園へ

  • 2019.11.22 Friday
  • 05:53
現場を走り回っていると、ほとんど毎日1万歩以上歩いているのですが、朝の5千歩は同じだけれど、昼間ほとんど歩くことがなくなります。お陰で体重がじわりと増え始めているので、昼休みにはできるだけ歩くことにしました。昨日は風もなく穏やかで、散歩にはいい天気。最後の落ち葉ゴミの日だったので、どのステーションも満杯になっていました。
落ち葉ゴミ

北3条通りをまっすぐ西に突き当たり、左に曲がると神宮第二鳥居にぶつかります。そこから梅林に入ると、おやっと嬉しくなりました。ウメらしくちゃんと盃型の樹形に仕立てられ、あとは冬剪定で徒長枝を詰めれば、来春には花見ができることでしょう。
梅林

これは4年前の写真で、あまりの荒廃振りにびっくりした時のもの。とてもウメの木とは思えない、メチャクチャなことになっていたのです。ここの管理についてはいろいろうわさは聞いていたので、これではあんまりだと、ある人を通じて神宮に申し入れしておいたのですが、ちゃんとやってくれていたのですね。
4年前の姿

この辺りに残るハルニレの大木には、直径1mはあろうかという巨大ヤドリギがいくつもくっついています。よく強風や積雪で落ちてこないものだと思いますが、野鳥にとってはご馳走になっているのに違いありません。鳥もちがくっついているこの実を食べると、タネがお尻から離れなくて、枝にゴシゴシとこすりつけることにより、どんどん子孫を増やしているのです。
アカミヤドリギ

公園の方に下りると、葉が落ちてこんなに広々していたかと思うほど明るく、歩く人がチラチラいるくらいで静まりかえっておりました。道内最古のカラマツ林だけには、まだ黄色い葉が少し残り、なかなかの存在感。ちゃんと看板立ててあげるとよいのにといつも思います。
最古のカラマツ

この時期はまさに「落葉松」の風情。東南アジア系の方達が、真っ白な雪の上で写真撮っていましたが、私にとってはこのふかふかとした黄色の落ち葉の方が、インスタ映えすると思いますがねぇ…
落葉松

北側にあるアカナラは、まだ葉が残っていました。赤く色付いた葉はほんのわずかで、大部分は黄色から茶色になっていくようだけど、茶色い落ち葉はまだ拾いに来ることができそうです。
アカナラ

昔の市長公宅跡地は、整備されてワグナー・ナンドールさんの「母子像・ふるさと」が置かれていますが、その脇に新しい花壇がありました。看板を見ると、ポートランドとの姉妹都市提携60周年を記念して、ポートランド市から贈られた「雨水浸透型花壇」なんだそう。それはいいのだけれど、植えられているコルジリネは越冬できるものではないのに、植えっぱなしにしてていいのかなぁ…勘違いする人が出なければいいですが。
花壇

ヤブこぎ

  • 2019.10.24 Thursday
  • 05:48
昨日はポプラ通での調査。連日好天が続き、気温も高いので、外作業にはとてもありがたい天気です。林内に入ってしまうと薄暗くなってしまいますが、道路に面している日当たりのいい所では、紅葉が真っ盛りで、散歩する人達も足取りが軽いようでした。黄葉しているのはシナノキで、紅葉はエゾヤマザクラです。
紅葉

ポプラ通は緑地の幅が約65mあり、その中に約30mのポプラをはじめ、ヤチダモやシラカンバなどの高木類が林立しています。ところが、それらの木の足元には、ヤマグワが猛烈にはびこり始めており、2〜3mの低木層を占めているほか、林床にはクマイザサが密生しています。この断面構造を把握するために、幅5mずつのメッシュを切って、それらを記録していくのです。
調査

ところが、いざ林内に入ると一寸先も見えないほどのヤマグワのヤブに、ヤマブドウやノブドウが絡みつき、密生したササも行く手を遮ります。手伝ってもらったH氏と、悪戦苦闘しながらヤブこぎをつつけました。ヤブ蚊が全くいなかったのは幸いで、これで蚊にたかられたら戦意喪失してしまったでしょう…
ササとヤマグワ

そんなヤブこぎをしていて、ササに絡んだコウモリカズラに出会いました。ツヅラフジ科のつる性草本で、かなり昔に長沼で対面したことがありましたが、札幌市内では初めてでした。こんな時期でも、珍しい植物に出会うと嬉しいものです。
コウモリカズラ

断面のスケッチも描かなくてはいけないので、樹形を確認しようとヤブのすき間から上を見上げると、ポプラの葉はまだ緑のままですが、20m近くまで絡んでいるヤマブドウが赤く色付いて、不思議なコントラストに。ポプラにとってはとても迷惑な存在に違いありません。
ポプラとヤマブドウ

地面でも珍しいキノコに。傘をすっかりすぼめた状態で、ニョキニョキ生えているのです。戻ってきのこ図鑑を開けたところ、ピタリとこれが出てきました。ササクレヒトヨタケという、実は大変美味しいキノコだそう。傘が開き始めると、黒インクが滴るように一晩で融けてしまうのでこの名があるそうです。ちょっと勇気がいりそうなキノコだなぁ…
ささくれ一夜竹

秋晴れの作業

  • 2019.10.16 Wednesday
  • 05:45
朝晩ぐっと冷え込み、峠からは雪の便りが聞こえ始めました。事務所を出た時にはどんよりと曇り、雨がぱらつきそうな空模様になったので、今日も嫌み言われるかなぁと創成川公園へ。いつものように北側から見ていくと、工事が一番早かった北側の2区画では、樹木がずいぶんと大きくなっていることに気付きました。ハルニレは、ここでは大木になるように配置しており、私が生きているうちに15mを越えていれば満足です。それにしても創世スクエアの真っ白い壁にはいささかうんざり。どういう神経しているのかあきれます。
ハルニレ

芸術作品の一つである「KAMOKAMO STEP」の傍らに植えられたリンゴは、多分‘アルプス乙女’のようですが、ちゃんと剪定しないのでホウキ立ちになってしまいました。公園管理では、果樹の剪定なんか習うこともありませんからねぇ…
リンゴ

ライラックの中には、低木性の品種も少しだけ入っていますが、チョウセンハシドイの‘ミス・キム’がこんな不思議な紅葉をしていました。ライラックはあまりきれいな紅・黄葉をしなくて、緑色のまま汚く散ることが多いのですが、本種はこのままいけばかなり赤くなりそうです。
ミス・キム

南に進むにつれて日差しが出始めて青空に。全体的にはまだ緑色の葉が多いけれど、キタコブシの黄葉と、エゾヤマザクラやチシマザクラの紅葉がかなり進んできていました。エゾヤマザクラはすっかり落ちてしまったところもあるけれど、ここはきれいな紅葉が楽しめそうです。
紅葉

ボランティアさん達の作業はまだまだ続きますが、私が指導するのは今回が最後。今年の咲き方を見ていて、やはり花芽が付きすぎて花が貧弱になっているものが多かったので、花芽の切り詰めもやっていただきました。ふところ枝などの剪定も引き続きしっかりとやってもらわなくてはと、2時間たっぷりがんばっていただき、ちょうど半分片付けることができました。残りの半分は来週がんばって下さいね〜
剪定

作業をしていて、狂い咲きしてきたつぼみをいくつも発見。気温が高めに推移していたので、あわててほころんでしまったのでしょうか。あわて者め。もう後戻りできないぞ!
狂い咲き

作業を終えて帰り道、大通公園を横切ると、イベントブースだけでなく、トウキビワゴンなどもすっかり撤退し、ようやく静かな公園に戻っておりました。2丁目広場のサトウカエデが真っ赤に色付き、ここでの紅葉のトップバッターでしょうか。今しばらく静かな雰囲気で紅葉が楽しめそうです。
サトウカエデ

見どころ探訪ツアー

  • 2019.10.07 Monday
  • 05:45
昨日は、風は少し冷たかったけれど、快晴になってくれました。中島公園駅から地上に上がると、イチョウ並木が少し色付いて、銀杏が黄土色に熟れてきていました。こんな人通りの多い所でも、銀杏拾いはやってくるのでしょうか?
イチョウ

参加者は13名とかなり少なめでしたが、そのくらいの方がやりやすいのです。先週のワンデーマーチの35名は、いくらなんでも多すぎました。ワンデーマーチの参加者が3名も来ていて恐縮です。
参加者

ちょっとコースからはずれて、BGMのうるさい売店の裏手に入ると、マメガキがちょうど熟れ始めていました。枝が垂れて見やすかったけれど、一体誰がなんの目的で植えたものでしょうか?
マメガキ

その脇には、こぐま座の壁を背景に、たくさんのヤマナシが実っています。これについては、以前都心や公園内を案内した本州の緑化樹生産者から、台芽が伸びたものでしょうとのこと。ナシの苗木は、普通ヤマナシを台木にして接ぎ木しているので、ナシが枯れた時に台芽がよく伸びてくるのだそう。因みに山梨県は、ヤマナシがたくさん生えていた訳ではなく、「山ならす」が転訛したものだとか。
ヤマナシ

菖蒲池を回ってハウチワカエデの‘舞孔雀’のところに行くと、少しだけ紅葉が始まっていました。近くのハウチワカエデはまだ緑色なので、紅葉はまだまだ先のようです。この木は、豊水通の拡幅に際して廃業した料亭雅叙園の玄関脇にあった銘木で、女将が市に寄贈したものです。その移植工事を40数年前に私がやったので、私にとっても思い出が籠もっています。
舞孔雀

百花園跡の芝生広場の周りには、秋バラがたくさん咲いていて、花を楽しむ人がたくさん来てました。ボランティアのみなさんがしっかり手入れしているお陰で、花壇の草花もいつも花盛りです。シオンやシュウメイギク、ダリアなどが満開になっておりました。
シュウメイギク

中島球場やスポーツセンター跡には、コブシがたくさん植えられていて、たくさんの真っ赤な果実が鈴生りになってました。カラスがこれを食べようとして突きまくったためか、木の下には無数の果実が散乱していたけれど、そんなに美味しいものなのでしょうか?
コブシ

彌彦(いやひこ)神社の辺りで、時間がかなり超過しそうなことに気付き、足早にキタラの前から鴨々川沿いの遊歩道に出ると、なんとここで釣りをしている方が。ここならウグイくらいしか釣れないはずだけど、釣りをしている方を初めて見ました。
鴨々川

岡田山の脇を通って日本庭園には7分遅れで無事到着。ここの水琴窟を直しているので、是非聴いてほしいと耳を澄ましたけれど全然聞こえません。水量を増やしてもらうと、ようやく聞こえるようになり、みなさんも喜んでおりました。
水琴窟

今年もツアーガイドをたくさんやりましたが、同じものでも何か目新しいことをと思い、いろいろ調べていくと新しい発見があるものです。けっこう手間はかかるけれど、これからもしっかり続けて行こうと思っています。

緑ヶ丘公園

  • 2019.10.05 Saturday
  • 05:48
帯広では、報告会まで少し時間があったので、緑ヶ丘公園に行ってきました。ホテルに荷物を預けようと北口に行くと、久しぶりに見た駅広のハルニレがずいぶんと大きく感じました。ヒルズに行く時にはいつも南口に出るので、しばらく振りのご対面。高架化による駅周辺の整備が1996年に行われているので、まだ23年くらいしか経っていません。植えた時にはそれなりの大きさだったはずですが、ずいぶんとすくすく育っているものです。
ハルニレ

会場が北海道ホテルなので、緑ヶ丘公園の向こう側にある野草園までタクシーで行き、ぼちぼちと戻ってくることに。この時期なので見どころは少ないけれど、やっぱり顔を出しておきたいですからね。
野草園

野草では、このユキザサやコウライテンナンショウの赤い実が目立つ程度。ヤブ蚊用に入り口にはたくさんのうちわが置かれていたけれど、全然飛んでいなくてなによりでした。
ユキザサ

十勝に来ると、何でもすくすく育ってびっくりすることが多いのですが、このマユミも7〜8mくらいあり、枝がたわむほどたくさんの実を付けていました。こちらでも果実類が豊作なのでしょうか。
マユミ

あちこちで林床のササ刈りが行われているので、管理棟で案内をしているボランティア?に聞いてみると、ササがはびこってどんどん野草が消えてしまうため、エリアを決めてササ刈りをやり始めているそうです。道東に生えているミヤコザサは、成長点が地中にあるために刈り取りの影響を受けにくく、ササ刈りの効果があまり効かないので、大変な作業になっている気がしました。
ササ刈り

あまり時間もないので、野草園は半分だけにして、ホテルに向かって歩き始めました。ここは50haもある広大な公園のため、うろうろして道に迷うと大変なことになってしまいます。それにしても、木がよく生長しているのには感心させられます。ハルニレがこんなにスラッと伸びているなんて、石狩では絶対にあり得ないですから。土地が肥沃なことはもちろんですが、風が弱く、成長阻害要因が少ないのでしょう。
ハルニレ

帯広の町中でも、ちょっとした緑地帯や公園には、エゾリスがちょろちょろしているのを見かけます。大好物のチョウセンゴヨウやヨーロッパアカマツがたくさん植えられているからでしょう。そういえば、カラスを全然見かけなかったなぁ…?
エゾリス

公園の北端部にある、真っ平らで8haもあるグリーンパークには、400mもある長いベンチが置かれています。設置された1981年には、世界一長いベンチとしてギネスブックにも掲載されたのですが、すぐにどこかがまねして記録は破られたそうです。ただ長ければいいのではなく、ここの広大な芝生広場に面しているロケーションが素晴らしいのであって、くだらない競争なんか気にしなくてもいいのです。
ベンチ

この緑ヶ丘公園は、十勝監獄だった場所を公園化した歴史を持ち、グリーンパークも刑務所跡地を公園に取り込んだものです。様々な歴史的資産を持っていることから、『北の造園遺産』にも認定されています。町のど真ん中にこんな空間が残されているなんて、さすが十勝、さすが北海道なんですね。

ワンデーマーチ

  • 2019.09.30 Monday
  • 05:50
昨日は市内の4公園を巡り歩くワンデーマーチ。予報では快晴だし、朝事務所まで下りてくる時もピーカンに晴れていたのに、集合場所の円山公園に行こうと外に出たら空が真っ暗に。仕方なく傘を用意して出直しました。円山のパークセンターに着くと、30人の募集に36人来ていたので、全員参加にしましたとのこと。とりあえずこのイベントのねらいと、どういうことを感じてほしいか、簡単に説明してから出発しました。
オリエンテーション

島判官紀功碑で説明していたら、早くもぱらぱらと雨が落ち始め、傘や雨具を用意していない方には、パークセンターで調達してくるようお願いして園内のガイドを進めました。
紀功碑

神宮の境内を通り抜け、スギ林の木道を横切ってカツラのところへ。シマリスやエゾリスがちょろちょろ走り回り、カメラを持った方たちがたくさん追っかけていました。このカツラまで来るのは久しぶりで、変わりなく荘厳なたたずまいを満喫していただきました。
カツラ

円山公園を出て、南大通を東に歩き始めた頃から雨が本降りになりましたが、そんなに長続きはせず、15丁目辺りで止んでくれたのでホッとしました。資料館からバラ園に入る頃にはすっかり青空になり、あの雨は一体何だったんだ!龍神様の嫌がらせにもほどがある!と、空に向かって文句を言っておきました。
資料館

大通公園ではオータムフェストの真っ最中。とても中を歩きながらガイドできる雰囲気もなく、外周の狭い砂利敷きの歩道を通って、ピンポイントで解説しながら管理事務所に到着し、ここで昼食タイム。
昼食タイム

今年のお弁当は標準タイプかな。量が少なめで私にはちょうどよかったのですが、足りなかった方もいたかもしれませんねぇ…
お弁当

創成川公園に入ると喧噪はなく、静かな流れにミヤギノハギが優雅に垂れていてバッチリ。ハギの魅力をたっぷり堪能していただきました。最近テレビなどでも取りあげられるようになってきたので、都心の見どころになっていくでしょうか。
創成川

創成川の最上流からススキノ側に折れて、鴨々川に沿って南を目指します。ススキノには来ることがあっても、この辺りまで来ることは少ないらしく、みなさん初めてと言っている方ばかりでした。ノアの方舟は、まだ海鮮居酒屋をやっているようで。
鴨々川

予定の時間より20分以上遅れて、最終地の中島公園へ。キタラに向かう学生さんや園内を散策する方など、休日の園内はかなりの人出がありました。ボートもちらほら利用していましたが、昔のようにひしめいていることはなくなったようです。
菖蒲池

かなり早足で回ったので、10分超過くらいで最終目的地の日本庭園にたどり着きました。昔石垣の上に移植してもらったミヤギノハギが、思いっきり枝を伸ばしていい感じに。さすがにみなさんの足取りも重たくなっておりましたが、一人の脱落者も出ないで歩き通すことができました。葯10km、1万5千歩程度の行程で、私にとっては普通の距離ですが、みなさんにはちょっときつかったかもしれません。
日本庭園

このワンデーマーチは隔年での実施なので、次回は再来年になります。今度は大通公園のイベントのない時期に実施しないといけませんねぇ。みなさんお疲れさまでした。

百合が原公園

  • 2019.09.21 Saturday
  • 05:52
敬老の日の月曜日、百合が原公園の近くに用事があったので、帰りに温室に寄ってみました。温室の前の花壇は毎年ボランティアのみなさんが植え込みをしているのかな。ところが今年はちょっと寂しい… サルビアの花がみんな散ってしまっているのです。なんの種類かと思ったら、ガラニチカの園芸品種でした。花の密度が低いし、はらはら落ちやすいので、この種はこういう花壇には向かないようです。
花壇

温室の入園券は130円だけど、65歳以上は無料だと知ったのは半年前くらいでした。敬老の日らしく、堂々と無料で入ったけれど、まだなじめません…(^^;) 入り口付近のフクシアの展示の中に、なんだか不気味な果樹?が。ラベルを見ると「ジャボチカバ」とあり、実物を見たのは初めてです。ブラジリアングレープツリーの名の通り、ブドウそっくりな果実が幹にくっついています。カカオのような幹生花の性質があるようだけど、一つ食べてみたかったなぁ…
ジャボチカバ

大温室ではちょうど「札幌軟石とコケ」展の最終日でした。確かに保水力のある軟石とコケは、相性抜群ですからねぇ。植木屋時代、会社が藤ノ沢にあったので、よく先輩に連れられて石山の奥の山に入り、苔むした軟石を拾ってきては庭園に使ってました。あのあたりには、昔の採掘跡がたくさんあったのです。
軟石とコケ

瓦で作った大きなスマイルマークが、でんと置かれていたけれど、かなりガタガタで、スマイルが引きつっておりました。これはちょっと無理があるような…(>_<)
スマイルマーク

軟石の建造物のパネルもあり、じっくり見る時間がなかったけれど、軟石ネットワークとかも関わっていたのでしょうか?
建築のパネル

20種ものコケが展示されていました。区別がつくのは数個しかなく、コケにまでは手が出ませんねぇ。こんなたくさんのものが区別できるなんて、本当に尊敬してしまいます。
鉢植え

館内の花はちょっと寂しく、ヒガンバナが少し咲いていたくらいで、皇帝ダリアもまだ茎を伸ばしている最中でした。
ヒガンバナ

右奥の展示室も模様替え中で閉鎖されており、わずかにストレプトカーパスがいろいろと咲いている程度。20日からは「盆栽〜愛好家の丹精込めた作品展〜」が開かれているとのことです。少し涼しくなり、コスモスやダリアが見ごろになってきたので、園内にはたくさんの方がやってくることでしょう。
ストレプトカーパス

住民説明会

  • 2019.08.29 Thursday
  • 05:41
昨日はもみじ台にある熊の沢公園で、ミズバショウの咲く湿地がどのような状態になっているのか、現地を見ながら説明する会がありました。R12号を厚別に向かって走って行くと、大谷地あたりで早くもポツポツと雨が… 予報では13時からじゃなかったのか!とぶつぶつ言いながら現地に着くと、既にカッパを着なくてはいけないくらいの雨になってしまいました。駐車場に車を置いて現地に向かっていると、芝生の中に巨大なテングタケが。気温が下がり、雨が多くなってきたので、一斉に傘を開き始めてました。
テングタケ

現地を見ながらの解説が出来るかな?と木道に入ろうとしたら、はて?木道が見当たりません。よ〜く見ると、ぼうぼうに伸びたアシとクサヨシが倒れかかり、木道が完全に塞がれてしまっていたのです。
木道閉鎖

去年もこんなに草が伸びていたかなぁ?と、戻ってから昨年8月下旬の画像を見てみると、全然そんな様子はありません。ここはずっと湧水に恵まれているので、雨不足の影響がなく、晴天が続いたのでこんなにぼうぼうに伸びてしまったのでしょうか?
昨年の様子

内部も似たようなもので、私のように上下ともカッパならいざ知らず、とてもみなさんに内部を案内することはできません。せっかくの木道も、これでは何の役にも立ちませんねぇ…
内部

こんな天気でも、「熊の沢公園の自然に親しむ会」のみなさんを中心に、12名もの参加がありました。ちょうどみなさんベンチに座ることができたので、私から調査の結果と、今後どのようなことをしていったらよいのか、星置緑地の活動を例に説明しました。対象地はかなり狭いけれど、荒れ方が半端ないので、作業的には結構大変です。見たところみなさん私より年上なので、これから五年十年と続けていけるのか…難しいところです。
説明

ひととおり説明を終えたところで、ちょうど雨が上がり、園路から対象地を覗けるところで説明することに。みなさんとてもやる気満々で、今年からできることがあればやってみたいとのこと。頼もしいけれど、しっかり手綱を握れる方がいればいいのですが。
現地解説

初めての現地説明会でしたが、非常に前向きな意見がたくさんあったし、土木センターやまちセンとの連携も期待できるので、なんとか前に進んで行けそうでなによりでした。終わってから、ちょうど四阿の横に生えていたオオアワダチソウとセイタカアワダチソウの見分け方を教えてあげると、みなさん葉を触って納得。こういう豆知識を増やしていくことも、作業に参加する意欲を増すのに役立つのです。
アワダチソウ

因みに、オオアワダチソウの花期は8月中下旬で、花は黄色、葉に毛がなくてツルツルなのに対し、セイタカアワダチソウの花期は9月上中旬以降、花色はややクリーム色で薄く、葉には短毛が密生してがさつきます。道内ではオオアワダチソウが圧等的に多く、感覚的には9割以上のような気がします。

平岡樹芸センター

  • 2019.07.29 Monday
  • 05:36
今年の冬に30年目を迎えた研究会では、毎年夏に現地研修会を企画し、いろんな公園や緑地などを見て歩くことにしています。昨年7月にも予定していたのですが、私は夏風邪をこじらせて臥せってしまい、ある者は午前中に買い物に行く途中で車をぶつけられて大破したり、身内に不幸があったりと、わずか3名の参加となってしまいました。今回はそのリベンジとして、再度同じ場所に行くことにし、平岡樹芸センターに集まりました。

ここは、庭木の生産をしていた竹澤三次郎氏から、札幌市に土地1.6ha、樹木8千本が寄贈され、それを元に隣地も買収して、1984(S59)年に開園したものです。私が豊平緑のセンターにいた1979年にこの寄贈が決まり、寄贈を受けた樹木の台帳作りをお手伝いしたので、私にとってもいろんな思い出のある場所です。
日本庭園

三次郎氏はモミジ類の接ぎ木が得意で、1本の木にいろんな品種を高接ぎしたり、枝にいたずらして変に絡んだ枝を作ったりと、いろんな接ぎ木ものが残されています。このオオモミジには、ハウチワカエデの‘舞孔雀’が2箇所に高接ぎされていました。
モミジの接ぎ木

イチイ類の刈り込みものが最もたくさん寄贈されており、その中でいいものが整形庭園に残されています。今ではこんな刈り込みものは流行らないので、生産自体もほとんどなくなってしまいましが、ここまで仕上げるには大変な年月と手間を必要とするので、お金に換算したらびっくりするほどの金額になったことでしょう。
オンコ刈り込み

その中には、普通のイチイではなく、より枝葉の緻密なキャラボクの刈り込みものもいくつか混じっています。このサイズなら数十万円という、びっくりするほどの価格になっていたはずです。
キャラの刈り込み

ハイビャクシンの枝を、支柱を立てて上に引き上げていき、立木のように仕立てていくのも三次郎さんの得意技でした。あまり大きなものは無くなったようですが、名残の木がいくつか園内に見られます。今ではほとんど絶滅したといわれるシンパクも、巨大なサイズのものが足元にごろごろ転がっていました。
ハイビャクシンの立木仕立て

珍しい樹木もたくさん植えられており、日高方面にしか見られないというミツデカエデがありました。実物を見たのは初めてです。ただ、園内の樹名板には間違っているものが少なくなく、せっかくの場所なのできちんと正しいラベルを付けていただきたいものです。
ミツデカエデ

真ん中を貫通する園路沿いに植えられているのが、ここのシンボル的な景観を形づくるノムラモミジの並木道。秋の紅葉時期には、インスタ映えする景観を求めて、たくさんの人が押しかけるようですが、人が歩かなくなるのをみんな順番待ちするのかなぁ…?
野村のトンネル

終了後新札幌に移動し、夕方からは懇親会を行いました。30℃近い中を3時間近く歩いたので、ビールの美味しいこと♪ぐいぐいとジョッキが空になっていきました。今回は会の30周年記念と、会の呼びかけ人で初代の代表を務められたSさんが、年内に娘さんのいる関東に移られるとのことなので、その感謝の集いも兼ねての実施です。30年間、会のバックボーンを支えていただいたことに心より感謝申し上げ、みんなで名残を惜しみながら、心地よい時間を過ごすことができました。
懇親会

満開のバラ園

  • 2019.06.29 Saturday
  • 05:35
先週見ることができなかったので、町中に出たついでに大通のバラ園を見てきました。近づくに連れて、花が満開になっているのがよく分かります。でも左側のドイツ系の品種がもりもりなのに対し、右側のアメリカ系は花がまばらで、ずいぶんと差が付いてきたようです。
全貌

瀋陽友好コーナーでは、玖瑰(まいかい)の花はほとんど終わりかけていたけれど、中に二株ある濃色の株はまだたくさん咲いていました。イコロでこの株を増やしてくれないかなぁ…
玖瑰

今年は修景バラの花着きもよく、エリカ・カルーナ類が傷んできたのでネペタなどに植え替えられて、このコーナーも落ち着いて来ました。
修景バラ

上の段に植えられているフロリバンダも満開で、真っ赤な花はショウビズ(Showbiz、Kordes,1980)でしょうか。
ラバグールト

アンジェラ(Angela、Kordes,1984)も見事な咲きっぷりで、きれいに誘引されているのがよく分かり、うらやましい限りです。足元のアイスバーグ(Iceberg、Kordes,1958)とラバグルート(Lavaglut、Kordes,1978)もコルデスの品種なので、本当にコルデスオンパレードになりました。
アンジェラ

サンクンの中で一番目立ったのがこの品種で、ホーム&ガーデンなんてどこで作られた品種かと思ったら、やっぱりコルデスでした(Home & Garden、Kordes,2001)。なんでハウス ウント ガルテン(Haus und Garten)じゃないんだろう?
ホーム&ガーデン

一番奥にあるポンポネッラ(Pomponella、Kordes,2005)も、相変わらず見事な花を鈴成りに咲かせています。このバラ園に関しては、コルデス系品種が合っているのでしょうか。いずれも見事な咲きっぷりです。このバラ園は、改修以来ずっと工藤さんが指導を続けられ、熱心なボランティアの献身的な努力のお陰でここまで見事な姿になってきています。花フェスタもこの週末が最終ですので、ぜひバラ園も含めてご覧になって下さい。
ポンポネッラ

最後に資料館へ。古い友人の水彩展が開かれているのです。一年おきに6月最終週に開いているけれど、いつも大島調査とぶつかるので飛び飛びにしか見ることができませんでした。今回は4年ぶりで、なかなかいい作品が並んでいたし、旧交を温めることができてよかったです。
資料館から

雨の花壇審査会

  • 2019.06.23 Sunday
  • 05:49
昨日は雨降る中、大通公園の花壇審査会がありました。大通公園の花壇は、1952(S27)年に造り始めたので、私と同じ歳になります。もう何年審査員をやっているのか調べて見たら、1995年からなので、今年で25年目になりました。10人いる審査員の中で、2番目に古くなったので、そろそろ潮時かなぁと思っているのですが…
審査風景

テレビ塔の下からスタートし、北側をずっと見ていくと、なかなかいい感じに作られている花壇がありました。ヒポエステスの色違いをうまく使い、テランセラで細かい模様を作っています。ちゃんと手入れを続けていけば、長く楽しめそうでした。審査結果では、なんと3位に入って市長賞を獲得。まだ参加して2年目の会社だとのことですが、熱心さが伝わってきます。
3位

とうとう出たか!!という感じで多肉が使われていました。大通の花壇には似つかわしくない素材だけれど、ハンギングバスケット協会の展示で素晴らしい作品がありました。まだまだ人気は続きそうです。
多肉

爽やかなホワイトガーデンは、「見て涼む白銀の南区藻岩山」というテーマがつけられています。株数も適度で、南区の会社らしいテーマでいつも造ってきます。気持ちのいい花壇だなぁと思っていたら、トップで市長賞を獲得しました。
ホワイトガーデン

ここも毎年熱の籠もった花壇を造るところで、今年のテーマは「ブレーメンの音楽隊」とありました。好みは別として、並み居る花壇の中では際だった存在感をもっており、三年連続の市長賞を獲得しました。このため来年から2年間は審査からはずれ、参考花壇として別格扱いになります。
2位

最近の傾向として、このような作り物が花壇にたくさん入ってきています。確かに個人庭園ではよく見かけるものではあるし、インバウンドにも受けそうだけれど、私はあまり好きではありませんが…(>_<)
6位

審査員になる前には、全国誌などに「こういうのは花壇ではない。生きている植物をこんな風に植えるなんて、園芸家として恥ずかしくないのか!」なんて猛烈に批判していました。よく知っている部長が、「あんたのいうことは分かるが、どこの会社も一所懸命に造っているのだから、審査員になって少しずつ変えていくようがんばってくれないか。」と審査員を引き受けることになったのです。いまだにこんな花壇があったのにはビックリでした…
これが花壇か?

この花壇の審査では、・草花のみで構成されていること。・平面的に造成されていること。・植えられた草花が健全であること。という3つの視点が示されています。それならこのような花壇が一番ふさわしいと思うけれど、点数はあんまり集まらないのです。このズレは25年前からすっと続いている訳ですが、少しでもこんな花壇が増えていくよう、もう少しがんばってみようかな。
10位

初夏のポプラ通

  • 2019.06.13 Thursday
  • 05:36
昨日はポプラ通の調査。一番東側の区画で、オオウバユリをあれこれ調べていると、巨大な株を見つけました。茎の太さが私の二の腕くらいあり、測ってみると茎周りが20cmもありました。これから花茎が伸びて来るので、一体何輪咲くのか楽しみです。
巨大ウバユリ

久しぶりに訪れたので、すっかり新緑に包まれ、咲いている花もがらりと変わっていました。防風林の北側に添って、あちこちに群落があるのがコキツネノボタン(Ranunculus chinensis)。なんと環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧II類に指定されているようです。
コキツネノボタン

緑地内のあちこちに生えているノイバラ(Rosa multiflora)が、早くも花を開いてきました、満開の花もきれいだけれど、咲き始めの花も楚々としていいものです。
ノイバラ

7月7日にある夏の自然観察会では、一体何を見せられるのか、本当に頭が痛いですが、花がなくてもご満足いただけるようネタを増やしていこうと思います。スタート地点の広場であれこれ悩んでいたら、オオウバユリの枯れた花茎を杖に、シダを背中に背負ったじいさんが歩いてきました。どうしたのですかと聞いたら、姿がいいので庭に植えるんだと… かなり立派なクサソテツの株でしたが、あまりに嬉しそうにしていたのでスルーしてしまいました。難しいところです…(笑)
クサソテツ

広場の近くにクマイチゴ(Rubus crataegifolius)の藪があり、清楚な花が咲いていました。美味しい実がなるけれど、とっても痛い棘があるし、棘だらけの堅くて太い枝がやっかいなので、あまり好きなキイチゴではありません。
クマイチゴ

その裏が真っ白になっているので、遠回りして行ってみると、一面オオハナウド(Heracleum lanatum)の大群落。ここだけ高木がなくて光条件がちょうどよさそうです。花はちょっと盛りを過ぎていましたが、歩きやすいよう草刈りまでしているので、近所の方が楽しんでいるのかもしれません。これだけの群生はなかなか見られないでしょう。
オオハナウド

オオハナウドに必ずくっついているのが、派手な模様のアカスジカメムシ。花ではなく必ず実にくっついているのは、なにかを食べているのでしょうか?こんなのがわんさか家に入って来たらちょっと怖いですが、セリ科植物にしかくっつかないようです。
アカスジカメムシ

古い切り株に、真っ黄色な怪しいものがくっついていました。じわじわと移動する粘菌のようで、こんな派手なものまであるのですね!!どのくらいの速さで動くのか見ていたかったけれど、時間がないのであきらめました。森の中にはいろんな生き物がいるものです。
粘菌

花後剪定

  • 2019.06.12 Wednesday
  • 05:51
昨日は町中の創成川公園へ。いつものように北の端から公園を眺めていると、ずいぶんと樹木が大きくなったなぁと感じます。完成してからもう8年も経ちました。土層の薄い屋上緑化のような環境でも、植えられた樹木はしっかりと根を張ってくれているようです。
創成川公園

毎年行って来ているライラックの剪定指導は、フレンチライラックがほぼ終わった頃に設定しているので、今年のように半月も早まってしまうと、花ガラが無残な状態になってしまいました。こんなことは初めてです。
ライラック

遅咲きのウィローサエライラックのグループですら、大半の花が終わってしまい、このミス・カナダやメヌエットがわずかに残っている程度。本当にびっくりです。
ミスカナダ

我が国の唯一のライラックの仲間であるハシドイは、7月に入ってからが見頃のはずなのに、既に開花し始めている気の早い木もたくさんありました。これだけ高温・乾燥が続いた年は初めてではないでしょうか。
ハシドイ

参加されたボランティアはちょうど10名。このくらいの方が多すぎないでやりやすいです。大半の人は何年もやってきているので、手分けしてどんどん剪定していきました。迷うようなものだけ声をかけられるくらいで、私も久しぶりに思う存分ハサミを振るうことができました。
ボランティア

滝野公園のボランティアをやっているTさんが、前回からこちらにも参加されたとのこと。滝野ではライラックの剪定はやっていないので、かなり戸惑っておりましたが、こちらでも力強い戦力になってくれることでしょう。
Tさん

ちょうど半分終わって、北の端まで行ったところでお昼に。残りは来週以降みなさんにがんばってもらいましょう。そこから狸二条広場まで戻るのが遠いこと。今度からは先に北の端まで行き、作業を進めながら戻ってくることにしなくては、荷物が増えるので大変です〜(>_<)

解散してからいつものように『遊鶴』へ。火曜日の日替わりは今年も千鳥蕎麦でした。いつもダッタン蕎麦ばかり食べているので、久しぶりに食べた胡麻蕎麦は美味しかった〜
千鳥蕎麦

汗ばむ陽気

  • 2019.05.05 Sunday
  • 05:54
なんとも気温が乱高下する年で、昨日は23.5℃、今日の予報は26℃にもなるんだとか。先日猛暑の日に車のエアコンが故障して応急修理をしていたのを、部品が届いたので交換することに。2時間くらいかかるというので、久しぶりにおふくろを連れ出して百合が原公園の花を見て歩くことにしました。西口にある巨大なシダレヤナギが、真っ黄色になっていました。我が国にあるシダレヤナギはすべて雄木のため、これは雄花が満開になっている訳です。
シダレヤナギ

園内には意外とサクラが植えられていないため、数本あるソメイヨシノには、たくさんの人が集まって写真を撮していました。函館でうんざりするほどサクラを見てきただけに、このくらいのサクラではちっとも感激しなくなってしまいました…(^^;)
ソメイヨシノ

車椅子ではロックガーデンに上がれないので、日陰の山草類を見に行くと、既にシクラメンの花は終わっており、代わりにオンファロデス・ウェルナ(Omphalodes verna)が鮮やかな瑠璃色のカーペットになっていました。
オンファロデス

ここは駐車場も入園料も無料なので、のんびり家族で時間を過ごすのにはピッタリな空間になっているようです。たくさんの家族連れが芝生広場に散らばっていましたが、広いためにそんなに人がいるように感じません。駐車場があふれかえっていたので、かなりの来園者があったのではないでしょうか。
ローン

ムスカリの道のチューリップもまだ咲き始め。開花しているものはほんの一部でしたが、花好きのおふくろは喜んでいました。ムスカリの花着きが悪かったのは、分球しすぎて混んできているのかな?
チューリップ

温室にも入って見ると、「サクラソウ美術館」展示が。正面には日本桜草の品種がひな壇に飾られています。サクラソウ(Primula sieboldii)は、江戸時代に急速に改良が進められて、一つの原種から数百もの品種が作られました。道内でも日高地方に自生が見られるように、露地植えしても問題なく育てることができます。温室内があんまり暑くなったので、かなりぐったりしておりましたが、随分たくさんの品種が見られました。こんな品種のコレクションは愛好家からお借りしてきたのかな?
サクラソウ

右手にはプリムラ・オーリキュラの展示も。こちらはヨーロッパアルプスに自生のあるプリムラ・アウリクラ(Primula auricula)とプリムラ・ヒルスタ(P. hirsuta)との交雑によって、我が国のサクラソウと同時期に、やはり数百もの品種が作り出されています。同じプリムラとはいえ、やはり味わいがかなり異なり、ここで展示されているように額縁にはめ込まれた油絵のような雰囲気があります。12日までの展示なので、好対照な二つのプリムラをぜひご覧になって下さい。
プリムラ

大温室の中は、ツバキ類やミモザも花が終わり、ロードデンドロンやプロテアなどの花木類が目立つ程度。奥の方にはなんとメコノプシスが花を咲かせていました。グランディスとベトニキフォリアの2種が花を咲かせており、あんまり暑いので、気の毒な感じ… こちらはあと数日で終わってしまいそうです。ユリを周年開花させるための大型冷蔵庫があるので、株さえ手に入ればいろんな時期に咲かせることができるのでしょう。うらやましい限りです。
メコノプシス

百合が原公園の花

  • 2019.04.20 Saturday
  • 05:47
夏タイヤが坊主になっていたので、タイヤ交換ついでに入れ替えることに。それに合わせたかのように、車のエアコンが効かなくなり、それも見てもらうことにしました。あの暑い2日間、ずっと窓を開けて走る羽目になってましたので…(>_<) 木曜午後から百合が原公園に隣接しているディーラーに持っていきました。

車を置いて西口から園内に入ると、ツツジの植え込みの足元に烏葉(からすば)のアズマイチゲの塊が幾つもありました。山草の世界では、銅葉になることを烏葉というのです。でも花の咲いている株は普通の緑葉なので、不思議なコントラストに。花が咲いたから緑に戻ったのかなぁ…?
アズマイチゲ

池のほとりにコブシが咲いているのかと近寄って見たら、シデコブシの‘ロイヤルスター’という品種でした。キタコブシよりも早く咲くのですね。
シデコブシ

園内のあちこちにチオノドクサが野生化して、ちょうど満開に。これはすべてルキリエ種の‘ギガンテア’のようですが、少しだけ白花の‘アルバ’も咲いていました。タネをアリが運ぶので、あと10年もすれば園内が素晴らしい景観になることでしょう。
チオノドクサ

ロックガーデンの裏手に当たる木陰では、ミスミソウが満開に。ここは日陰を好む山草類が群生しており、中でも原種シクラメンで秋咲きのヘデリフォリウム種と春咲きのコウム種が見事です。
ミスミソウ

ところが、コウムもあちこちにタネが運ばれているのか、ヒースガーデンの中や回りの樹林内の方がいい花を咲かせています。相当でかい球根に育っているようですね。
コウム

温室脇のコテージの売店は、陽気に誘われるようにたくさんのお客さんで大賑わい。最後のシーズンを迎えて、M店長もがんばってました。トレーをいくつも台車に乗せて駐車場に運んでいる方もいたり、春を迎えたい気持ちがよく分かります。いいものからどんどんなくなっていくので、お早めにお買い求め下さいませ。
店長

せっかくなので温室の中も見てきました。ちょうど横山さんの講義をやっており、満員御礼のようでした。その入り口脇には、なんとメコノプシス・グランディスの花が。ある程度しっかりした苗であれば、ゆっくり加温していけば花を咲かせることは容易なのでしょう。そういえば、「青いケシの写真展」は来週23日からですよ〜
メコノプシス

大温室の中は、ミモザが咲き終わり、ツバキ類がまだたくさんの花を咲かせていました。その中に、何とも不思議な造花のような花を咲かせているのが、テロペア・スペキオッシマ(Telopea speciosissima)です。オーストラリア大陸の花は、なんとも異様な花が多いです。
テロペア

新品の夏タイヤになって、気味悪いほど静かに走れるようになりました。エアコンはガスが抜けていて、連休中に部品交換の必要があるとのこと。保証期間内なので経費はかからないけれど、また百合が原公園に行かなくてはいけません。こうなったら花見でもしようかな?

緑のセンター

  • 2019.03.11 Monday
  • 05:35
豊平公園緑のセンターがオープンしたのは、1979年3月3日です。昨年発掘されたその年の日記を改めてめくってみると、10日は私の記憶間違いで、正しくは3日でした。改めて訂正させていただきます…m(__)m

入り口には、昨日紹介したシダレザクラやツバキ、アマリリス、アザレアなどが賑やかに咲いていました。そんな中に、地味ながら個性的な花を咲かせているツバキが。こんな花だから渋い名前かなとラベルを見ると、‘ナイトライダー’というぶっ飛んだ名前が…ちょっと違うと思いますが。
ツバキ

特に企画展示が行われていなかったけれど、アザレアの鉢物が寄せられて、暖かい色調の固まりを作っていました。
アザレア

その中にあれっ?と思わせる花が。アザレアの花冠は、筒状になっている合弁花の典型的な形をしているのに、切れ込みが付け根まで入り、まるで離弁花のような花でした。‘ももか’というかわいい名前のアザレアです。
ももか

アザレアは日本人好みの色合いが多く、白いものを見飽きた北国の人達には、特にこの時期にはホッとさせられます。
チャチャ

少し早く行って、二階のベンチでお昼を食べていたら、なんか背後に気配を感じるので振り返ってみたら、思わずビクッとしてしまいました。いつからこんなところにシカの頭が置かれていたのでしょう。どこに移動しても目がこちらを向くので気味悪いです…(>_<)
剥製

いろんな観葉ものが置かれているので、ラベルを見ながら記憶をたどっていくと、これはいつからシェフレラ(Schefflera elegantissima)になったの?ホンコンカポックの仲間だって!私の記憶ではディジゴセカ(Dizygotheca elegantissima)だったのに…と思って、帰ってから調べて見たら、なんと今はプレランドラ(Plerandra elegantissima)になっておりました、うーーん。通称「モミジバアラレア」のほうが通りがいいし、学名に振り回されなくて済むようです。
チャチャ

これも昔はクテナンテ・オッペンハイミアナ‘クアドリカラー’(Ctenanthe oppenheimiana ‘Quadricolor’)だったのに、今はストロマンテ・サングィネア‘トリオスター’(Stromanthe sanguinea “Triostar”)だって! どう見ても同じものだけど、違う品種なのかなぁ…? もうこの歳になると、新しく覚え直すのが至難の業なので、こういうものはスルーするしかありませんねぇ…(^^;)
クテナンテ

百合が原公園

  • 2019.01.12 Saturday
  • 05:58
昨日は午前中にドカッと雪が積もり、久しぶりにしっかりと雪かきをしました。それでも今朝になると、何ごともなかったように除雪された道路に。さすが世界一の除雪体制を持っているだけあります。もちろん二百数十億もの費用をかけているわけですが。今年の雪は、北に流れて南空知にどさっと降らせるパターンかと思いきや、気まぐれに南寄りに降らすこともあるようです。
午後から車の定期点検があったので、ちゃんとたどり着けるかな?と恐る恐る車を走らせていくと、意外と北区や東区はそんなに積もっておりませんでした。車を預けて百合が原公園に歩いて行くと、石狩湾方面から手稲山方面に雪雲はあるものの、スカッと青空が出ていました。
青空

こんな天気なので、温室にはもう一人、カメラ担いだおばさんが一人のみ。あまりにひっそりして不気味なくらいでした。入り口のホールには、真ん中に地味な花ながら、どっしりと構えているキンビジウム・トラキアヌム(Cymbidium tracyanum)と、柑橘類が展示されていました。
温室

ずいぶん地味な色合いだなぁと思ったら、壁側に少しだけシクラメンやシネラリア、カルーナなどが飾られていて、ちょっと一息。全然「温室」ではないので、少しでも目に暖色がないと凍えてしまいそう…(>_<)
シクラメン

大温室に入ると、さらに気温が下がってブルッと震えが来ました。ここでは「葉ボタンと育種ビオラの素敵な世界」の展示が始まっていました。パンジー・ビオラ類は滝野公園でおなじみのものですが、組み合わせたリースやコンテナで楽しめます。
パンジービオラ展

ガラス屋根に雪が載っかって、寒い上に薄暗く、鑑賞するには最悪の条件でしたが、ビオラたちにとっては心地よい環境なのかな。
ラビット

人気の‘ドラキュラ’もたくさん展示と販売がされていたけれど、家庭内でちょうどいい環境を見つけられるのか、心配になります。
ドラキュラ

鉢植えのミモザは少し花が開いていたけれど、大木になったメインの木はまだまだ堅いつぼみのまま。その横に、まだネリネの花が咲き残っていました。
ネリネ

ツバキ・サザンカ類もちらほら咲いていて、こちらの方が風情があります。地植えになった‘昭和侘助’は、株の回りにぽとりと落ちた花冠が散らばり、苔の上ではないけれどなかなか風情があります。私にとっては明治が遠い昔のイメージだったように、新しい世代は昭和が同じように遠〜い昔のイメージになるのかなぁ…なんて、余計なことを考えてしまいました。
侘助

知事公館

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 05:47
先週自転車をしまおうとして、出張中に雪が積もってしまいました。ようやく融けたので、しまう前に最後のお出かけをと、お昼にうどん屋に行きついでに、知事公館に寄ってきました。ここは30日の金曜日で閉園になってしまいます。村橋久成の胸像には、ノムラモミジの葉っぱが、ワッペンのようにくっついていました。これは、ビール園かファクトリーに建てた方がよかったのに。
残響

ちょうど冬囲いの作業をやっていましたが、建物のファサードを観察するには、葉の落ちたこの時期が一番でしょう。公館自体は、冬季間も平日には公開されていますが、ずいぶん寒かったような・・・
知事公館

館内には入らず、建物の左の木戸から庭園に入ると、芝生の上に雪の塊が点々と。先日雪が積もったときに、誰かがせっせと雪だるまを作って遊んだのでしょう。安田 侃さんの「意心帰」にはカバーが掛けられていましたが、フォルムはそのままなので、まねて作ったのかもしれません。
芝生広場

大きなカラマツの前には、今年亡くなられた流 政之さんの「サキモリ」が一対置かれています。2000年と2002年の製作だけど、設置されたのは2005年となっているので、どんな経緯があったのでしょうか?
サキモリ

常緑広葉樹の大きな木があるので、なんだろうと近寄ってみたら、ツルマサキの大木でした。自分では立てないものだから、ほかの木にしがみついてなんとか4mくらいまでよじ登り、宿主に遠慮してその高さから枝を広げたみたいです。こんな樹形とこれだけの枝張りは珍しいです。
ツルマサキ

その奥にはユリノキの大木がありました。上の方にはたくさんの果実がまだくっついているけれど、松笠のようにぼとりとは落ちないで、種子が少しずつ剥がれて、遠くに飛んでいくようです。赤丸の中にとんがっているのが、果実の真ん中の軸です。
ユリノキ

ここは本来キムクシメムと呼ばれた湧水地帯なので、ハルニレを主体とした樹林だったはずですが、本州以南からの移入種や外来種、園芸種など、実に様々な樹木が植えられています。庭園内部はほとんどがこのような樹種になっており、自生種は北側西側のほんの一部に限られています。真ん中あたりにある高みには、ブナかな?と思って近づいてみると、ケヤキでした。ケヤキもハルニレの親戚なので、このような立派な根張りを持っていて、絶対に風倒しないでがんばれそうです。
ケヤキ

冬囲いされた低木から、白い実がぶらぶらと風に揺れていました。俗にシラタマノキと呼ばれて困るのですが、正しくはセッコウボク(雪晃木)(Symphoricarpos albus)です。英名が Snowberry なので、こちらの方がピンと来やすいでしょう。あんまりあちこちに植えられてはおりませんが、地味ながら風情のある低木です。こんなところにも植えられていたなんて、全然気がつきませんでした。
スノーベリー

この暖かさも数日で終わり、週の後半からはまた寒気が入ってきそうです。週末からもう12月なので、そろそろどかんとやってきそうです〜

久しぶりのさとらんど

  • 2018.10.30 Tuesday
  • 06:00
北区の奥の方に用事があったので、さとらんどに寄ってみました。9月の台風でかなりの倒木があったというので、気になっていたのです。この時期さすがに駐車場には数台しか止まっておらず、それも仕事サボって寝ているやつか…
駐車場回りには倒木の痕跡は見当たらず、ハーブガーデンから広場に入ろうと歩いて行くと、川沿いに植えられたコンコロールモミも全然傷んでおりませんでした。この足元に広がっているヒースガーデンは、予想外に状態がよく、春先には見事に花のカーペットになりそう。
ヒースガーデン

コンコロールモミに珍しく樹名板が付けられているので、なにげに見ると「プンゲンストウヒ」になっていました。親切なのはありがたいけれど、ウソのラベル付けないでよね〜(^^;)
コンコロールモミ

川を渡ってメインの広場に出ると、ようやくポプラの伐採された切り株を見つけました。とはいえ根返りしたわけでもなく、途中からポッキリ折れたのかなぁ?
伐採

この辺りでも、倒木被害はこの他に見つからず、幹線園路脇のポプラもこの1本を除いて健在でした。ここの植栽設計をやったのが92年なので、もう26年も前のこと。木が植えられて25年もすれば、立派に育つものだなぁと改めて感心してしまいます。今から植えても25年後の姿はこの目で見られそうもないけれど、やっぱり1本でも植え続けなくてはいけませんねぇ。
ポプラ並木

広場の真ん中に、紅葉の見事なヤマモミジの大木が。これは私が植えたものではなく、当時の担当者が十勝の農家さんの庭にあるものを手に入れて、結構なお金をかけて運搬してきたものです。排水の悪い場所なので心配だったけれど、傷みもなくしっかりと育っています。
ヤマモミジ

池の回りに2箇所、メタセコイアの群植を植えたのは私の仕業。これも頭が飛ぶのではと心配したけれど、傷みもなくすくすくと大きくなってくれました。間もなく真っ黄色に黄葉してくれることでしょう。
メタセコイア

なんだ、全然被害もないじゃないかと帰ろうとしたら、さとらんどセンターの前のプンゲンストウヒが、みんな傾いていました。植えます内は根張りが弱いので、こんな姿になってしまったけれど、うまく引き起こせるのかなぁ…
プンゲンストウヒ

ここの植栽では、当時の農務部長から「お願いだからモエレ沼公園の二の舞はしないで、立派な緑を作ってね」と厳命されました。風衝地での植栽のセオリーとして、防風ネットの設置と、やや過密気味に植えておき、成長に伴って間引きしていくようにしたのです。間引きはちゃんと行ってくれなかったけれど、ときおり起きる風倒によって自然に間引かれていったのか、うまい具合によく育った樹林になっています。これからも時々見守ってあげなくてはいけませんねぇ。

百合が原公園の花

  • 2018.10.28 Sunday
  • 06:00
昨日の昼前には、やや強い雨が降りましたが、エリアメールがバンバン入ってきてびっくり。初めのうちは南区の奥の方、滝野公園や常盤、石山などでの避難準備だったのが、土砂警戒や避難所の開設など、ひっきりなしに入ってくるのでいささかうんざり。中央区なんて関係ないのになんで?と思っていたら、藻岩下から山鼻、伏見、旭ヶ丘と近づいてきて、昼頃にようやく止まりました。そんなに被害がなかったようでなによりでしたが、あんまり発信し過ぎでも、却って逆効果にならないのかなぁ…

さて百合が原公園の続き。この時期でも、園内にはたくさんの見どころがあります。花だけでなくグラス類も、あちこちで個性的な姿の競演が見られました。リリートレインの駅前にあるグラスガーデンでは、ブルーフェスク(Festuca glauca)が青味を増していました。程よい間隔に植えられているので、ゆがんでおりません。
フェスク

近くの宿根ボーダーでは、いつ見ても花に埋もれているカラミンタ‘ホワイトクラウド’(Calamintha nepeta ssp. glandulosa 'White Cloud')が。いったいどこから、こんなに花が湧き出て来るのでしょうね。
カラミンタ

ロックガーデンの入り口脇に、同じように白い小さな花が咲いていました。なぜか一斉に横を向いて咲いています。
パラヘーベ

手を伸ばして花のアップを写してみると、まるでウェロニカ(ベロニカ)の花で、ラベルを探してみたら、パラヘーベ・ライアリー(Parahebe lyallii)とありました。パラヘーベはニュージーランド原産で、昔小金湯にあった農業センターのロックガーデンで見て以来のご対面でした。こんな時期まで咲き続けるのですね。
花のアップ

ロックガーデンの陰になっている山草コーナーでは、シクラメン・ヘデリフォリウムが満開になっていました。これも小金湯から持ってきた生き残りでしょうか。タネが飛んであちこちに花が咲いており、一番大株は園路を越えてヒースガーデンの中に、満開の花を咲かせています。まさか一株ではないでしょうねぇ…?
シクラメン

線路を渡ってバラ花壇の残り花の向こう側に、満開のコスモス畑がありました。まだ全然弱っていないところを見ると、かなり遅くタネを播いたのでしょうか。この調子なら、11月に入っても咲き続けていそうです。
コスモス

その端っこに、ススキの穂がさわさわと風になびいています。本州系のススキの園芸品種は、出穂するのが10月に入ってからと遅く、今がちょうどいい感じです。こうしてみると、左のタカノハススキは背が高くなりすぎで、穂までとなると2m近くあります。これに対して右のシマフススキは半分近くの高さで、庭に植えるなら断然こちらでしょうね。
ススキ比較

今週後半には天気も回復してくるとのことなので、のんびり散策するにはもってこいの場所になることでしょう。

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM