再び滝野の研修会

  • 2017.03.26 Sunday
  • 05:47
滝野公園のフラワーガイドボランティアは、冬季研修会を2回実施します。今年は「くらしの花園」のリニューアル計画をみなさんと相談しながら進めているので、その準備にも追われていました。ぎりぎりまで準備をして、お昼を途中で食べて、町中まで歩いて行くことに。明け方は時折雪が舞っていましたが、ようやく天気も安定して晴れ間も見え、ぐちゃぐちゃの足元に気をつけながら歩いて行きました。

大通にある法務合同庁舎には、なんでこんなところに?と思うようなバッコヤナギが大きくなっています。勝手に生えてきたものが、知らぬ間に大きくなってしまったものではないかと。でも春一番の風情が、こんなところで味わえるなら、むしろありがたいですが。
ネコヤナギ

大通の街路樹はハルニレで、石山通から東は剪定されていないため、枝先にたくさんのつぼみが膨らんでいました。4月の初めには、誰一人気付くことなく花を咲かせるのですが。今年はたくさん咲きそうです。
ハルニレ

途中STVの前庭をちょっと覗いてみると、クロッカスの葉が少し開き、中からつぼみが膨らみ始めていました。雪融けの早い年であればもう咲いているはずだけど、今年はさすがに遅れているようです。
クロッカス

研修会は、堅い話をいくつかやったあと、K教授から大学で実践している「おはながかり」の二年間の活動状況を紹介していただきました。
川上教授

ここには昔何度か行ったことがありますが、確かに殺風景な構内でした。そこで、少しはうるおいのあるキャンパスに変えようと、K教授が立ち上がったのです。
おはながかり

丸二年の活動で、本当に構内のあちこちが見違えるように変わっていくのです。これだけはっきりと目に見える変化が出てくれば、やっている学生さんだって楽しいでしょう。
乞うご期待

北大の圃場も、維持するだけで精一杯になっているけれど、今年から少しは変化をつけていこうと思ってしまいました。

滝野ガイドの研修会

  • 2017.03.12 Sunday
  • 06:03
昨日の朝には、一気にドカッと雪が積もり、家のあたりでは20cm以上にもなりました。車を置いてバスで下りる日だったのですが、除雪も入らないので短靴では間に合わず、長靴でもぎりぎりの有様。どうせすぐ融けるのだから、今さらこんなに降らなくてもいいものを…

午後から滝野のボランティアガイドの研修会があるので、事務所からとことこ歩いて行きましたが、ベチャベチャの水たまりだらけで、ようやく大通まで行くとロードヒーティングエリアになりました。教育文化会館は最近植木の手入れを全くやらなくなったので、荒れ放題になってしまったなぁと写真を取っていました。指定管理者制度になると、こんなことには全然お金をかけなくなってしまうのです。あれっと違和感を感じたのでよく見ると、旗がすべて半旗になっていました。
半旗

合同庁舎の隣に建ったタワマン。こんな所になんで建てさせてしまったんだろう…?といつも思ってしまいます。最近このようなマンションが公園に沿って建てられるにつれ、ビアガーデンとかイベントの音がうるさいと、大量の苦情が来るようになっているとか。ものすごく違和感を持ってしまいます。
タワマン

STVの角にあるアセビが、つぼみをかなり膨らませてきました。ここは私が昔いた植木屋で植えたものですが、なんでここにアセビを植えたのか、親方に聞いておけばよかったといつも思います。
アセビ

会場は、プロフェッサーKの大学のサテライトをいつもお借りしています。ここを借りられるのもあと2年かな…(^^;)
研修会

フラワーガイドボランティアのみなさんも春が待ち遠しいと見えて、会場がいっぱいになるほどの賑わいぶり。昨年研修を受けたばかりの6期生も,新たな戦力になっていただけるので、とても楽しみです。
ボランティア

研修会は、現在リニューアル中の「くらしの花園」の植栽内容について。2000年のオープン時の植栽内容から、どのように変化してきたかをずっと追っかけてみました。これはオープン四年目の2003年の様子ですが、びっくりするほど植物がもりもり育っているし、種類も今と違ってかなり多様性があるのです。今一度、昔の状態にリセットして、個々のハーブがどのように使われてきたのか、表示を含めて、魅力アップを図っていこうと思っています。
くらしの花園

終了後は近くのお店に場所を移し、和やかに懇親会を。最も古い一期生の方達とは、なんと18年目のお付き合いになりました。最近ではガイドだけでなく作業の方も頑張っていただいているので、あちこちが見違えるほどよくなってきています。心強く、また頼もしい仲間達と、今年も楽しくやっていこうと思います〜
きりたんぽ鍋

そして立春

  • 2017.02.04 Saturday
  • 05:58
二日続いた寒波も緩み、昨日の昼間の日差しを浴びると、やっぱり春に近づいていることが実感されます。昨日の節分で、こまめは一応5歳ということになりました。こんな寒さの厳しい時期に捨てられて、よく生き延びたものだと思います。助けていただいた方達には、本当に感謝です。外には全然出ない臆病者になってしまいましたが、おかげでひげも全く折れずにピンピンで、家の中を元気に走り回っております。
こまめ

2日に打合せがあったので滝野公園に行って来ましたが、今年は本当にたくさんのお客さんが来ているようです。カントリーハウスのインフォメーションで聞いてみると、圧倒的に外国人の方が多いとか。中国を初めとするアジア系が多いとはいえ、アフリカ系や西欧系など、実に様々なところからやって来ているようです。確かに日本語がほとんど聞こえない…
滝野公園

滝野公園では、ウィンターシーズン最大のイベント『滝野スノーフェスティバル』が、4日,5日と開かれます。幸い二日とも雪は降らない予報になっているし、気温も0℃近くまで上がるようなので、お子さんお孫さんを連れて行くのにちょうどいいかもしれません。

イベント

また、両日とも18時から、恒例になった「たきの冬花火」が行われます。だんだん知れ渡ってきたので、かなりの混雑が予想されるとのこと。早めに来園された方がよさそうです。天気に恵まれそうでなにより!!

たきの冬花火

そして今日は立春。来週はさっぽろ雪まつりがあり、それが終わると一気に春に向かって行きます。北国では、実際の気候と二十四節気とはかなりのずれがありますが、気持ちの上では確かに節目になっているように感じます。それにしても立春という言葉、なんていい響きなんでしょう。

冬の滝野公園

  • 2017.01.11 Wednesday
  • 05:50
昨日は久しぶりに滝野公園で打合せ。恐る恐る道筋を選びながら南に向かいましたが、道路はさほど渋滞もありませんでした。信号待ちしているときに、ふと右手を見ると、プレハブの屋根の雪が滑り始めているけれど、ちぎれることなくロールケーキ状に巻き込んで面白い形に。湿って凍った雪なので粘り強いのでしょうが、これが落ちたときの衝撃は相当なものでしょう…
屋根の雪

真駒内から奥の道路は完全なアイスバーンで、40km前後でそろそろと走って公園に到着。これだけ道悪だとさすがに緊張します。中央口の幹線園路の正面には、大きくなったアカエゾマツでしっかりと視線を受け止めてくれています。これを植えたのが1996年の5月なので、もう20年経ちました。夏はともかく、冬の利用者にはこういうランドマーク植栽は絶対に必要だと所長を説得し、ここともう一箇所橋をくぐった正面にも大きめのアカエゾマツを植えました。樹木の植栽は、20年くらい経つとその植栽意図が間違っていないか検証できるので、いろんなところを見て歩くのが楽しみでもあるのです。
ランドマーク

カントリーガーデンに入ると、-4.5℃なのでちょうどよい寒さ。前日はべちゃ雪でコンディションは最悪だったとか。休み明けとはいえ、まだまだ冬休み期間のため、たくさんの親子連れで賑わっていました。日曜にはなんと4,800人もの来園者があったそうで、冬季間の新記録かもしれません。昨年来た時には日本語を話す人を見つけるのが大変だったけれど、今年は地元の方の来園が多くてなによりです。
東口の広場

南区も雪はたっぷり降ったので、ほとんどのコースが利用可能でした。雪まつりの雪も、お隣の滝野霊園の駐車場から運んでいるそうで、わりと近くでなによりです。少ない年には定山渓の奥から運んだこともあったそうですから。
園内状況

カントリーハウスの2階にあるくらしの花園は、昨年秋に改修工事のため、ニオイヒバなどの樹木やハーブ類もすべて撤去してしまいました。雪が融けたら新しく植え込まなければならないので、そのプランを作っていかなければなりません。真ん中にあるアーチには、なんだか恐竜の背中のような雪が乗っかっているけれど、どうしてこんな形になるのかな?
くらしの花園

カントリーハウスのバルコニーに出てみると、暑寒別などの遠望はききませんでしたが、賑やかなゲレンデが一望できました。夏は花畑、冬はゲレンデと、こんな使い方ができるのも北国ならではですが、こんなに雪が多いと、春先の雪融けの遅れが心配になってきます。
ゲレンデ

管理センターに入ろうとしたら、雪をかぶった針葉樹の前で写真を撮している女性が三人。きっと暖かい国から来たんだろうと思ったら、なんと日本語が聞こえてきました。冬の滝野公園にわざわざ遊びに来て、雪の積もった針葉樹が素敵だと思うお客さんがいるんだと、あらためて感心させられました。
針葉樹

雪の融けた滝野公園

  • 2016.12.02 Friday
  • 05:49
昨日は久しぶりに滝野公園に行って来ました。一ヶ月も行っていないと、ずいぶん間が空いた気がしてしまいます。先日来の寒さが嘘のような吹き飛び、小雨が降っているのでポカポカ陽気とは言えませんが、妙に生暖かい陽気でした。昼過ぎで8℃近くもあり、どっさりと積もっていた雪がほとんど消えてしまってました。
温度計

ずっと気になっていたのがこれ。ブラジル原産のため、あんまり寒さに強くないので、滝野での最初の冬越しはかなりびくびくものなのです。ぎっしり詰め込まれた落ち葉に隠されているのは、オニブキという和名がつけられているグンネラ・マニカータ(Gunnera manicata)という植物です。
グンネラ

これは植物園の前に植えられていたものですが、移植することになったので、株分けしたものを一株譲り受けることが出来ました。10月の始め、三人かがりで軽トラックに積み込んで植物園から運び込み、花人の隠れ家の奥のせせらぎの際に植え込みました。あんまりいい時期の移植ではなかったので、ちょっと心配なのです。とてもインパクトのある植物なので、うまく活着してくれれば、来年以降、大きな目玉になってくれることでしょう。早く雪にすっぽりと包まれてくれないかな。
移植

こもれびの庭に植えられているメコノプシスを見に行くと、雪はすっかり消えており、真っ黒に変色した葉っぱが地面に貼り付いていました。今年もお願いしていた苗が全滅したために補植することができず、ここで無事に夏越し出来た貴重な株だけに、これも早く雪の布団を掛けてあげたいところです。
メコノプシス

この辺りの枕木階段が、片っ端から腐ってきてしまい、とても危険な状態に。ちょうど園内の別の所で、廃止された園路から大量に擬木が発生したので、それと交換してくれました。これでようやく安心して花めぐりが出来そうです。
階段

最後にみんなで補植した峠の庭を見に行くと、うっすらと雪が残っている程度。これらの高山植物は、この程度の低温には平気なので、こちらは安心しています。
峠の庭

改修していたくらしの花園を覗いてみると、あまりの派手な床にこれまたびっくり。昨年改修されたまきばの園路は真っ黄色でしたが、今度は真っ赤です…
くらしの花園

よく見ていくと、レイズドベッドでは不可欠な足元の凹みがなくなっており、床面まで真っ直ぐになっていました。車椅子でアクセスする場合、足置きがぶつからないように凹みを付けていたのですが、細工がめんどーだったのかなぁ。国がやる仕事だけに、こういうところで手を抜いてほしくないのですが!!
凹みがない

滝野も最後の作業

  • 2016.10.26 Wednesday
  • 06:01
昨日は滝野公園の作業ボランティアの最終日。春から月に一度、こもれびの庭と峠の庭の手入れや改修を行って来ました。最終日には、見どころをよりよくするための植え替えや補植を行っています。まず最初に手がけたのは、こもれびの庭の一番の目玉であるメコノプシスの植え替えを行いました。
前日が冷たい風が荒れ狂う寒い天気だったのに、一転してポカポカ陽気になりました。今年は夏後半の暑さのため、毎年苗作りをお願いしているところのメコノプシスが、なんと全滅してしまいました。したがって今年は補植することができなくなり、今ある苗を大切に育てるしかなくなったのです。そこで条件の悪い場所の苗を、より見やすくなる場所に植え替えることにしました。
メコノプシス移植

改めてよく掘り返してみると、昔ここを造成した時の土壌改良がかなりいい加減なことが分かりました。改めてしっかり堆肥を入れて土づくりをして、移植苗を植え込みました。キレンゲショウマやシラネアオイも合わせて植え替えたので、来年はかなり見やすくなったと思います。
見やすくなる

午後からは峠の庭の改造と補植を行いました。植えられてから15年以上も経つと、丈夫なものばかりはびこり、火山礫の目も詰まってきて生育不良を起こしてきます。今回は思い切って植え替えを行い、より自然な形で楽しめるようにしました。
峠の庭

苗を置いていくと、ポットが目立つのでこんなに植えるの?と感じてしまいますが、ポットを抜いて植えていくにつれ、なじんでいくのが分かります。
植え込み

今回は道内の自生種を中心な植え込んだので、今までにない高山植物のエリアが楽しめることと思います。
完成

最後にコマクサの植え替えと補植を行いました。コマクサは、目詰まりした土になると、途端に生育が衰えて枯れてしまいます。そこで3通りの篩(ふるい)を用意し、徹底的に微塵を抜いていきました。
篩

生き残っていた芽と、新たに購入した芽を並べて、丁寧に植え込んでいきました。
コマクサ

コマクサが植えられているのは、一番上の園路際なので、来年はその生育ぶりを見ていただきたいです。午前午後と、結構な重労働になりましたが、みなさんの熱心な活動振りには頭が下がります。一年間本当にお疲れ様でした。
植え込み完成

最後の紅葉

  • 2016.10.21 Friday
  • 05:13
昨日は滝野公園ですが、渓流ゾーンでの仕事でした。鱒見口は9時にゲートが開くので、その前に渓流口から園内に降りて見ました。駐車場脇のヤマモミジの紅葉が余りに見事なので、しばらく空を見上げてしまいました。あんまり渓流ゾーンには来る機会がなかったので、たまに仕事で来るととても新鮮に感じます。
渓流口

厚別川の方に下りてみましたが、相変わらず超殺風景な風景が広がっているので、最低限のチェックだけして戻りました。川沿いにあったヤマモミジやカツラの木が1本も無くなっているのですから… 唯一トイレ前のニシキギだけが、まさに錦の衣を着ているように色付いておりました。
ニシキギ

鱒見口の方に廻ると、駐車場には1台の車も入っておらず、ちょっとびっくり。平日は駐車料金がかからないので、隠れた穴場になっているだけに、これだけ紅葉の見事な時期に誰も来ないなんて… 帰ってから聞いてみると、町中は日中結構雨が降っていたのですね。なるほどそういうことだったのか。
鱒見口

今年の見納めに鱒見の滝を見に行くことに。ごおごおと流れる水音がこだまするだけで、鱒見の谷はのんびりとした時間が流れていました。たまにはこんな時間を過ごすのもいいものです。ハウチワカエデの紅葉は、どうしてこんなにきれいな爪紅に色付くのでしょうね?
ハウチワカエデ

2年前の洪水ですっかり荒れていた鱒見の滝周辺も、時間が経ってそれなりに落ち着いてきていました。橋が流されてしまったので、長靴履いていないと対岸には渡れなくなりましたが、崩落が続くごつごつとしたアシリベツの滝と違って、なめ滝の鱒見はあまり変化がなくてホッとします。
鱒見の滝

今年はキタコブシの実付きが異常なくらいよくて、鈴生りに拳状の果実が着いている木がありました。皮が弾けて真っ赤な実が出てきているので、つまんで軽く引っ張ると、化学繊維のような伸縮性のある糸が伸びて来ます。このようにぶらぶらして野鳥の気を引くと何かの本に書いてありましたが、カラスなんかわしづかみにして食い散らかしているので、そんなに芸の細かいことまで必要ないのかもしれません。
キタコブシ

昨日は渓流ゾーンでのボランティア作業日。なんと半数近い14名もの参加があったので、作業のはかどること。まずはカントリーガーデンに移植するレンゲショウマの掘り取りを済ませ、シラネアオイの植栽エリアのササ刈りや大型草本の抜き取り、混みすぎてきたものの間引きと移植などをてきぱきと進めて行きました。
手入れ

レンゲショウマを、こもれびの庭の夏から秋の見どころにしようと、昨年から株の移植を行ってきています。今年は30株を渓流ゾーンから移植したので、来年がとても楽しみです。いつも熱心な活動、本当にありがとうございます〜
レンゲショウマ

滝野公園ではほとんど雨に当たらずに済みましたが、仕事を終えて帰ろうとするとみぞれ模様に。町に戻ると夕方からは一面真っ白になるほどの雪になりました。先日タイヤ交換を済ませていたので平気でしたが、帰り道の大倉線のバス通りでは、上がれなくなる車が続出して大変なことに。あの車たちはどうやって家に帰り着いたのかなぁ…

くらしの花園

  • 2016.10.13 Thursday
  • 05:56
滝野公園のカントリーガーデンも、200年7月にオープンして以来、17年目のシーズンが終わろうとしています。私だって17歳の歳月を重ねてきた訳ですから、あちこちガタが来始めて当然ですが、カントリーガーデンの施設もあちこちがガタガタに。特に屋上緑化の施設として人気を博してきた『くらしの花園』は、レイズドベッド方式のため、木製のベッドが腐食してボロボロになってきました。そこで木部の取り替え工事が急遽決まり、一度植栽をすべて撤去することになりました。
現況

問題になったのが、真ん中に植えられているニオイヒバの‘サンキスト’。3年に一度くらいの頻度で強く刈り込んでいるのですが、とにかく大きくなりました。たっぷりと肥料を吸い上げているものですから、どんどん大きくなってしまうのです。余りに巨大になりすぎたので、また小さなものに植え替えることにしました。完成時にはどんな大きさだったかなと、オープン前の画像を探してみると、せいぜい1m程度の苗木だったのですね。(これからの画像はオープンした2000年のものです。)
オープン前

7月15日のオープンの直前に、エリアのサインをアーチに取り付けました。製作を頼んだのは、天文台にある”星の子供楽団”や“WA!”などを製作した菅原義則氏です。ここに文字が入っていることに気付かない人が多いかもしれませんが…(^^;)
サインの取り付け

ここ特有の強い南風を防ぐために、外周にはニオイヒバの生け垣を作りました。これも順調に育ち、しっかりとした生垣になったのですが、根の勢いがものすごく、植栽ますがたちまち根に占められてしまうために、ハーブ類などの草花がかなり苦戦しています。
外側

そういえば、窓際にはきれいにベンチを並べ、プランターもしっかりと飾っていましたねぇ。このあたりはだんだんと消えて行ってしまい、今ではとても殺風景になってしまいました。
ベンチ

できた当時は、物珍しさから結構賑わいました。これだけまとまったハーブガーデンがなかったこともあるし、屋上庭園のレイズドベッド方式で作られた施設も珍しく、老健施設の方がよく車椅子で来訪されて喜んでいました。今でも好きな方は熱心に楽しまれているようですが、ここらで植栽の内容も含めて一度リセットし、来年新たなハーブガーデンとして生まれ変わった姿をお見せできるようにがんばらなくては。
利用状況

一転秋晴れに

  • 2016.10.12 Wednesday
  • 05:53
昨日も滝野公園。仕事なので8時半前には公園に着いてますが、途中の山々を見ながら走っても、全然紅葉していないのにちょっとびっくり。もう中旬になるので、あんまりきれいな紅葉は期待できないのかもしれません。前日の寒さから一転、ちょっと動くと汗ばむほどのポカポカ陽気になりました。寒いだろうとフリースを初めて着込んで行ったのにぃ。日が差すとコスモスの残り花もきれいに開いて見えますが、確か今日から抜くはずだけど…
コスモス畑

花のまきばの中段に植えられている秋咲きクロッカス。ここには植物園に咲いているクロッカス・プルケルス(Crocus pulchellus)と、もう一つの秋咲き系のスペキオーサス種(C.speciosus)が植えられています。ところがここまで下りて来てびっくり。一面クロッカスが満開になっており、昨年までのものと全然違う花が咲いていました。センターに確認すると、今年植え込んだばかりの球根は、スペキオーサス種の‘コンカラー’(C.speciosus'Conqueror')だというのです。コンカラーがこの時期にちゃんと咲くんだ…と驚いてしまったのです。こんなに花が大きくて花数が多いと、既に植えられている地味な原種は全然目立たなくなってしまいそうです。
秋咲きクロッカス

まきばの一番下に来ると、さっそくコスモスの抜き取りが行われていました。跡地にはチューリップの球根を早く植えなければならないので、のんびりしていられません。それにしても今年の目玉だった‘クサントス’は、ちょっと地味すぎて不評だったようで… 来年はまたコキアが復活するかもしれませんよ〜
クサントス

中央口で一仕事してちょっと一服。本当に日差しがまぶしく、気温も15℃を超していたようです。ここにも置かれているダリアを眺めていると、向こうに見える中央口休憩所の屋根が目に入りました。なんでもここの屋上に植えている樹木を、国の事務所がすべて伐採するらしいのです。カントリーガーデンを造るにあたって、国内の錚々たるメンバーの先生方をお招きしてヒアリングを実施しました。その時に植物園長だった辻井先生はじめ、みなさんから「上から見た時の景観に配慮し、この建物の屋上を緑化して周囲の樹林と同化し、中央口駐車場が見えないように遮蔽しなさい。」といわれて実施したものです。来春訪れると禿げていることでしょうが、この場所であれば回りからすぐシラカンバが進入して、すぐ元に戻ってしまうことでしょう。
中央口

それにしても中央口にある四つの滝は、造るだけでも何億円もかかっただけでなく、誰も見ていなくても滝を流し続ける電気代だけでも相当な金額になるはずです。かたやそんな施設があるのに、訳の分からないことをしてくれるものです。
四つの滝

ずっと坂道を上って、あちこちチェックしながら花人の隠れ家に。入り口のドライウォールではコハマギクが満開になっているそのすぐ後ろに、シクラメン(Cyclamen hederifolium)のかわいい花がたくさん咲いていました。ここに植えてもう7〜8年になるでしょうか。花が終わると大切な果実が傷んだり食べられないように、くるくると巻き取って地面近くにしまい込みます。何度見ても微笑ましいです〜 花のテラスのすぐ脇に、シクラメンのコーナーも作り始めているので、また見どころの一つになってくれるでしょう。
シクラメン

パレット花壇のダリアが満開になっていました。前日の強風で少し花首を折られたものがありましたが、ようやく見ごろを迎えたというところ。滝野公園では10日前後に初霜が降りることが多いけれど、一日でも長く楽しめるといいですねぇ。
パレット花壇

東口の広場などにずらりと並べられているダリアの鉢物も、天気予報とにらめっこしながら夜には建物内に避難させています。その中になんと娘の名前の品種があったのです。先日まで小さな花がちらほらだったのに、ようやく満開になって、咲き始めは濃いピンクなのに、開くにつれて色が薄くなっていく品種だということが分かりました。小春日和からイメージした名前かもしれませんが、この花なら許してもいいかな!
小春

寒さに震えるラベンダー

  • 2016.10.11 Tuesday
  • 05:50
滝野公園で活動してきたフラワーガイドボランティアも、昨日が今年の最終日。ガイド室の片付けやら反省会があるので、午後から顔を出してきました。園内は冷たい風が吹き荒れ、温度計を見ると8℃と9℃を行ったり来たり… コスモスも強風でかしいでしまい、いよいよ花の季節も終幕を迎えたようです。もう一つ用事があったのは、先週からラベンダーの植え替えをやっているはずなので、現場を確認したかったのです。ところが畑はそのまんま。あとで確認したら、苗が先週届かなかったのだそう…
ラベンダー畑

春に転勤した前任者がここに昨年植えたのは、秋に二度咲きをするのが特徴の‘アロマティコ’という品種。確かに寒さに震えながらもちらほらと花が咲いておりました。この品種の特徴を調べて見ると、その名の通り香りがよいことや、耐暑性に優れていること、秋に二度咲きすることなど、いいことずくめのようなのです。
秋咲きアロマティコ

でも肝心の夏の開花状況をよく見ると、全然さえないのです。ダラダラと長く咲き続けるように育種されているせいか、開花が全然揃わない。しかも花茎の高さがまちまちになるので、群植の美しさが感じられないのです。要するに、暑い本州でも栽培できるように作られたものなので、当然鉢物として鑑賞するものであれば問題ないのでしょう。でもここは北海道なのです。
夏の花

もう一つ、私の好みでないのが花茎の形。鉢物として楽しむ品種では、花茎がぎゅっと詰まって咲く方が見栄えがよくなります。このため‘濃紫早咲3号’や最近の‘ヒドコート’のような短花穂(かすい)タイプの品種が鉢物では人気があるのですが、これが畑に植えられると、どうもパッとしません。
短穂形ヒドコート

今年の夏、家に掛けているカレンダーを見て、はたとその違和感の原因に気付きました。大分の久住(くじゅう)高原にあるラベンダー畑の写真です。ま、これはこれでいいのでしょうが、私的にはこんなちまちまころころしたラベンダーなんて…と思ってしまうのです。
久住高原のラベンダー

そこでやはり登場するのが‘バイオレットメモリー’です。これは我が国で選抜された‘おかむらさき’の中から、特に色の濃いものを品種化したものなので、花茎はものすごく長いのです。おかむらさきの花茎は雨に当たるとクニャッと曲がりやすいのに対し、これはピシッとしていて気持ちいいくらい。これが満開になると、株を意識しなくなるのです。
長穂形バイオレットメモリー

やはり畑に植えてこそのラベンダー。北海道ではれっきとした工芸作物として栽培されてきたものです。花茎が長くて揃わないと刈り取り作業に手間がかかるので、主力品種であった‘おかむらさき’は、まさにぴったりの性質を持っていました。鉢植え用のこぢんまりした品種では、とてもおおらかな花景観を作ることはできないのです。‘バイオレットメモリー’を生産している小樽のTさんに連絡し、あらためて苗の手配を済ませておきました。滝野のラベンダー畑の改修計画もいよいよ最終ステージ。2年後を楽しみにしていて下さいね〜
バイオレットメモリー畑

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