レンゲショウマの移植

  • 2018.10.18 Thursday
  • 05:54
昨日は滝野公園の渓流ゾーンでの仕事。鱒見口の駐車場に車を置いて歩き始めたら、ヤマモミジがオレンジ色に輝いていました。このあと全体が赤くなっていくのでしょうか?
紅葉

平成の森には、一部園芸植物も植えられていたところがあり、回りが茶色になってしまっている中に、八重のシュウメイギクだけが青々とした葉を広げ、鮮やかな花を咲かせていました。草丈が低いタイプのシュウメイギクは、この時期本当によく目立つ花です。
シュウメイギク

レンゲショウマの群植地では、たくさんの櫺未ぶらぶら揺れていました。よ〜く見ると、鵜が集まって鳴いているようにも見えて、なかなか面白かった。
レンゲショウマの櫺

渓流ゾーンは、園内で一番早くから開園したエリアです。今から30年以上も前に、当時携わっていた先輩たちは、いろんなユニークな取り組みをしていましたが、今紅葉に輝いているヤマモミジもその遺産の一つです。「景観木」としてキタコブシ、エゾヤマザクラ、ヤマモミジを、川沿いや両側の斜面に、たくさんの苗木を植えたのです。それらが大きく育った今、私たちはこれらの木々の魅力を享受しているのです。
景観木

午後からはボランティアのみなさんが10名も集まってくれました。ここのレンゲショウマは、こぼれ種でどんどん株が増えているため、間引きを兼ねて抜き取り、カントリーガーデンのこもれびの庭に毎年30株ずつ移植し、今年で4年目になります。
掘り取り

売られている小さなポット苗でなく、花茎が5本以上立つ大株なので、翌年からしっかりと花を楽しむことができるのです。
30株

こもれびの庭は傾斜地なので、階段脇に植えると写真を撮すのには好適なのです。二箇所の階段に植え込んだので、これで三つ目。来年はこの間のつなぎの部分にも植えようと思います。
植え込み

作業を終わって帰ろうとしたら、駐車場の横に絵本に出てきそうなベニテングタケが。今年はキノコが豊作で、キノコ取りに行って滑落したり誤食で中毒を起こしたりと、事故が多発しているというけれど、まさかこれを食べようという人はいないでしょうね。
きのこ

秋の名残花

  • 2018.10.11 Thursday
  • 05:54
10日間予報を見ても、札幌はまだ霜の降りるような低温にはならない様子。ガーデン街道も15日までだし、今週末がガーデンの花巡りの最終になりそうなので、お近くのガーデンの、名残の花を楽しんでいただきたいです。
滝野公園では、天の川ガーデンがますます色が冴えてきました。この‘ミスティック・スパイヤーズブルー’というサルビアは、花穂が長いし色が濃いので、ますます見事な天の川に。マリーゴールドも、一度散髪してやったので、きれいに復活してくれました。
天の川

その下にある秋咲きクロッカスは、なぜかほとんど花が上がってきません。あんまり暖かいので、まだその気にならないのでしょうか。その下にはヒマワリ‘サンフィニティ’があり、その次が黄花のコスモス‘クサントス’の畑です。今年は今までで一番きれいな花を咲かせてくれたけれど、淡いクリーム色なので、今一つインパクトに欠けてしまいます。ちゃんと謂われを知っていただくと、へぇ〜となるのですがねぇ。
クサントス

まきばのせせらぎでは、棚田にエゾリンドウ(Gentiana triflora var. japonica)がたくさん咲いていました。土地が痩せているせいか、エゾリンドウらしさが全くなく、本州以南のリンドウ(G.scabra var. buergeri)の風情。子供の頃、よく遊びに行った溜め池の土手に、ぽつぽつと咲いていたリンドウがいまだに忘れられません、あぜ道や土手の草刈りをやらなくなって、絶滅寸前なんだとか。もったいないなぁ…
リンドウ

花人の隠れ家に入ると、ドライウォールの上でコハマギクが満開になっています。この花も、研究室のシンボルのような花なので、ひときわ思い入れのある花です。四阿の屋根の上でも満開だし、峠の庭では近縁のピレオギクやエゾノソナレギクが咲いています。
コハマギク

カントリーハウスとの間には、パレット花壇があり、今年もダリアがもりもりと咲いてきました。今年はすべて早来の「やまき育種園芸研究所」の品種が使われています。朝日が斜めに差す頃には、この花壇の特徴が一番分かりやすい表情が見られます。昼間になると、色の重なりがよく分かって面白いでしょう。
朝のパレット

‘黒蝶’かと思ったら、‘黒豹’という品種でした…(^^;) すべてラベルが付けられているので、花の特徴と名前を比べていくのも面白いです。いろんな花型があるので、面白いですよ〜
黒豹

このすぐ上には、この時期「ハギの小径」と私が勝手に名付けているハギのコレクションがあります。ミヤギノハギの赤・桃・白、園内で見つけたやや立ち性のミヤギノハギ、花の色がかなり明るいピンクのムサシノハギ、シラハギとニシキハギとソメワケハギ、ヤマハギの‘江戸絞り’が植えられているのです。ミヤギノハギはなんとか咲きましたが、江戸絞りやシラハギ系のハギは、今年はほとんど花がなく、青々とした枝葉ばかり。こんな年は本当に初めてで、とても残念なことになってしまいました。
ハギの小径

初夏にはスズランコレクションがある、花のテラスの右手には、原種系のシクラメンが咲いてきました。現在咲いているのは秋咲きのシクラメン・ヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)で、春咲きのシクラメン・コウム(C.coum)もさらに800球植え込むのだそうです。小さくて気付かない方も多いので、案内サインをお願いしました。是非かわいい花を見ていただきたいです〜
シクラメン

コスモスフェスタ終了

  • 2018.10.10 Wednesday
  • 05:56
昨日は滝野公園。朝方は雨降りでしたが、滝野に向かう頃にはまぶしい秋晴れになり、気温も16℃近くもありました。東口の花壇では、ヒマワリの‘サンフィニティ’が、花はかなり小さくなったものの、まだまだ咲き続けていました。まだつぼみが残っているので、この分でいくと霜が降りるまで咲き続けてくれそうです。
ウェルカム花壇

コスモスフェスタが8日で終わり、畑ではさっそく抜き取りが始まっていました。まだまだいい感じに咲いているけれど、チューリップを植え込む準備をしなければならないので、待ったなしで作業を進める必要があるのです。もりもり咲いているダリアを横目にこもれびの庭にいくと、ひっそりとシモバシラ(Keiskea japonica)の花が。シソ科の多年草で、茎が枯れても根から水を送り続けるので、寒い日には茎から大きな霜柱ができるのでこの名前があるけれど、ここに見に来る頃には融けてしまっているでしょう…(^^;)
シモバシラ

昨日はボランティアの作業日。いつもの力強いメンバーが、レンゲショウマの植床作りに励んでくれました。鱒見口近くの群生地は、今後は管理のレベルを落としていかなければならないため、少しでも見栄えのよいこもれびの庭に移植しています。今年は30株持ってくる予定です。
植穴掘り

山草エリアの手入れや、メコノプシスへの灌水設備の撤収、エリア内の除草なども着々と進め、最後に昨年から進めているササ刈りをやりました。もう一年がんばれば、ここからササをなくすことができそうです。
ササ刈り

午後からは、今年最後の園内チェックを。今年はいろんなことがありすぎて、あっという間にシーズンが終わった感じです。体調不良もあったし、あれもやれなかったなぁ…とか、いろんな思いが去来しながら中央口に降りていきました。今年は一度も上がっていなかった、中央口休憩所の屋上にも上がってみました。なんか単調だなぁ…昔の方がよかったなぁ…と、ちょっと溜息。管理費がますます削減されるのだから、昔の方式の方が絶対に向いていると思います。
中央口

屋上から降りて正面に回ると、ナツヅタが真っ赤に色付いていました。ここは植えますが小さいので、早く色付くのです。一面に覆い尽くすようになれば、なかなか見応えのある景観になりそうです。
ツタの紅葉

水の広場の滝回りは、やはり植えますが厳しい環境のため、真っ先に紅葉が進んできます。節電が終わったので、水の勢いも通常に戻り、一足早く秋を楽しむことができる空間になっていました。コスモスが終わっても、まだまだ見どころはありますよ〜
水の広場

萩色の滝野公園

  • 2018.09.22 Saturday
  • 05:58
昨日は滝野公園。現場が続きます〜 カントリーガーデンに入った8時過ぎに、温度計が18.7℃を指していたので、先日の冷え込みに比べればとても暖かい一日でした。ピーカンの秋晴れで、日差しは強かったけれど、空気がからからに乾燥しているので、全然暑く感じません。東口広場の子ブタちゃんたちも、のんびりと日向ぼっこをしていました。
 ウェルカム

今年のコスモスは、天気がよくなかったせいか、草丈があまり伸びないまま満開になってきました。この方が写真映りはいいのですが、株に力がないので、開花が長続きしないのではと心配になります。かなり昔ですが、私の首くらいの草丈になったことがあり、写真が撮せないと大ブーイングになったことを思いだしてしまいました。
コスモス

ヒマワリ‘サンフィニティ’は、台風で横倒しになったものの、まだまだちゃんと咲き続けています。ピンチして株をがっちり作っておけば、まだまだ引っ張れるようです。あとどのくらい咲き続けるか、楽しみです。
ヒマワリ

今年も黄花コスモス‘クサントス’が植えられているけれど、ぼやっとした黄色なので、今一つインパクトがありません。花期は短いけれど、キバナコスモスの方がまだくっきりしているかも。
クサントス

中央口休憩所の壁面のナツヅタは、朝晩の冷え込みを受けて早くも赤く色付いてきました。だんだん色付くに連れて、ハンギングバスケットが目立たなくなってしまうのは気の毒です…
中央口

園内のあちこちで、ミヤギノハギが満開になってきました。ここのミヤギノハギは全部本ものなので、赤紫の色が濃く、枝もよくしなります。白花や桃花も咲いてきているので、ハギ好きには嬉しい季節です。ニシキハギはちらほら咲いているけれど、シラハギはまだまだつぼみです。
ミヤギノハギ

花のテラスのルブルムカエデが真っ赤に。あんまり早く色付く木は、どこかに傷がある可能性があり、ちょっと心配になります。とはいえピーカンの青空を背景に、見事な紅葉を見せてくれました。
ルブルムカエデ

午後から仕事に向かおうとしたら、ウェディングの写真撮りをやっていました。特に申請もいらないし、料金もかからないので、けっこう人気があるようです。こんないい天気でよかったねぇ。
写真撮り

来園者はそんなにたくさんではないけれど、のんびりとグループで園内を散策している方に何度も出会ったし、いつもきれいにしてくれて本当にありがとうとお礼を言われたり、本当に嬉しくなります。ガイド室にいた時、昔いただいた花暦を部屋に貼っていつも楽しみにしているけれど、汚くなったので新しいのいただけませんか?と聞かれました。もう印刷していないので、在庫でも残っていないか探してみましたがありません。みなさんのそんな気持ちを励みにがんばらなくては。

滝野で手入れ

  • 2018.09.11 Tuesday
  • 05:58
昨日は滝野公園。着いた時に温度計を見ると13.4℃なので、かなりひんやりしていました。まだ台風による倒木被害の処理が追いつかず、カントリーガーデンと子供の谷がある中心ゾーンだけの部分オープンです。私の仕事は植物管理の指導がメインですが、業者さんが復旧に精を出している時に、そんなのんびりしたことをやる訳にはいかないので、手入れのお手伝いをやりました。

まず向かったのは、ブッドレアとノリウツギが植えられているエリアです。ここは台風による南風が最も吹き抜けたところで、回りは倒木被害がたくさん発生しています。折れた枝はやむなく切り落とし、傷んだ花ガラを摘んでいくと、なんとかすっきりしてくれました。ピンチして樹高を低く作ったのが、こんなにすぐ役立つとは。
ブッドレア

ノリウツギは枝がしっかりしているので、それほど枝折れがなかったのはなにより。ピンキー・ウィンキーが真っ赤に色付いて来ました。右に見えるライムライトもたくさんの花を着けているので、ここは本当に楽しみです。
ピンキー

次いで向かったのは、ハギ類とアメリカアジサイ類が植えられている小径です。枝の柔らかいハギでも、枝先がかなり折れていたし、花茎の弱いアメリカアジサイは惨憺たる状態に。‘アナベル’は頭が重すぎて半分以上折れてるし、八重咲の‘ヘイズ・スターバースト’は花茎が細すぎて、普通に咲いてもまっすぐになりません。アメリカアジサイはもう見切って、ノリウツギにシフトすることにしました。
アナベル

ヤマハギの‘江戸絞り’が、なぜか今年は咲きが悪く、ミヤギノハギがちらほらと咲き始めていました。ピンクのミヤギノハギは、完全にピンクにならず、赤紫がかなり混じってくるのが普通なので、却っていい感じになっています。これからはハギの季節なので、あちこち楽しみが増えて嬉しいです。
ミヤギノハギ

半分が倒れたままになっていたコスモスは、急ピッチで引き起こされていました。少し首が曲がっていますが、すぐに直ってくれることでしょう。
コスモス

ヒマワリの‘サンフィニティ’は根張りがしっかりしていると見え、多少傾いたものの、しっかりと花を咲かせ続けていました。しかし風向きが南から北だったためか、花がみんな北向きのまま。もう風は吹いていないのだから、ちゃんと南向きに首を回してくれないのかなぁ…?
サンフィニティ

収穫の谷ではもメイゲツソウが真っ赤に色付いて来ました。富士山などの高山砂礫地に生える、イタドリの矮性変種オノエイタドリ(Fallopia japonica var.compacta)の、花が赤くなるものをメイゲツソウと呼び、茶庭などによく植えられます。これは雌株だけど、イタドリは雌雄異株なので、赤花の雄株もあるのかな?
メイゲツソウ

今年のガーデンでちょっとびっくりしたのが、毎年葉が汚くなっていい花が咲かないオオベンケイソウ ‘ブリリアント’(Hylotelephium spectabile 'Brilliant')が、今年はどこの株も見事に咲いてくれたこと。雨が多くてハダニの被害が出なかったのでしょうか。こんな不順な天候ながら、きれいな花が見られて嬉しかったです。
オオベンケイソウ

被災地での救助活動も終わり、41名もの方が亡くなられました。改めてご冥福をお祈り致します。新聞を読んでいても、こんな方が亡くなられたのかと、つい涙が流れてしまいました。日常生活にはほとんど不自由さはなくなったものの、昨日寄ったコンビニでは、冷凍物がすべて空っぽで、弁当の棚にはおにぎりが少しと、スパゲッティーの弁当だけが10個ほど並んでいたばかり。スーパーでも総菜や豆腐などの加工品、牛乳などが空っぽだったとか。生産や物流が回復するのにはまだまだ時間がかかりそうです。家庭で節電できるのは微々たるものでしょうが、塵も積もれば山となる。がんばりましょう。

滝野の台風被害

  • 2018.09.09 Sunday
  • 05:50
昨日は、本来であれば滝野公園のフラワーガイドボランティアのバス研修で、旭川方面に行く予定でした。でも公園が台風&地震被害で閉園中だし、各家庭でも電気が回復していなかったので、前日早くに中止となりました。予定が空いたこともあり、園内の被害状況を確認に行って来ました。駐車場で車を降りると、いきなり目の前のプンゲンストウヒが切り株になっていました。
駐車場

センター脇に群植されているアカエゾマツも、これが根返りです〜という典型的な姿で横たわっていました。旧支笏火山の山麓では、厚く滞積した火山灰の上に、表土層が薄〜く広がっているため、根系がそのわずかな厚みに集中しています。ここは造成地ですが、同様に表土層が薄いので、強風に晒されると踏ん張る力が弱く、このような簡単にめくれてしまうのです。
根返り

先日折り込みチラシが挟まっていた通り、15日からはコスモスフェスタが始まります。草丈はやや低いながら、順調に花が咲いてきているのですが、そこに台風の強風が吹き付けてしまいました。左側はきれいに咲いているのに、右側にはあまり花が咲いていないので、どうしてだろうと近づいてみました。
コスモス畑

すると、左側の方はコスモスの株がちゃんと立っているのに、右側の方は横倒しになっていました。どうしたのかと聞いてみると、台風直後にあれこれ手入れをする中で、倒れていたコスモスも丁寧に引き起こしていたそう。もう少しで作業が終わるところに地震が発生して、作業員が出勤することができなくなり、残った部分が寝たまんまになってしまったそうです。
横倒し

倒木や枝折れがものすごく、それらの処理を急ピッチで進めていましたが、風景がかなり変わってしまっているのにびっくりすることでしょう。せっかくいい感じに葉を広げていたグンネラも、大きな葉が半分以上へし折られてしまいました…(>_<) 故郷のブラジルには台風なんて来ないので、さぞやびっくりしたことでしょう。
グンネラ

キレンゲショウマは大丈夫でしたが、レンゲショウマの花はほとんど吹き飛んでしまっておりました。ハギも枝がめくれてしまったものがあり、うまく戻せるかなぁ…?
レンゲショウマ

ノリウツギとブッドレアは、そんなに被害はありませんでしたが、回りの木がかなり倒れているために、しばらく通行止めになってしまうそうです。ここはちょうど南風が吹き抜ける位置に当たるため、風を受けやすいプンゲンストウヒやアカエゾマツで何本も倒れてしまったのです。カントリーハウスの庭園に大きなプンゲンストウヒが二本倒れ込み、フェンスもかなり傷んでました。
カントリーハウスの庭園

カントリーハウスの陰になるはずの北側でも、2本あるシダレカンバのうち1本が、傾いてミズナラに寄りかかってしまいました。いったいどんな風が吹き抜けたのか、首をかしげるような倒れ方のものが結構あり、来週しっかりと確認してみたいと思います。
シダレカンバ

5日から閉園となっておりましたが、本日9日からようやく開園となります。しかも本日は無料入園日。今月は9日と30日が無料入園日、17日敬老の日は、65歳以上の方が無料入園日となっております。気が滅入る日々が続きましたが、気分転換にぜひお出かけ下さい〜

初秋の見どころ

  • 2018.08.30 Thursday
  • 05:55
滝野公園では、コスモスやハギ類はまだ咲いていないけれど、初秋の見どころが次々と咲いて来ています。今私が一番力を入れているのがノリウツギの品種もの。4年前に導入したもののうち、一番数が多いのが‘ライムライト’です。本当はまだまだ大きくなっていくけれど、これからもピンチしながら、このくらいの大きさに留めるようにしていこうと思っています。‘ピンキー・ウィンキー’や‘マジカル・ムーンライト’も、さらに数を増やしていく予定です。
ライムライト

こもれびの庭で、怪しげな花を咲かせているのがシュロソウです。本来なら7月初めには咲いてもおかしくないのに、売られているものはなぜか秋に咲いて来ます。本州ものが流れてくるのでしょうか?バイケイソウと同じ属で、かつてはユリ科の中でも地味〜な仲間だったのに、APG体系ではエンレイソウやツクバネソウ、ショウジョウバカマなどを従えて、シュロソウ科に出世?しました。
シュロソウ

まきばの真ん中に広がる『天の川ガーデン』では、真ん中のサルビア‘ミスティック・スパイヤーズ・ブルー’を挟んで、マリーゴールドとニコチアナ+ジニアという組み合わせ。ところがこの左側のワイルドなマリーゴールドが、密植しすぎて徒長しまくり、雨で蒸れ蒸れになってました。早く切り詰めないと腐っちゃうよ!と、トリマーで思い切りカットすることを提案したけれど、なかなか踏み切れなかったみたい。ようやく先週初めに刈り上げて、すっきりしてました。これでまた芽が吹いてきて、きれいに咲いてくることでしょう。
天の川ガーデン

カントリーガーデンに植えられているヒマワリは、今年はすべて新品種の‘サンフィニティ’です。ヒマワリは咲いた時には見事だけれど、一週間もすると汚くなりはじめ、群生させても半月ももちません。ところがこの品種は、一株で百輪もの花が次々と咲き続け、百日も鑑賞できることを売りにしているのです。百日なら霜が降りるまでは見ごろが続くことになるけれど、さてその成果やいかに!
サンフィニティ

そのままだと主軸がまっすぐ上に伸びていくので、いろんな時期にピンチしてくれていました。早めにしっかり止めてやれば、開花は少し遅くなるものの、草高も低くなり、分岐もたくさんしてくれるので、この方がいいのかもしれません。
ピンチ株

中央口のシンボル花壇では、カルーナが見頃を迎えてきています。エリカとカルーナの見分け方や、刈り込みの時期や強さを、業者さんがようやく身に付けてくれたので、春のエリカも秋のカルーナも、とてもいい感じになってきました。時間はずいぶんかかったけどなぁ…
カルーナ

ちょうど薄曇りだったので、休憩所の回廊の柱に飾られているハンギングバスケットが、とても見栄えがしておりました。ペーブが真っ白なので、晴れるとちょっときついのです。遠目に見ても、赤いアクセントがあるものが、存在感を強く訴えています。
中央口休憩所

一番赤いものに近づいてみると、ゼラニウムやニューギニアインパチェンス、ペンタスなどが赤花の正体でした。この作品をコーディネートした方のコメントも掲示されており、「壁に這うツタに負けないように!」と書かれていました。別に勝負するつもりはなかったけれど、苦労してツタを這わせてきてよかったなぁと、改めて嬉しくなりました〜
ハンギングバスケット

秋を迎える作業

  • 2018.08.29 Wednesday
  • 05:35
滝野公園に着いた時に、温度計が17℃を指していました。日に日に夏が遠のいていくことを実感します。昨日はボランティアの作業があるので、現地を確認に歩いて行くと、ブッドレアとノリウツギの品種ものが咲き始めて、これからの見どころになってきました。これらを植えて3年経ち、株がしっかりしてたくさんの花が咲くようになりました。ブッドレアは、あんまり樹高を高くしたくないので、7月初めに一度ピンチして大正解。枝数が倍になり、樹高もうまく抑えられました。
ブッドレア

私たちで管理している「こもれびの庭」に着くと、レンゲショウマが満開に。階段の両脇に植えているので、うまく花が垂れてきていました。これ目当てにして、でかいカメラ担いだ来園者が、結構増えてきています。
レンゲショウマ

隣では、キレンゲショウマも咲いて来ました。あとで作業している時に、レンゲショウマを撮影した方が、黄花のレンゲショウマはどこにあるのですか?と聞いてくるので、その目の前のがキレンゲショウマですよ〜と答えると、えっ?と驚かれました。レンゲショウマの花型で、花の色が黄色だと思ったらしい…(>_<) キレンゲショウマだって、結構きれいでしょう!!といっても、ふ〜んと上の空でした…
キレンゲショウマ

ガイド室のある花の情報館に戻っていくと、東口から園児の大群が。聞いてみると豊平区の幼稚園で、これが一学年で、なんとバス5台に乗ってきたのだそう。よく見ると、園児一人にほとんどが両親付き添いで、さすがにじじばばはおりませんでしたが。園児のにぎやかな声が園内に響くと、やっぱりいいものです。
幼稚園児

作業にはだいたいいつものメンバーが参加。レンゲショウマやタマノカンザシが咲き始め、すっきり秋の花が楽しめるよう、まずはキョウガノコの切り戻しをやっていただきました。
花がら摘み

平行して女性陣にはメコノプシスの手入れを。昨年補植した株がほとんど越夏できず、株数が昨年秋に逆戻りしていてショックでした。一昨年は越夏率が88%、昨年が94%だったのに、今年はなんと59%まで下がってしまったのです。確かに暑い日が続いたのは確かだけど、うーーん。
メコノプシスの手入れ

傷んだ株を抜き、花茎も地際までカットして株回りを清掃し、肥料を与えておきました。冬までに株が充実してくれれば、今年は大株を株分けして開花率を上げようと思います。
メコノプシス

このエリアの横には、ケヤマハンノキが何本もあり、今年はハンノキハムシの大発生年で、すっかり丸坊主になっています。その分食べられた葉や糞が木の下に厚く堆積し、園路がべたべたになってしまいました。あまりに汚いので、ごしごしと掃除していくと、アスファルトの上なのに、既にミミズがうじゃうじゃ繁殖してすごいことに。自然が豊かなのも考えものですねぇ…(^^;)
落ち葉かき

ハンギングバスケット協会の展示

  • 2018.08.16 Thursday
  • 05:55
日本ハンギングバスケット協会北海道支部が、滝野公園で活動を始めて、そろそろ15年くらいになるのでしょうか?年々修景のレベルが高くなり、以前支部の会報に『ハンギングバスケットの聖地』誕生!なんて書いたこともありましたねぇ…(^^;)

東口に設置されたウェルカム花壇は、それぞれ東西に向いているので、午前中は東向き、午後からは西向きを使うと逆光にならないようになっています。来園する家族連れは、必ずといっていいほどここで写真を撮すことになりました。手入れのやりやすいコンテナが設置されているので、花ガラ取りや水やりも格段にやりやすくなったようです。
ウェルカム花壇

それらに挟まれた真ん中には、北海道命名150年記念のミニチュア庭園が。道庁赤れんが庁舎の精巧なミニチュアに、マスターのAさんが庭園を造ってくれました。こんなジャングルにしていいんかい?というくらい、もりもりと植物が植えられました〜(笑)
赤れんが庁舎

裏庭にはひっそりとたたずむ男女がいるけれど、いったいこれは誰なんでしょうね?今度聞いてみなくては。
裏庭

いつもハンギングが飾られるカントリーハウス横では、今年は石貼りテラスにコンテナが8セット飾られています。
カントリーハウス横

四角のコンテナを3個を組み合わせ、それぞれ製作者と使用植物リストが回覧されてきました。じっくり比較しながら見ていくと面白いですよ〜
コンテナ

ハンギングの方は、それぞれ違う内容で特徴あるものになっているけれど、例年貼り出される製作者や植物リストの表示がありません。なんでしょうね?
ハンギング

今年はさらに、中央口ゲートの回廊にもハンギングが飾られています。オープン当初はここにもハンギングバスケットが飾られていましたが、直射日光の照り返しが強く、環境条件が厳しすぎていつしか止めてしまいました。石貼りの柱があまりにも殺風景なので、北大の圃場からナツヅタの苗を集めて来ては、足元に植え込んでいきました。ようやくナツヅタが柱を包み込むようになったので、ハンギングバスケットも落ち着くようになったのです。こちらには製作者とテーマ、植栽植物リストがそれぞれ表示されています。
中央口

来年には、日本ハンギングバスケット協会の全国大会が、滝野公園で開かれます。前回開催が2008年7月だったので、ちょうど10年振りになるのですね。こちらも是非お楽しみに〜

霧雨の滝野公園

  • 2018.08.15 Wednesday
  • 05:43
ようやく干害から解放されたと思ったら、どこまで行っても傘マーク。お盆に合わせて、商店街などでは盆踊りなどのイベントが行われているのに、こんなに雨ではかわいそう… 昨日は滝野公園でしたが、例年滝野霊園帰りの家族連れで大賑わいするはずだったのに、連日の雨ですっかり肩すかし… なんとももったいないです。傘を差して早速園内に出ると、こもれびの庭ではレンゲショウマがいい感じで咲いて来ました。本当に、雨が似合う花だと思います。
レンゲショウマ

ヤマユリは、産地によって開花期が大きく違うようで、遅咲きのものが見ごろになっていました。鼻風邪で鼻が詰まっていても、この香りはつーんと鼻に突き刺さってきます。
ヤマユリ

そのすぐ前には、樹高が4mくらいになり、たくさんの花を咲かせているクサギがあります。これは家の近くにあるものからタネを取り、自宅で苗木を作っていたものを、10年くらい前にこっそりとここに植えておいたものです。ミヤマカラスアゲハが早速飛来してましたが、夏〜秋の見どころには最高の樹木です。
クサギ

メコノプシスの様子を見てびっくり。メインの植栽地が半分くらいツリフネソウに覆い尽くされて、メコノプシスの株が見えないくらいになっていたのです。このままではメコノプシスがすべて融けてしまうので、一刻も早く抜き取らなければなりません。
ツリフネソウ

ちょっと立ち止まると回りに蚊柱が立つほどなので、車に戻って蚊取り線香を用意し、作業モードに切り替えて抜き取っていきました。キツリフネが少し混じっていたけれど、大部分はツリフネソウで、大きなフゴにぎゅう詰めで山盛りになるほどの量でした。
除草

2週間前の前回確認した時には、まだそんなに大きくなっていなかったので、連日の雨を受けて急速に大きくなったようです。大きな株は根生葉がややモヤシになっていたものの、なんとか夏を越すことが出来そうですが、この時点で既に根生葉が融けてしまっているものは、夏を越すことが出来ません。最近は一年目の株が開花しても、ほとんどが夏を越していたので油断してしまいましたが、今年のように高温の期間が長く続くと、たちまち傷んでしまうようです。反省反省。
メコノプシスの様子

この時期唯一の見どころであるアナベルの丘に、今年初めて行ってみました。連日の雨を受けて、せっかく咲いた花が折れたり倒れたりと、花茎の弱さという弱点をさらけ出しておりました。やっぱりこの間に、ノリウツギ系の品種を植えていかなければ、本当の見どころにならないなぁ…と、改めて思ってしまいました。
アナベル

花人の隠れ家の方に下りていくと、四阿の屋根にオニユリの花が満開に。これもまきばのせせらぎにあった株からムカゴを集め、おまじないを唱えながら屋根の上に放り上げたものが定着したものです。こうしてみると、いろんな所でいたずらをやってきたものだなぁ…(^^;)
四阿の屋根

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