冬の滝野公園

  • 2019.12.04 Wednesday
  • 05:44
先週滝野公園に行った時、園内では冬期開園の準備が着々と進められていましたが、冬用のパンフレットができあがっていて、どっさりと積まれていました。3年くらい前から、外国人の方が大挙してやってくるようになり、日本語を聴くことがほとんどないくらいの比率になってきています。このため、冬用のパンフレットは、ずいぶんとにぎやかなことに。まずは日本語と英語版。欧米系はもちろん、アジアでもシンガポールなどは英語版で対応が可能になります。
日英版

夏の滝野公園では、インバウンドの7割くらい、冬はかなり少なくなるけれど、それでもトップを占めるのが台湾や香港の方たちで、両者で使われている繁体字版が必要になります。中国本土からは、夏よりも冬の方が多いとのことで、こちらで使われているのが簡体字版。
中国版

今年夏まではものすごくたくさん来ていたけれど、パタッと来なくなってしまったのが韓国の方たちで、今年の冬も絶望的かもしれません。右の言葉はさっぱり分からなかったので聞いてみると、タイの言葉だそうです。こんなリーフレット作っても、誤字があっても分からないなぁ…(^^;)
韓タイ版

中をパラパラめくっていて、英語版ならなんとか分かるけれど、見比べていくとかろうじて分かるのが繁体字でしょうか。正字が読めれば意味はなんとなく通じますから。
繁体字

ところが同じ中国語でも、簡体字になると漢字が全く読めないものが続出してきます。繁体字と簡体字でも、言葉使いがかなり違っているのにもびっくりでした。それにしてもスタッフが工作人員とは。工作員みたいで嫌だなぁ…とスタッフは嫌がってました…(笑)
簡体字

参考までに日本語版も掲載しておきましょう。「もっと」が、「更多」だったり「更加」だったりするのも、な〜んとなく意味が分かります。
日本語

繁体字版をめくっていると、用語がなんとも面白くて笑ってしまいます。「雪鞋」雪のワラジって? スノーシューのことでした。ちなみにその下の言葉は、「雪に触れ、景色を楽しむには、これが一番」と書かれています。
「歩行滑雪」は歩くスキーだと分かりましたが、「越野滑雪」とはなんだろう?と見比べてみると、クロスカントリースキーでした。なるほど野を越えて滑るからねぇ。なるほど意味は通じます。その下の言葉は、「初心者から上級者まで満足間違いなし」と書かれているのでした。
繁体字

滝野公園の特徴は、雪に縁の無いアジア南部から来園される方にとって、ゆる〜いゲレンデがちょうどいいらしい。いきなり盤渓だと厳しいでしょうから、結構な人気スポットになっているのです。今年は夏にクマ騒動で2回も閉園に追い込まれてしまったので、冬季間たくさんのインバウンドの方に来ていただきたいです。

滝野へ納品

  • 2019.11.29 Friday
  • 05:49
昨日は滝野公園へ納品に行って来ました。仕事はやりっぱなしという訳にはいかず、必ず成果品を作って納品しなければ、お金を払ってくれません。滝野公園では2本の仕事をやっていたので、それぞれ3部ずつの成果品を作り、製本しておきました。毎年継続してやっている業務では、表紙のレザックという厚紙の色を変えて製本します。今年はややピンクがかったクリーム色にしました。
成果品

昼前に事務所を出ようとしたら、いきなり空が真っ暗になり、道の向こう側が見えないくらいの吹雪に。こんな予報でなかったのにと、ライトを点けてのろのろ運転で南を目指しました。すると南区に入るあたりから小振りになり、自衛隊前で地下鉄をくぐったあたりからチラチラお日様が。駒岡ではすっかり道路も乾いているのにはびっくりでした。
駒岡

ちょっと早かったので、滝野霊園で車を止め、屋根の雪を落としたり、あちこちにこびりついた氷をきれいにしておきましたが、帰りはまた吹雪なんだろうかと不安になります。滝野公園こそ、一日でも早く雪が積もってほしいのになぁ。
滝野霊園

センターの事務所に行くと、テーブルの上に変なものが。「鹿・けものおどし」という製品で、なんと国際特許を取っている品物でした。カントリーガーデンであまりにもシカの食害がひどく、今はチューリップやムスカリを掘り起こして食べているのだそう。その通勤路がメコノプシスのところらしく、それで踏み跡だらけになっていたのです。
けものおどし

結構いい値段だけど、仕組みは至って簡単。筒の中に単一の電池を入れ、先にあるステンレスの空き缶みたいな中に、パチンコ玉が回転してガンガン音を出すのだそうです。鳴りっぱなしではなく、7秒作動(40秒停止)10秒作動(30秒停止)を繰り返す制御がミソなの?でも、この間隔を自由に変えられればもっといいのに、これではほとんど鳴りっぱなしじゃない。室内ではぎょっとするほどの音なので、効果がありそうとのことでした。
実物

センターも、新規契約が始まる12月1日付けでかなり異動があり、センター長の交代や、今年来たばかりのKさんも愛知の公園に異動になり、ちょうど最後の挨拶に来ていました。ようやく滝野公園に慣れたところなのに、もう異動とはねぇ…副センター長も1月1日付けで四国に転出とのこと。ちょっと湿っぽい話をして事務所をおいとましました。
「けものおどし」がチューリップ畑に置いてあるので見に行くと、確かに周りの踏み跡はありませんでした。夜にスイッチを入れると夜中ずっとガンガン音を立てているらしく、ちょっと不気味です。早くどっさり雪が積もれば、シカもあきらめてくれるのですがねぇ。
設置風景

帰りは澄川あたりから降り始め、旭ヶ丘まで来ると結構降ってました。日本海から流れ込む雪雲は、地形に忠実に流れ込んでくるのですねぇ。
吹雪模様

北奔南走

  • 2019.11.14 Thursday
  • 05:43
昨日は滝野公園。東奔西走ならぬ「北奔南走」です。今年は西の端の手稲区3公園、南の端の滝野公園に加えて、東の端のもみじ台熊の沢公園と北の端のあいの里・福移の森緑地とポプラ通が加わり、札幌市内を走り回ることになりました。これがしばらく続くようだときついなぁ…(>_<)

久しぶりに滝野公園に近づくと、ほとんどの木々の葉は落ちているけれど、真っ黄色のカラマツが最後の彩りになっています。天気がよければもっと輝いて見えたでしょうに。
カラマツ林

10日に今季の夏期営業が終わり、12月22日の冬期営業までの間は閉園期間になっています。この時期に来ることはほとんどないので、冬囲いされた樹木の姿が新鮮でした。
冬囲い

花人の隠れ家の入り口にのたくっているのは、ツルバラの冬囲いです。棘だらけの枝をまとめて、こんなにていねいに巻いていくのは大変な作業だと思います。お陰でほとんど傷まずに春から元気な芽を伸ばしてくれるのも、こういった作業のお陰なのです。
ツルバラ

しんとした花人の隠れ家の中に入ると、セッコウボク(雪晃木、snowberry)の白い実が、ブラブラと風に揺れていました。すっかり葉が落ちてからの方が、印象的に見えるような気がします。
雪晃木

最後の作業の時には、バタバタしてメコノプシスの数をきちんと数えていなかったので、雪の降る前に見ておこうと上っていくと、下の段のメコノプシスがメチャクチャに… よく見るとこの踏み跡はエゾシカの蹄でした。蹴られて浮き上がっているものもあり、二日続きの乱暴狼藉振りに頭の血が沸騰してしまいました。来年からは強めのテグスを張り巡らせてやろうかな!!
メコノプシス

きれいに植え直してから収穫の谷に下りて、メインの作業であるブドウの植え替えをやりました。春に娘のところから分けてもらったワインブドウの苗は、自前で挿し木した自根苗だったので、ほとんど活着はしたものの、成績にはかなりのばらつきが。赤白4本ずつあればよいので、根のしっかり伸びている苗を選んで植え直しました。
ブドウの苗

来年はしっかりとしたツルが伸びてくれるので、その枝が充実してくれれば、再来年には少し生ってくれるといいな。
ブドウ棚

せっかく来たので、シクラメンのコーナーを覗いてみると、まだ少しヘデリフォリウム種の花が咲いていました。チップマルチが効いたと見えて、株の張りがぐんと大きくなった気がします。ずっと見ていて、隅の方に2枚しか葉がない小さな株ですが、きれいな斑が入っている株を見つけました。黄色くなった2枚の葉は、別の株の枯れかけている葉です。斑入り好きのNさんに報告しなくては!!
斑入りシクラメン

最後の作業

  • 2019.10.30 Wednesday
  • 05:49
今年の滝野も、昨日が最後の作業日。カントリーガーデンと渓流ゾーンの作業は計11回設定されており、参加者はほぼ固定されているものの、毎回熱心な参加があって本当に助かります。カントリーガーデンでは、メコノプシスのようなデリケートな管理が必要なものでは、残念ながら業者に任せることができないのです。

久しぶりに園内に入ると、木の葉がかなり落ちている中で、洋種の樹木類ではまだ紅葉が真っ盛りという感じ。右の濃い黄色のカエデはヨーロッパ原産のノルウェーカエデで、樹形がほうき状になる‘コルムナーレ’(Acer platanoides 'Columnare')です。真ん中の紅葉しているのはアメリカ原産のルブルムカエデ‘モルガン’(A. rubrum 'Morgan')、左のクリーム色に黄葉してきているのは、やはりアメリカ原産のギンヨウカエデ(A. saccharinum)です。
カエデ類

アカナラが真っ赤になり、ようやくその名の意味が分かるようになってきました。学名も Quercus rubra なので、赤い-ナラとなっているけれど、ふだんの姿からはどこが赤いの?と思われてしまいます。
アカナラ

最後の作業は、毎年メコノプシスの植え替えと補植をやって来ました。ところが、今年は補植する苗が生産者のところで暑さのため全滅してしまったために、植え替えと株分けを行うことにしました。まずはすべての株を掘り上げ、株分けできそうな大株と、まだ小さな株とに分けました。
掘り上げ

メコノプシスはうまく夏を越させると株がどんどん大きくなっていきます。ところが、4〜5年すると小さな株ばかりの集合体になってしまうので、思い切って株分けして元気を取り戻してもらうことに。
株分け

土壌改良の方は、たっぷり堆肥をすき込むのですが、今年はさらにピートモスを混ぜて、土壌の膨軟化と酸性化を狙うことにしました。メコノプシスの花は、アルカリに傾くと赤く濁って鑑賞価値が下がるため、毎年春にピートモスのマルチングをやっています。でも効き目が悪いのか、少し濁る株が出てきてしまうので、土壌中にもすき込むことにしたのです。
土改

植え込みが一番大切な作業なので、しっかりと手本通りにやっているか目を光らせます。根が繊細なので、周りに無理なく広げた上にそっと土をかけていくのが基本です。
植え込み

無事に植え込みが完了すると、これまで侵入防止に挿していた根曲竹で、がっちり養生をしておきました。以前雪が少し積もってから、冬囲いや伐採作業をしていた作業員に、植栽地を踏み荒らされてしまったことがあったのです。
養生

ただ補植するだけならそんなに時間はかからなかったけれど、今回は株分けをして植え戻すため、意外と時間がかかってしまい、こもれびの庭だけでお昼になってしまいました。今までも何度か苗が入らず、そのまま冬を越させたことがありますが、今回は大株を40株以上株分けしてあります。これで来年どこのくらい開花してくれることでしょうか。
完了

午後からは、もう1箇所残っているメコノプシスの植え替えと、いただいた貴重な山草の植え込み、原種系のチューリップの植え込みなど、手分けしながら進めたので、1時間弱ですべての作業を終えることができました。道具類を洗って片付け、今年の作業も無事終了。今年は2回も閉園するイレギュラーな年でしたが、ガイドに作業にと一年間本当にお疲れさまでした〜

滝野でも作業

  • 2019.10.19 Saturday
  • 05:45
連日作業が続きます。昨日は滝野公園に行くと、気温は10℃前後と暖かく、風もなく晴れ渡った青空が眩しかった。こもれびの庭に坂を上っていくと、ルブルムカエデ(Acer rubrum)の紅葉が半分くらい落ちているけれど、まだまだ真っ赤に輝いていました。
ルブルムカエデ

花人の隠れ家に下りていくと、ドライウォールの上で満開だったコハマギクが、低温に会ってピンク色になっていました。早朝は霜で真っ白だったとのことなので、これらの花もいよいよ最後のようです。
コハマギク

その後ろに、10年くらい前に植えたシクラメン・ヘデリフォリウムが、次々と花を咲かせていました、このくらいの寒さにはへいちゃらで、雪が積もらなかったらしばら〜く咲き続けていることでしょう。本種とコウム種は、受粉すると花茎をくるくると株元に巻き込んでしまい、果実が完熟するまでじっと保護しています。普通のシクラメンであるペルシクム種にはそんな性質はなく、本当に賢いなぁと感心してしまいます。
シクラメン

今回の作業は、レンゲショウマの補植がメインでした。渓流ゾーンにたくさん植えられているレンゲショウマは、車で鱒見口に行く方メインのため、毎年こもれびの庭に移植して、できるだけたくさんの方に見ていただくようにしています。見やすいよう階段脇などに植えていますが、枯れたものなどあちこち欠株ができていたので、今年も補植することに。
植穴掘り

植穴を用意してからみんなで鱒見口に回り、レンゲショウマのところに歩いて行くと、キタコブシの果実が割れて、真っ赤なタネが見えていました。このタネには伸縮性のある糸が付いていて、引っ張るとにゅぅっと伸びて来ます。こうやって風にブラブラして目立つようにすると、鳥に食べてもらいやすく、こうやってあちこちにタネを散布してもらうと聞きました。果実酒にすると、とても香りのいいコブシ酒ができるそうです。
キタコブシ

今回は25株のレンゲショウマの株を掘り上げました。ここにいつからこんな群生ができたのか分かりませんが、環境が適していると見えて、株の回りに無数の子株が発生し、いくら間引いてもすぐに埋まってしまうほどの生育ぶりです。
株の掘り上げ

株をセンターの軽トラで運んでもらい、お昼を食べてからさっそく植え込みを。こういう株ものの植え込みでは、植穴の土と根が密着しなければならないので、如露でやさしく株回りに灌水し、もう一人がそっと株を揺すって土が密着するよう水極め(みずぎめ)のやり方を覚えていただきました。
水極め

このエリアには、貴重な山草類をたくさん植え込んでいるため、ふだんの管理もほとんどボランティアの手によって行っています。この時期にはあちこちで刈り取りが行われていますが、ここだけはドカドカ踏まれたくないので、私たちの手によって丁寧に刈り取りました。
刈り取り

午前と午後合わせて3時間以上も作業をやったので、明日は体中が痛くて起きれないかも…なんていいながら、来年が楽しみだねぇと、にぎやかに作業を終えました。本当にいつもお疲れさまです。まだもう一回作業があるので、またよろしく〜(^^;)

雨の滝野公園

  • 2019.10.09 Wednesday
  • 05:24
昨日は滝野公園。カントリーガーデンの現場指導は今回が最終日。今年は夏まで異常少雨に見舞われたり、クマの侵入で2回も閉園に追い込まれたり、なんだかあっという間に過ぎてしまった感があります。昨日はボランティアの作業も予定されていましたが、傘マークが消えてくれないので順延の連絡を。ところが、公園に着いた頃には少し陽も差してきて、あらら…やればよかったのかな?と思いましたが、すぐに雨雲がやって来てしまいました。東口のウェルカム花壇は全然へたらないで、まだまだ元気です。
東口

コスモス畑は前日に抜き取りが終わり、さっそく堆肥を入れて、チューリップの球根植えの準備にかかってました。天の川ガーデンはかなりよれてきてましたが、週末の三連休くらいまではなんとかというところ。ヒマワリの‘サンビリーバブル’は、全然勢いが衰えません。気温の低下にどこまで耐えられるかが問題ですが、本当に長く楽しめます。
サンビリー

コキアはかなり色付いて来てますが、強い雨に打たれて枝が開いてしまい、なんだかザンバラ髪のようになってしまいました。乾くと戻ってくれるでしょうか?
コキア

中央口の休憩所は、あんまり無機質なものだから、北大の圃場で雑草のように生えてくるナツヅタを抜いてきて、柱の根元にせっせと植え込んでおきました。もう6〜7年経ちましたが、ようやく石壁を覆うほどになってくれました。もう一息です。
中央口

雨がひどくなって傘を取りに戻ろうとしたら、トドマツの株元にたくさんのベニテングタケが。穴が空いているものを覗いてみるとナメクジがもりもりと食べていました。ナメクジには毒ではないらしい。この株は茎がびっくりするほど太く、ガイド室に飾っておきました。
ベニテングタケ

収穫の谷にたくさん植えているマグノリアには、真っ赤に色付いた果実がぶらりぶらりと垂れ下がっていました。こういう姿こそお客さんに見せたかったけれど、この悪天候では来園者は数えるほど。ちょっと恨めしいですね。
マグノリア

パレット花壇のダリアは、今が一番見ごろのようです。今年は株の生育がよく、草丈がかなり高くなっているので、連休明けにやってくる台風の影響が心配です。
パレットダリア

このすぐ上のスズランコーナーのところには、越冬可能な原種シクラメンが植えられています。現在は秋咲きのヘデリフォリウム種が満開で、春にはコウム種が咲いてきます。シクラメンには針葉樹の生チップをマルチングするといいらしく、一ヶ月くらい前に10cm厚も敷き詰めました。そんなに掛けて大丈夫なのかと心配してましたが、元気に葉とつぼみを伸ばしてきています。原産地の環境に近いのでしょうか?
シクラメン

カントリーガーデンの花は今週末が一区切りで、そのあとは園内の紅葉がしばらく楽しめます。渓流ゾーンはあちこち工事がやられているし、今年の紅葉は余りきれいにならなさそうなのが気がかりですが、長い冬の前に最後の花と紅葉をお楽しみください。

滝野公園 再開園♪

  • 2019.09.28 Saturday
  • 05:47
クマの親子の侵入で、今年2度目の閉園に追い込まれたのが、前回の現地確認の日である10日でした。最低でも3週間と言われていたけれど、25日に再開園できたのは、予想よりも早かったのでちょっと心配でしたが、みなさん待ちわびていたと見えて、たくさんのお客さんが訪れているとのこと。久しぶりに園内に入ると、ウェルカム花壇はバッチリの姿で迎えてくれました。
ウェルカム

気になっていたヒマワリの‘サンビリーバブル’は、変わりなくたくさんの花を咲かせているし、まだまだ無数のつぼみもついています。これからしばらく高温状態が続くというので、ますます元気になっていきそうです。
サンビリーバブル

これに対してヒマワリの‘サンフィニティ’の方はやや疲れが見え始め、花もまばらだし、サイズも小さくなってきていました。確かに草姿はヒマワリらしくはありませんが、これだけ長く楽しめるのであれば、軍配は‘サンビリーバブル’に上がってしまいますねぇ。
サンフィニティ

肝心のコスモス畑は、作業員に聞くと先週が一番よかったのでは?とのこと。確かに花数も少なくなってきている様子でした。いつ再開園してお客さんが来てもいいように、作業員のみなさんが毎日タネを付けないように花ガラを摘み取ってくれていたので、なんとかこの状態を維持できているのです。
コスモス

天の川ガーデンは、右側のサンフィニティはそこそこ元気だけれど、真ん中のサルビアが今一つ元気がありません。‘ミスティックスパイヤーズブルー’を植えて3年目なので、連作障害が出てきているのかもしれません。左側のマリーゴールドは、切り詰めが甘かったようで既にへたってきておりました。
天の川

予想以上によかったのがサルビアの‘ビッグブルー’。ここに来てようやく一面紫の花に覆われてきました。でも滝野公園だと、花畑が維持できるのは例年10月上旬までなので、見頃を迎えるのがちょっと遅すぎるかもしれません。
ビッグブルー

10月一杯まで紅葉が楽しめるコキアは、近年特に人気が高くなってきているようです。今年はスタートが出遅れて心配していましたが、追肥をやったりいろいろ手を尽くした甲斐があったようで、大きなものでは70cmくらいまで成長してくれています。成長はもう止まっているので、あとは朝晩の冷え込み待ちです。
コキア

一番下の畑には、キバナコスモスの古典品種である‘サンセット’が満開になっています。この品種は、キバナコスモス初の赤色品種として、橋本昌幸さんという方が作出したものです。1966年には園芸植物最大の品評会であるAAS(オール・アメリカン・セレクションズ)で金賞を受賞し、世界的な栄誉を受けた銘品です。ちょっと赤味が足りないような気もしますが、今が盛りですので、ぜひご覧になって下さい。
キバナコスモス

見ていただきたかった花たち

  • 2019.09.12 Thursday
  • 05:41
せっかく見ごろになったのに、誰も見てくれないまま萎れさせてしまう訳にも行かないので、多少やけくそ気味に『本当はこんなに奇麗な花園だった劇場』を公開することに。

東口を入ったところにある、ミニ新幹線が走る庭園鉄道「KINOTOWN」の中の花壇は、本当に花盛り。コスモスやヒマワリ、ブルーのサルビア、マリーゴールドなどが、まさに見ごろになっていました。
東口

ここと天の川ガーデンに植えられているフレンチマリーゴールドは、フレンチにしてはかなりの大きさになる「ポッツ オブ ゴールド」('Pots of Gold')。ある程度花が咲き切った時点で強く切り戻せば、再び元気に甦ってくる丈夫な一年草です。
ポッツオブゴールド

今年のコスモスは、例年よりも少し草丈が高いかもしれません。あまりウドンコの被害もなく、ここまで順調に育ってきたことから、それだけたくさんの花が期待できたのに…
コスモス

今年の天の川ガーデンは、左からマリーゴールド‘ポッツ オブ ゴールド’、サルビア‘ミスティック スパイヤーズ ブルー’、ヒマワリ‘サンフィニティ’の組み合わせ。サルビアもこれから色が濃くなるというのに。右端に私の車の屋根が写っていますが、こんなところにまで車を乗り付けて、いつでも逃げ込めるようにしなければならなかったのです。
天の川ガーデン

その下にあるヒマワリ‘サンビリーバブル’は、途切れなくたくさんの花を咲かせています。‘サンフィニティ’と違ってピンチしなくてもどんどん分岐していくのが特徴なので、一株がかなりの大きさに育ちそうです。きっと10月までみなさんを待っててくれますよ。
サンビリーバブル

向こうに写っている薄紫の帯は、今年初めて植えられたサルビア‘ビッグブルー’という品種。ミスティックと同じ「Salvia longispicata × S.farinacea」の組み合わせによって作られていました。ジャパンフラワーセレクションの2018-2019 受賞品種となっており、画像ではもっとコンパクトに花の色も濃く写っていたけれど、ここではなんと1mにも育ってしまいました。でかい図体の割りには花の数がまばらで色も薄いけれど、これからたくさん花が咲いて紫に染まってくれるでしょうか。
ビッグブルー

年々小さくなっているコキアですが、今年は少し持ち直したかな。これは真っ赤に色付く10月後半が見ごろだけれど、それまでには再開園されているでしょうね。
コキア

園内のあちこちに植えまくっているハギでは、ミヤギノハギがようやく咲き始めくらいでした。ピンクの花と咲き分けになっているものも少し開いてきているのですが、半月遅く咲いてくるシラハギと共に、再開園までぎりぎりかなぁ…
ミヤギノハギ

パレット花壇に植えられている「やまき育種園芸研究所」のダリアたちは、霜が下りるまで変わらず咲き続けてくれます。これはちゃんと待っててくれますよ〜
パレット花壇

これらの花たちは、誰も見てくれなくても毎日しっかりと花がら摘みや手入れが行われています。こんな空しい作業が一日も早く終わるよう、再開園に向けてクマの親子を追い出してほしいものです。

なんてこった!!

  • 2019.09.11 Wednesday
  • 05:36
昨日は滝野公園。根城にしている花の情報館に入ろうとしたら、まだ真っ暗でカギも開いておりません。早く着きすぎたのかとしばらく待っていたら、作業員から「またクマが出たみたいですよ〜事務所は大騒ぎになってます」とのこと。センターに確認したら、朝の巡視がつい先程、鱒見の滝近くで親子のクマに遭遇したので、これから緊急閉園になります〜とのことでした。あとで聞いてみると、子グマがあわてて木に登ったと思ったら、近くにも母グマがいたそう。熊よけスプレーとナタくらいしか持っていないので、さぞや怖かったことと思います。
  プレスリリース

緊急会議の結果、渓流ゾーンは立ち入り禁止、フェンスで区切られている中心ゾーンは、通常通り作業はできるけれど、必ず二人以上でいることと、近くに車を止めてすぐに逃げ込めるようにして作業することに。私は一人なので、とりあえず車で園内を巡回し、車の近場で確認作業を行うことになりました。ふぅっ。
ウェルカム

東口の広場では、訪れる人もいなくて静まりかえっている中で、ヒマワリが今を盛りに花を開いていました。これらの花だって、きれいに花ガラを摘み、傷んだ葉を取り除いて水やりをしたばかりです。お客さんが来なくても、こういった作業は淡々と進められていますが、誰に見せる訳でもない花の手入れを続けるのは、なかなかつらいものがあることでしょう。
ヒマワリ

これだけ見事にたくさんの花が咲いているのに、誰も写真を撮す人がいないなんて。この日付もしばらく更新することもなく、再開園を待つことになるのでしょうか。
フォトスポット

今週末、来週末は三連休だし、コスモスやヒマワリ、サルビアやハギなども最盛期を迎える絶好の稼ぎ時だったのに、なんで1年に2回も閉園になるなんて。しかも同じ親子グマだったらと思ったら、ちょっとムカついてしまいます。最低でも3週間は閉園になってしまうので、これらの見どころは完全にピークを過ぎてしまいます。これじゃあんまりですぅ…(T_T)
コスモス

汗ばむ陽気

  • 2019.08.28 Wednesday
  • 05:48
昨日は滝野公園。再び気温が上がり、やや汗ばむ陽気になりました。10時からボランティアの作業があるので、真っ先にこもれびの庭に行くと、レンゲショウマがちょうど見ごろになっていました。ここは階段の両脇にずらりと植えているので、写真が撮しやすいと好評です。
レンゲショウマ

その手前では、純白の花がほのかに香るはずのタマノカンザシが、ほんの少ししか花がありません。よくよく見ると、花だけでなく葉もかなり食べられてしまっているのです。公園全体はクマ除けの柵が張り巡らされているのに、中にかなりの頭数のシカが入り込んでいるのです。私はまだ出くわしていませんが、早朝などに忍びより、あちこち荒らし始めているのです。チューリップやコスモスは電柵を付けているけれど、無防備なところは次々と被害が。早く駆除してもらわないと本当に困ります。
シカの食害

メコノプシスは、大株はほぼすべて無事に夏を越してくれましたが、昨秋に補植した苗は、開花したものの、夏越しはできないで腐ってしまいました。以前は開花しても1/3くらいはそのまま夏を越したのに、最近は全然越してくれません。今年は苗を作っている業者も、高温のために全滅したとのこと。今残っている株を秋に株分けし、来年に備えるしかなくなりました。
メコノプシス

作業には、私を入れて10名ものボランティアが参加してくれたので、仕事のはかどること。メコノプシスの株周りをきれいに片付け、施肥をして積雪までにしっかり株を充実させなければなりません。
清掃

山草エリアでは、イヌガンソクやオシダなどの大型のシダが増えすぎ、回りを被圧し始めたので、思い切って抜き取りました。何年かに一度これをやらないと、ものすごく増えてしまうのです。
抜き取り

あちこち除草したり、園路に溜まった落ち葉もきれいに片付け、すっきりしてお客様を迎える準備が整いました。レンゲショウマやキレンゲショウマに人気があり、作業中もカメラを担いだ方たちが訪れておりました。
こもれび

このほか、ちょうど見ごろなものにエゾトリカブトがあります。我が家にもたくさん咲いていて、かみさんに叱られてますが、花を見るだけなら毒に当たらないのでご安心を。
トリカブト

今年試験植栽されたヒマワリの‘サンビリーバブル’は、こんもりとした草姿に無数の花を咲かせてきました。昨年試験植栽した‘サンフィニティ’より草姿がまとまりやすく、花着きもよさそうです。滝野公園ではこれからもいろんな花を植えながら、手間がかからず長く楽しめるものを探していこうと思います。
サンビリーバブル

滝野公園の見どころ

  • 2019.08.16 Friday
  • 05:39
滝野公園は隣が大霊園だし、里塚からも近いことから、お盆の時期はかなりの人出があることでしょう。台風の影響もどんどん小さくなっているので、そんなにひどいことにはならなさそうでなによりです。家族連れで来ることから、花を見て歩く人はあまりいないけれど、あちこちでスタンプラリーをやっているので、ぞろぞろ歩いている人が結構います。せっかくですので、いろんな見どころを見ていただきたいです。
アート

カントリーハウス周辺で行われている「滝野アートロード みんなde〜Loveアート〜」では、ベンチの背景にユニークなアート作品が並んでいます。アーティスト2名と札幌市立大学、藻岩高校の学生さん達の作品です。みんなで座って記念写真を撮しておりました。
ハート

カントリーハウス前の花車は、幻のハンギングバスケット協会全国マスター会のために造られた花壇。植えられて一ヶ月以上経って、株がしっかりと根付き、とてもいい雰囲気をつくっています。ちゃんと花の中に入って写真が撮せるようになっていますので、4〜5人なら大丈夫です。
花車

パレット花壇のダリアも、例年より早く花が次々と咲き始めました。台風で倒れては大変と、全部の株に支柱を立てていたので、霜の下りるまで楽しめることでしょう。
パレット花壇

花人の隠れ家の上の四阿(あずまや)には、次々と子供たちが集まってくると思ったら、ここがスタンプラリーのポイントになっていたのです。屋根の上ではオニユリが満開になり、ミヤマカラスアゲハがたくさん舞ってました。子どもの頃に抜けた歯を念仏唱えながら屋根にほうり上げたことを思い出し、同じようにムカゴをたくさん投げておいたのが、こんなに大きくなりました。
四阿の屋根

こもれびの庭の花壇では、ヤマユリがちょうど満開になっています。少しずつウイルスに冒されて小さくなってきたので、今年が最後かなぁ… すぐ横ではレンゲショウマやキレンゲショウマも咲いて来ているので、これからカメラマンがたくさんやって来そうです。
ヤマユリ

花のテラスからブッドレアの列植の横を通っていくと、ハーブ類をまとめて植えているくらしの花園に行き着きます。カントリーハウスの屋上なので、レイズドベッドになっており、3年前に全面リニューアルしたので、植物たちも生き生きしています。すべてのハーブ類に利用方法等を記したラベルが付いているので、じっくり見ていただけるようになりました。
くらしの花園

まきばの方は、コスモスが咲いてくるまでは、天の川ガーデンとヒマワリが見どころになっています。今年初めて導入された‘サンビリーバブル’というヒマワリは、‘サンフィニティ’が百輪咲きなら、こちらは千輪咲きを売り物にしており、草姿がヒマワリらしくはないけれど、こういう植え方なら十分楽しめそう。植栽密度をもっと下げて株を大きく張らせれば、よりたくさんの花を楽しめそうです。
ヒマワリ

昨日から余市の娘と孫3号が帰省し、昨日は2号が、今日は1号と4号がやってきます。今日は雨が降り始めたので外遊びができないけれど、家の中はとっても賑やかになりそうです〜

お盆モード

  • 2019.08.14 Wednesday
  • 05:42
今年のお盆は、週の真ん中に挟まっているので、あまりピンときませんが、孫達が次々とやってくるので、それに合わせて休みを取ることになりそうです。昨日は滝野公園。隣に霊園があるので、お盆渋滞にあわないようにと早めに着いたら、ゲート前にパトカーが止まっていたので、またクマかっ!と緊張しましたが、ケート前で車同士がぶつかったらしく、その事故処理でした。びっくりしたなぁ…
作業がない日には、自分のペースでじっくり見て歩けるので、わりとのんびり仕事が出来ます。ブッドレアが咲いて来ていたけれど、今年は花房が少し小さいような。あまりの乾燥で少しいじけたのかもしれません。たくさんの蝶が集まってくるので、このエリアをもっと広げ、バタフライガーデンにしようと考えています。
ブッドレア

現在ブッドレアが植えられているすぐ横の荒れ地を整理し、ここに蝶の大好きなクサギとブッドレアをまとめて植えるのです。成長が早いので、再来年には新しい見どころになってくれるかな。いろいろ調べていたら、この荒れ地にはあちこちにネジバナの花が。誰も気付かないけれど、本当にかわいい花です。
ネジバナ

グンネラがそろそろ最大サイズになったかな?と見に行ったら、一番大きな葉が折れていました。付根からだとちょうど2mくらいあったので、園内最大の葉であるタラノキの葉と比べてみました。確かにグンネラは「地上最大の葉」といわれるだけあって大きいけれど、ラワンブキだって負けないくらいのサイズではないかと。実はカントリーガーデンがオープンした20年前に、巨大なプランターにラワンブキを植えたけれど、普通のアキタブキくらいにしかならず、結局やめてしまったことがありました。あれはあそこの環境でなければ、巨大なフキにならないようです。
グンネラ

6月初めに挿し木したワインブドウは、2本だけ芽が出ませんでしたが、残りの13本は無事に活着して芽を伸ばし始めました。うまくいけば再来年には実が成ってくれるでしょう。
ワインブドウ

天の川ガーデンに行くと、左のフレンチマリーゴールドの花が咲き終わり、軽く刈り込まれたような状態に。サルビアがずいぶんと狭いなぁとよく見ると、マリーの茎が倒れてサルビアに覆い被さっており、ここでしっかり切り戻さないと蒸れてひどいことになってしまいます。
天の川ガーデン

こういうのは口で言っても分からないので、実際に形を残しておくのが一番です。今年買い換えたノコ鎌は抜群によく切れるので、半分くらいにザクザクと切り戻し、サルビアに載っかっているのもきれいに剥ぎ取りました。赤い線が境界線で、手前だけ剥ぎ取っているのがよく分かります。半月もするとまた元気に咲いてくるので、しっかり秋の見どころになってもらわなくてはなりません。
切り戻し

雨上がりの作業

  • 2019.08.10 Saturday
  • 05:47
道北にはかなりの雨が降り、各地で被害も出たようですが、札幌の降水量は2日合わせて34.5mmなので、全然物足りませんでした。とりあえず危機的な状態からは脱することができたと思ったら、昨夜から再び雨が降り始め、さらに20mmほど降ったようです。
昨日事務所を出た時はまだかなりの雨降りだったけれど、滝野公園に着く頃には雨も上がってました。渓流ゾーンの現場だったので、鱒見口から入り、さっそくレンゲショウマのところへ。相前後して入園したおばさんが、カメラ片手にさっそく写真を撮してました。先週来た時にはまだほとんど咲いてなかったので、雨上がりを狙って飛んできたとか。
レンゲショウマ

ハナショウブ池の回りには、タチギボウシがどんどん増えて今を盛りに花を咲かせていました。ここのギボウシは「ムラサキギボウシ」の別名の通り、本当に紫の色が濃くて見事です。実生で増えているものも色が濃いので、よほどいい形質を持っているのでしょう。
タチギボウシ

シラネアオイの果実は、ここ数年多分シカによる食害のため、毎年なくなってしまっていたけれど、今年は今のところ大丈夫な様子。タネによる再生産は、株の維持には大切です。
シラネアオイ

幹線園路のすぐ脇に、クサレダマ(Lysimachia vulgaris var. davurica)が一群残されていて、今年もちゃんと花を咲かせてくれました。昔はこのあたりの園路脇にはたくさんの野草が生えていたけれど、下手くそな草刈りのためにみんな刈り取られてなくなってしまいました。選択除草なんて面倒な作業は、今の公園管理ではもう求められないのです。これはしっかりマーキングして残すように厳命していたので、かろうじて残っているのです。
クサレダマ

そのすぐ脇には、イヌガンソク(Pentarhizidium orientale)が数株大きな葉を広げています。この株は直径が2mになったので、かなりの存在感が出てきました。もう一回り大きく、直径3mを目指して大切に育てていきたいです。
イヌガンソク

ボランティアの作業にはいつものメンバーが参加して、さっそくレンゲショウマエリアの除草を行いました。ヨツバヒヨドリやエゾゴマナなどの高茎草本は、レンゲショウマを被圧するし、景観的にもすっきりさせたいので、ここでは抜き取っているのです。
抜き取り作業

渓流ゾーンは無料エリアなので、年々管理経費が削減され、園路脇の草刈りすらほとんどできなくなってしまいました。マダニの心配もあるし、あまりにひどいところだけでも刈り取っておこうと、階段周辺のササ刈りをやっておきました。ここはよくヘビの出るところなので、できるだけ見通しをよくしておきたいのです…(^^;)
草刈り

雨上がりでもヤブ蚊がほとんど出ず、気温も低かったので、気持ちよく作業ができました。レンゲショウマは人気が高いので、来週からはたくさんの方が訪れることでしょう。参加いただいたみなさんお疲れさまでした〜
刈り取り前 刈り取り後

夏の見どころ

  • 2019.08.01 Thursday
  • 05:51
札幌は、とうとう新記録となる三夜連続での熱帯夜。初日の27.4℃は日最低気温の新記録だそうで、さすがに初日は寝苦しかったけれど、昨日今日は疲れていたこともあり、爆睡して気になりませんでした。朝もしっかり走ってきてたっぷり汗をかくと、却って暑さは気にならなくなります。しかし毛皮を着ているこまめは気の毒…(>_<) ちょっと歩いてはくたぁ…と横たわり、なんともやるせない表情で訴えてきます。せめて夜だけでも涼しくならないかなぁ…

滝野公園は、約一ヶ月近く休園していた間に、ラベンダーは誰にも見られることなく、今年の花を終えていました。来週から刈り取りに入るので、業者と刈り方の確認をしていきました。品種を一つずつ見て、株の大きさによって刈り高を変えたりしているのですが、今年は肝心の新芽の伸びがほとんどなく、かなり危機的な状態であることが分かりました。花後の刈り取りによって新芽が分岐し、秋までに一回りも二回りも株が大きくなっていくのです。ところが今年の少雨による異常乾燥で、新芽の伸びがほとんどなく、このままでは株の太りようがありません。びっくりだけど、これは困りました。
ラベンダー

休園中も、花畑に植えられていた花苗はすくすくと育っており、夏の目玉である「天の川ガーデン」は順調に花が咲いてきていました。左のマリーゴールドと真ん中のサルビア‘ミスティック スパイヤーズ ブルー’は昨年と同じですが、右側はニコチアナ+ジニアからヒマワリ‘サンフィニティ’に替わっています。
天の川ガーデン

このサルビアの濃い紫は本当に素晴らしく、株の大きさもブルーサルビアは倍以上あるでしょう。ヒマワリの花が大柄なので、組み合わせとして適当なのか、今後の生育を見ていきたいところです。
サルビア

一つ下の畑では、昨年‘サンフィニティ’の試作をしたところですが、天の川ガーデンに「出世」したので、その代わりに別の会社から売り出されたヒマワリ‘サンビリーバブル’というものが試作されています。こちらは茎が立たずに地面を這う感じで、花もやや小さく芯が茶色なため、まるでルドベキアの花みたいです。千輪咲きが謳い文句だけれど、どんな評価になるか、今後の生育を見ていきたいところです。
さビリーバブル

花のテラスから花人の隠れ家に向かう回廊では、クレマチスに替わってアメリカアジサイが咲いてきました。灌水をしていなかったようで、花のサイズが一回りも小さく、‘アナベル’と‘インビンシベル スピリット’のサイズがあまり変わらないようです。これなら雨が降っても倒れる心配がないかもしれません。
回廊

大雪森のガーデンでも今年アナベルを植えているので、あまり足を向けない「アナベルの丘」に行ってみると、ちょうど咲き揃ったというところでした。これを楽しみにしている方が多いようで、「これを見たくて何度も電話していたけれど、なかなか開園されないので気が気じゃなかった。まだ見ごろでよかった〜」というおじさんが来ておりました〜
アナベルの丘

ここはかなりの勾配がある斜面なので、下からみると広がりがよく見えません。ここはやっぱり上からの眺めがよさそうだけど、上川はどんな具合になるでしょうか?
下から

カントリーハウス周りのベンチにコンパネが立てられ、いろいろと絵を描いていました。スタッフに聞いてみると、カントリーハウス付近をアートで彩るイベントの一つで、「みんなde〜Loveアート」というものだとか。ここは例として事前に描いてあり、左側は藻岩高校の美術部、右側はプロのイラストレーター?のようです。3日と4日はみんなで自由に書き込むことができるそうです。
ペイント

この時期の滝野公園は、子供連れで遊びに来るイメージがありますが、花もたくさんの見どころがあります。この猛暑もそろそろ一段落のようなので、ぜひご覧になって下さいね〜

真夏日の作業

  • 2019.07.31 Wednesday
  • 05:41
7月も終わりなので暑くなるのは当たり前としても、こんなに夜温が高いのは辛いです。事務所から帰る時に車の温度計を見ていると、だいたい3℃の違いがあるので、まだ我が家はしのぎやすいのかもしれませんが、昨日記録した札幌での最低気温は、史上最も高かったという記録的な寝苦しさ。それでも夜中に起き出して窓を全開にして、ようやく一息つきました。今朝は少し風があったのでそれほどにも感じませんでしたが、週末までこんな天気が続くのでしょうか…(>_<)

29日から無事に再開できた滝野公園。5日に追い出されてから25日振りに正式に入園しました。8時半に着いた時には既に29.9℃を示していた温度計は、昼過ぎには31℃を越えていきました。それでもたくさんの来園者で賑わい、ホッとしました。
温度計

4週間遅れになってしまった作業日だったので、久しぶりにこもれびの庭に下見に行くと、ゲラニウム‘ロザンヌ’が多少徒長気味ながら、たくさんの花を咲かせていました。ガウラ、ホスタ、フウチソウとの組み合わせにしているのです。
あぷろーち

こんな暑さにもかかわらず、7名ものボランティアが参加され、さっそくガウラの補植から行いました。もっと涼しい時期に植え込む予定だったので、これからの水やりなどケアが大変です。
補植

メコノプシスは、ちょうど花が終わる時だったのでよかったのですが、そのまま放置されていたので、久しぶりに見に来てびっくり。ツリフネソウとキツリフネ、あるいはノゲシやタチカタバミなどの雑草などが繁茂し、メコノプシスの葉が見えなくなっていたのです。Kさんに慎重に抜き取りをお願いしました。
メコノプシスの除草

作業のメインは、メコノプシスの左側に何も植えられていない区画があるため、ここに補植をすることにしたのです。以前植えていたものが衰退して、雑草だらけになっていました。
補植

高茎のカリガネソウとタリクトルム・デラワイーは元気に残っているものの、足元が寂しかったので、ペルシカリアやアスチルベ、ダルメラ、カラミンタなどを補植しました。今年は株をしっかり育てて、来年楽しめるようにしたいものです。
完了

直射日光の当たらないこもれびの庭でも、汗が滝のように流れ落ちて、みなさん上着は汗でぐっしょり。一段落した時に合わせるかのように、ガイドが給水に来てくれました。本当にありがたい心遣いです。
給水タイム

まだ少し時間があったので、エリア内の花がら摘みや除草など、一月間放置されていたエリア内をすっきり片付けて作業を終わりました。暑い中、本当に本当にお疲れさまでした。
掃除

滝野公園 開園へ!

  • 2019.07.28 Sunday
  • 05:56
5日より緊急閉園となっていた滝野公園は、24日振りにようやく開園できる見通しになってきました。今日までに安全確認が完了すれば、明日からようやく再開園となります。ベアドッグという、クマを探知し、しっかりと追い払う特殊能力のある犬を導入して、園内にクマが潜んでいないか、この暑さの中がんばってくれているようです。
プレスリリース

朝日新聞の記事によると、最初に撮影された親子グマは、やはり母グマがフェンスをよじ登って内部に侵入し、子グマは外に取り残されてしまったけれど、必死で穴を掘って中に逃げ込んだとのこと。必死になるとこのくらいのことはできてしまうのですねぇ。
朝日記事
 (朝日新聞DEGITAL より拝借…m(__)m)

この写真が公開された時に、どう見ても親子がフェンスに隔てられていると思ったのは、やはり正解でした。フェンスの向こうから、おかあさぁん!と見つめている子グマの必死さが伝わってきたのです。
クマの親子

導入されたベアドッグは、長野県軽井沢のNPOが連れてきたとのことですが、写真を見るとずいぶんとかわいい犬なのでびっくり。カラフト犬のようないかつい犬を想像していたのです。
ベアドッグ

この犬がどんな特殊な犬なのか、調べて見るとやはり朝日新聞の昨年の記事に、このタマちゃんが六匹もの子犬を産んだという記事を見つけました。フィンランドのカレリア地方で使われている特殊な犬で、我が国にはタマちゃん一家しかいない貴重な犬のようです。
タマ
 (朝日新聞DEGITAL より拝借…m(__)m)

滝野の森の中だと、少しは涼しいかもしれませんが、この暑さの中、一所懸命にクマさがしをしてくれているタマちゃんには本当に感謝です。明日から無事に開園できますように〜

人気のない滝野公園

  • 2019.07.18 Thursday
  • 05:44
滝野公園は、クマの親子の侵入のため、無期限の閉園に追い込まれてしまいました。植物管理は閉園中も続けなければならず、いつ開園になってもいいように、芝刈りや灌水、植え込みなどは引き続き行われています。しかし、いざという時には逃げ込めるよう、すぐ脇にトラックや自家用車を横付けしての作業となっておりました。
ゲート

ちょうどラベンダーが満開になっているので、その確認をしなければならないけれど、単独での作業が認められないので、スタッフの空いている時に合わせて一緒に回ることにしました。ネペタは既に刈り込まれていて、その代わりにサルビア‘ミスティック・スパイヤーズブルー’の花が次々と上がってきました。左側のマリーゴールドもチラチラ花が咲いてきて、右側のヒマワリ‘サンフィニティ’も地面が見えないほどの株張りになってきたので、8月9月の準備はバッチリでしょう。
サルビア

植え替えを進めてきたラベンダーも、ようやく株が張ってきて、来年にはいい感じのラベンダー畑になりそうです。でも、手前から‘アロマティコ’、‘フラノブルー’、‘バイオレットメモリー’と植えてあり、それぞれ異なった姿なので簡単に見分けられると思いきや、みんな同じ開花期、花型、花色になってしまっているのはなぜ??不思議です。
ラベンダー

96年の‘みどりの愛護のつどい’の会場を飾った、ヒドコートの実生を集めたミックス株も、20年以上経って傷みは目立つものの、まだまだきれいな花を咲かせています。あと5年くらいはもちそうです。
実生株

まきばの西側に植えられている‘濃紫早咲き3号’と‘ヒドコート’らしき株は、どちらも早生なのでちょうど満開になり、濃いブルーのカーペットを作っていました。これを誰にも見せられないなんて…本当に悲しくなってしまいます。
濃紫早咲き

収穫の谷の‘バイオレットメモリー’は、古株を手前に寄せて、奥に新しい株を植えてきてます。かなり段差がなくなってきたので、来年からはいい状態でお迎えできそうです。
バイオレットメモリー

せっかく「全国マスター会」の会場を飾っていたハンギングバスケットも、誰にも見ていただけないまま、寂しく飾られています。水やりだけはやっているものの、手入れをやれないので、支部のみなさんに声をかけて来ていただくことに。クマの親子もこれを見に来ることはないでしょう。
ハンギングバスケット

ウェルカム花壇の傾斜コンテナに植えられた草花も、すっかり根が張って見事な株に育ってきています。開園になった時には、ここに親子のクマのぬいぐるみを置いておき、みんなで頭を叩けるようにすれば?と提案しておきました。
ウェルカム

植物管理は万全の体制で管理を続けておりますので、一日も早く再開できるよう、万全の手立てを尽くしていただきたいです。一日も早く吉報がくることを祈っています。

森のクマさん散歩中

  • 2019.07.11 Thursday
  • 05:57
5日に緊急閉園になってしまった滝野公園。当分開園は無理なので、来週予定していたボランティアの作業も中止の連絡をしました。最低限私の仕事くらいはできるのかと問い合わせてみると、単独行動は禁止されているので難しいとのこと。センター職員に立ち会ってもらう必要があるものだけ、来週やることになりそうです。せっかくラベンダーも見ごろになっているし、週末は三連休の稼ぎ時。なんともお騒がせなクマさんです。

HP

ところでクマさんはその後どうなっているの?と聞いたら、ちょっと面倒なことになってしまったんですよ…と言葉を濁してしまいました。何かあったな?と夕方札幌開発建設部のプレスリリースを確認してみると、ちゃんと公開されていました。かなり内部までクマさんの痕跡が見つかっていたのです。

プレスリリース

園内にはたくさんのセンサー付きカメラを設置して、毎日それを回収してデータの確認を行っています。その中に、前日9日の夕方、園の真ん中あたりの園路際に設置したカメラに、なんとクマの親子が写っていたのです。親だけが内部に侵入して子グマが外に取り残されたのかと思ったら、なんと親子で侵入していたのです。

発見地点

これならフェンスの下にトンネルを掘ったか、柵にすき間が出来てしまう河川部分から侵入した可能性が。親子でのんきに散策している様子はかわいいけれど、なんとも面倒なことになってしまいました。駆除する訳にも行かないし、勢子で追い出すこともできないなら、箱わなで親子共々捕まえるしか方法ないのでは…

散歩中

いずれにせよこれは長期戦になってしまうでしょう。夏休みのかき入れ時に閉園とは…(>_<)
一日も早く開園できるよう、がんばってほしいです〜

涙の全国マスター会

  • 2019.07.06 Saturday
  • 06:15
昨日は日本ハンギングバスケット協会の全国マスター会。私は午前中に、協会の理事たちに対して園内ガイドを頼まれたので、いつものように早く園内に入りました。まずはメコノプシスのところに行き、最後の花がなんとか残っているのを確認。会の終了後には、全国から参加されたマスター達をご案内しなければならないので、これが一番気になっていたのです。数は少ないけれど、これならご満足いただけそうでホッとしました。
メコノプシス

会場のセッティングも終わり、東口では受付もスタンバイして準備万端。道内のマスターは、この時間からチラチラと集まり初め、園内を見て歩いてましたが、全国からやってくるみなさんは、新千歳空港に集まってバス3台に乗り、昼前に来園する予定になっていました。
受付

会の理事達は前日に北海道に入っていたので、10時から園内のガイドを行いました。みなさん専門家だけに、いろいろと質問も多く、楽しくご案内できました。午後からこのコースを45分で案内するのは大変かなぁ…と思っていたのです。
ガイド

とりあえず東口に戻り、みなさんで記念写真を撮して準備万端。あとは本体がやってくるのを待つばかりでしたが、この時にスタッフが走り回って不穏に動きに。ちらと聞いてみると、監視カメラにクマが写っていたとか…(>_<)
記念写真

まずは現地確認を行うので、口外無用で待機して下さいとのこと。用意されていたお弁当を控え室で食べて、みなさんと懇談していたのです。そこに支部長が駆け込んできて、「園内にクマが侵入したので緊急閉園に。まもなく総員退去となり、大会も中止になりました!」それからが大変。みんなで会場を片付け、すべての荷物を運び出さなければなりません。さいわい夜の懇親会をやるホテルで、その前に講演会などをやる時間を設定してくれることになったのです。恵庭の3人も、幻になったこの会場での記念に写真を撮しておきました。
幻の講演会

道内のマスター達が、この日のために一所懸命作ってきた花壇やハンギングバスケットも、全国からやってくるマスター達にご覧に入れることがかなわず、悔しさを抑えて記録を残しておくことに。
道内マスター

監視カメラに写っていたクマは親子で、どうも親グマがフェンスを乗り越えたか穴を掘って園内に侵入し、子グマがおかぁちゃん〜と取り残されたのかもしれません。これをどうやって外に追い出すのでしょうか… いずれにせよ、しばらくは閉園になってしまいます…(T_T)
熊

夕方から市内のホテルで短縮化されたものの、一通りマスター会のプログラムをこなすことができました。会場の風景を先日からすべて記録していたので、懇親会が始まる前にみなさんに見ていただき、少しは雰囲気を感じていただくこともできました。
再開

懇親会も無事終了。この日のために大変な苦労をされたマスターさん達が、最後にステージに上がって記念写真を。残念なことになってしまったものの、ここまでやりきった努力はいろんなところでまた力を発揮してくれることでしょう。本当にお疲れさまでした〜
お疲れさま

花でお出迎え

  • 2019.07.03 Wednesday
  • 05:43
昨日は滝野公園。仕事もあるけれど、3日後に迫った日本ハンギングバスケット協会の全国大会では、全国から集まる150名ものマスター達をお迎えしなければならないので、受け入れ体制やガイドコースの確認を。東口の広場では、ピアノを挟んで昨年と同じ記念撮影のステージができていました。このところ、あまりカンカン照りになっていないのが幸いし、とても生きがよかったです。
お立ち台

東口休憩所の中庭では、道内のマスター達の作品がずらりと飾られ、全国のマスター達を迎える準備が出来ていました。こんなハンギングが2ヶ月も維持できると聞いたら、みなさんびっくりすることでしょう。真ん中の植えますに植えられているのはアオダモの株立です。10年くらい前に、業界団体の記念植樹をしたいとの申し出がありました。ちょうどここが空いていたので、すかさずアオダモの株立をお願いして植えていただいたのです。足元のホスタはボランティアのみなさんに植えていただき、すっかり落ち着いていい雰囲気を作ってくれています。
ハンギングバスケット

カントリーハウスの真ん前には、滝野公園のガイドもやっているマスター達の力作で、大きな花車の寄せ植えが設けられています。今までに作られた花壇の中では最大規模で、植物が育つに連れて変化していきそうです。
花車

いつもマスター達のハンギングが飾られるカントリーハウスの西側には、大きなラウンドのハンギングが、ずらりと吊り下げられていました。明るい球ベゴが中心なので、とてもよく目立って迫力があります。
カントリーハウス横

せっかくなのでこれだけはご覧に入れたいメコノプシスの花は、なんとか最後の花が残ってくれそうです。今年は開花がうんと早まっていたので心配しました。
メコノプシス

今年は木の花がみんなたくさん咲いてくれましたが、園内に何本か植えられているヤマボウシ‘サトミ’も例外ではなく、とっても見事な咲きっぷりです。この横では、ユリノキにもたくさんの花が咲いていましたが、間近で見られないのが残念です…(>_<)
サトミ

花のまきばではネペタが満開になっており、ようやく色付いて来たラベンダーに代わって、みなさんを大歓迎してくれることでしょう。ラベンダーは管理の手間がかかって仕方ないので、これからはネペタを売りにしていこうと思っています。
ネペタ

みなさんの帰りは中央口からなので、そのまままきばを下って中央口休憩所にご案内します。北大から苗を持ってきて、こっそり植えてきたナツヅタが、ほぼ石壁に貼り付いてきたので、なんとか間に合ってよかったです。ここにもハンギングバスケットが飾られていて、足元のコンテナと共にいい雰囲気を作っていました。
中央口

ここの広場には、大きなメリーゴーラウンドが設置され、特にインバウンドの方たちには大人気のスポットになっています。ここでみなさんとお別れをすることになるでしょう。今週はずっと曇りだけれど、雨はなさそうなので、こんなコースでご案内することができそうです。
メリーゴーラウンド

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