コテージガーデン

  • 2019.10.15 Tuesday
  • 05:53
とうとうコテージガーデンが閉店しました。この時期には行けないとは思っていましたが、ちょっと残念でした。私が初めてコテージガーデンに行ったのは、いつだったか手帖を確認しましたが、いまいちはっきりしないので、前の会社で付けていた原価管理簿を調べて見ました。各業務の原価をきっちり出さなければならなかったので、予定と実績を細かくメモしていたのです。すると1998年6月8日から9日にかけて月形に泊まっていました。月形監獄のれんが造の水道施設が町の奥にあり、その施設をどのように保存しながら公開できるようにするのかを検討していたのです。
予定表

検討会のあとみんなで月形温泉に泊まり、翌朝いつものように5時に起きて、カメラ片手に国道を越えたところに、小さな花屋さんがありました。苗の種類も少ないし、こんなところでお客さんが来るのかなぁ…と思いながら、でもその後ろに飾られているハンギングバスケットが、とってもセンスがいいのです。
コテージガーデン

この色使いのセンスのよさにピンときて、パシャパシャと写真を撮り、その近所もこの店に感化されたように、熱心に花を飾っているのに感心しておりました。私がこの時このシーンに出会わなかったら、今のコテージガーデンにはなっていなかったでしょう。
ハンギングバスケット

朝の5時過ぎなので、もちろん梅木さんには会うはずもなく、朝飯を食べてまっすぐに会社に戻っていました。その後、その委員会の事務局をやっていた教育委員会の担当者から、生涯学習講座で花のまちづくりをテーマに話をしてほしいと依頼が来て、その年の11月6日の夜に講習会をやっています。その時に、参加者が少ないからと町から動員がかかって、梅木さん親子が参加していたのです。町中に花がないと言われたけれど、ちゃんとこんな素晴らしい方がいるでしょうが、とこの画像を見せた時に、会場から「あれぇ〜私の店が!」と声を上げたのが梅木さんでした。

レジメ

この時既に滝野公園のカントリーガーデンの造成を進めていたのですが、ある程度形が見えてくると、やはりコンテナやハンギングバスケットによる修景も必要になるとの話になっていきました。しかし、カントリーハウス周辺はかなり重たい雰囲気になっており、これに対抗してしっかり花を飾れる人が思い浮かばなかったのです。その時にふと思い出したのが梅木さんでした。さっそく連絡を取っては見たものの、私にはとっても無理!と取り付く島もありません。それでもあれやこれやと説得し、なんとか巻き込むことに成功したのです。
修景プラン

2000年7月のオープンに向け、かなりの頻度で滝野公園に通い、進み具合を確認していきましたが、梅木さんはしっかりとした作品を作り込んできてくれて、これなら大丈夫と安堵した記憶があります。当時のコテージにはそんなに施設もなかった時代なので、よくここまで造ったものです、(この画像にはちらっと映っておりました。)
設置

一ヶ月後の生育ぶりを見れば、この時からしっかりした土づくりと苗の管理を行っていたことが分かります。その後継続して滝野公園の仕事をやっていただき、どんどん活躍の場を道内各地に広げていった訳です。
作品

梅木さんのコテージガーデンは昨日で閉店しましたが、百合が原公園店は3月末まで営業しています。来年度からは新生コテージガーデンを三石さんが引き継ぐことになるでしょうから、そちらの展開もまた楽しみです。梅木さんはこの道から足を洗う訳ではないので、引き続きいろんなところでの活躍が始まることでしょう。一旦きちっとリセットし、心身の疲れを落としてから、ゆっくりと歩み始めることを期待しています。本当に長い間お疲れさまでした。

稚内赤れんが通信所

  • 2019.10.14 Monday
  • 05:36
昨日の新聞に、稚内にある通称「赤れんが通信所」(正式には旧海軍大湊通信隊稚内分遺隊幕別送信所庁舎)の望楼が修復され、一般公開されたとの記事がありました。
道新記事
 (道新WEBより拝借…m(__)m)

今から11年前の2008年1月ころ、旧知の稚内市職員だったNさんから、突然連絡が来て会ってほしいと。札駅近くのホテルで久しぶりに会ってみると、稚内市歴史・まち研究会の活動の一環で、「赤れんが通信所」の保存活動をしているのだけれど、その周辺の環境整備をやろうと環境省主催の「みどり香るまちづくり企画コンテスト」に応募したところ、環境大臣賞を受賞することができた。ついては、このメイン行事としての講演会と、植樹指導をやってくれないかというのでした。

2008年5月16日の夜に、稚内市まちづくりセミナー『みどり香るまちづくりの基礎技術』を無事にこなし、翌日朝早くから、市街地から少し離れた恵北地区にある赤れんが通信所に行きました。ここでは3棟のうち一番小さな1棟のみ修復されて活動拠点になっていました。
復元棟

歴史・まち研究会の富田会長から挨拶があり、植樹会が始まりました。後ろに写っているのが今回修復された望楼で、この時にはまだ屋根が残っていましたが、新聞の写真ではなくなっているので、積雪などでつぶれてしまったようです。
会長挨拶

会員はかなりたくさんいることや、会長が地元の有力企業の社長なので、動員力はさすがでした。子どももたくさん参加していたので、全部で百人近くいたのではないでしょうか。
指導風景

この時は100本のエゾヤマザクラの植樹を行いました。植穴掘りや土壌改良材の用意、支柱の準備など、事前に細かく打ち合わせながら準備していただいていたので、植樹そのものは1時間ほどで片付きました。ただ会場の敷地が広く、あちこち走り回ったので、それが大変だった記憶があります。(北海道建設新聞の記事から)
新聞記事

この時には、まだ望楼に上ることができました。晴れた日には利尻富士まで見えるそうですが、展望の利くところにこの施設を設けた意図がよく分かります。
展望

崩れ落ちた屋根などの廃材を撤去し、崩れたれんがを積み直して望楼を補強したとのこと。粘り強くこの施設を活用しながら活動を続けている会の努力には、本当に敬意を表したいと思いました。

学生実習

  • 2019.10.13 Sunday
  • 05:46
10月も中旬となると、本来もっと寒くなっているはずですが、台風のお陰で暖かい南風が吹き上がって寒くなりません。北大の圃場に着くと、フェンスに絡ませているアメリカヅタが、真っ赤になっていました。ナツヅタは3つに分かれたり1枚にくっついたりしますが、アメリカヅタは必ず5枚に分かれます。
アメリカヅタ

圃場の花もアスター類がほとんどになりました。このシロクジャク(白孔雀)は、50年ほど前に出回り始めたアスターで、茎がしっかりしているため切り花によく使われたり、ユウゼンギクなどと交配されて様々な花色のクジャクアスター類が作られています。
シロクジャク

圃場には、私がいた頃にはなかったムラサキシキブが、3mくらいの大株になっています。そこからタネがこぼれて小さな実生が時々出てきて、背丈くらいになったものが。普通は1m程度のコムラサキしか植えられませんが、こちらの方が野趣があって、庭木には向いていると思います。
ムラサキシキブ

学生実習があることをすっかり忘れていて、みんなが来始めてからあわてて作業を決めていきました。4年生の男子2人には、強風で傾き始めたナナカマドの枝払いをやってもらうことに。根元から伐採するには丸太切り鋸が必要なので、それは次回にやってもらうことに。
ナナカマドの伐採

院生・研究生は女子ばかりで、中国からが3人、台湾からが1人と国際化が進んでいます。前回やってもらった、アルケミラの縁取り植栽の反対側をやってもらうことに。大株のアルケミラを掘り上げて、ていねいに株分けしてもらいました。
アルケミラの株分け

圃場内は、どこを掘っても土はいいものなので、堆肥は少し混ぜるだけで十分です。苗の植え方を伝授しながら、しっかり植えてもらいました。
植え込み

これで小屋へのアプローチ道路の縁取りができましたが、株が余ったので、更に延長してもらいました。自分でやった作業の結果がが来年見られるので、みなさんとても楽しみにしておりました。
縁取りの完成

夏にも来てくれた子連れのOBには、ローンの落ち葉かきを。ローンレーキでせっせと集めてくれるし、箕を渡したらそれに入れてどんどんフゴに入れてくれます。こんな作業を子どもの時に経験すると、なにかしら心に残ってくれると嬉しいなと思います。
落ち葉かき

年間15回の作業もあと2回、一年経つのは本当に早いなぁ…(>_<)

最後の作業

  • 2019.10.12 Saturday
  • 05:57
大雪森のガーデンでの作業も、いよいよ今年の最終日。2日連続でピーカンに晴れ渡り、ガーデンの手前で車を降りて、しばらく大雪の山並みに見とれていました。車に戻ろうとふと見上げると、ミクニのレストランが青空に浮かんでいて、今日のランチも最高の眺めを見ながら食べられるんだろうな。
ミクニ

ショップ前では、今年から苗ものを少し売るようにしているのですが、その中にワイヤープランツがありました。なにか白いものが付いていたのでよく見ると、なんと花が咲いているのです。タデ科の植物にはどうしても見えませんが、花を見たのは初めてで、なんとも不思議な多肉質の花なんですね。
ワイヤープランツ

昨日に引き続き、園路際に捨て石を据えながら、土壌改良をして植栽スペースを作っていきます。この辺りの石は、層雲峡と同じく柱状節理の玄武岩で、そのまま縦の線を強調して据えていくことにしました。
石組み

2時間弱で予定の範囲に石を据え、植物も少し植えておきました。園内のあちこちから苗を集めて来て、来年にはここも落ち着いた雰囲気になっていることと思います。
捨て石

道具を片付けていると、町内の幼稚園児たちが遊びの森にやって来てました。帰りに聞いてみると、たっくさんのドングリも拾えたとのことで、ポケットが大きく膨らみ、とっても嬉しそうでした。こうやって活用していただけるのはありがたいです。
幼稚園

お昼はカフェで舞茸カレーを。今年はこれが一番のお気に入りになりました。年間パスポートを買っているので、ドリンクがただになるため、また冷たい甘酒を。アルコールを飛ばしているため、運転者でも安心して飲めるのです。来年もこのサービスは継続してほしいですね。
カフェ

花の泉では、アーチの上でセンニンソウの花が咲いていました。センニンソウにしては少し開花が遅いように思いますが、一応この名前で入っているのです。間もなくここにも雪が舞うというのに、なんとものどかな風景でした。
センニンソウ

札幌ではとっくに終わっているオミナエシが、園内のあちこちでまだ普通に咲いています。多分本州の南の方で採取したタネから作られたものでしょう。私がいまだに松山弁が抜けないのと同じで、身に付いた性状はなかなか消えないものなんでしょうか。
オミナエシ

今年も現地でのいろんな悩みごとを解決しながら、できるだけ魅力あるガーデンになるよう、ガーデナーたちの後押しをしてきました。今年取り始めたアンケートを見ても、とても温かい言葉が多く、ガーデナーたちも励みになっているようだし、入園者数が昨年よりかなりアップしたことも本当に嬉しいことでした。来年も入園料は800円に据え置きすることや、上川駅からの無料シャトルバスの運行も決まっておりますので、来年もぜひ大雪森のガーデンをよろしくお願いいたします。

秋晴れのガーデン

  • 2019.10.11 Friday
  • 05:41
上川に来ています。前日の大荒れから一転、びっくりするほどの快晴になりました。今年初めて大雪の山並みを拝むことができましたが、山頂付近はもう真っ白に。層雲峡の紅葉も、そろそろ終わりになってきているそうです。
大雪山

ガーデンの木々は、ヤチダモやハリギリのようにすっかり裸になっているものもあるけれど、このアカイタヤは見事な黄葉に輝いていました。展葉時には真っ赤に色づいて目立つのですが、紅葉はせずにこのような真っ黄色になるのです。
アカイタヤ

まず取りかかったのはメコノプシスの植え替え。ここはグランディス種とベトニキフォリア種を植えているけれど、どちらかというとベトニキフォリアの方が生育がよく、株もしっかりしています。今年の夏は、30℃を越える日が何日かあったようで、グランディスの枯死が目立ちました。
メコノプシス

そして大問題なのは、今年補植する苗がないのです。いつもお願いしている生産者のところも、あの暑さのおかげで苗が夏を越えられず、株が全滅してしまいました。このため、ここで夏を越えられた株のうち、大株になったものを株分けして植え直すことにしました。
株分け

こういう事態は何年かに一度起きるので、滝野公園でも大株の株分けをやってきました。来年どのくらい開花できるかは未知数ですが、株は間違いなく育ってくるので、まさに祈る思いです。
植え直し

午後からは、毎年続けている園路脇の改造に手を付けました。条件が悪くて荒れたままのところが続いていたのを、毎年10mくらいずつ手直しをして補植してきており、あと少しのところまで来ました。町内にあるガレ場から手で運べるほどの石を集めてきてもらっていたので、それを石組みや捨て石にして基盤を造っていきました。この作業を熱心に見ている子は常連さんで、将来ガーデナーになる素質がありそうで楽しみです。
捨て石

前日は大荒れのため、来園者もほとんどなかったのですが、これだけの快晴になったので、結構たくさんの来園者がありました。ちょうど作業をしているところにハウチワカエデが数本あり、見事な紅葉をしているので、みなさんも私たちも見とれてしまいました。
紅葉

3時からは、上野さんも来園してガーデナーの反省会。来園者が昨年よりかなり上回っているのはうれしいことで、シャトルバスの運行や、お得感のある年間パスポートの増加なども後押ししたけれど、ガーデンの質をしっかり維持していたことが最大の要因だと思います。限られたマンパワーでやり遂げたのは、一人一人のがんばりのおかげ。本当にお疲れさまでした。引き続き町内で開かれたお疲れさん会でも、大いに盛り上がりました。
お疲れさん会

新琴似六番通

  • 2019.10.10 Thursday
  • 05:52
仕事で新琴似まで行ったついでに、新琴似六番通街づくりクラブの活動を見てきました。この通りの拡幅を契機に、地域づくり活動を再活性させたいと熱心に活動をされていて、2005年前後にあれこれと関わっていました。今でも「花と緑のネットワーク」の登録団体として活動されているのです。
六番通

活動の中心であるAさんはご不在でしたが、その隣にある公共花壇を拝見させていただきました。ガウラが超大株になり、背景にはシラハギとタカノハススキがふんわりと収まっています。
ガウラ

たくさんの果実をぶら下げたヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca americana)が、赤黒く色付いて来ていました。本種はアメリカ原産で花序がぶら下がるのに対し、中国産のヤマゴボウは花序が直立して垂れません。札幌近辺では圧倒的にヨウシュの方が多いでしょう。
ヨウシュヤマゴボウ

花壇で目立っていたのがガイラルディア(Gaillardia aristata)。宿根性のものはオオテンニンギクの和名があり、これはその矮性種のようです。昔のものは花茎がぐだぐだしてだらしなかったのですが、矮性種だと収まりがいいし、花期が長いので重宝しそうです。
ガイラルディア

「帝王貝細工」という重々しい名前を持っていますが、和名は一応ムギワラギク(Helichrysum bracteatum)のようです。咲いてくる時から既にドライフラワーになっており、満開になってから切り取って干すと、花が開ききって使い物になりません。学生の時には圃場でこれやローダンセなどを山ほど作り、地下のボイラー室の横でドライにしてました。その頃にはこんなきれいな花色のものはなかったなぁ…
帝王貝細工

現在の活動は、コキアの栽培を熱心に進めているとのこと。ここの花壇のコキアは、かなり大きく育っていたけれど、交差点に面しているため風を受けやすく、あえなく横倒しになっておりました。こういうところでは、株の中に支柱を1,2本差しておかなければ。
コキア

近くの街路樹の植えますには、ちょうど1mのサイズに育ったコキアが並んでいました。滝野公園のものよりはるかに大きいぞ!
歩道植えます

花と緑のネットワークに紹介されていた、新琴似北公園にも行ってみました。するとお化けのように大きく育ち、本当に2m近くもあるのです。自分でも体を支えきれないようなモンスター振りにはびっくりさせられました。
お化けコキア

いろいろな場所で活動されている方たちとは、長〜いつきあいになっていることが多く、時々その活動ぶりを拝見して、うれしくなります。私もぼやぼやしていられないぞ。

雨の滝野公園

  • 2019.10.09 Wednesday
  • 05:24
昨日は滝野公園。カントリーガーデンの現場指導は今回が最終日。今年は夏まで異常少雨に見舞われたり、クマの侵入で2回も閉園に追い込まれたり、なんだかあっという間に過ぎてしまった感があります。昨日はボランティアの作業も予定されていましたが、傘マークが消えてくれないので順延の連絡を。ところが、公園に着いた頃には少し陽も差してきて、あらら…やればよかったのかな?と思いましたが、すぐに雨雲がやって来てしまいました。東口のウェルカム花壇は全然へたらないで、まだまだ元気です。
東口

コスモス畑は前日に抜き取りが終わり、さっそく堆肥を入れて、チューリップの球根植えの準備にかかってました。天の川ガーデンはかなりよれてきてましたが、週末の三連休くらいまではなんとかというところ。ヒマワリの‘サンビリーバブル’は、全然勢いが衰えません。気温の低下にどこまで耐えられるかが問題ですが、本当に長く楽しめます。
サンビリー

コキアはかなり色付いて来てますが、強い雨に打たれて枝が開いてしまい、なんだかザンバラ髪のようになってしまいました。乾くと戻ってくれるでしょうか?
コキア

中央口の休憩所は、あんまり無機質なものだから、北大の圃場で雑草のように生えてくるナツヅタを抜いてきて、柱の根元にせっせと植え込んでおきました。もう6〜7年経ちましたが、ようやく石壁を覆うほどになってくれました。もう一息です。
中央口

雨がひどくなって傘を取りに戻ろうとしたら、トドマツの株元にたくさんのベニテングタケが。穴が空いているものを覗いてみるとナメクジがもりもりと食べていました。ナメクジには毒ではないらしい。この株は茎がびっくりするほど太く、ガイド室に飾っておきました。
ベニテングタケ

収穫の谷にたくさん植えているマグノリアには、真っ赤に色付いた果実がぶらりぶらりと垂れ下がっていました。こういう姿こそお客さんに見せたかったけれど、この悪天候では来園者は数えるほど。ちょっと恨めしいですね。
マグノリア

パレット花壇のダリアは、今が一番見ごろのようです。今年は株の生育がよく、草丈がかなり高くなっているので、連休明けにやってくる台風の影響が心配です。
パレットダリア

このすぐ上のスズランコーナーのところには、越冬可能な原種シクラメンが植えられています。現在は秋咲きのヘデリフォリウム種が満開で、春にはコウム種が咲いてきます。シクラメンには針葉樹の生チップをマルチングするといいらしく、一ヶ月くらい前に10cm厚も敷き詰めました。そんなに掛けて大丈夫なのかと心配してましたが、元気に葉とつぼみを伸ばしてきています。原産地の環境に近いのでしょうか?
シクラメン

カントリーガーデンの花は今週末が一区切りで、そのあとは園内の紅葉がしばらく楽しめます。渓流ゾーンはあちこち工事がやられているし、今年の紅葉は余りきれいにならなさそうなのが気がかりですが、長い冬の前に最後の花と紅葉をお楽しみください。

路傍の花

  • 2019.10.08 Tuesday
  • 05:50
このところ出歩いてばかりいたので、19丁目のうどん屋「おか田」に久しぶりに行って来ました。自転車にカバー掛けて縛っていたため、天気もいいので歩いて行くことに。すぐ近くのマンションの植え込みでは、マルバアサガオ(Ipomoea purpurea)が今を盛りに花を着けていました。真夏よりもこの時期の方が目立つような気がします。
マルバアサガオ

別のマンションの前では、かわいいキク科の花が。「姫小菊」というラベルが付いており、あとで調べてみるとブラキカムの仲間(Brachyscome angustifolia)でした。残念ながら耐寒性はありませんが、いろんな花色があるので、植えられることが多くなりそうです。
姫小菊

久しぶりにうどんを頼んだら、うどんだけ10円値上げさせていただきましたとのこと。たった10円かい!おか田らしいなぁ…(笑) 店の前の街路樹の植えますでは、オオセンナリ(Nicandra physaloides)が最後の花を咲かせていました。近年急速に広がっているのは、花がかわいいので、タネを取ってきて播いている方が多いのでしょう。
オオセンナリ

こちらも急速に拡大中のハキダメギク(Galinsoga quadriradiata)。大正時代に、世田谷の掃きだめで牧野先生に見つかったのが運の尽き。こんな可哀想な名前を付けられてしまいました。ポット苗に忍び込んで各地に猛烈に拡大中です。地面を覆う観葉ものと割り切り、これより少し大きくなるものを植えれば、気にならなくなりそうです。
ハキダメギク

街路樹の足元でもマルバアサガオは拡大中。同じサツマイモ属のソライロアサガオ(ヘブンリーブルーなど)に比べれば、よりサツマイモの花に近いように思います。こぼれダネが容易に越冬できるようになったので、こんなに急速に定着してしまったようです。温暖化の影響なのでしょうか。
マルバアサガオ

歩道のわずかなすき間から、大きく株を広げているゼニバアオイ(Malva neglecta)に出くわしました。久しぶりのご対面です。どう見てもこの葉が銭には見えませんが、グラウンドカバープランツとして使えそうな生育ぶりです。短命な越年草なので、こぼれダネで継続して生えてくれれば、荒れ地のカバーにはなりそうです。
ハイアオイ

今年は木の花が異常なくらい花着きがよかったけれど、ハシドイも見事な咲きっぷりでした。そのおかげで、樹冠が隠れるほどの実付きのよさに、木が衰弱するのではと気になるほどです。キンツクバネの別名もあるけれど、落葉後の姿が見物です。
ハシドイ

道端の到る所に咲いているのはハナツリフネソウ(Impatiens balfourii)。ツリフネソウなどはとっくに花を終わらせているけれど、ヒマラヤ原産の本種は霜が下りるまで咲き続けています。1998年に「発見」されたことになっておりますが、私が札幌に来た時には既にありました。学部から植物園には毎週のように通っていましたが、途中にある旧伊藤邸の塀に沿ってこれが咲いており、持ち帰って先輩といろいろ調べて見ても、インターネットなどない時期では、限られた図鑑ではとうとう正確に突き止めることができませんでした。1974年の夏のことです。
ハナツリフネソウ

近くのマンションの前の植え込みでは、オオベニウツギ(Weigela florida)の花が。この時期に狂い咲きするにしても、ちょっと量が多すぎです。これでは本来の開花に影響しそうですが、珍しい時期に花を楽しませていただきました。
オオベニウツギ

見どころ探訪ツアー

  • 2019.10.07 Monday
  • 05:45
昨日は、風は少し冷たかったけれど、快晴になってくれました。中島公園駅から地上に上がると、イチョウ並木が少し色付いて、銀杏が黄土色に熟れてきていました。こんな人通りの多い所でも、銀杏拾いはやってくるのでしょうか?
イチョウ

参加者は13名とかなり少なめでしたが、そのくらいの方がやりやすいのです。先週のワンデーマーチの35名は、いくらなんでも多すぎました。ワンデーマーチの参加者が3名も来ていて恐縮です。
参加者

ちょっとコースからはずれて、BGMのうるさい売店の裏手に入ると、マメガキがちょうど熟れ始めていました。枝が垂れて見やすかったけれど、一体誰がなんの目的で植えたものでしょうか?
マメガキ

その脇には、こぐま座の壁を背景に、たくさんのヤマナシが実っています。これについては、以前都心や公園内を案内した本州の緑化樹生産者から、台芽が伸びたものでしょうとのこと。ナシの苗木は、普通ヤマナシを台木にして接ぎ木しているので、ナシが枯れた時に台芽がよく伸びてくるのだそう。因みに山梨県は、ヤマナシがたくさん生えていた訳ではなく、「山ならす」が転訛したものだとか。
ヤマナシ

菖蒲池を回ってハウチワカエデの‘舞孔雀’のところに行くと、少しだけ紅葉が始まっていました。近くのハウチワカエデはまだ緑色なので、紅葉はまだまだ先のようです。この木は、豊水通の拡幅に際して廃業した料亭雅叙園の玄関脇にあった銘木で、女将が市に寄贈したものです。その移植工事を40数年前に私がやったので、私にとっても思い出が籠もっています。
舞孔雀

百花園跡の芝生広場の周りには、秋バラがたくさん咲いていて、花を楽しむ人がたくさん来てました。ボランティアのみなさんがしっかり手入れしているお陰で、花壇の草花もいつも花盛りです。シオンやシュウメイギク、ダリアなどが満開になっておりました。
シュウメイギク

中島球場やスポーツセンター跡には、コブシがたくさん植えられていて、たくさんの真っ赤な果実が鈴生りになってました。カラスがこれを食べようとして突きまくったためか、木の下には無数の果実が散乱していたけれど、そんなに美味しいものなのでしょうか?
コブシ

彌彦(いやひこ)神社の辺りで、時間がかなり超過しそうなことに気付き、足早にキタラの前から鴨々川沿いの遊歩道に出ると、なんとここで釣りをしている方が。ここならウグイくらいしか釣れないはずだけど、釣りをしている方を初めて見ました。
鴨々川

岡田山の脇を通って日本庭園には7分遅れで無事到着。ここの水琴窟を直しているので、是非聴いてほしいと耳を澄ましたけれど全然聞こえません。水量を増やしてもらうと、ようやく聞こえるようになり、みなさんも喜んでおりました。
水琴窟

今年もツアーガイドをたくさんやりましたが、同じものでも何か目新しいことをと思い、いろいろ調べていくと新しい発見があるものです。けっこう手間はかかるけれど、これからもしっかり続けて行こうと思っています。

学会支部大会

  • 2019.10.06 Sunday
  • 06:00
昨日は造園学会の北海道支部大会がありました。今年の会場は北大農学部です。午前中いろいろと用事があったので、着いたのは昼近く。ポスター発表をあれこれ冷やかして、午後からの会場である大講堂に向かいました。
農学部には先日の集中講義などでよく行くけれど、2階以上に上がることはほとんどありません。中央階段から2階に上がると、右にはこの宮部金吾先生、左には南鷹次郎先生の胸像がありあります。2人は札幌農学校の二期生で、宮部先生は主に植物学、南先生は主に農学の開祖と成られた方です。この二体だけは白い大理石?なのはなぜだろう?
宮部金吾

3階に上がると、農学校の一期生で、後の校長、帝国大学になってからの初代総長になった佐藤昌介先生の胸像が。右側の額に入っているのは、札幌農学校のシンボルだそうです。今まで全然見たことがありませんでした。
佐藤昌介

左の胸像は3代目総長となった高岡熊雄先生で、佐藤先生とにらみを利かせているこの部屋は、1936(S11)年に行われた陸軍大演習の際には農学部が大本営となり、昭和天皇が指揮を執った場所だということです。
大本営

4回にある大講堂は、まだ誰も来ておりませんでした。学生時代にはここには来た記憶はなく、卒業してからの方がここを使うことが多くなりました。
大講堂

5階には中講堂というこぢんまりした講義室があり、ここには利用したことがありましたが、当然カギがかかっては入れません。昔はルーズだったので、ここから塔屋に上がったり屋上に出たりしていましたが、やはりカギがかかっておりました。
塔屋

今回の支部大会の目玉は、造園学会賞受賞の記念講演。今回は「事業・マネジメント部門」でガーデンアイランド北海道がめでたく受賞されました。学会賞を受賞すると、自動的に推薦委員になるらしく、推薦状が送られてきました。私は研究者ではないので、そちらは先生方に任せて、草の根でがんばっているものを推薦しようと考え、昨年暮れに推薦したものです。
学会賞

報告は事務局長の有山さんが行い、これまで16年間の取り組みをうまくまとめておりました。私はある事情で理事を降りているのですが、これからもしっかりサポートしていきたいと思っています。

緑ヶ丘公園

  • 2019.10.05 Saturday
  • 05:48
帯広では、報告会まで少し時間があったので、緑ヶ丘公園に行ってきました。ホテルに荷物を預けようと北口に行くと、久しぶりに見た駅広のハルニレがずいぶんと大きく感じました。ヒルズに行く時にはいつも南口に出るので、しばらく振りのご対面。高架化による駅周辺の整備が1996年に行われているので、まだ23年くらいしか経っていません。植えた時にはそれなりの大きさだったはずですが、ずいぶんとすくすく育っているものです。
ハルニレ

会場が北海道ホテルなので、緑ヶ丘公園の向こう側にある野草園までタクシーで行き、ぼちぼちと戻ってくることに。この時期なので見どころは少ないけれど、やっぱり顔を出しておきたいですからね。
野草園

野草では、このユキザサやコウライテンナンショウの赤い実が目立つ程度。ヤブ蚊用に入り口にはたくさんのうちわが置かれていたけれど、全然飛んでいなくてなによりでした。
ユキザサ

十勝に来ると、何でもすくすく育ってびっくりすることが多いのですが、このマユミも7〜8mくらいあり、枝がたわむほどたくさんの実を付けていました。こちらでも果実類が豊作なのでしょうか。
マユミ

あちこちで林床のササ刈りが行われているので、管理棟で案内をしているボランティア?に聞いてみると、ササがはびこってどんどん野草が消えてしまうため、エリアを決めてササ刈りをやり始めているそうです。道東に生えているミヤコザサは、成長点が地中にあるために刈り取りの影響を受けにくく、ササ刈りの効果があまり効かないので、大変な作業になっている気がしました。
ササ刈り

あまり時間もないので、野草園は半分だけにして、ホテルに向かって歩き始めました。ここは50haもある広大な公園のため、うろうろして道に迷うと大変なことになってしまいます。それにしても、木がよく生長しているのには感心させられます。ハルニレがこんなにスラッと伸びているなんて、石狩では絶対にあり得ないですから。土地が肥沃なことはもちろんですが、風が弱く、成長阻害要因が少ないのでしょう。
ハルニレ

帯広の町中でも、ちょっとした緑地帯や公園には、エゾリスがちょろちょろしているのを見かけます。大好物のチョウセンゴヨウやヨーロッパアカマツがたくさん植えられているからでしょう。そういえば、カラスを全然見かけなかったなぁ…?
エゾリス

公園の北端部にある、真っ平らで8haもあるグリーンパークには、400mもある長いベンチが置かれています。設置された1981年には、世界一長いベンチとしてギネスブックにも掲載されたのですが、すぐにどこかがまねして記録は破られたそうです。ただ長ければいいのではなく、ここの広大な芝生広場に面しているロケーションが素晴らしいのであって、くだらない競争なんか気にしなくてもいいのです。
ベンチ

この緑ヶ丘公園は、十勝監獄だった場所を公園化した歴史を持ち、グリーンパークも刑務所跡地を公園に取り込んだものです。様々な歴史的資産を持っていることから、『北の造園遺産』にも認定されています。町のど真ん中にこんな空間が残されているなんて、さすが十勝、さすが北海道なんですね。

豊作の秋

  • 2019.10.04 Friday
  • 05:44
今日が大雨の予報だったので、昨日は午後から現場回りをしてきました。まず向かったのは、もみじ台の熊の沢公園です。園内の樹木は大半がまだ緑ですが、気の早いヤチダモやオニグルミが少し黄色くなり、ヤマモミジが半分くらい赤くなっていました。ヒルズでもそうですが、1/3くらいは茶色くなってもう落ちてしまい、あとから開いた葉がまだ緑、なんとか1/3くらいが紅葉してくれるかな?という状態でした。春先の高温や異常少雨などにより、かなりダメージを受けている様子なので、今年の紅葉はあまり期待できないかもしれません。
モミジの紅葉

相変わらず湿地はアシやクサヨシなどに覆われて、どこから手を付ければよいか、途方に暮れてしまうほどの荒れようです。こうなるとなかなか決定打のようなものはなく、かといって10年もかかる取り組みでは、みなさんの歳を考えると難しく、改善策の組み立てには今しばらく悩みそうです。
アシのヤブ

こんな時期の湿地で目立つ花がミゾソバ(Polygonum thunbergii)です。溝に生える蕎麦みたいな花なのでこの名があり、葉の形からは「ウシノヒタイ(牛の額)」という別名も。タデ科の草は、アッケシソウのように紅葉がきれいなものや、イヌタデやサナエタデのように赤い実が美しいものもなど、秋の方が目立つかもしれません。
ミゾソバ

車に戻ろうとして道路の向かいを見ると、塀に貼り付いたツタが紅葉を始めていました。まだ回りが緑なので、一部分赤くなっただけでもかなり目立ちます。
ツタの塀

近くまで見に行くと、これだけ入り交じって紅葉するツタも珍しく、しばし見とれてしまいました。これではまるで不審者にしか見えないでしょうねぇ…(^^;)
見事な紅葉

そのあと北広島にある苗圃に行き、樹木のマーキングをしていると、ふと見上げた木に真っ赤な果実が鈴生りに。まん丸のリンゴのような実ではないので、なんだろう?と近寄って見て、マグノリアだと分かりました。
不思議な木

これは園芸品種のマグノリアらしく、まだ葉が紅葉する気配もなく緑色をしている中に、真っ赤な果実がとても目立ちます。一部はもうはじけてオレンジ色のタネが見え始めているので、いろんな野鳥が食べに来そうです。
マグノリア

自然林の際に生えていたマユミにも、たくさんの実がぶら下がっていました。今年の春にはいろんな木の花がとてもよく咲いたので、こんなに豊作になったものでしょう。このところ台風くずれが次々とやって来てますが、このまま穏やかに収穫の秋が終わるよう、祈りたい気持ちです。
マユミ

十勝ヒルズの秋

  • 2019.10.03 Thursday
  • 05:49
昨日は十勝ヒルズの、今年最終の現地指導日。たまたま前日の報告会と連続していたので、無駄な時間を使わずにラッキーでした。8時過ぎにヒルズに着くと、フリーマニーカエデの紅葉はまだまだでしたが、門柱に添えられていたシラハギがちょうど見頃でした。
門柱

午前中はどんよりと雲が垂れ込め、一枚羽織らないと寒いくらい。ノリウツギは既に茶色になり始めていましたが、バラ園の外周に列植したハイブリッド・ルゴサがすっかりよみがえり、二度目の花をたくさん咲かせていました。夏の花はハバチに新芽をやられたり、やっと咲いた花もコガネムシに花弁を食い荒らされて散々でしたが、秋の花は全く被害がありませんでした。
HRg

今年のバラは、凍害で枝がすっかりやられてしまったので、夏花を諦めていったん切り戻し、夏の終わりにようやく花を咲かせることになりました。品種にもよりますが、それ以降ずっと咲き続けていて、まだまだ見頃が続いています。中旬までこのまま残しておくことができそうです。
バラ

あちこちにちりばめられたハギ類が満開で、私にとっては嬉しい限り。アニーカの休憩コーナーの両側に植えられたミヤギノハギが、ニシキギの生垣を覆い尽くして垂れていました。
ミヤギノハギ

トンボ池に降りていく枕木階段が、リニューアルに当たって真っ先に整備したところです。その両側に植えたシラハギがまさに満開になり、抜群の効果を発揮していました。もともとたくさん植えられていたハギでしたが、ただ固まりや列状に植えられていたものを、あちこちに移植していたものが、こうやって効果を発揮してくれているのです。
シラハギ

アプローチボーダーの横のワイルドエリアには、奥の畑に植えられていたアスター類を、昨年大量に移植してきました。ちょっと繁りすぎたくらいにもりもりと咲いてきて、まさに秋色に染まっています。
アスター類

ヒルズカフェでお昼をいただいた後、サプライズのバースデーケーキが登場。ちょうど一ヶ月遅れのケーキに思わずにんまり。歳を取るのはあんまり嬉しくはありませんが、このような心遣いは身に沁みて嬉しく感じます。本当にありがとうございました。
ケーキ

この頃からようやく日差しが戻ってきたので、最後の打合せを終えてからみんなでスカイミラーに行ってみました。すると、今年2列分植えられたサルビアの‘ミスティック・スパイヤーズ・ブルー’が日差しに輝き、奥に植えられているニセアカシア‘フリーシア’の黄色との見事なコントラストを見せています。
スカイミラー

来年は手前5列をすべてこの品種に変えて、より強くアピールする予定だし、あちこちに見どころを加えてさらにバージョンアップを図っていきます。来年も十勝ヒルズにご期待下さい。

チェルシー報告会

  • 2019.10.02 Wednesday
  • 06:18
帯広に来ています。柏倉一統君と佐藤未季さんの、チェルシーフラワーショウ金賞受賞報告会がありました。会場は北海道ホテルです。
北海道ホテル

会場に飾られていたゴールドメダルは、厚さがどのくらいなのかよく分かりませんでしたが、意外と小さなものでした。でもその重みたるや、想像を絶する難関を突破した者だけが手にできるものなのです。
ゴールドメダル

冒頭の挨拶は、十勝毎日新聞の林会長と紫竹さん。今年初めてお目にかかった紫竹さんは、また一回り小さくなったかなと。91歳になられましたが、相変わらず当意即妙の挨拶でさすがでした。
紫竹さん

二人から、応募から受賞までの約一年間に、どんなことが起きていたのか細かく報告がありました。端から見れば無謀な挑戦であったかのようでも、実はじっくりと計画されたものであったり、いろんな壁にぶつかっても、不思議とどこからか救いの手が伸びてきたり、そして何よりも特徴的だったことは、四百数十名ものスポンサーに支えられた取り組みだったことでしょうか。長く続くチェルシーショウでも初めての出来事が、RHS内で高く評価されての金賞でもあったのです。報告の後、十勝毎日新聞が出した「号外」のパネルが贈呈されました。
パネル贈呈

私の出番は最後の締めの挨拶。二人が出会ったのは、十勝ヒルズのリニューアル工事の際に、佐藤さん一人では現場監理が結構大変だったので、コテージを辞めて音更に戻り、一人で造園の会社をやっていた柏倉君に手伝ってもらったことがきっかけになったからです。オリンピックでも、ゴールドメダリストはその重みに苦しめられ、次のステップに進むことに大変な苦労をされたことをよく耳にします。こんなちっちゃくて軽そうなゴールドメダルだけれど、それを活かしてステップアップできていくのか、温かく、そして厳しく、みなさんで見守って下さいとお願いして挨拶とさせていただきました。今後の活躍を心よりお祈りいたします。
締めの挨拶

参加者に配られたのは、こんな素敵な12ページのリーフレット。ここに植えられている植物のなんとも温かく感じるイラストによって、どんなことを表現しているのか、どんな植物が植えられているのか、このプロジェクトにどれだけたくさんのスポンサーが関わっているのか、すべての方の名前が書かれていました。会場で配布された1万部は、わずか三日でなくなってしまったそうです。こんなことも金賞に値すると感じられたのかもしれません。
リーフレット

早くも10月に…

  • 2019.10.01 Tuesday
  • 05:44
今日からいよいよ10月です。朝の盤渓行きは既に真っ暗。点々と灯っている街灯を頼りに進むことになりますが、ふと空を見上げるとオリオン座が真上に輝いていました。星座はもう冬の準備が出きているようです。今月末には雪が降るなんて、とっても信じられませんが、カレンダーの日程を見るとゾッとしてしまいます。仕事の密度を思い切り上げて、やり残さないようにしなくては。

藤川さんの花カレンダーは、そんな重苦しさを吹き飛ばしてくれそうな秋バラの爆発です。いわみざわ公園のバラ園では、20日まで『いわみざわローズフェスタ2019 秋』が開かれています。「美しすぎにもホドがある。」というキャッチコピーがにくいですねぇ…でも、その秋バラを見に行く暇がないのが悲しいです…(>_<)
秋バラ

野菜カレンダーは、カボチャファミリーの登場でした。美味しいカボチャに当たればいいけれど、まずいセイヨウカボチャを食べるくらいなら、ネチネチしたニホンカボチャを食べてみたいと思うようになりました。少しの醤油で煮たカボチャの味はしっかりと覚えているけれど、考えてみればもう50年近く食べていないのですねぇ。これからの季節、日々カボチャを食べることが多くなり、食卓で「当たりぃ〜」「はずれぇ…」と叫ぶことが多くなります。
カボチャ

植原さんのガーデニングの花カレンダーが、先日送られてきてちょっとびっくり。もうそんな季節になったのかぁ…と気持ちを思い切り焦らせてくれました。(お買い求めはこちらです。)今月は大雪森のガーデンの登場です。まだそれほど冷え込んでいないし、高温注意報が出るくらいなので、中旬くらいまで十分楽しめそうです。この季節、こんなに花のあふれたガーデンはここしかないと、みなさん驚かれるのですよ〜

森のガーデン

このシュウメイギクは、植栽リストでは単に「桃一重」になっているのですが、草丈が低く花がパッチリと開いた姿は、たぶん‘ハドスペン アバンダンス’(Anemone hupehensis 'Hadspen Abundance')でしょう。イギリスのハドスペン ガーデン&ナーセリーで、1970年代後半に見つけられたとあります。お行儀がいいので、どんどん人気が出そうです。

ハドスペン

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