開園10日前

  • 2018.04.11 Wednesday
  • 06:00
午後から滝野公園に用事があったので、少し早めに行って、一回り園内の確認をしてきました。気温は6℃だったけれど、日差しがあったのでそんなに寒く感じませんでした。
ハウス前

花のまきばの方に下りていくと、冬中圧雪したゲレンデとして利用されていたので、このままではなかなか融けてくれそうにありません。でもあんまり早く融けてしまうと、この下で眠っているチューリップが早く目覚めてしまうので、そんなにあわてることもないのです。
花のまきば

まきばのせせらぎの方では、セイヨウシロヤナギ‘トリスティス’の枝が黄色く色付き、トドマツの緑とのコントラストがきれいです。3年前に強風で倒れたのを引き起こし、枝を強く切り詰めたので、新しく元気な枝が伸びてきました。その右の葉が残っている木は、植物園から拾ってきたタネを育ててもらったヒッコリーです。あと20年もすれば見事な大木に育つことでしょう。こういうのを生きがいに長生きしなくては。
セイヨウシロヤナギ

棚田の入り口に植えてあるハヤザキマンサクは、ちょうど花が開き始め。黄色い花の‘アーノルドプロミス’を入れたつもりが、違うものが入っていたのです。
ハヤザキマンサク

この木はノウサギの大好物。一度地上部を全部食べられたけれど、しぶとく再生してようやく大きくなったのに、またノウサギが増えてきて、幹はガジガジに囓られてしまい、細い枝は届くところすべて食べられていました。金網でも巻かないと、こりゃまた衰退してしまいそうです…(>_<)
ノウサギ

花人の隠れ家から上は、林の中なのでまだまだ大量の雪の下。ズボズボ埋まるので、遠回りしてこもれびの庭までたどり着いたら、ここもまだ厚い雪の下になっていました。このミヤマザクラの両側がメコノプシスの植栽地ですが、あと2週間後の最初の作業日までに、どれだけ融けてくれるかなぁ…
木もれ日の庭

今週から樹木管理の業者さんが、冬囲い外しをはじめていました。雪割りが乱暴だと、両側の樹木を痛めつけられてひどい目に合うのですが、今年は全く被害がなかったそう。やれやれです。
冬囲いはずし

そこを通り過ぎていたときに、左の花のテラスからエゾリスが飛び出してきて、雪の上を全速で走っていきました。でも向こうで作業しているので、あわててそこにあるカエデの木に駆け上り、あたりをきょろきょろ確認してました。エゾリスはめったに遭遇しないので、こんな姿を目の前で見ることができると嬉しくなります。
エゾリス

滝野公園は、20日から夏期開園となります。今年からしくみが少し変わり、子供の入園料が無料になる代わりに、大人は410円から450円に値上げ。新たに2日通し券が新設され、大人一般が500円だそう。北海道には無縁だけど、年間パスポートが全国の国営公園で使用できるようになったので、関東のようにあちこちにあればかなり活用できそうです。フラワーガイドボランティアのみなさんも張り切っていますので、是非滝野公園にお越しください。

フラワーガイドの研修会

  • 2018.03.25 Sunday
  • 05:49
ようやく暖かくなり、家の前の道路もすっかり雪が融けたので、昨日初めて夏用のシューズに履き替えました。その昔スパイクタイヤ時代には、タイヤ交換するとすぅぅ〜っと車が移動するのが新鮮だったけれど、それと同じくらいに重たい冬用の沓から履き替えると、なんと気持ちよく走れること。今週の暖かさで一気に春が近づきそうです。

昨日は午後から滝野のフラワーガイドボランティアの研修会。途中でお昼を食べながら、街まで歩いていきました。大通公園に入ると、バックホーで雪割りの真っ最中。毎年これをやっていたのですね。
雪割り

でも舗装面まで掘り上げた雪を両側に積み上げるので、胸の高さまで雪の山。これではいつになったら融けることやらです。たっぷり雪をかぶっているので、今年のバラも大丈夫でしょう。
モーゼの道

STVの前の陽だまりで、クロッカスの花がほころび始めているのを見つけました。この陽気が続けば、一気にいろんな花が咲いてきそうで嬉しくなってしまいます。
クロッカス

ついでに閉園中の植物園の入り口から覗いてみると、園内で真っ先に咲くシナマンサクは、さすがにまだ咲いておりませんでした。
シナマンサク

ガイドの自主研修は、毎年いろんなテーマでやって来ていますが、ことしは「アイヌにとっての植物」というテーマでお話ししました。植物と科学的に接することも大切ですが、もっと根源的というか、生きるためにどう植物と付き合ってきたかという観点から見ると、植物も人も同じく神によって地上に降ろされたもの、という視点を持つアイヌの接し方は、いろいろと考えさせられるものがあります。今回は更科源蔵さんがまとめた『コタン生物記』をベースにお話しさせていただきました。
研修会

後半は、メンバーが昨年訪れたところの画像紹介。Kさんからは飛騨高山、五箇山郷、能登、金沢などの素晴らしい風景を、Nさんからは礼文島の野草たちの、うっとりする野草の画像が紹介されました。行きたくても行けないところばかりですからねぇ…(>_<)
旅巡り

二次会も設定されていて、札駅近くの居酒屋で盛り上がりました。ガイド活動を初めてまもなく20年になろうとしてますが、最初から続けている一期生もまだ7〜8人いるのかな。息長く続けるためには、このような機会も設けながら、楽しくやっていくことも必要です。活動は来月末からですが、今年もみなさん熱心な活動を続けていくことでしょう〜
新春会

インバウンド対応

  • 2018.03.19 Monday
  • 05:54
先日、ある会にニセコからやって来た方が、久しぶりに日本人ばかりでホッとしました〜と笑いを誘っていました。滝野公園の案内所のスタッフも、平日なら日本人よりも圧倒的に外国人の方が多く、朝から晩まで身振り手振りを交えながら対応していると、家に帰ったら疲れ果ててぐったりすると… どこのガーデンでも、国内利用者はもう頭打ちなので、外国人をターゲットにするしかないかも、という話はよく出ます。

滝野公園では、かなり早くからリーフレット類は多言語化しており、英・中、台、韓の対応はしていましたが、いよいよ植物ラベルをどうしようという話になってきました。園内の植物は千種近くはあるけれど、いきなりそれを対応するのは無理なので、パンジー・ビオラ展とか、チューリップフェスタなど、イベントの対象になっているものだけでもと、15種類の植物で試行することになりました。案が土曜日に送られてきたけれど、これをチェックするのがまた大変。学名のラテン語と英語、ぎりぎり繁体字まではなんとかなるものの、簡体字とハングルについては、なにを書いてあるのかすら分からないので、チェックが出来ないのです。Google翻訳やWikipediaなど総動員で、一つ一つ比較しながら進めています。

函館駅前花壇では、3年前のスタート時から既に多国語対応ラベルが必要だということになり、その時にも一苦労しました。ここでは和名(日本語)、学名(ラテン語)に、英語、中国語(簡体字・繁体字)、ハングル、そしてロシア語の、計7カ国語対応とすることになったのです。
函館駅前

そんなに難しい植物がなかったので、ハングルとロシア語以外はなんとか整理できました。花壇にラベルをたくさん立てると見苦しいと、トイレの壁にラベルをパネル化して掲示するスタイルになっています。
案内図

ラベルなら、なんとかこういう風に対応もできますが、園内サインとか、建物内の表示とかもやり始めると大変だし、滝野公園の場合ガイドもけっこう困り始めているのです。せめて道案内くらいできるようにしたいね、とは言っているものの、これからはいろいろと手探りでいろいろ進めていかなければなりません。園内修景も含めて、インバウンド対応は既に待ったなしの状況です。

ラベル1

冬の滝野公園

  • 2018.02.20 Tuesday
  • 05:50
今年初めて打合せで滝野公園へ。最近は家と事務所の往復以外にほとんど車に乗らないので、久しぶりに滝野公園まで行くとなると、いささか覚悟というか、少し緊張しました。路面はカチカチでかなり滑ったので、スピード落としてそろそろと真駒内の裏道へ。こんな自然の中の道なのに、昨年秋に強剪定されたのを、あらためてじっくり見ることができましたが、本当に機械的に路肩のラインでバッサリと落とされていました。これではぶつ切りにされた枝から芽がたくさん吹いてくるので、かなり見苦しくなることでしょう。いやはやなんとも切ないことをしてくれたものです。
ぶつ切り

少し早く着いたので、園内を見てきました。事務所を出た時には−2℃だったのに、ここまで来ると−5℃以下に。冬シーズン当初は全然雪がなくて大困りだったけれど、このところ雪がドンドコ積もって、もういらないくらいになってきました。うまく行かないものです。
ハウス前

カントリーハウス脇の芝生広場のところに、少し雪を積んでかわいいスロープを作り、暖かい国から来た方達のための練習場になっていました。こんなパレットフィールドなんて名前は、初めて付いたのでは?珍しく外国人は少なく、日本の子供たちが遊んでいたけれど、普段の平日だと圧倒的に外国人の方が多いそうです。
パレットフィールド

スキー教室にたくさんの子供たちが参加していました。スタッフに聞いたら、平日なのになんでこんなに来られるのかな?学級閉鎖にでもなっているのでしょう…とのことでしたが。
スキー教室

母親たちはこの寒さの中で、数人ずつがおしゃべりしたり写真撮していたけれど、あんな格好で寒くないのかなぁ…と思いながら建物に入ろうとしたら、この時期には珍しく飛行機雲が。こんな真上で演習やっているんだ…怖いなぁ…とセンターに駆け込みました。
飛行機雲

久しぶりの滝野

  • 2017.12.21 Thursday
  • 06:00
昨日は久しぶりに滝野公園まで行ってきました。最近は家と事務所の往復以外、ほとんど車を走らせていなかったので、すごく遠出した気分。気温は−6℃前後なのでツルツルピカピカになり、運転には相当神経を使いました。真駒内桜山の裏道から精進川沿いの道に入ると、浅いわだちができていて余計神経を使ったのですが、なんか上の方が明るいなぁ?と思いながら、しっかり上を見ることができません。ようやく終わりがけに撮したのがこの1枚でした。
精進川沿い

渓流口前の坂道なんか、20キロくらいに落としてそろりそろりと園内に入り、なんとか事務所にたどり着きました。23日から冬季開園なので、いろいろと準備が始まって、車庫の中からスノモやいろんな道具を出していました。
滝野公園

毎日寒さが続いていたので、事務所前に植えられているハクサンシャクナゲの葉は、くるくるの棒状に丸まって、凍結乾燥から守りの体勢に入っています。
シャクナゲ

先日30cm降ったので、開園には万全の状態かと思ったら、現在の積雪は10cm以下で圧雪車も走れないそう… 昨年とはえらい違いで、どれだけのコースが使えるか頭が痛いとのことでした。ラベンダーもぎりぎり隠れている程度で、大株は少し頭が出ており、傷みそうなので心配です。そういえば滝野霊園のラベンダーもぼそぼそと見えていたような気がしたので、帰りにちょっと寄ってみました。上の方は雪がつきにくいので露出し、今年かなり傷んだ株には追い打ちがかかるかもしれません。
頭大仏

青空を背景に並んでいるモアイ像も、やはり寒そうに見えます。これだけ大きいと、円山の登山道に並んでいるお地蔵さまみたいに、服を着せてもらう訳にもいかないので、このまま我慢するしかないのでしょう。
モアイ

帰り道、そろそろ運転しながら上の方を確かめてみると、道路の上を覆っていた枝が見事に切り落とされ、道路際に山積みになっていました。どうりで空が明るかったはずです。落枝が車に当たって傷でもついたから、このような強剪定がかけられたのでしょうか。
強剪定

柳生真吾さんとトークショーをやったのが2008年の6月なので、もう10年も前になりました。ホテルに迎えに行き、ここを走っている時に、「いいなぁ この雰囲気!」と、気持ちよさそうに見上げていたので、ここを通る時にはいつも思い出してしまいます。来年から緑のトンネルの中を走れないのか…と思うと、かなりがっかりです…(>_<)
スカスカ

除伐のマーキング

  • 2017.11.16 Thursday
  • 06:00
今朝はかなり冷え込み、家の近くではまだ濡れていた道路が、奥に行くに連れてツルツルになってきたので、方向転換して円山動物園まで下っていきました。しばらくは路面の様子を見ながら、コースを選択しなければならないようです。

昨日は久しぶりの滝野公園。カントリーガーデンを造成するために植えられた樹木は、もう20年前後経っているので、間隔が混みすぎたりお互いに競合しているものがたくさんあります。そういったものを整理して間引く作業を除伐(じょばつ)というのですが、毎年少しずつやっていてもなかなか埒が明きません。ところが予算がつくかもしれないというので、できるだけマーキングをしておこうと言うことに。でも寒かった…(>_<)
マーキング

滅多に入らないところにもぐり込んで仕事をしていくと、あちこちに大きなヤドリギが付いていました。こんな大きさになるのに何年かかるんだろうな?と思うと、20年の歳月を感じさせられます。
ヤドリギ

水の広場では、タンク車からホースを引っ張って、半年間に堆積した泥を洗い流しておりました。気候のいい時期なら楽しい作業でしょうが、この寒さの中ではねぇ…
池洗い

花のまきばを横切っていると、まだ秋咲きクロッカスが満開に。初めはクロッカス・プルケルスを植えていたのに、ほとんど流通がないものだから、同じ秋咲きのクロッカス・スペキオーサスを混ぜてしまったとのことなので、今咲いているのは多分花期の遅いスペキオーサスでしょう。閉園してから咲いても困るのですがねぇ…(^^;)
クロッカス

せっかく来たので、気になっているところを見てくることに。カントリーハウス前の温度計を見ると、朝から全く上がっておらず、ずっと1℃台のままでした。どうりで寒いはずっ。
温度計

グンネラは、昨年は植物園からもらってきて初めての冬だったので、落ち葉をたっぷりと敷き詰めて冬を越させました。でも雪融け時でも厚さが70cmくらいあったので、くっついた落ち葉を取り除くのに一苦労でした。このため今年は薄くていいよ〜と言っておいたので、どんな具合か見に行ったのです。多分しっかり踏んでいるので、このくらいの厚みがあれば大丈夫でしょう。
グンネラ

メコノプシスもまだ緑の葉を残していました。秋に補植した苗があんまりヤワだったので、越冬できるか心配でしたが、いきなり雪の下にならず、少しずつ越冬芽を作っていけたので、これなら冬を越せそうです。来年はたくさん開花できるよう、雪融けからの管理が勝負になります。
メコノプシス

最後にくらしの花園を見に行くと、なんとエリンギウムが一株だけ、全く普通に花を咲かせておりました。意外と寒さに強いのか、間違って今ころ花茎を伸ばしてしまったのか、いずれにせよこの時期に嬉しくなるような花の咲きっぷりでした。
エリンギウム

雪の滝野公園

  • 2017.10.25 Wednesday
  • 06:00
昨日は滝野公園。いったいどれだけ雪が積もっているのかと、恐る恐る走っていきましたが、真駒内まではなんにもなく、桜山の裏道から精進川沿いに入っても、雪のかけらも見当たりませんでした。ちょっと拍子抜け。
精進川沿い

ようやく駒岡過ぎるあたりから、道の両側に雪が見え始め、公園に入るとどっさりと積もっておりました。でも日差しが強く、気温は10℃前後あったので、どんどん融けてくれそうでした。
東口広場

本当はボランティアの最後の作業を予定していたのですが、これではとても無理だろうと、昨日の昼過ぎに中止の連絡をしておきました。現場の様子を見に行こうと歩いていると、花のテラスの前にある外国産のカエデ類が、見事な紅葉を見せておりました。右の細い木はノルウェーカエデの‘コルムナーレ’(Acer platanoides 'Columnare')、真っ赤に紅葉しているのが、ベニカエデ‘レッドサンセット’(Acer rubrum ‘Red Sunset’)、左はどう見てもギンカエデ(Acer saccharinum)ですが、図面で見るとベニカエデ‘モルガン’になっていますねぇ…? これもちゃんと調べてなかったなぁ…(>_<)
紅葉

予定していた作業はメコノプシスの補植でしたが、この様子ではとても苗を植えるどころではありません。中止にして正解でした。
こもれびの庭

除雪するわけにもいかないけれど、明後日までに融けてくれるよう、硬く締まった雪の表面にレーキで軽く傷を付けておきました。気温がグッと上がるようなので、何とか融けてくれることでしょう。
雪割り

道具を置きに東口まで戻ると、なんだかにぎやかだと思ったら、中国から来た団体客が雪を見ながら大はしゃぎ。雪があるし紅葉もそれなりに見えるので、このあと昼までずっと、園内あちこちを回っておりました。この時期には大変ありがたいお客様です。
中国人

カントリーハウスのところから、ずいぶん真っ赤な木があるなぁと思ったら、アカナラ(Quercus rubra)が紅葉し始めていました。左の木はまだ黄緑色なので、個体差がかなりあるのですが、見事な紅葉が見られるのはもう雪が積もった頃が普通なので、ここのはかなり早いと思います。
アカナラ

これだけきれいな紅葉を見せられると、レッドオーク(northern red oak)と名付けられた理由に納得させられます。閉園までまだ半月あまり。コキアも雪でつぶれてしまったし、あとはこれらの紅葉に一日でも粘ってほしいです。
紅葉輝く

滝野公園の作業

  • 2017.10.21 Saturday
  • 06:03
連日バタバタと現場をこなしているうちに、こじらせていた風邪もようやく快方に向かいました。熱が全然出なくて、鼻水と咳がひどかったけれど、シーズン初めに引いたので、今年はもう引かないかな。昨日は滝野公園の作業日。いつもの真駒内裏通りの林は、くすんだような紅葉になっていました。あとで聞いたら、南区は少し雪が積もるくらいの寒さで、一気に葉が落ちてしまったとか。
精進川

昨日は渓流ゾーンでの作業なので、午前中に段取りを済ませることに。レンゲショウマの群生地の真ん中に園路を遠し、園路にかかるレンゲショウマをこもれびの庭に移植するものです。抜き取る数があんまり多くならないよう、何度も手直ししながら慎重にルートを設定をし、縄張りをしておきました。
園路予定地

確かに、近くのヤマモミジの紅葉はかなり濁ったような色になっており、残っている葉も強い霜で縮れていました。もう少し楽しめるかと思ったのに。
紅葉

この頃からしとしとと雨が降り始めたので、移植する予定のカントリーガーデンを確認することに。コキアの紅葉がマスコミ各社から流れたようで、この天気にしてはけっこうお客さんが見えられていました。園路沿いにあるセッコウボク(雪晃木)(Symphoricarpos albus)が真っ白に果実を付けています。昔は植物園にならってヒロハノヨハネウツギと呼んでいたのですが、意味が分からないので、最近はセッコウボクの方を使っています。これとてなじみが薄いので、英名のスノーベリー(snowberry)の方が分かりやすいでしょう。シラタマノキと呼ぶのだけはやめましょうね!
スノーベリー

こもれびの庭ではシオンが寂しく咲いているほかに、「サラシナショウマ」が咲いています。本物のサラシナショウマがこんな時期に咲くはずもなく、ではいったいこれはなに?というままで、まだ正確な名前を突き詰めておりません。本州産のサラシナショウマとも思えないし、何か園芸品種の売り残りを押しつけられたのでしょうか。
ニセショウマ

ガイド室に戻ると、鉢植えのダリアがすべて中に避難していて、たくさんの花を咲かせていました。コキアを見に来た方たちも、暖かい室内に入ってきて、こんな花が咲いているのでけっこう喜んでおりました。閉園日までまだ20日以上あるので、もう少しがんばってもらわないと。
ダリア

午後からいつものメンバーを中心に、作業に集まって来ました。園路予定地にあるレンゲショウマを掘り上げていくと、予定していた大株20株がちょうど確保され、それ以外にこぼれダネから生えたと見られる小さな株も20数株ありました。
掘り取り

小さな株は、この近くに新たな見どころを作ってきたエリアにさっそく植栽。ここもかなり見栄えがよくなってきました。
植え付け

大株は軽トラに乗せてカントリーガーデンに運んでいただき、前々回に植え床を用意していたところに植え込みました。渓流ゾーンからの移植も3年目になり、こちらを目指してくるお客さんが随分増えてきています。来年はきっと喜んでいただけることでしょう。
こもれび

秋の名残り

  • 2017.10.11 Wednesday
  • 05:57
昨日は滝野公園の現場でした。10月10日となると、滝野ではいつ霜が下りてもおかしくない時期になります。連休が終わって来園者もぐっと少なくなることから、最初に花が咲いていたコスモス畑では、一斉に抜き取りが始まりました。早く片付けて、来年のためにチューリップの球根を植えなければならないのです。そんな中でも、5インチ鉄道が走っていた場所に咲いている ‘ソナタ プレミアム’は、まるで造花のように大輪の見事な花を咲かせています。タネ代は高いけれど、大切に育てれば素晴らしいパフォーマンスが見られるでしょう。
ソナタ・プレミアム

午前中はボランティアのみなさんによる作業日。ガイド活動は9日で終わり、あと3回の作業が予定されています。道具や資材をカートに積んで現場に向かう途中、ヤマモミジが見事に紅葉していました。みなさんあちこちに行かれているけれど、今年の紅葉は本当にきれいだと言ってました。
紅葉

ツリバナは本来白葉するのですが、ほんのりと赤味が乗って、何ともいえない色合いになっておりました。これで日差しがあれば、もっと素晴らしい色合いになったことでしょう。
ツリバナ

メコノプシスは2年続けて生産者のところで全滅してしまい、補植ができない状態が続いていました。今年はようやく無事に夏を越すことができ、月末に納品されることになってホッとしました。寒くなってからの作業を少しでも楽にしようと、あらかじめ土壌改良を行っておくことに。この方が土にもなじんでくれるでしょう。
メコノプシス

メンバーの半分はエリア内の刈り取りを。合わせて雑草や、こぼれダネで生えて来るヘレボルスなども抜き取っていただきました。植えっぱなしのエリアでは、このような作業もしっかり行う必要があります。
刈り取り

だいたい目途が付いてきたので、最後の15分をかけて隣接する林の林床に繁っているササを刈り取っていただきました。花壇内にササが侵入してくるので、元を断っておこうというものです。刈り取っていくと真ん中にチシマザサが数本あったので、それだけ残しておきました。この辺りはクマイザサとチシマザサが混生するのです。
ササ刈り

昼食を取ってみなさんが帰られたあと、再びこもれびの庭に行くと、ひっそりとシオン(紫苑)が咲いていました。いかにも秋の花という感じで、とっても好きな花だけれど、開花が遅すぎて誰も気付かないかわいそうな存在です。花言葉は「あなたのことは忘れない」。こうしてみなさんにも見ていただき、シオンも喜んでくれることでしょう。
シオン

武市さん滝野へ

  • 2017.10.09 Monday
  • 06:00
武市さんは、この時期札幌に出てきたことがなかったので、翌日夕方まで空けてあるとのこと。それならと滝野公園を案内することにしました。裏街道から行くのもなんだからと、支笏湖線から向かおうとしたら、石山陸橋を下りたところで早くも渋滞に。こりゃダメだと引き返し、やっぱり駒岡経由で公園に向かいました。連休の渋滞のことなんか考えもしませんでした…

滝野公園は家族連れで大賑わい。駐車場もかなり満杯になり、ゲート付近も賑わっていました。せっかくなのでガイド室をご案内すると、ガイドさんたちは活動中で不在でしたが、開花マップを見てこりゃ便利だなぁと感心しきり。
開花MAP

夏色花壇の額縁を見て、うちには似合わんけど、面白いことやるんだなぁ… 武市さんは、風景よりは植物のことが気になるらしく、このセンニチコウはいいなぁ、このサルビアはなんていうんだい?と質問攻め。
夏色花壇

下のコスモスをじっくり見て、最近は一年草を全く扱わないから、今流行りの品種は全然分からないけど、こんな珍しい品種が普通に植えられるようになったんだと、感心しきりでした。花の行商からスタートし、苗の通販までやっていたので、花卉全般の知識は本当に幅広く、毎度感心させられます。
コスモス

一緒に行った滝上町のBさんは、観光の担当係長だけに、この時期いかにして観光客を引き付けるかを模索しているとのこと。芝ざくら園やハーブガーデンの魅力づくりにコキアなんかいいんじゃない?っていうと、やってみたいけれどちゃんと栽培できるかなぁと心配するので、こんな簡単なものが栽培できなくてどうするの!!来年は一度作ってみなさい!とけしかけておきました。
コキア

水の広場回りはすっかりカエデ類が色付いているので、二人ともうらやましいなぁ〜 町周辺の紅葉が毎年汚くなり、本当に困っているとのこと。こりゃ林業試験場にでも調べてみる必要がありそうです。
紅葉

パレット花壇のダリアが満開になり、たくさんの方がぐるぐる回りながら花を楽しんでいるのを見て、Bさんはうちでもぜひやってみたいと大乗り気に。技術的なアドバイスをなかなか求める機会がないので、今度はガーデンの担当者を連れてこようと張り切っていました。
パレット

中央口まで下りて、それからずっと峠の庭まで歩いてきたものだから、やれ疲れたとベンチに座ると、いや〜いい眺めだなぁ。テレビでは何度も見ていたけれど、こんなにいいところとは知らなんだ。今日は本当にいいもの見せていただいたと嬉しいお言葉をいただきました。
峠の庭

帰り際にガイド室に寄ったので、明日みなさん出てくるから一筆書いてよ〜とお願いすると、こんな汚い字で申し訳ないけれどと、一言書いていただきました。
書き置き

武市さんの植物との付き合い方、陽殖園という不思議空間の存在している意味など、いろんなことを勉強することができたし、素晴らしい時間を過ごすことができてよかったです。まだまだがんばるといっているけれど、決して無理の効かない体なので、また来年元気で会おうと力強く握手してお別れしました。

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