秋の日和

  • 2017.10.22 Sunday
  • 05:55
久しぶりに終日デスクワーク。溜まりに溜まっている仕事をせっせと片付けなければなりません。あちこち叱られそうなものばかりで弱り果ててます…(>_<)

お昼は気分転換を兼ねていつものうどん屋へ。自転車こいでいると、風は冷たいけれど日差しが暖かいので、まだまだ秋だなぁと感じます。歩道の電柱の足元にエノコログサがひとかたまり。変なグラスよりよっぽどかわいいかもしれません。自転車止めてしばらく見ていたけれど、やっぱり怪しいおじさんになるのかな…
エノコログサ

相変わらずうどんと天ぷら二つの昼食です。中庭に出る人がもう居ないと見えて、カギがかかっておりました。こんな気持ちのいい天気に外で食べないなんて!といつものテーブルに座ると、花瓶に挿してあるホトトギスがきれいだし、回りのツタもかなり赤くなってきました。
うどん屋

ツタは、勝手に生えたものがこんなにあちこちに伸びていったものだそう。たいていのビルでは、裏側にツタがひっそりと貼り付いているけれど、やっぱりこれも野鳥のせいなんでしょう。
ツタの紅葉

帰り道、ちょっと気になったので医大裏のナンテンを見に行きました。まだ完全に赤くはなっていないけれど、今年もたくさんの実が付いていました。南向きの陽だまりなら、十分育つようになっているのです。
ナンテン

いろんな道を通りながら自転車こいでいたら、街路樹の植えますにヒマワリが。いつ播かれたものなのか分かりませんが、こんな時期に咲かそうと播いたものなんでしょうか?まだあちこちにコスモスやマリーゴールドが咲いていて、中央区にはまだまだ秋の気配が漂っています。
ヒマワリ

滝野公園の作業

  • 2017.10.21 Saturday
  • 06:03
連日バタバタと現場をこなしているうちに、こじらせていた風邪もようやく快方に向かいました。熱が全然出なくて、鼻水と咳がひどかったけれど、シーズン初めに引いたので、今年はもう引かないかな。昨日は滝野公園の作業日。いつもの真駒内裏通りの林は、くすんだような紅葉になっていました。あとで聞いたら、南区は少し雪が積もるくらいの寒さで、一気に葉が落ちてしまったとか。
精進川

昨日は渓流ゾーンでの作業なので、午前中に段取りを済ませることに。レンゲショウマの群生地の真ん中に園路を遠し、園路にかかるレンゲショウマをこもれびの庭に移植するものです。抜き取る数があんまり多くならないよう、何度も手直ししながら慎重にルートを設定をし、縄張りをしておきました。
園路予定地

確かに、近くのヤマモミジの紅葉はかなり濁ったような色になっており、残っている葉も強い霜で縮れていました。もう少し楽しめるかと思ったのに。
紅葉

この頃からしとしとと雨が降り始めたので、移植する予定のカントリーガーデンを確認することに。コキアの紅葉がマスコミ各社から流れたようで、この天気にしてはけっこうお客さんが見えられていました。園路沿いにあるセッコウボク(雪晃木)(Symphoricarpos albus)が真っ白に果実を付けています。昔は植物園にならってヒロハノヨハネウツギと呼んでいたのですが、意味が分からないので、最近はセッコウボクの方を使っています。これとてなじみが薄いので、英名のスノーベリー(snowberry)の方が分かりやすいでしょう。シラタマノキと呼ぶのだけはやめましょうね!
スノーベリー

こもれびの庭ではシオンが寂しく咲いているほかに、「サラシナショウマ」が咲いています。本物のサラシナショウマがこんな時期に咲くはずもなく、ではいったいこれはなに?というままで、まだ正確な名前を突き詰めておりません。本州産のサラシナショウマとも思えないし、何か園芸品種の売り残りを押しつけられたのでしょうか。
ニセショウマ

ガイド室に戻ると、鉢植えのダリアがすべて中に避難していて、たくさんの花を咲かせていました。コキアを見に来た方たちも、暖かい室内に入ってきて、こんな花が咲いているのでけっこう喜んでおりました。閉園日までまだ20日以上あるので、もう少しがんばってもらわないと。
ダリア

午後からいつものメンバーを中心に、作業に集まって来ました。園路予定地にあるレンゲショウマを掘り上げていくと、予定していた大株20株がちょうど確保され、それ以外にこぼれダネから生えたと見られる小さな株も20数株ありました。
掘り取り

小さな株は、この近くに新たな見どころを作ってきたエリアにさっそく植栽。ここもかなり見栄えがよくなってきました。
植え付け

大株は軽トラに乗せてカントリーガーデンに運んでいただき、前々回に植え床を用意していたところに植え込みました。渓流ゾーンからの移植も3年目になり、こちらを目指してくるお客さんが随分増えてきています。来年はきっと喜んでいただけることでしょう。
こもれび

星置緑地の大掃除

  • 2017.10.20 Friday
  • 05:57
昨日は星置緑地の最後の仕事である大掃除。例年最終日にはササ刈りをやっています。緑地の横を通る市道では、イチョウが半分くらい黄色くなっていました。札幌は初霜や初氷となりましたが、この時の気温が5℃くらいで、晴れていても寒かったです。
イチョウ並木

そういえば昨年は異常に雪が早く、最終日は雪の中での仕事になったなぁと思いだしました。多少寒くても、雨や雪が降らなければ何とかなりますから。ヤチダモの黄葉はかなり遅く、あんまりきれいな黄色にならないまんま、はらはらと落ちてしまうのが普通です。
緑地入り口

ササ刈りを始めて12年目。予定の範囲は10年目に完了し、その後は再生してくるものをの刈り取りを続けています。ここは最初の年に刈り取ったところで、周りにササが無いのでほとんどなくなったはずですが、この時期になると生き残っている常緑のササだけが浮かび上がってきます。もともとは背丈ほどのササが密生していたところなので、ずいぶんとかわいくなったものです。
ササの再生

西側のササは、ウグイスの営巣地となっているので、これ以上刈り取らないでそのままにしているのですが、近年マダニ被害が問題になっているため、園路際だけはある程度の幅を刈り取るようにしています。でも地下茎をどんどん伸ばすササのことなので、2〜3年もすれば元の木阿弥になってしまうのです。
歩専道脇

こんな寒さの中でも、今年最後だからと、いつものメンバーが集まって来ました。このうち初年度から来ていたSさんは、今年をもって卒業させて下さいと挨拶されました。後期高齢者になると、いろいろ終活が忙しくてな〜とのこと。ちょっと寂しいですね。
ボランティア

ササを刈り取ると共に、進入する木本類もある程度整理しています。特に本数の多いのがヤマグワとハリギリなので、ヤマグワはできるだけ抜き取り、ハリギリは鋭い棘が脅威なので、地際で切り取りました。
刈り取り

歩専道際のササは、法面部まで刈り取っていきました。2009年に一度刈り取り、その後も歩道にかかるものは刈り取っていたのですが、もう少し下から刈らないといけないようです。
ササ刈り

一時間ちょっとの作業で、トラック1台分くらいのササを刈り取っていただきました。少し寒いくらいの方が、体を動かすのにはちょうどよかったみたいです。
ササの山

すっかりきれいになった歩道脇の様子からは、来年キクザキイチゲやホウチャクソウがよく観察できるようになるでしょう。今年も1年大変お疲れさまでした。
刈り取り跡

見どころ探訪ツアー

  • 2017.10.19 Thursday
  • 05:54
日曜日には、中島公園での見どころ探訪ツアーが予定されていました。通夜に出るには予定をキャンセルしなければならないけれど、定員をオーバーする方が申し込まれているので中止は忍びなく、通夜には遅参することにしました。南9条入り口から伸びるイチョウ並木は、ものによっては真っ黄色、雌の木には鈴生りに銀杏がなっていました。
イチョウ並木

パークホテルの庭園は、日曜なのでウェディングがあり、入ることができませんでした。このため菖蒲池のほとりからこの公園の設計意図をお話しすることにしました。スカッと晴れていれば、園内の木々と池越しの借景になる藻岩山のコントラストがもっと素敵に映ったでしょう。
借景

この寒空の中、定員を超える24名もの方が早くから集まりました。何度も来ている方がいるので、そんなに来られても同じ話だよ〜といっても、大丈夫!家に帰ったら忘れてるから…と言われてもねぇ…(>_<)
参加者

いつものように時計回りに回ろうと、ボート乗り場からハウチワカエデの ‘舞孔雀’を経由して、木下成太郎像のところに。木々の葉が少し落ちて明るくなり、ちょうどいい雰囲気になっていました。
木下成太郎像

旧百花園を通り、中島球場跡地に広がる芝生広場の中には、ケヤキがたくさん植えられています。近寄ってみると、ケヤキフシアブラムシは既に樹皮にしがみついたまま死んでいました。例年よりもかなり早いようです。雪虫は北国の風物詩になっているのに、同じ生活史を持っているケヤキフシアブラムシは見向きもされず、気持ち悪る〜と嫌われてばかりなのはかわいそうかも。
ケヤキ

彌彦(いやひこ)神社の横手には、伊藤組の開祖である伊藤亀太郎が植えた、株立のケヤキの大木があります。そのすぐ横に、なぜかホウキ立ちのケヤキの品種である ‘むさしの1号’があります。誰がいつここに植えたのか、全く不明の木なんですが、隣にある普通のケヤキとのコントラストが面白いので、近くを通った際にはよく見比べて下さい。
むさしの1号

Kitaraの裏手を通って鴨々川沿いに出ると、ウルシの木が真っ赤に紅葉し始めていました。これも誰が何のためにここに植えたものか分からない、不思議な木です。屯田兵村まで遡るほど太くはないので、岡田花園時代としても、なんの目的でと疑問符が付きます。この時期には鮮やかな紅葉が目立つので、かぶれないよう遠目にお楽しみ下さい。
ウルシ

天文台の前にもなぜかクコが二株。いくつか真っ赤な実が付いているけれど、ナス科特有の花がまだ無数に開花していました。市内でも時折見かけはするけれど、公園の中にわざわざ植えるものでもなく、全く不思議なものが多い公園なんですねぇ。
クコ

紅葉輝く

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 06:30
15日に通夜、16日に葬儀告別式。そして火葬、お骨上げを済ませ、夜の特急で戻ってきました。身近な人の死は、ただ悲しいだけでなく、いろんなことを考えさせられるものです。なんとなく鼻がぐずぐずしていたものが、この数日の間に本格的な風邪になってしまったようで、帰りの車内では咳が止まらず、大変苦しい思いをしました。車内ががらがらだったのが幸いでしたが…(>_<)

そして昨日は創成川公園の作業指導の最終日。日程をずらすことができないので、咳き込みながら出かけましたが、予報では雨だったし、かなりの寒さだったので、参加人数は一ケタになりました。
ボランティア

今年から参加した方が二人いたので、ちょうど目の前にある満開のシラハギと、隣にまだ咲き残っている白花ミヤギノハギの違いや、このように紫の花が混じるソメワケハギのことなどを説明しておきました。
ソメワケハギ

前回の終わりは、北端を折り返したところだったので、そこまで歩いて行きました。途中に‘四季蘭’(Sijilan)が狂い咲きしていました。この品種は、93年に札幌に招いた、中国科学院植物研究所植物園の臧淑英(ざん しゅういん)先生が作出した品種です。
四季藍

この時期の剪定は、ライラックの無駄な枝を丁寧に取り除き、余計な花を咲かせないことにあります。爪楊枝程度の細い枝は徹底して落とし、つぼみのたくさん点いている枝は切り詰めて開花数を減らします。今年は雨が多くて生育がいいため、花芽の数が例年よりたくさん着いていると思います。全部咲かせると、花房が大きいために枝に負担がかかるのです。
ライラックの剪定

横では作業員の方が、咲き終わったハギの刈り取りをしていました。そういえば、ボランティア最初の7年前には、みなさんに刈り取りをやってもらいましたが、株が大きくなってしまったので、今では刈り取りもチェンソーで行っています。
ハギの刈り取り

創成橋のところまで来ると、シダレヤナギの剪定をやってほしいとのこと。かつてここにあったヤナギのうち、一番きれいに枝垂れるものから枝を取り、水挿しして保存していたものを育ててここに植え戻したものです。
整枝前

枝垂れものは、枝を上に上に伸ばしていかなければならないので、垂れ下がるムダ枝を透かしていきます。まだ高枝切り鋏で剪定できるけれど、だんだんしんどくなってきますねぇ。
整枝後

ライラックの剪定はまだ少し残ってしまったけれど、ボランティアのみなさんの作業はまだ続くので、あとを託して最後の作業指導を終えました。毎度熱心な作業をありがとうございました。事務所に帰ろうと大通公園を通ると、雲が吹き飛んで暖かい日差しが戻り、2丁目広場のサトウカエデが真っ赤に色づいていました。今年は見事な紅葉を、どこに行っても楽しめます。
サトウカエデ

快晴の圃場

  • 2017.10.15 Sunday
  • 05:38
昨日は北大の学生実習。段取りが大変なので早めに行くと、フェンスに絡まっているアメリカヅタが見事に紅葉し始めていました。これは毎年真っ赤になるけれど、今年は赤黒くならず、すっきりとした赤になっているように思います。どこに行っても紅葉がきれいだといわれますが、不順な天気かと思っていたけれど、紅葉にはよかったのでしょうか。
紅葉

隣の放置されている畑に、2mをはるかに越えるキクイモが群生し、ちらほら花が咲き始めていました。学生さんたちにキクイモを見せてやろうと掘り上げてみると、一株に十数個のイモが付いていました。これはジャガイモと同じく塊茎なので、茎が縮まって肥大したものです。大量のイヌリンを含んでいるため、最近では健康食品としてもてはやされ、ネットで見るとキロ千円以上もするので、ジャガイモより高いではありませんか。
キクイモ

メンバーの高齢化により、維持する範囲を少しずつ狭めていくことにしており、一番外側のボーダーにある宿根草を芝生内の宿根ボーダーに移動することにしました。一つずつ名前や謂われを教えていきましたが、どんだけ理解してくれたことやら…(^^;)
掘り取り

先日来除草しながら土改してきた宿根ボーダーに植え込んでいきました。来年には少し見栄えがよくなることでしょう。
植え込み

若くて元気なOBと唯一の男子には、小屋裏にあるカツラの枝下ろしをしてもらうことに。これはもともとここにあるカツラの生垣の一部でしたが、私が学生の頃には既にこの木だけが刈り込まれないで、かなり大きくなっていました。それから40数年経ち、カツラの巨木に成長し、屋根にかかるほど枝が繁ってきたのです。
カツラ

はしごをかけて腕より太い枝を何本も落としてもらうと、かなりすっきりしてきました。
枝下ろし

落とした枝の処理がまた大仕事。ノコの扱いに慣れてきた院生たちに細かく切ってもらいましたが、かなり苦戦していました。そこで花を植え終わった学生や留学生たちに手伝ってもらうと、ノコを使ったことがないものばかりだとか。
枝処理

そこで、半分腐ったような柔らかい丸太で、ノコの使い方を覚えてもらうことに。中国から来たばかりの研究生は、人生初体験の丸太切りに、うーーん大変…と大苦戦。それでもみなさん何とか切れるようになってきました。
丸太切り

今年の圃場整備もあと2回。一年間が本当にあっという間に過ぎていきます。みんなが帰ったあと、しばし圃場を歩きながら、このあとのことをいろんなケースを想定しながら考えてしまいました。
すっきり


※身内に不幸があり、数日間ブログの更新ができません。どうかよろしくお願いいたします。

最後の作業

  • 2017.10.14 Saturday
  • 05:30
旅館で朝食を食べていると、かなり強い雨が降ってきました。雨雲ズームレーダーで雨雲がないことを確認したばかりだったので、え〜なんで〜という感じでしたが、ガーデンに向かう途中でもずっと降ったり止んだりと不安定な天気。最後の作業日なんだから、なんとか降らないでほしいと、運転しながら龍神さまにお祈りしました…(笑) ようやくガスが晴れてきて見え始めた山の木々は、もうかなり落ちてしまっているようです。
森の紅葉

ガーデンに着くと雨は降っておらず、なんとか作業ができそうでホッとしました。ようやく入手できたメコノプシスの苗は、これでちゃんと冬が越せるのかなぁと心配になるほどの軟弱さ。滝野公園での越冬率はほとんど100%なので、このままちゃんと休眠してくれると思いますが、不安をそそる柔らかさです。
メコノプシス

開園準備が終わったガーデナーが集まってきて、てきぱきと苗を植えてくれました。ここの場所はこれ以上拡張の余地がないので、この株数をマックスに維持していこうと思います。来年は無理としても、再来年にはこの株がしっかりと大株になり、たくさんの花を咲かせてくれることでしょう。
定植

メコノプシスはまだまだ増やしていきたいので、ここ以外にも植栽場所を確保しなければなりません。森のリビングの芝生脇に、西日が当たらずほどよい半日陰地があるので、そこにも試験的に3株植えておきました。来年の育ち具合が楽しみです。
リビング

新たな魅力づくりを進めているうるおいの森にも、いろんな植物を補植しておきました。来春には目玉になる植物も入ってくるので、乞うご期待です〜 ふと見上げると、真っ黄色に色付いたアカイタヤが、茶色のミズナラと競っておりました。日が差せば、もっときれいに輝いてくれたでしょうに。
アカイタヤ

あちこちに補植をしながら歩いていると、思わぬ美しさに引き付けられました。4年前に植えたヤマアジサイが、今年ようやくたくさんの花を咲かせてくれたけれど、葉も装飾花も紫色に色づき、今頃まだ花も咲いてきて、素晴らしいコントラストになっているのです。毎年こんな姿を見せてくれるのでしょうか。
ヤマアジサイ

最後に、花の泉の敷石がガタガタになってきているというので、補修の仕方を覚えてもらいました。土が減って石の基礎が下がってしまい、敷石がのめってしまっておりました。小さな植木屋で先輩たちにもまれてきたので、どんなことでも対応できるようになったのは、今にしてみればありがたいことでした。
敷石直し

朝方にいろいろあったので、お昼で急きょ帰ることになり、カフェで今年最後の食事を食べていきました。今年で約束の5年間の現地指導を終えることになりますが、それでは困ると先日にも言われたばかり。来年もまた来ることになるのかなぁ…?と思いながら、ぼんやりと茶色が目立つガーデンを眺めておりました。
ハヤシライス

残念な雨

  • 2017.10.13 Friday
  • 05:42
昨日から森のガーデン最後の作業に来ています。例年この時期には、雪が積もってガーデンにたどり着けなかったり、昨年も数日前に降った雪が残っていたりと、いつも冷や冷やな思いをしておりました。今年は雪の心配はなかったものの、残念な雨に。途中は洗車機の中のように降っているところもありましたが、森のガーデンに着くと、しとしとと降る程度。気温が6℃では、ガーデンを訪れる人もなく、寒々しい風景になってしまいました。
ガーデン入り口

これでは土仕事をすることができないので、午前中は春に挙げてもらっていた各エリアごとの課題を見直して、済ませたものと手がつけられていなかったものとを、一つずつチェックしていきました。4人のガーデナーで、これだけのことをすべてこなしていくのはとても大変だけど、少しでも前に進んでいくためには、欠かせない作業になっています。お昼はカフェでいただきましたが、やはり私が最初の客でした…(^_^;) でもそのあとすぐにやってきたカップルが、いろいろたくさん頼んでいたので、少しは息をついたのではないでしょうか。
カフェ

午後からも雨が止まないので、植物をいじるのをあきらめ、ショップ前のペーブの拡張をやることに。階段とペーブがなぜかずれており、端っこの方しか繋がっていないために、とても不便なことになっていたのです。
階段下

ちょうど枕木が2本あったので、それをカットして3枚分拡張することができました。雨の中での作業はなかなか大変だったけれど、お客さんが誰も来なくてよかったのは皮肉なものですが…
完成

終わってからガーデン内を一回り。紅葉もほとんど落ちてしまい、園内はすっかり明るくなっておりました。咲き残っているのはシュウメイギクやアスター類、コルチカムなど少数ですが、せめて天気がよくないと、とても秋の名残を楽しむ雰囲気にはならないです。昨年植えた赤カノコは、ようやく今頃になって花が咲いてきたけれど、来年には少しここの気候に順応して、もう少し早く咲いてくれるようになるのでしょうか。
赤カノコ

森のリビングに植えたガルトニアも、もっと雪融けが早く、気温が高くなる場所に植え替えてやります。高標高地で積算温度の足りない場所では、いろいろと考えなければならないことが多いようです。
ガルトニア

丸山隆展

  • 2017.10.12 Thursday
  • 05:58
宮の森にある本郷新記念札幌彫刻美術館で、7日から「記憶素子 丸山隆と教え子たち」の展示が始まりました。これは行かなくてはなりません。
  丸山隆展

彫刻美術館によく行っていたので、道内作家の作品はよく見ていたけれど、丸山さんの作品が一番好きでした。やさしさと力強さを併せ持つと言えばいいのか、強く惹かれるものを感じていたのです。まだコンサルに転じて間もないころの1990年に、あいの里駅前に大規模マンションの計画が始まり、その外構計画をやることになりました。そのエントランスのシンボルにはやっぱり彫刻を置きたいと、施主であるN不動産に強く働きかけ、設置できたのが『残留応力』という作品です。(スライドが探せないので、こちらからご覧下さい。)

その打合せで何度もあいの里の教育大に通い、研究室でいろんなお話を伺いました。出身が信州安曇野で、なんと碌山美術館の近所だったとか。そういう環境から芸術的な感覚が磨かれていったのでしょうか。この写真の通り、本当に優しいまなざしですが、いつもキラッと光る視線を感じる方でした。
丸山さん

その後、1994年に恵庭市の仕事で、島松の交差点を挟んだ二つの広場の設計をやることになり、現場に何度も通って考え込んだのですが、やっぱりこれは彫刻の出番だと丸山さんに相談に行きました。あんまり高い費用はかけられなかったけれど、それぞれの広場にベンチとしても使えるどっしりとした作品を置くことができました。
おはよう広場

この広場は地元の方から「おはよう広場」と名付けられ、ラジオ体操を始めいろんな活動の場所として大切に使われているそうです。
作品

私は関係しておりませんが、大通高校に植えられているハルニレ第1号のすぐ近くにも、丸山さんの作品『記憶素子「丘」・「森」』が置かれています。
記憶素子

彫刻美術館は、もともと本郷さんのアトリエをベースに作られた施設なので、道路をはさんで記念館と美術館があります。駐車場は狭いけれど、バス停から歩いてもそれほどでもなく、裏山にも散策路が整備されていますので、紅葉見物がてら、ぜひお出かけください。

秋の名残り

  • 2017.10.11 Wednesday
  • 05:57
昨日は滝野公園の現場でした。10月10日となると、滝野ではいつ霜が下りてもおかしくない時期になります。連休が終わって来園者もぐっと少なくなることから、最初に花が咲いていたコスモス畑では、一斉に抜き取りが始まりました。早く片付けて、来年のためにチューリップの球根を植えなければならないのです。そんな中でも、5インチ鉄道が走っていた場所に咲いている ‘ソナタ プレミアム’は、まるで造花のように大輪の見事な花を咲かせています。タネ代は高いけれど、大切に育てれば素晴らしいパフォーマンスが見られるでしょう。
ソナタ・プレミアム

午前中はボランティアのみなさんによる作業日。ガイド活動は9日で終わり、あと3回の作業が予定されています。道具や資材をカートに積んで現場に向かう途中、ヤマモミジが見事に紅葉していました。みなさんあちこちに行かれているけれど、今年の紅葉は本当にきれいだと言ってました。
紅葉

ツリバナは本来白葉するのですが、ほんのりと赤味が乗って、何ともいえない色合いになっておりました。これで日差しがあれば、もっと素晴らしい色合いになったことでしょう。
ツリバナ

メコノプシスは2年続けて生産者のところで全滅してしまい、補植ができない状態が続いていました。今年はようやく無事に夏を越すことができ、月末に納品されることになってホッとしました。寒くなってからの作業を少しでも楽にしようと、あらかじめ土壌改良を行っておくことに。この方が土にもなじんでくれるでしょう。
メコノプシス

メンバーの半分はエリア内の刈り取りを。合わせて雑草や、こぼれダネで生えて来るヘレボルスなども抜き取っていただきました。植えっぱなしのエリアでは、このような作業もしっかり行う必要があります。
刈り取り

だいたい目途が付いてきたので、最後の15分をかけて隣接する林の林床に繁っているササを刈り取っていただきました。花壇内にササが侵入してくるので、元を断っておこうというものです。刈り取っていくと真ん中にチシマザサが数本あったので、それだけ残しておきました。この辺りはクマイザサとチシマザサが混生するのです。
ササ刈り

昼食を取ってみなさんが帰られたあと、再びこもれびの庭に行くと、ひっそりとシオン(紫苑)が咲いていました。いかにも秋の花という感じで、とっても好きな花だけれど、開花が遅すぎて誰も気付かないかわいそうな存在です。花言葉は「あなたのことは忘れない」。こうしてみなさんにも見ていただき、シオンも喜んでくれることでしょう。
シオン

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