集中講義最終日

  • 2017.09.26 Tuesday
  • 06:01
ようやく最終日。私は午後からなので、クラーク会館の食堂で腹ごしらえしようと立ち寄ったら、今週限定でエルムランチとカレッジランチが復活だと。どんなものかとよく見ると、190円というのはおかずだけで、御飯と味噌汁は別途だと。私の頃はエルムランチが220円、カレッジが180円、サービスが130円でした。貧乏学生だったから、エルムなんか食べたことなかったなぁ… エルムに小ライスと味噌汁を付けると286円だけど、今どきこれだけあってこの値段なら御の字でしょう。
エルムランチ

最終日の現地学習は、創成川から鴨々川をさかのぼり、中島公園までの行程です。北口から地下に潜り、東豊線側の地下道を通って全日空ホテル近くまで歩いて行くと、みんな通ったことがなかったらしく、探検気分でついてきました。ホテル西側の旧ナショナルビル北玄関にある、松下幸之助が作ったプレートを見てもらいました。パナソニックになり、松下の名前を消すのに躍起だった経営陣は、こんなプレートにまで手を付けて幸之助の名前を抹殺しているのです。
温室跡地

創成川公園に入り、どういう工夫がされているか、どんなことに苦労したかなどを話しながら、少しずつ南下していくと、南2条あたりからミヤギノハギが満開に。今週いっぱいが見ごろになりそうです。
ミヤギノハギ

すすきのに入り、鴨々川をたどりながら歩いて行くと、草ボウボウ、樹木は伸び放題で、近づけるところはほとんどありませんが、町中にこんな川がうねうねと流れているのにはびっくりしたようです。
鴨々川

鴨々堂が見えたのでちょっと覗いてきました。ここを中心に「鴨々川ノスタルジア」を運営しているけれど、なかなかイベントは見に行けません…(>_<) 古民家の二階まで見せていただきましたが、かつては芸者の置屋だったのだそうです…
鴨鴨堂

駅前通まで来ると、なんだか様子が変わっていて、こんなところにレンタカー屋があったかな?ここは鴨々川の向こうに、「ノアの方舟」や旧北倶楽部などが見える景観ポイントだったのに、安っぽいレンタカーの看板しか見えなくなってしまいました。
レンタカー

イギリスのナイジェル・コーツの代表作である「ノアの方舟」は、初めは洒落たカフェだったかな?その後タイ料理になった時に行ったことがあったけれど、なんと海鮮炙り屋になっていたのですね…コーツが見たら顔をしかめそうな安っぽい看板が立っており、入り口は南側のお尻の方になって、こちらは裏口になったようです。
ノアの方舟

中島公園に水天宮の境内から入り、パークホテルの庭園へ。ここは私の恩師である明道先生が中心になって計画された庭園で、私たちから始まった第一回目の夏季集中講義を受けた時に、講義を担当されたO先生に最終日にここに連れてこられ、コーヒーを飲みながらその話を聞かされた思い出の場所なのです。
パークホテル庭園

こうして11年目の集中講義も無事に終わりました。いろんな話を聞かされたのでうんざりだったでしょうが、町を歩いていると、ふとそんなこと言ってたなぁ…と思い出すことがあれば十分なんです。お疲れ様でした。

サクシュコトニ川散策

  • 2017.09.25 Monday
  • 05:59
三日目の現地学習は一日目の続きで、サクシュコトニ川の学内分をたどることにしました。中央ローンから百年記念会館に下りていくと、かつてレストランだったところが11月から「北大マルシェ」になり、現在プレオープン中とのこと。ここのレストランでは二回同期会をやったことがあったけれど、流行っていなかったのでしょう…
北大マルシェ

学生の一人がここでバイトをやっており、ここのソフトは美味しい!って奨めるので、授業中ですが、みんなで立ち寄りました〜(笑) このソフトは、興部のノースプレインファーム産の、低温殺菌有機牛乳で作っており、濃厚なコクがありました。値段は普通に350円です。
ソフトクリーム

北大余市果樹園産のリンゴやブドウは売り切れてましたが、オーロラという洋ナシはたくさん残っていたので、帰りに買って帰りました。香りが全然しないので、あとどのくらいで追熟するのかなと店長に聞くと、一日も置けば十分ですよ〜という答え。おいおい…そんないい加減な情報流したらあかんがな。この種類は初めてだったので、戻って調べてみると、 ‘マルゲリット・マリーラ’と ‘バートレット’の交雑によってアメリカで作られた品種でした。この感じだと一週間から10日は追熟が必要のようです。
洋梨

サクシュコトニ川に沿って下り、大野池に出るとヤマブドウがもう真っ赤に紅葉していました。まだ9月とはいえ、着実に秋になっていくようです。
ヤマブドウ

川の南側にクヌギの大木があり、木道に枝を伸ばしています。ここにはかつて低温研究所がありましたが、中谷宇吉郎博士が誰かが、内地からドングリを取ってきて播いたものなのでしょうか?
ドングリのはかま(殻斗)まではできるのですが、大きなドングリが稔ったのは見たことがありません。さすが内地産。青々として紅葉する気配は微塵もありませんでした。
クヌギ

ヤブ蚊がひどいので、開けたところを歩き、ポプラ並木までやって来ました。珍しくはさ掛けしたイネが干されていましたが、これは研究用の貴重な種籾でしょうか。
はさ掛け

2004年の台風18号で倒れた写真を見てもらっていたので、翌年植えられたポプラが、たった12年で10mを越えるほどに成長しているのに、みなさんびっくり。卒業記念にこっそり植えとけば?とそそのかしておきました。
ポプラ

農学部に戻る途中、演習林の建物がにぎやかなので近づいてみると、壁に貼り付いているナツヅタの中に、数十羽のスズメが走り回ってチュンチュン鳴いていたのです。隣の畑の縁に生えているイヌビエやアオビユのタネをついばんでは、この中にもぐり込み、熟れ始めているブドウ果をついばんでいるのでしょう。まさに雀のお宿になっていたのです。
雀のお宿

さていよいよ最終日。天気もよさそうなので、今日も安心して歩けそうです。

二日目も順調に

  • 2017.09.24 Sunday
  • 05:56
集中講義も初日はなかなか大変だけれど、それを乗り切るとかなり楽になります。午後からの2コマを片付けると、学生たちも限界に来ている顔になっていたのに、5講目の現地学習はみなさん生き生きしてきます。昨日の現場は札駅周辺なので、正門に向って歩いていくと、中央ローンのキハダにたくさんの実がなっていました。
キハダ

キハダがミカン科だということを納得してもらおうと、木の下を探してみると一房落ちていました。(ピンぼけですみません…) 少し黒く熟れてきているものを指でつぶして差し出したら、恐る恐る近づいた顔がパッと変わり、「本当にミカンの香りだっ!」って納得してくれました。
キハダの実

昨日剪定していたタワマンの足元を見に行ったら、みんな唖然と。本当に丸坊主になっているのですから。緑の扱いがいかにいい加減か、講義の中で口を酸っぱく話していたことが、現実にどういうことなのかが、すぐに分かったようです。
丸坊主剪定

前面の道路側は、エルプラザと同じ樹種で植え方も揃えていたのに、こちらはこんな無残な姿になってしまっては、何の意味もなくなってしまいます。
前側

祭日で駅地下がごった返す中をなんとかすり抜け、エスタ屋上にある「そらのガーデン」へ。この時期はグラス類がさわさわと風になびいているので、一番このガーデンらしさが出ています。誰も来たことがなかったのにはびっくりでしたが…(^^;)
空のガーデン

駅前広場に出ると、駅前通の正面に「SAPP ‿ RO」(サッポロスマイル)を組み込んだフラワーモニュメントがあります。このデザインは、昔研究会を一緒にしていて、サラリーマンを辞めて絵描きになったIさんがやったものです。
フラワーモニュメント

駅前通の地上部のデザインや、チ・カ・ホに隠された秘密を次々と見ていきながら、赤れんがプラザへ。展望テラスに行ったことがないというので、5階まで上がってきました。曇っていたこともあるけれど、本当に日の暮れるのが早くなったものです。上から見下ろしながら、どのような工夫をしながらイチョウを保全し、賑わいのある広場を造っていったのか見てもらいました。
展望テラス

テラス計画では、「ヘキガケイカク」をやっていたので、好きなものを描いてもらうと、みなさん嬉しそうにあれこれ楽しんでました。この「多肉をもっと広めたい」というのは既に書いてあったものです〜
ヘキガケイカク

これでようやく折り返し。昨夜の豪雨もからりと上がったので、今日の現場も快適に歩けそうです〜

集中講義始まる

  • 2017.09.23 Saturday
  • 05:56
いよいよ昨日から、農学部の集中講義が始まりました。朝いち1講目はオリエンテーションなので、なんでこんな講座があるのか、どんなことを伝えたいか、いろいろと話しておきました。2講目は相棒のS氏の担当なので、まだ集まっていなかった資料をいただきに、合同庁舎にある環境省へ。外に出ると、ピーカンに晴れた空のまぶしいこと。ようやく天気が安定してくれました。
ハルニレ林

中央ローンの横を歩いていると、まだ歩き始めたばかりの子供たちが、よちよちと歩いていました。孫ができると、子供達に対する見方がまた変わるものです〜。中央ローンには立ち入るなと以前問題になっていたけれど、ちゃんと芝生の上で遊ばせてくれるかなぁ…
子供たち

正門前のメアリーさんのハルニレには、以前真っ黄色のタモギタケが生えていたことがあったけれど、今度は鍋ほどもある巨大なキノコが生えていました。ヒラタケだったらすごいのに… でもキノコは木材腐朽菌の変身したものなので、あんまりキノコが出るのは問題ですが。
巨大キノコ

札駅の北口広場には、自転車置き場の屋上にラベンダー畑がありました。毎度現地散策の時に立ち寄っていたのですが、去年は工事をやっていては入れなかったので、リニューアルしたのか確かめに行ったら、なんと屋上まで自転車置き場になっておりました。いやはやこんなことになっているとは…
自転車置き場

合同庁舎で資料をいただき、エルプラザに入ろうとしたら、隣のタワマンの緑地で植木屋が作業を。ここのカツラはようやく木の勢いが付いて枝葉を伸ばし始めて来たと思ったら、ほとんど丸坊主に枝を落としていました。この植木屋は10月にライラックを丸刈りして、花芽をすべて落としていたことがあったけれど、こんな剪定ばかりやって、プロとして恥ずかしくないのかなぁ…
丸坊主

午後から2コマしゃべり、朝から聞いている学生さんも疲れの極地なので、5講目は毎度現地学習にしています。農学部周辺の樹木や外来植物などを見て歩き、線路をくぐったところにあるクリの木へ。これは明治の初めに札幌育種場(官園)が設置されたときに植えられたものだというのが、ある資料から判明したものです。こんな貴重な樹木は、何かしらきちんと記録を残しておかないと、闇に葬られるので要注意です。
クリの木

これまでサクシュコトニ川の源流は旧伊藤邸のメムだったとされていましたが、ある地図からさらに隣にあった「青年寄宿舎」の敷地にあったメムからここを流れて、伊藤邸に入っていたことが分かったのです。この先にある道路のくぼみのような微地形が大切なんだよ〜と言ったら、まるでブラタモリみたい〜と言われたけれど、こちらの方がはるかに老舗だよ〜♪
くぼみ

サクシュコトニ川は、今でも住宅地の中に河川用地として残っています。ここを初めて探検したのが大学2年の春なので、もう44年も昔のことになりました。あの時のわくわく感は、今でも昨日のことのようにはっきりと覚えていいます。
サクシュコトニ川

クマ騒動で臨時閉園されていた滝野公園は、本日から開園の運びとなりました。あの子グマさん、フェンスの下をくぐって山に帰ったそうですが、本当かなぁ…(^^;) コスモスやダリア、ハギやコキアなど、まだまだ見ごろは続きます。10月1日は無料に入園日にもなっているので、ぜひお越し下さい〜

街路樹の伐採

  • 2017.09.22 Friday
  • 05:56
事務所横の信号を渡ろうとしたら、幹にピンクテープが巻かれており、貼り紙がぶら下がっていました。この街路樹はニセアカシア。かなり前から立っているのが不思議なくらい内部が腐朽し、頭が重たいので、だんだん傾いてきていたものです。ようやく樹木医による診断の順番が回ってきたのでしょう。
伐採予告

伐採するかどうかは、樹木医による診断が必要となっているけれど、すべての街路樹を数年おきに点検などできません。なにせ全市に二万本以上もあるのですから。このため、危険そうな路線から順次回ることになるため、ようやくここも診断が行われたわけです。
貼り紙

しかし、この街路樹が立っている場所は交差点にも近く、横断歩道に接しています。この立っている位置から、もっと早くレッドカードが出されて然るべきものなのでした。このような問題点は、10年以上前に「道路緑化推進計画」を取りまとめたときに、植栽基準の中で既に整理しています。事故の多い交差点付近は、交通の安全を最優先しなければならず、市の内部規定でも「交差点の手前では、隅切りから手前10m、交差点の向こう側では8m以内には街路樹を植えてはいけない」ことになっているのに、そんなことをお構いなしにどんどん植えてきた歴史があるのです。2年前に改正された国の『道路緑化技術基準』でも、基本方針の大前提として「道路緑化にあたっては、道路交通機能の確保を前提にしつつ、・・・」と規定されており、信号や標識を隠さないよう、歩行者の視認性が確保できるよう、交差点近くには街路樹を植えてはいけないのです。
位置不適格

手前はまだ伐採作業が行われておりませんが、東側はほとんど街路樹がなくなっておりました。横断歩道を渡ったところにあった、これもよく立っているなぁ…と思っていたニセアカシアは既に切り株に。中は空っぽだけれど、このくらい回りが生きていれば、すぐにバタリとはいかなかったかもしれません。
伐採跡

ずらりと続く切り株を見ていくと、中はやはり空っぽだけど、回りもほとんど腐朽して皮一枚しか残っていないものばかり。先日の台風で、このあたりでは強風が吹かなくてなによりでした。
切り株

市内では、ニセアカシアやシダレヤナギ、ハンノキ類、ネグンドカエデなど、悪環境には耐えるけれど成長が極めて早く、また腐朽しやすいために危険木化しやすい樹種は、積極的に樹種転換を図っていくことになっています。といっても予算が少なくなっているため、どんどん植え替えていける訳ではないけれど、この路線ではオオバボダイジュ(シナノキを含む)が既に植えられてきているので、安全な場所の街路樹は植え替えられていくことでしょう。
樹種更新

交差点近くは、復植されないでアスファルトでつぶされる運命なので、この路線はすっかり寂しくなってしまいそうです。

集中講義

  • 2017.09.21 Thursday
  • 05:54
いよいよ明日から、農学部の集中講義が始まります。非常勤講師になってもう11年目。初年度はまだ娘が大学院に残っていたので、我が子に授業することができ、光栄だけれどなんともやりにくさの中でのスタートでした。でも娘に単位を与えるという、滅多にできない経験もさせていただいたのです。初めの頃は教材も手探りだし、聞いてる方もつらかったことと思いますが、こちらもだいぶ慣れてきたこともあり、最近はあんまり寝る子はいなくなりました。四日間で20講あるものを私が12講、もう一人私の同期が8講と二人で分けています。できるだけ分かりやすくするために、配付資料と関連するパンフレット類はできるだけ集めることにしており、先日からあちこちを回って、ほぼ集まって来ました。

私の最初の講義は、札幌の成り立ちと公園の発達史。せっかく四年間札幌にいるのだから、札幌の町を少しでも知ってほしいと願っています。農学部はほとんどが道外生で、道内(市内)出身者は数年に一人くらいしかおりません。
公園の成り立ち

景観審議会には、札幌市と北海道を足かけ15年も勤めているため、都市景観についてもかなり時間をかけています。札幌市では昨年景観計画の見直しを行ったために、こちらもまた勉強し直さなければならないのです。札幌市では、小中学生向けのキッズ版を作っていたので、それで説明することにしました。これが一番分かりやすいのです…(^^;)
都市景観

私が長く関わり、今年造園学会賞をいただくことになった都市の再整備についても、一通り整備の概要とポイントを話そうと思います。駅前通、チ・カ・ホ、創成川、北3条広場と、けっこう内容は濃いのです。
都市再整備

最近一番仕事の関わりが多いのが、各地のガーデン整備やその管理。滝野公園を初め、大雪森のガーデン、十勝ヒルズ、北彩都ガーデンのパンフレットを用意しました。
ガーデン

もう一つの仕事が、手稲の3公園で行っているような植生管理。地味だけれど、実は結構面白い仕事だと思っています。今年の研究発表では、ここも取材した市民ボランティアという観点からの発表があり、これも近年関心の高い分野になっています。
手稲

植生管理と関係が深いのが、外来生物対策でしょう。国の指定する特定外来生物と、これまで要注意外来生物と呼んでいたものが、新たに「生態系被害防止外来種リスト」と名前を変えて整理されています。昨年道が指定した「指定外来種」と合わせて、一番頭の痛い話になりそうです。
外来生物

座っているばかりだと飽きてしまうので、5講目は外に出て現地学習をやっています。三日間は学内や大学周辺ですが、最終日は2コマ使って北大から創成川をさかのぼり、鴨々川を経由して中島公園までの現地散策を行います。以前は二人の車に分乗して滝野公園や百合が原公園、モエレ沼公園などに行っていたのですが、基本的に車はだめということになり、昨年からこのコースにしています。みなさんちゃんと歩けるかな?
都心部散策

この夏季集中講義は、私が学生の時に始まったので、巡り巡って私が後輩達を教えるというのも不思議な因縁を感じます。少しでも恩返しができるよう、もう一日しっかり準備したいと思います。

目まぐるしい空模様

  • 2017.09.20 Wednesday
  • 05:58
台風一過、カラッと晴れるかと思いきや、何度も何度も突然のにわか雨…大変目まぐるしい空模様の中、創成川公園の作業指導に出かけました。いつものように北の端から見ていくと、なんだかハギの花がまばらな様子。北半分はミヤギノハギではなくニセモノのケハギがが植えられており、ミヤギノハギより少し早くこの時期には満開になっていいはずなんです。そういえば、一緒に陽殖園に行った岩見沢のHさんも、今年はミヤギノハギの花着きがよくないと言ってましたねぇ。
北1条

石垣に垂れる分にはいくら長くてもよいのですが、階段の両側に植えたものは、まともに歩けなくなってしまい、公園事務所で夏刈りを行っています。6月末から7月初めにかけて、完全に地際から刈り取ってしまうと、新たに伸びてくる茎は半分も伸びないうちに、放任しているものと時を同じくして花が咲いてきます。
刈り込みミヤギノハギ

川面を眺められるベンチも、ほとんど座れないくらいにぼうぼう伸びていて苦情が来ていたとか。それがこの刈り方により、ちょうどいいくらいの長さで花が咲いてきています。ミヤギノハギらしくないかもしれませんが、ご家庭で余している方は、是非この夏刈りを試してみて下さい。
ベンチ回り

大通りから南は本物のミヤギノハギが植えられており、紫と白花のコントラストが見事です。今月一杯見ごろが続きますので、ぜひお出かけ下さい〜
ミヤギノハギ

南端の南4条には東武ホテルがあり、いつもきれいに飾られています。ここは同じ東武系列のゆにガーデンが植栽を担当しています。手前のバラが、素晴らしいアクセントになっていました。
東武ホテル

入口周りは定番のホワイトガーデンに。アナベルが満開の頃には、きっと見事だったことでしょう。手入れにも由仁からやって来ているのでしょうか?
ホワイトガーデン

この頃から何度もにわか雨が。私が屋根の下に入ると晴れるのに、外に出るとぱらぱらと… 集まって来たボランティアのみなさんに、やっぱりねぇ…と言われてしまいました…(^^;)
この時期の作業は、ライラックのムダ枝を処理して、開花数をある程度減らす作業です。ハシくらいの太さの枝の蕾ならいいけれど、爪楊枝くらいの枝に花を咲かせるのは御法度。ムダ枝はどんどん落として負担を減らし、枝に勢いをつけてやるのです。みなさんだいぶ慣れてきたようでした。
剪定作業

作業を始めた5年前には、植えられたばかりのモンタナマツの芯止めをしつこくやって下さいね〜と言われて、なんでこんな面倒なことやるんだ…?と思っていた方がほとんどでした。でも見事にできあがった樹形を見ると、みなさん「きれいになったね〜♪」「きっと札幌一きれいなモンタナマツだから、胸を張ってもいいからね〜」と励ましています。
モンタナマツ

北2条で折り返したところで、かなり強い雨になり、急いで狸二条広場まで戻った頃にはかなり濡れしまいました。その後もずっと降ったり止んだり雷が落ちたりと、不安定な天気が夜まで続きました。今日もまた同じような天気が続くとか。すんなり通り抜けた台風でしたが、その余波はずいぶん長く引きずっています。

台風一過

  • 2017.09.19 Tuesday
  • 06:02
この時期に台風が来ると、昨年の悪夢が頭をよぎります。さらに娘が余市におり、親戚やお世話になっている方達の果樹に被害が出ないか、台風の進路や風向きには、否が応でも敏感になってしまうのです。それにしてもこの18号台風、南シナ海にいるときも迷走してましたが、足を速めて北上してきても、渡島半島を太平洋側へ横っ飛びに移動したり、ハラハラさせられました。でもこのおかげで、余市方面は台風の左側に入ったので、全然風も吹かなかったそうです。
2時過ぎ台風

これだけ間近を通過していったのに、札幌は雨がそこそこ降ったものの、強風はさっぱり吹かず、なんとも不思議な台風でした。975hPaといえば、けっこうな勢力を保っているはずですから。その代わり、台風にめがけて風が吹き込んでくる道東方面には、強風や豪雨の被害が出たようですが。
2時過ぎ風

3時過ぎには晴れ間が見え始め、吹き返しの風もなく、知らぬ間に北海道を縦断して、サハリン方面に抜けていきました。胆振や十勝などには大雨が降ったのでまた心配になりますが、少なくとも札幌近辺は拍子抜けするほどの台風だったようでなによりでした。
5時前台風

雨が上がってから、郵便を出しに出かけると、事務所前の空き地の隅で、メイゲツソウが真っ赤な花を着けていました。ここには昔お茶の先生が住んでおり、庭にたくさんのお茶花が植えられていたものの、更地になってずっと駐車場になっています。根がしぶとく生き残ったメイゲツソウだけが、毎年勢いよく花を咲かせてくるのです。
メイゲツソウ

18号台風といえば、2004年の9月8日に北海道を襲い、洞爺丸台風以来の大被害を出したあの台風を思い出してしまいます。あの台風はほとんど雨が降らず、朝から強い日差しが差したまんま、最大瞬間風速が50mを越える暴風が吹き荒れました。10時から11時頃がピークだったけれど、そんな中、近所のばあさんがよろけながら買い物に行くのにはびっくり。台風を知らない地域では、こんな無茶なことをするのです。事務所から見ていると、お茶の先生の家では木の塀が倒され、屋根のトタンがめくれてどんどん吹き飛んでいき、あっという間にすべてめくれてしまいました。
18号台風

北海道にもたびたび台風が襲来するようになっているのですから、台風時の心得を道民にはちゃんと教育しておかなければならないようです。

秋の陽殖園

  • 2017.09.18 Monday
  • 05:46
昨日は北海道造園懇話会の現場見学会で、滝上町の陽殖園まで行ってきました。会員の集まりが少なかったために、このブログで参加を募ったところ、なんと20名近くの参加者が集まり、賑やかなツアーになりました。札幌からだと片道3時間半の運転はなかなか大変なので、行きにくかった方が多かったようです。車は予定の時間通り浮島ICで高速を下り、浮島トンネルを抜けたあたりから、少し早い昼食をいただきました。
弁当

ここから滝上町までの国道は、北海道らしいまっすぐな直線道路が続き、運転していても気持ちのいい道路です。50人乗りの大型バスは、制限速度をきっちり守り、自分で運転するより楽だなぁとしみじみ思ったツアーとなりました。
滝上

滝上の道の駅でトイレタイム。ここで梅木さんが合流して、一緒に陽殖園に向かいました。長い坂道を登って行くと、駐車場には車が四台。ナンバーを見ると、道内のいろんな地域からやってきています。武市さんには簡単に挨拶していただき、園内のガイドは私がやることに。順路と見どころをマークしたマップを作ってもらったので、それを見ながらの案内となりました。
武市さん

園路が狭く、42名もの参加者なので列が長〜く伸びてしまうため、なるべく園路の分かれ目や膨らんだところでの案内となりました。それでも声が聞きづらかった場面があったかもしれません…m(__)m ハギがあちこちで満開になり、斜面では花のシャワーになっているので、初めての方はきっと感激されたことでしょう。
ハギ

昔の井戸のあたりでは、一面樹木が伐採されてすっかり明るくなっているのにびっくり。あとで聞くと、昨年から今年にかけて伐採したそうです。日当たりのよくなった斜面には、いろんな植物の苗が植え込まれていて,新たな魅力づくりに励んでいる様子でした。
井戸の跡

小島池の滝が,どのようなしくみで流れているのか、いろんな造園技術者がいるにもかかわらず、その秘密が解明できませんでした。武市さんにとっての企業秘密なので、絶対に教えてくれないのです。
小島池

最後にトンボ池からエリカ山を通って入り口に戻りました。所要時間1時間40分なので、ちょうどいいペースで回ったことになります。入り口でしばし懇談し、記念撮影してお別れしました。みなさん聞きたいことはたくさんあったようですが、それは来月の支部大会の講演で詳しくお話が聞けるので、続きはそちらでどうぞ。
エリカ山

再び道の駅でのトイレタイム。買い物をしたりソフトクリームを食べたり、こちらもみなさん満足されたようです。本当は帰りに森のガーデンに寄りたかったのですが、時間的に厳しいので断念。後ろ髪を引かれる思いで帰途につきました。
道の駅

戦線縮小

  • 2017.09.17 Sunday
  • 05:43
台風のお陰で本州以南は大荒れになったものの、幸い道内は好天に恵まれました。18日は雨のようですが、なんとか今日までは晴れになってくれそうです。昨日は朝からピーカンに晴れ渡り、ナナカマドの紅葉と青空が、素晴らしいコントラストになりました。
ナナカマド

涼しさを感じると、すぐにつぼみを伸ばしてくるのがコルチカム。といっても品種によってかなりの差があり、この ‘ザ・ジャイアント’が真っ先に咲いて来ます。
コルチカム

北大の圃場整備も12年目に入り、メンバーの高齢化が目立ってきました。そこで最近では、できるだけ管理範囲をコンパクトにしようと、花壇の集約化にも取り組んでいます。そのためには、芝生の中のボーダーをきれいに整理し、あちこちに散らばっている苗の受け皿造りをしなければなりません。暴れ放題になっていたヒマラヤユキノシタを、思い切って処分しました。芝生のはげているところまで広がっていたのです。
ボーダーの整理

東側は丈夫なヘリオプシスだらけになっていたので、すべて抜き取り、雑草の根もきれいにしてくれました。こういう作業はそれぞれの性格が出るもので、几帳面なSさんは、篩で根を丁寧に取り除いてくれました。
雑草取り

縁取りのレンガもきれいに掃除すると、見違えるようにすっきりした花壇になりました。
完成

このまま一ヶ月放置して再度雑草の処理を行い、10月末の学生実習の時に、廃止する花壇から株を移植する予定です。これで来年は、花壇の見栄えもグッとよくなることでしょう。
仕上がり

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