森ヒロコさん

  • 2019.12.15 Sunday
  • 05:55
先日打合せに行った場所から、ふと森ヒロコさんのことを思い出してしまいましたが、仕事の資料を探してキャビネットをさまよっていたら、あるファイルの中から、45年前の森さんの個展のリーフレットが出てきたのです!
個展1

「森ヒロコ銅版画展」は、1974年9月2日から約4週間、NDA画廊で行われています。74年は大学3年生で、農学部に移行して圃場に通い詰めだった頃です。実はこの年の4月にあの『エルフィンランド』が開店して、学生の身ながら連日通い詰めていました。その中には、普通の学生生活をやっていれば絶対に会えないような、実にいろんな人と知り合ったり、飲み交わしたり、ワイワイと過ごしていた中に、大柄で声が太く、しゃべり出したら止まらない、二十歳過ぎの若造から見れば、とってもおっかないおじさんがおりました。それが長谷川洋行さんで、NDA画廊をやっていたのです。
個展2

森さんのことは当然知らなかったので、長谷川さんに誘われて行ったのでしょう。それが森ヒロコさんの作品との出合いでした。森ヒロコ・スタシス美術館のHPを見ると、ここで個展をやったのはこれが初めてで、翌年お二人は結婚されているので、運命の出合いだったのかもしれません。

個展歴
 (森ヒロコ・スタシス美術館 HPより)

それから10年後、私は植木屋にいて造園工事や庭園管理など、毎日楽しく仕事をしていました。大学にもよく顔を出していたので、当時の3代目になるT教授にもいろいろと可愛がられていました。先生は花が専門だったので、相性がよかったのかもしれません。先生の奥様にもえらく世話になったのは、お子様がいらっしゃらなかったせいもあったのでしょうか。ある時友達の庭先をきれいにしてほしいのでと、仕事を紹介してくれました。やはり農学部の先生のお宅で、いろいろ話をしているうちに、そこの奥様がなんと森ヒロコさんのお姉さんだということが分かってびっくり。そして、その年の12月に結婚することが分かると、ぜひお祝いを受け取ってほしいと、T教授夫妻からいただいたのがこの作品でした。

筒井先生

森さんのどんなのが好きなの?と聞かれて、作品としてはキリッとしているのがいいけれど、我が家に置くのであればかわいいネコの作品が…と言ったら、これを選んでくれたのです。

夕暮れ

これは「夕暮れ」という作品で、我が家でも一番目立つところに掛けています。T先生も数年前に亡くなられてしまいましたが、長谷川さんも2016年に、森さんも後を追うように2017年に亡くなられてしまいました。かみさんの友達は、ずっと森さんの所で仕事を手伝っていたのですが、目を患ってほとんど失明してしまい、制作から離れざるを得なくなりました。なので、森さんの作品にはいろいろと思い入れが強いようです。美術館は来年再開するようなので、あの素晴らしい作品に会いに行ってみようかな。
再開の報

鉢物

  • 2019.12.14 Saturday
  • 05:58
40年来のつきあいのある園芸屋さんから、花鉢を三つもいただきました。毎年暮れになると、一升瓶と共に花を届けてくれるのです。花や緑に飢え始めている頃なので、本当にありがたく、もったいないほど嬉しい贈り物です。
鉢物

毎年少しずつ違うものを届けてくれるのですが、今年はクリーム色のシクラメンが目を引きました。こんな立派な鉢物なら、結構いい値段がするのですが、以前はこの時期なら、飛ぶように売れたシクラメンやポインセチアなども、最近はさっぱり売れないのだそう。それが北海道だけなのかと思ったら、本州でも花卉生産者がバタバタと倒産や撤退して、見る陰もない状態なんだそうです。シンゾーがいくらうわべを取り繕っても、それが今の日本の現状なのでしょう。
シクラメン

ちょうど出来たばかりの本が送られてきたので、あんたならきっと興味があるだろうし、しばらく貸してあげるからと、分厚い本も置いていきました。「日本花卉園芸産業史 20世紀」と銘打たれ、花卉の生産・流通・消費までの各分野の歴史を整理したものでした。
花卉園芸産業史

ちょうど仕事の忙しい時期なので、読みたくても読めないのですが、パラパラめくってみると面白いところもありそうです。ただ、明治時代の記録はほとんど残されておらず、大正初めに創刊された「實際園藝」あたりから、いろんな記録が積み上げられ始めたとありました。研究室にもこれがどっさりあったはずだけど、残っているのかな?
実際園芸

最近では1990年の大阪で行われた花博あたりが、業界としてのピークだったようです。私がコンサルに転職して、いきなり花博に巻き込まれたのも、なにかの縁だったのかもしれません。
花博

いろんな記事がてんこ盛りになっている中に、人物編として104名の各界の人達が取りあげられていました。北海道からは、私の恩師である明道先生ただ一人でしたが、私にとってはとても懐かしい人がかなり掲載されています。我が家は毎日新聞を取っていたので、浅山英一さんの園芸欄をずっと読んでました。子どもの頃から最も影響を受けたのが浅山先生なので、千葉大に行こうと思ったのですが、入試の数学に足切りがあるので私にはとっても無理とあきらめ、足切りがなく総合点方式だった北大に来たのでした。掲載順は亡くなられた順だそうで、隣が鈴木省三さんというのも不思議な縁かもしれません。
人物編

薬用植物

  • 2019.12.13 Friday
  • 05:51
薬用植物の本が、約一年ぶりに戻って来ました。昨年の冬、佐藤さんと柏倉さんが事務所にやって来て、いよいよチェルシーに挑戦することになりましたと、やや興奮気味に話してくれました。「漢方の庭」なので、できる限りの薬用植物を集めることになるけれど、相手がRHSなら、これはどのような効用があるのか、正確に示す必要があるかもしれないので、この本を貸したのです。

表紙

この本を買ったのは、2005年の6月。前の会社を辞めた後も、継続業務などが山ほどあったので、技術顧問の肩書きで数年間籍を残していました。なので健康保険は元のままのため、会社の健康診断に昔の東急ハンズ近くの施設に向かったのです。少し早く着いたので、電車通の角にあったブックオフに入って古本を探していたら、すぐにこの本を見つけました。こんな本はどうせ売れないと思ったのか、4千円もする本が、確か300円くらいで買えたと記憶しています。この本は学術書といってもいい内容で、初めにに記されているとおり、厚生労働省の指定する日本薬局方(医薬品に関する品質規格書)に記載されている生薬が基本になっています。

まえがき

薬用植物の本はたくさん出ているけれど、民間療法なのか、薬としてちゃんと認められているものなのか、明確に記載されていないものがほとんどです。まして相手がRHSなら、なにを指摘されるか分からないですから。

シャクヤク

さすがにイギリスでも、ケシは栽培禁止植物になっているのでしょうか?そういったことは、こちらではなかなか分からないですから、植物探しはさぞ大変だったことでしょう。ジェッカさんのような優れたナーセリーに巡り会えたことが、ゴールドメダルの最大の要因になったことと思います。
ケシ

うしろの生薬一覧表には、山ほどたくさんの付箋が貼られていました。この本は、佐藤さんのお供をしてイギリスまで何度も往復してきたわけですから、なんかいとおしくなってしまいます。またちょくちょく本棚から引っ張り出して、あれこれ調べさせてもらうから、しばらくのんびり休んでていいよ〜

解説

絵はがき

  • 2019.12.12 Thursday
  • 05:54
昔勤めていた会社の社長が、私も何度か会ったことのある方の本を送ってくれたので、お礼の手紙を書こうと絵はがきを探し始めてしまいました。こういうのはメールでやりたくないので、なるべく葉書で済ませるのですが、官製葉書だとたくさん書かなければならないので、いつも絵はがきを使います。引き出しには多分300枚近く溜まっているはずで、どれがいいかなぁとめくり始めて、また深入りしてしまいました。
これは30年前に初めてヨーロッパに行った時、スウェーデンのエーテボリ植物園のゲストハウスに泊まった際に、園長からTシャツと共にいただいたものの最後の一枚です。
エーテボリ

これもその後、コペンハーゲンの郊外にあるミレスガーデンで買ってきたもの。もう2枚しか残っていません。ここはもう一度行きたいと思っているのですが。
ミレスガーデン

これも20年以上前のもの。ご近所にお住まいだった八木保次さん伸子さんの作品展の際に買ったもので、芸術の森ではなく、桑園の画廊でやった時に買ったはず。本当は伸子さんの絵はがきが欲しかったのに、作られていなくて仕方なく保次さんのを買った記憶があります。
八木保次さん

これは割と最近のもので、風雅舎の加地一雅さんが突然亡くなられ、大阪でお別れの会があったのですが、行けなくてお手紙を出したら、奥様からご丁寧なお手紙と共にこれが入っていたものです。もう跡形もなく消えてしまったのでしょうか…
風雅舎1
だんだん身近な人が亡くなるようになり、いろいろと考えてしまうことが増えてきました。先日亡くなった同い歳の友人の本を読んでいますが、私が存在した証しをどのように残していけばいいのかなぁ…(>_<)
風雅舎2

これは、コンサルの古い知り合いの方が作っている桜堤の絵はがき。桜が咲き始めると、半月くらい会社休んで、桜の花を追っかけていた時期がありました。いくら専務とはいえ、よくこんなことが出来るもんだとびっくりでしたが。
   桜堤
鮫島惇一さんの、植物画の絵はがきもたくさんあります。植物画も味があるけれど、あの軽妙な文章がうらやましくて、密かに練習したこともあったけれど、やっぱりにじみ出てくる味でなければ嘘臭くてあきらめました。90歳過ぎても、まだお元気のようです。
    鮫島さん
梅沢さんのカレンダーは、カットすれば絵はがきになるので、一年に7枚ずつ増えてきます。これだけで百数十枚もあるので、減るどころかどんどん増えていきます。メールに頼らず葉書を出して、せっせと減らしていこうかな。

いただき物

  • 2019.12.11 Wednesday
  • 05:51
数日前、愛媛みかんが届きました。どこからかな?と思ったら、なんと広島の方からの贈り物。さっそくお礼のメールで、広島だっていろいろみかん作っているのに、なんで愛媛なの?そうしたら、やっぱり故郷のものがいいかなと思って、愛媛みかんを選んでくれたそうです。温かい心遣いに感謝感激でした…(T_T)
明浜みかん箱

しかもこのみかん、明浜(あけはま)産。ここは宇和海に面した急斜面に段々畑を築き、そこにみかんを植えています。斜面が南面しているので暖かく、たっぷり日差しを浴びて特別美味しいみかんとして有名な所なんです。(画像はお借りしてます…m(__)m)
明浜

昨日は、撤収したパネルを車に積んだままだったので、昼に北大に返却に行きました。パネルを入れた箱が天井に届くほどの量だったので、ようやく後ろが見えるように。そうしたら、いつも手伝ってくれる院生が、いただき物のみかんが部屋にあふれているので、少し持っていって下さ〜いと、大きな静岡みかんと、小粒の和歌山みかんをどっさりと持ってきてくれました。
静岡・和歌山

そのあと北区との打合せを済ませ、戻って見るとドアの前にいろいろと積まれていました。なんだろうと思ったら、余市の「緋の衣」の古木を持っているYさんが、立ち寄ってくれたのでした。緋の衣とそれを絞ったジュースという希少なもの、さらに会津藩士の足跡をまとめた小冊子など、貴重な資料もあったので、早く仕事片付けて読みたいなぁ…
緋の衣

いただいたみかんで、かつて生産量日本一を競っていた3大産地である愛媛・和歌山・静岡のものが揃いました。これを食べ比べることができるなんて、こんなチャンスはめったにあるものではありません。みなさんの心遣いに感謝し、たっぷりビタミンを摂ってがんばらなくては。
食べ比べ

パネル展最終日

  • 2019.12.10 Tuesday
  • 05:52
昨日の朝はかなり冷え込みました。札幌の最低気温は−7.7℃だったので、標高の高いわが家の辺りだと−10℃くらい。どうりで顔が痛かったはずですが、面の皮はかなり厚いので、このくらいだと平気なのが悲しいところです… ところが今日は一転生暖かい風が吹き、同じウェアだと汗だくに。どうも今年は極端な天気が多いです。

いよいよパネル展も最終日。午前中の当番は初めての人なので、やり方が分からないだろうと、初めだけ付き合ってきました。前日の当番が、回りをきれいに囲ってあるのを片付けて、パネルや机を所定の位置まで広げなければならないのです。月曜の朝なので、職場に急ぐ人ばかり。足を止める人はほとんどおりませんでした。
閉鎖中

30分ほど付き合って、私は近くの事務所へ打合せに。せっかくここまで来たので、北玄関の脇にあるサーモン館のプレートを拝んできました。
サーモン館跡

この場所より少し東に、かつてこんな洒落たれんが造の建物がありました。王子サーモンの直売所が置かれていたので、王子サーモン館と呼ばれていたのですが、この街区の再開発の際に、保存の要望は端から蹴飛ばされ、あえなく解体されてしまったのです。周りに一皮だけうっすら木を植える程度のことしかやらないで、こんな巨大で殺風景な建物を建てるのですから、市の景観行政に関わった者としても悲しい限りです。
プレート

すぐ近くの仲通にある事務所の建物は、かつては長谷川洋行さんがやっていたNDA画廊があったところです。長谷川さんの奥様である森ヒロコさんの作品も好きだったので、ちょっと懐かしく感じました。ビルは建て替えられて昔の風情はありませんが、1階にはやはりギャラリーが。森さんのネコの銅版画作品は、縁あって我が家にもありますが、こんなゆるキャラではなく、もっとキリッとしています。
たぴお

打合せを終えて、市役所前でバスを待っていると、久しぶりに青空が出て日差しの眩しいこと。ビルに囲まれた時計台が精一杯輝いていて。思わずシャッターを切りました。こういう瞬間は、しっかりと切り取っておかないと、なかなか見ることはできないものです。
時計台

夕方には四人が集まってパネル展の撤収を。設営に比べれば、約半分の時間できれいに片付きました。会期中は毎日200人弱の方が訪れて、結構熱心にご覧いただいたようです。学会も引き籠もらないで、積極的にアピールする場を設けていく必要があります。設営や当番に当たった方々もお疲れさまでした〜
撤収

ARAMAKI WORLD

  • 2019.12.09 Monday
  • 05:48
連日厳しい寒さが続きますが、今日はぎりぎり真冬日から脱出できそうです。雪が積もらないので、あんまり寒さが続くのも、植物にとっては困りもの。近郊のスキー場もこれではお手上げでしょうね…

市民交流プラザの中には、いろいろなスペースがあるのですが、パネル展の向かい側の SCARTSコートでは、ARAMAKI WORLD が開かれ、土曜日はちょうど SHAKE SUMMIT で賑わっていました。FMで最初聞いた時には、荒巻さんだからSF関係のイベントかと思ったら、新巻鮭の方でした…(^^;)
入り口

恵庭出身で宮大工の村上智彦さんと、同じく恵庭出身でギター製作者の鹿川慎也さんのコラボ作品展です。その素材がなんと新巻鮭の入っている木箱。その板を使って作られる作品群がとんでもないものばかりです。あんな軽いトドマツ材からなんでウクレレやギターが作れるの??とびっくりさせられます。
シヤケレレ

これはウクレレではなく「Shakelele(シャケレレ)」という商標登録まで特許庁から取得している念の入れ用。もちろん楽器としても十分使用できる本物なので、お値段の方も結構しておりましたが。
登録商標

村上さんは札幌市立高専のインダストリアルデザイン学科建築デザインコースを卒業のあと、関西で社寺建築の仕事に携わり、大工、建築家、デザイナーとしての仕事をされてきただけあって、その腕も一級品。新巻鮭の木箱から造られた社は、釘1本使わないで建てられているそうです。
社

こんな神棚なら、そこいらの胡散臭い神社にいる神さんではなく、この地に根ざした産土神(うぶすながみ)が居ついてくれそうな気がします。でもちょっと生臭いかなぁ…
神棚

木箱に押されている鮮やかな文字や記号は、こんな版を押されていたのですね。新巻鮭は、段ボールには似合わないので、いまだに木箱が使われているのでしょう。
はんこ

ちょうどこの版を使って、Tシャツやトートバッグにスタンプを押すワークショップが行われていました。うわーうまくおささったぁ!と、にぎやかに盛り上がっておりました。
スタンプ

確かに、この世に一つしかないものばかり。こんな焚き付けになるような素材からこれだけの価値を生み出すのですから、工芸家と言うより芸術家といった方が似つかわしいのかしらん。
トートバッグ

このイベントは本日まで。創世スクエアで私たちのパネル展と共にやっていますので、町中にお出かけの際には必見ですよ〜

パネル展開始

  • 2019.12.08 Sunday
  • 05:48
いよいよ「未来に残したい! 北の造園遺産パネル展」が始まりました。9時前にパネルを積んで創世スクエアに。パネルが33枚あるので、どうやって止めるかが悩みましたが、足長の画鋲で下を抑え、上はガムテープで留める方式でなんとかなりました。とはいえパネルがねじれているものがあり、突然落ちるものがあったりと、冷や汗ものでしたが、予定どおり10時までに設置完了しました。
設置完了

車は1時間しか置けないので、事務所までとんぼ返り。鳥居前の交差点で信号待ちしていたら、前の車はなんと沖縄ナンバーでした。初めて見たナンバーでびっくりでしたが、ちゃんと冬タイヤはいているのかなぁ…冬道運転大丈夫かなぁ… なんて余計なことを考えてしまいましたが。
沖縄ナンバー

午前中は当番だったので、再びバスで会場へ。土曜日の朝は来場者が少なく、覗いていく方も1時間に20名前後でしたが、結構熱心にじっくり読んで、写真も撮っている方が結構おりました。質問してきたおばあちゃんは、菊水駅前に住んでいるのに、毎度町中には歩いてくるそう。若い頃とうさんと全道仕事で回ったので、懐かしいところがあるわぁ〜と嬉しそうでした。
パネル展

お隣さんは一日だけの出品で、万華鏡づくりやアレンジメント、オイルマッサージなど、みなさんの得意技を披露しておりました。
お隣さん

それほどお客さんも来ないので、知り合いに声かけて動員しないの?と聞いてみたら、そんなことしないわよ〜のんびりまったり時間過ごせればいいのよ〜なんですと。
プリザーブドフラワー

似顔絵描きさんは、ちょうど席を外してましたが、かなりの腕前でした。みなさんいろんな趣味を活かして有意義な時間を使っているので、男性はぼやぼやできないはずです。
似顔絵

夜は、滝野公園フラワーガイドボランティアのお疲れさま会。今年はいいところで二度もクマの出没による閉園があり、かなり腰砕けになってしまいましたが、それでも熱心にガイドや作業をやっていただき、本当にお疲れさまでした。
宴会

来年はガイド活動を始めて20年目。公園をとりまく環境はますます厳しくなっていくけれど、私たちの存在感を精一杯示せるような年にしたいです。来年もご期待下さい。

忙中閑

  • 2019.12.07 Saturday
  • 05:48
なんとか一つ仕事の目途が付き、少しだけ気持ちが楽になりました。昨日は朝からまず歯医者に行き、先日型を取った歯冠を入れました。普通なら指でグッと押すだけなのに、昨日は小さな木槌でカンカン叩くのです。接着剤に空気が入るとはずれやすくなるとか。上の奥歯なのでまともに脳みそに響き、目から火花が出そうでしたぁ…(>_<) あとで診療明細を見ると、[修復補綴(ほてつ)]インレー12%金パラ小臼前【複雑】と書かれていました。金パラとは、ひょっとして金とパラジウム?と調べて見ると、金、パラジウム、銀、銅の合金でできているのですね。パラジウムの価格が高騰して、白金より高くなり、まもなく金を抜く勢いだとか。詰め物も貴重なものなのです。

金パラ

口を30分以上開けっぱなしだし、5分近く噛みしめていたので、あごがだるくなりましたが、ひどくはなかったのでホッとしました。隣が円山クラスなので寄り道を。12月に入ると、さっそくクリスマスディスプレイに変わっていました。
クリスマス

花屋さんも真っ赤っかかな?と思ったら、渋いですねぇ。ホワイトバージョンになっていました。いろいろとデザインを変えていくのでしょうか。
花屋さん

お目当ては、奥にあるもりもとの量り売り一口菓子。歯医者帰りにこんなところに寄り道したら、先生に叱られそうだけど、煮詰まって仕事している時の10時と3時のおやつには、こういう甘いものが無性に食べたくなるのです。2個以上は絶対に食べないし、しっかり歯みがきしているから先生ご勘弁を…(^^;)
もりもと

事務所に戻ろうと地下鉄駅の裏に回ったら、ずっと空き地だったところに仮囲いがされ、工事が始まっています。地下鉄駅徒歩1分の一等地だから、また豪華マンションが建つんだろうな。でも円山のマンションは高価すぎて、新しいマンションができても、いつまでも入居者募集中ののぼりが立っています。
工事

円山小脇の小路に、不思議なお宅があります。庭中に何百体ものフィギュアが散らばっているのです。冬になると少し減っているようですが、庭木にはウルトラマン系の怪獣がずらりとぶら下がっているのです。
怪獣

木の下にはルパン三世系のフィギュアなどがずらりと。通る人に見せたいからこうやって置いているんだろうけれど、立ち止まってじろじろ見ているわけにもいかないしねぇ。どんな人が住んでるのかなぁ…
ルパン

今日から始まるパネル展の準備やら、母の薬を病院まで取りにいったりと、半日スパッと仕事から離れたので、次の仕事に向けてリセットできました。

植物園の温室(つづき)

  • 2019.12.06 Friday
  • 05:49
この時期は、植物の画像はなかなか見せられないので、もう少し紹介しておきます。真ん中の池にはオオオニバスが見当たらず、いつも咲いている熱帯スイレン(‘ディレクター GT ムーア’)だけが寂しそうに葉を広げていました。これも以前のような勢いがありません。植え替えなんかしてないんだろうな。
熱帯スイレン

窓際に変な果実を付けているのは、ソテツの仲間かな?とラベルを見ると、南アフリカ産のオオバシダソテツ(Stangeria eriopus)となっていました。確かに葉だけを見ればシダの仲間と間違えそうです。オーストラリアに近縁種があるので、ゴンドワナ大陸時代の生き残りかもしれません。
シダソテツ

恐ろしい棘のある木はトックリキワタ(Ceiba speciosa)。こんな恐ろしい木は、一度植えたら移植なんかできないでしょう。幹を囓られたくないから、こんな棘で武装するのでしょうか?
トックリキワタ

その横にある小さな木の花は、プルメリアによく似ていると思ったら、プルメリア・プディカ(Plumeria pudica)という低木性のプルメリアでした。時期が違うせいか、初めて見る花がずいぶんとあるような気がします。
プルメリア

木陰に地味な草があると思ったら、なんとグンネラでした。これと一緒に温室の隅に転がっていた株を、上川町長名の公文書を出してもらい、大雪森のガーデンに導入することができました。あちらは背丈よりも大きく育って結構話題になったのに、これじゃあんまりかわいそう。本来の環境に近い温室にある方が、いじけて小さいまんまというのも変な話ですが。
グンネラ

北側にはシダ室のみに緑があり、ここも生育地ごとに分けられたようですが、みんな似たような姿だから、何が変わったのかよく分かりませんが。壁際にポツンと鉢植えになっていたのがデンジソウ(Marsilea quadrifolia)。まるでクローバーですが、これもシダ植物です。ヨーロッパから日本まで広く自生があり、かつては水田雑草だったものが、最近では絶滅危惧種にもなっているそう。それにしても四つ葉の形ではなく、すき間の形から「田字草」と名付けるセンスはすごいです。
デンジソウ

かつてアナナスなどがあった真ん中の部屋は、研究紹介のパネルが並んでいて、ちょっと殺風景。大学付属の施設であることをアピールしたいのでしょうね。
パネル展示

一度外に出て向こうの温室に行くと、食虫植物と洋ランの部屋は変化がなかったけれど、一番奥の多肉植物室は、ずいぶんすっきりしていました。枝が落ちてきたらどうしようかと、ビクビクしていた棘だらけのヤブが整理され、まっすぐ向こうに行ける周回園路ができていました。あんな棘だらけの多肉を、がんばって整理してくれたのですね。目新しいものはなかったけれど、ラベルもしっかり付いて見やすくなってました。
多肉室

時期を変えていくと、初めて出会ったような花がたくさん見られて新鮮でした。公開される部屋が少なくなったのは寂しいけれど、この時期に楽しめる貴重な緑なので、目の保養になりました。

植物園の温室

  • 2019.12.05 Thursday
  • 05:52
町に用事があったので、その前に植物園の温室に寄ってみました。昨年9月の台風と地震でガラスが破損し、それからずっと閉鎖されていたので、2年振りになります。ゲートには現在の見どころがパウチされて掲示してあり、ずいぶんと親切になったものです。さすが大学付属の植物園、ちゃんと英語が併記されています。
見ごろ案内

お客さんは誰もいないようで、館内は静まりかえっていました。廊下に入ってびっくり。奥の部屋に行けないように、晒竹で垣根が作られていました。入ってすぐ左の部屋もずっと立ち入り禁止になっていたので、どんどん狭くなっていきます。
通せんぼ

右側の大部屋に入ると、かなり明るく感じました、あちこちに枝を伸ばしていたゴムノキやパキラなどが姿を消して、ベゴニア類やアナナス類が並べられています。あとで分かったのですが、ベゴニアやアナナスの部屋もパネル展示コーナーになっており、公開されているのは大部屋とシダ室だけになっていたのです。(別棟の3部屋は以前通りですが)
大温室

植物の配置がすっかり変わり、原産地ごとにまとめられていました。それはそれで分かりやすくていいのですが、日照や乾湿などの環境に関係なく置かれているので、ちょっと心配。ほとんどの鉢物が何年も植え替えられていないし、手をかける人がいなくなってしまったのでしょうか。入ってすぐ右側はアメリカ大陸産のコーナーで、プルメリアが花を咲かせていました。
プルメリア

その下で大きな花を咲かせているのは、ソランドラ(Solandra maxima)で、実物を見たのは初めてです。ウコンラッパバナ(鬱金ラッパ花)という和名が付いていましたが、変な和名より、ソランドラで通用するはずです。
ソランドラ

その左になつかしい花が。ヤナギトウワタ(Asclepias tuberosa)は、学生時代に圃場に行き始めた頃、ボーダー花壇に咲いていて、不思議な花だなぁと強い印象を持った花です。ちゃんと露地で育っていましたが、あれ以来他で見たことがありませんでした。温室植物だったんだ。
ヤナギトウワタ

入り口脇に初めて見た植物が。ラベルを見るとヤマゴボウ科のジュズサンゴ(Rivina humilis)だそうです。英名が baby peppers とか、bloodberry というのはなんとなく分かります。見た目はカーランツみたいで美味しそうだけど、ヤマゴボウ科ならきっと毒でしょう… こんなもの、今までどこに置いてあったのかなぁ?
ジュズサンゴ

もう一つ、初めて実物を見たものがテイキンザクラ(Jatropha integerrima)です。葉の形がバイオリンみたいだと「提琴桜」が和名になっているけれど、属名のヤトロファでも通じると思いますが。五弁のものになんでも○○桜と付けるのは止めてほしいです。
テイキンザクラ

いよいよ真っ白な世界に入ってしまうと、緑や花が見られる場所はありがたい。ここなら歩いても来られるので、この冬は目の保養に通わなくては。

冬の滝野公園

  • 2019.12.04 Wednesday
  • 05:44
先週滝野公園に行った時、園内では冬期開園の準備が着々と進められていましたが、冬用のパンフレットができあがっていて、どっさりと積まれていました。3年くらい前から、外国人の方が大挙してやってくるようになり、日本語を聴くことがほとんどないくらいの比率になってきています。このため、冬用のパンフレットは、ずいぶんとにぎやかなことに。まずは日本語と英語版。欧米系はもちろん、アジアでもシンガポールなどは英語版で対応が可能になります。
日英版

夏の滝野公園では、インバウンドの7割くらい、冬はかなり少なくなるけれど、それでもトップを占めるのが台湾や香港の方たちで、両者で使われている繁体字版が必要になります。中国本土からは、夏よりも冬の方が多いとのことで、こちらで使われているのが簡体字版。
中国版

今年夏まではものすごくたくさん来ていたけれど、パタッと来なくなってしまったのが韓国の方たちで、今年の冬も絶望的かもしれません。右の言葉はさっぱり分からなかったので聞いてみると、タイの言葉だそうです。こんなリーフレット作っても、誤字があっても分からないなぁ…(^^;)
韓タイ版

中をパラパラめくっていて、英語版ならなんとか分かるけれど、見比べていくとかろうじて分かるのが繁体字でしょうか。正字が読めれば意味はなんとなく通じますから。
繁体字

ところが同じ中国語でも、簡体字になると漢字が全く読めないものが続出してきます。繁体字と簡体字でも、言葉使いがかなり違っているのにもびっくりでした。それにしてもスタッフが工作人員とは。工作員みたいで嫌だなぁ…とスタッフは嫌がってました…(笑)
簡体字

参考までに日本語版も掲載しておきましょう。「もっと」が、「更多」だったり「更加」だったりするのも、な〜んとなく意味が分かります。
日本語

繁体字版をめくっていると、用語がなんとも面白くて笑ってしまいます。「雪鞋」雪のワラジって? スノーシューのことでした。ちなみにその下の言葉は、「雪に触れ、景色を楽しむには、これが一番」と書かれています。
「歩行滑雪」は歩くスキーだと分かりましたが、「越野滑雪」とはなんだろう?と見比べてみると、クロスカントリースキーでした。なるほど野を越えて滑るからねぇ。なるほど意味は通じます。その下の言葉は、「初心者から上級者まで満足間違いなし」と書かれているのでした。
繁体字

滝野公園の特徴は、雪に縁の無いアジア南部から来園される方にとって、ゆる〜いゲレンデがちょうどいいらしい。いきなり盤渓だと厳しいでしょうから、結構な人気スポットになっているのです。今年は夏にクマ騒動で2回も閉園に追い込まれてしまったので、冬季間たくさんのインバウンドの方に来ていただきたいです。

北の造園遺産パネル展

  • 2019.12.03 Tuesday
  • 06:00
昨日の雨で、雪がすっかり融けてしまいました。でもこれからどんどん気温が下がり続け、現在3℃くらいあるものが、夜中には-5℃以下まで下がる予報。雪も降ってくるので、本格的な冬景色になっていきそうです。
いよいよ今週の土曜日から、造園学会北海道支部で進めてきた『北の造園遺産』のパネル展が始まります。場所は札幌市民交流プラザ(創世スクエア内)の1階ロビーにある SCARTSモールというところ。7日から9日までの3日間です。

チラシ

この事業は、今から11年前の2009年に支部長を拝命してすぐに始めました。既に関東支部が始めていたのを見ていたので、やりたくて仕方がなかったのが正直なところ。以来ずっとこれを担当してきています。これまでの10年で32件の『北の造園遺産』を認定し、それをパネル化しているのですが、それを展示するのは支部大会と、道庁ロビーで展示する程度。あまり市民のみなさんの目に触れることがありませんでした。

全道マップ

10年間に認定されたものは、かなり地方部からも増えてきているので、全道地図もかなり埋まってきましたが、一番画期的なものが『陽殖園』でしょう。ちょうど陽殖園60周年の年だったので、武市さんに最高のプレゼントになりました。朝日新聞の道内板に大きく取り上げられたほか、全国紙のひと欄に取りあげられたのです。この時一緒に認定したのが、小樽にある中野植物園。こちらも大層喜んでくれて、推薦した私も嬉しかった。

陽殖園

研究会のメンバーが交代で当番に座っているほか、私は体の空いている時に行き来する形で見守っていこうと思います。同時に第11次の募集も始めています。パネル展には行けないという方も、こちらのページから見ていただきたいです。この3日間の間に、町中に来る機会がありましたら、どうぞ足をお運び下さい。

もう師走

  • 2019.12.02 Monday
  • 05:42
とうとう12月になってしまいました。年内に仕事が全部片付かないけれど、毎日煮詰まりながらも、少しずつ前に進んでいます。
植原さんのガーデニングの花・カレンダーは、年末らしくポインセチアでした。メモにも書いているけれど、毎年新しくなり、最近はオレンジ色の花まで出てきて、本当の花かな?と思うくらいだ。確かにねぇ。
ガーデニングの花

カレンダーの裏ページには、露地で咲くアマリリスが。どこかと思ったら、沖縄県竹富島でした。季節は5月とあり、ガイラルディアとアマリリスがこの時期に一緒に咲くのですね。
竹富島

藤川さんの花カレンダーは、満月に照らされた冬の森です。薄くてよく見えないけれど、ほとんどの木には学名が書かれています。ま、ちょっと、枝の出方の変なものがあるけれど、そこは目をつぶって、心穏やかに今年を振り返る月にしたいものです。
 花カレンダー

野菜カレンダーは、ダイコンとカブ。これからの時期が旬になってきます。年末になると、お節に入れる小カブを探して歩かなければなりません。我が家伝来のお重が狭いので、五つピッタリに入る手頃な大きさのカブが、これからの時期になかなか手に入らないのです。
野菜カレンダー


植原さんの2020年のカレンダーはこちらから
藤川さんのやさいと花カレンダーはこちらです。

閉店ラッシュ

  • 2019.12.01 Sunday
  • 05:56
日差しがあると車道の雪は融けるけれど、日陰や歩道はツルツルのままで、気をつけて歩かなければなりません。夏の間はおか田のうどんは週一も行けないけれど、冬になると運動不足解消にもいいので、週に2回くらいは行ってます。信号待ちの関係で、ゆりあ食堂の方から回って行くと、店の中にも全然人気がなく、かつての混雑振りがウソのようでした。
新ゆりあ食堂

店の跡地にはさっそく予告看板が。やはりワンルームマンションでした。こういう狭い土地には、たいてい味気ないワンルームが建っていきます。
マンション

おか田の向かいにあったビルは、2階建てでもRC造なので、解体には時間がかかっていました。来春には旧厚生年金会館も解体が始まるそうだけど、隣の旧日販があっという間に庭園がつぶされ、れんが貼りの素敵な建物も解体されてマンションになったように、町中にあるなじみのある風景がどんどん消え去っていきます。
解体中

おか田に入る前に、ふと看板を見上げてしまいました。ここもいつまで続くか分からないからねぇ…と、いつもおばちゃんには言われているので、ちょっとしんみり。そうしたら、青山とうふ店さんも来春で閉めてしまうし、裏のミヨシさんは来月閉店なのよ!とのこと。あれま。
おか田

ゆりあ食堂のあった路地は、かつての裏参道の本通り。北1条の20丁目から25丁目までの表参道が開通する昭和11年までは、ここが国道5号だったのです。そんな路地に昔からある豆腐屋さんは、けっこう人気があったそうだけど、個性的な店がどんどんなくなってしまいます。
豆腐店

文房具はいつもこの店で買っていたので、閉店のお知らせを見てがっくり。ここ数年、文房具の占める場所がどんどん狭くなり、セレクト雑貨などを売り始めていたのですが、うまくいかなかったのでしょう。会社がなくなるわけではなく、店舗を閉めて大口販売は継続するようだけど、さてこれからは、どこに買いに行けばいいのかなぁ…(>_<)
ミヨシ

帰り道、そういえば郵便局の隣にあった花屋さんも閉店してしまったし、道を歩いていても寂しいなぁ…と思ったら、道の向かい側のビルが解体準備中でした。ここには腎透析専門のクリニックがあり、植木屋時代、ここの院長宅の庭は一番のお得意でした。今でも年賀状のやりとりはしているけれど、先生もかなりの高齢になってきたので閉院したのでしょう。
田島クリニック

時間の流れに竿を挿す訳にはいかないけれど、こうもどんどん変わっていくと、ちょっと悲しくなってしまいます…

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